19 ステラ SW 10000PG

シマノ

19 ステラ SW 10000PG © シマノ「19 ステラ SW 10000PG」
番手
10000
ギア比
4.9
ドラグ/耐力
25kg
自重
670g
B/R
13/1
糸巻量/回転
102cm
ハンドル長
75mm
ナイロン糸巻量
22-300 / 30-210 / 35-160
PE糸巻量
4-400 / 5-300 / 6-250
価格
¥ 97,304

狙えるターゲット魚種

できる釣法

よく比較されるライバルモデル

深場ジギングのスタンダード!ステラSW10000PGの使用インプレッションをご紹介!

ステラSW10000PGの特徴

オフショアリールの最高峰として多くのアングラーに愛用されていますが、ステラSW10000PGはパワーギアによる巻き取りパワーを生かし、深場のジギングや激しいルアーアクションを必要としない釣りにエサ釣り等に向いているとリールと言えます。モデルチェンジにより「インフィニティドライブ」が搭載され、旧モデルの同品番と比較し、巻き取りトルクが30%低減されており、また10000番手以降はドラグ作動時の熱ダレやラインへのダメージを低減させる「ヒートシンクドラグ」も採用されている為、マグロ類の強烈な引きにもしっかりと対応することができ、大型回遊魚向けの専用番手と言えるでしょう。

ドラグ性能の向上

大型回遊魚、特にマグロ類を狙う場合、ヒットしてからすぐにファーストランが始まり、時に200m以上走ることもあります。旧モデルではドラグ作動時に摩擦熱が発生し、熱ダレによるドラグ性能の低下やラインへの熱ダメージが起こることが多々ありました。2019年もフルモデルチェンジした新モデルからはドラグ部に放熱性の高い素材の放熱板を採用した「ヒートシンクドラグ」の搭載により、ファイト時の熱ダレやラインへの熱ダメージを大幅に低減ことを実現させています。これによりファーストラン後のラインへの熱ダメージによりセカンドランでラインブレイクが少なくなり、またファイト時に真水を掛けてスプールの熱を下げる作業の頻度が少なくなり、よりファイトに集中できる為、キャッチ率の向上にもつながっています。

巻き取りパワーの向上

水深100m以上の深場でのジギングでは、水深が深い為、50m程の水深のジギングと比較し、高い水圧がかかる為、ジグをしゃくる際もファイトの際もリールに多くの負荷が掛かり、より大きな巻き取りパワーが必要に感じることがあります。今回ステラSWシリーズ全機種に採用されている「インフィニティドライブ」はピニオンギアを支持するメインシャフトを非接触化し、樹脂製低摩擦ブッシュを採用することで摺動抵抗を軽減させ、更にメインシャフトにも特殊表面処理を行い、回転トルクを約30%低減させています。マグロ類に限らず、大型の魚はパワーと合わせて魚体も大きい為、深場からのやり取りだと水圧も相当のものになり、「インフィニティドライブ」の恩恵は非常に高いと感じました。

進化したラインローラー

元々ステラSWシリーズは耐久性には大きなアドバンテージがありましたが、今回更にラインローラー部に「Xプロテクト」を搭載することで、より高耐久なリールへと進化しています。海水での使用では釣行後、メンテナンスを行っていても徐々にラインローラー部のボールベアリングが錆び、シャラシャラと異音が鳴ることがありましたが、2019年のモデルチェンジにより、ラインローラー部の構造を見直すことでベアリング耐久性を約10倍以上アップしてます。とは言え使用後の海水は綺麗に除去する必要がある為、使用後はしっかりと水洗いを行いましょう。

気になる点

重さ

深場でのジギングで大型魚を狙う為、致し方無いですが、リール自重:670gは潮の流れにより時に400g以上のジグをしゃくるシーンにおいて、非常にズッシリと感じます。特に深場でのカンパチジギングはルアーを非常に激しく動かすこともある為、一日中しゃくると最早修行の様にさえ感じます。正直な感想としては、マグロ類の回遊魚を狙わず、且つPE:4号で事足りるシーンではステラSW8000PGもしくはHGの方が、リール自重も45g程軽く、オススメできます

ライン放出時の引っ掛かり

キャスティングゲームでの使用頻度は高くない番手ですので、あまり気になりませんがラインキャパシティが半分以下になると、ラインがスプールエッジに引っ掛かる様になります。マグロ類のジギングでは、カンパチやヒラマサ等の青物と比較し、フォールでのバイトが多くなりますので、ジグのフリーフォール時にこの現象が起こることは少しデメリットに感じました。しかしながら実釣に大きな影響があるほどのものではない為、購入を検討されている方はあまり気にしなくてもいいレベルだと思います。

スプール互換性

旧モデルでは8000番から14000番まではボディサイズが同等でスプールの互換性があったのですが、2019年にモデルチェンジをを行ってから10000番と14000番のみのスプール互換性となり、8000番はボディサイズこそ同サイズですが、軽量化目的でローターを専用設計にすることで10000番以降のスプールは装着できない様になっています。遠征では数タックルを持ち込み、替えスプールを持参することも多々ありますが、10000番のスプールは8000番サイズのボディへは装着できないので、注意が必要です。

向いている釣り

深場大型青物ジギング

カンパチ

冒頭でも説明しましたが、深場ジギングでは潮の流れによって400g以上のジグを使用することもあります。そんな深場のジギングですが、ジグをしゃくる際、HG(ハイギア)では巻きのパワーが少し足りず辛く感じることがあります。早いピッチのでのしゃくりに反応する状況下では、HGの方がヒットに持ち込み易いこともありますが、一日中しゃくり続けるシーンでは、PG(パワーギア)の方が比較的快適に使用することができます。PE:5号をメインに使用し10キロオーバーのカンパチ等を狙う際、このリールの強みが多いに生きてくるでしょう。

エビング、泳がせ釣り

ビンチョウマグロとカツオ

エビングとは、近年、相模湾のキハダマグロゲームにて徐々に人気が出ている釣りで、ストレート天秤に200g程のジグを付け、その先にハリスとワームを付ける、どちらかと言うとエサ釣りに近い釣法ですが、ステラSW10000PGを使用した方が遥かにメリットが大きいです。まずラインキャパがPE:5号が300m巻ける点です。マグロ類を狙う際は、太い糸でのラインキャパが非常に重要になってきます。次に「ヒートシンクドラグ」が搭載されている点で、これにより魚が走っている際のドラグ熱によるドラグ性能の低下やラインへのダメージが軽減できます。最後にPGである点です。エビングやエサ釣りはジグをしゃくる釣りとは違い、ジギングの様にルアーを大きく動かす必要が無い為、ヒットしてからの巻き取りパワーに重きをおいても問題がありません。実際にエビングやパラシュート、泳がせ釣りの様なエサ釣りに使用されているのは、PGを使用されている方が殆どです。巻き取りパワーはシリーズの中でも群を抜いている為、このような釣りには非常にオススメできます。

ステラSW10000PG総評

ステラSW10000PGは、ご紹介してきた通り汎用性が高い物ではなく、使用する目的を明確にさせることで強みが生きてくる番手です。正直に言いますと汎用性を求めている人にはオススメできません。しかし遠征での深場の超大型カンパチやキハダを狙う際は、これ以上使い易いリールはないと言えるでしょう。ご自身の頻繁に通っているフィールドや釣法、魚種により選択すれば非常にオススメできる1台です。

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価値ある1本を求めて!
モト助

 マグロ類、青物、シーバス、ヒラメ、トラウト類、オフショアジギング、オフショアキャスティング、ショアジギング、サーフフィッシング、ワイルドトラウト、相模湾、房総半島(外房、南房)東京湾奧、中禅寺湖、1級小型船舶免許


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