逆に潮が濁っているようなら、ピンクやオレンジといった目立つ色を使います。目立つ色なら視認性も良いですし、イカの追尾も確認しやすくなります。サイトでの釣りがメインになるような場合は、潮が澄んでいても目立つカラーを使ってみても良いでしょう。
ここまで読んだ方には、朝マズメにオススメのエギも分かるかと思いますが、光量の比較的少ない朝マズメにはピンクや赤の下地のエギがオススメです。あとは状況に合わせて、細かく調整していきましょう。
まずオススメなのは夜光タイプのエギです。まだ日が出たばかりの時間帯では、もう少しアピール力が欲しいと感じることがあります。そこでエギの下地はそのまま、夜光の要素を加えます。夜光のエギを持っていない場合は、蓄光塗料をエギに塗ることで簡単に夜光エギにすることが可能です。
あまり種類は多くはありませんが、赤テープに背中がオレンジのエギも販売されています。朝マズメのタイミングだけど潮の濁りが気になるという場合にオススメです。赤とオレンジの良さを両方活用できるので、朝マズメ以外でも重宝します。
ここまでエギカラーの選び方や朝マズメにオススメのエギカラーについて解説してきました。基本的には上記の内容を基準にして、状況ごとに選んでいきます。しかし地域によっては、釣果が出やすいエギとそうでないエギがあります。基本の選び方を守っても釣果が出ない場合や、周りばかりが釣れているような状況では少し違った選び方が必要です。
一番近道なのは、地元のエギンガーから情報を集めることです。やはり同じ地域で長く釣りをしていると、ポイントやそこで釣れるイカの特徴などが分かってきます。自分自身が通い続けることはもちろんですが、釣り場に居る他の方と適度にコミュニケーションを取ることも、釣果を出すためには重要です。
ただし、あまり情報を教えたくないという方もいらっしゃいます。無理に聞くようなことは決してしないでください。あくまで釣り人のマナーとしてのコミュニケーションで、情報が知れたらラッキーくらいに考えましょう。
イカが釣れたときは、必ずエギの色や時間帯、潮の状況などをメモに残しておきましょう。データが集まってくれば、天候や潮の状況から最適なエギが選択できるようになります。人それぞれイカの狙い方も違いますし、自分が釣果を出せるエギが他の人と同じとは限りません。自分だけの王道カラーを見つけましょう。
最近では撮影した写真の日時から、自動で潮や天候のデータを記録してくれるサービスもあります。スマホさえあれば利用できるので、是非活用してください。
今回は朝マズメにオススメのエギカラーや選び方について、イカの生態から詳しく解説しました。朝マズメには赤テープやピンクのエギがオススメで、状況に応じて夜光カラーや背中がオレンジのエギを選択します。
エギには多種多様な色がラインナップされており、一見すると選び方が難しく感じてしまいます。しかし1つカラー選びの基準を持つことで、どんな状況でも迷わずエギを選ぶことが可能です。
今までエギカラーの選び方に迷っていた方は、この記事を参考にエギングの釣果アップを目指しましょう。
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