18 イグジスト LT3000-CH

ダイワ

ダイワ「18 イグジスト LT3000-CH」
番手
3000
ギア比
5.7
ドラグ/耐力
10kg
自重
185g
B/R
12/1
糸巻量/回転
85cm
ハンドル長
55mm
ナイロン糸巻量
8-150 / 10-120 / 12-100
PE糸巻量
1-200 / 1.2-190 / 1.5-170
価格
¥ 77,000

搭載の機能・素材

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18イグジスト LT3000-CHは多様なルアーフィッシングに絶対使える超バーサタイル!

18イグジスト オリジナルモデルはバーサタイルに使える

18イグジストはオリジナルモデルとフィネスカスタムの2種類があり、それぞれに得意なシチュエーションが異なります。オリジナルモデルにはドライブギア部にマグシールドボールベアリングが採用されており、フィネスカスタムはドライブギア部は通常のベアリングです。またオリジナルモデルはLT2500~LT3000ボディー、フィネスカスタムはLT1000ボディーとリール重量にも差が付けられています。ここではよりバーサタイルに使えるオリジナルモデルの特徴について見てみましょう。

マグシールドボールベアリングの採用により、ソルトルアーフィッシングでもガンガン使える

先述の通り、オリジナルモデルではドライブギア部にマグシールドボールベアリングが搭載されています。またラインローラー部にもマグシールドが採用されており、ソルトルアーフィッシングでも使用後の水洗いなどの最低限だけで、細かなメンテナンスはしなくても良い状態をキープできるでしょう。定期的なメーカーオーバーホールをおすすめしますが、特に自己メンテなどをしない方にはオリジナルモデルがおすすめです。

フィネスカスタムよりも重くなっている分、ロングロッドとの相性は抜群

18イグジストのオリジナルモデルは、フィネスカスタムよりもボディーサイズが大きく自重が重いのが特徴です。とは言ってもLTコンセプトの頂点に君臨する18イグジスト、ダイワスピニングリールでは最軽量の部類に入ります。その為ロッドも8~9ft台のものでもバランスが取りやすいです。シーバス、エギング、ロックフィッシュ、本流や湖のトラウトなど様々なルアーフィッシングで使用するロッドのレングスにぴったりですね。

LT2500~LT4000まで幅広いラインナップからチョイスできる

18イグジスト オリジナルモデルはボディーサイズがLT2500とLT3000、使用できるラインキャパシティーでいうとPE0.8号~1.5号と非常に幅広いジャンルのルアーフィッシングに向いています。ボディーサイズ的にはソルトルアーでは堤防、港湾部、河口、サーフ、干潟など、淡水では湖から河川など様々なシチュエーションで使用できるでしょう。ギア比はノーマルギア、ハイギア、エクストラハイギアとバリエーションもあり、ラインナップもLT2500~LT4000-CXHまで10機種と豊富です。

18イグジスト LT3000-CHとはどんなモデルなのか、スペックの紹介

数ある18イグジストのオリジナルモデルの中でも、なぜLT3000-CHをおすすめしたいのか。まず18イグジストはマグネシウムモノコックボディーにMCタフデジギアというダイワ汎用スピニングリールの中でも最高の技術と素材が採用されており、軽量かつ頑丈なのでかなり幅広い魚をターゲットにできます。そして18イグジスト LT3000-CHがラインナップ中、最も汎用性の高いスペックを持っているので様々な魚種やシチュエーションに対応できます。では具体的にどのようなところが汎用性が高いと言えるのか、そのスペックを見てみましょう。

汎用性の高いラインキャパシティー

現在のルアーフィッシングではPEラインをメインラインとして使用する場合がほとんどでしょう。中でもPE0.8~1号はトラブルも少なく、ある程度の魚であれば対応できる強さを持ち、ライン自体にクセがあまり無くしなやかで扱いやすく、リーダーのノットの結束強度などの観点からも様々な釣りに使用されることが多い太さだと思います。18イグジスト LT3000-CHはそんなPE1号を200m巻けるので、様々なルアーフィッシングに流用ができるモデルなのです。

いろいろな釣りに使いやすい巻き取り長

18イグジスト LT3000-CHの巻き取り長はハンドル1周で85センチ。長すぎず短すぎず、自分のハンドルの巻きスピードの調整で幅広い釣法に対応しやすくなっています。例えばシーバスを狙う場合にも、デイゲームでのメタルバイブレーションの早巻きからナイターでのシンキングペンシルのデッドスローリトリーブまで熟せます。また湖でトラウトを狙う時には7gオーバーのスプーンのタダ巻きやフローティングミノーのトゥイッチやグリグリメソッドなど釣法を変えることで狙うターゲットも変えることができます。

5.7というギア比

意外と見過ごされがちなのですが、LT機になってからのダイワスピニングリールではXH(エクストラハイギア)のモデルの比率が急激に増えました。現在のダイワスピニングリールでのXHは、非LT機でいうSH(スーパーハイギア)、シマノスピニングリールで言うXGに相当します。XHはギア比が6.2前後でハンドル1回転の巻取り量が増える分、ハンドルを巻き上げる力が余計に必要になってきます。つまり大物がヒットした場合にはXHの方がハンドルに負荷がかかり巻きづらくなります。それに比べると5.7のハイギアである18イグジスト LT3000-CHでは、大物がヒットしても比較的楽に魚を寄せることができます。またギア比が低い方がリトリーブ中の巻き感度も上がる為、色々なルアーをコントロールしやすいのです。

18イグジスト LT3000-CHが向いているルアーフィッシング

シーバス

一口にシーバスと言っても、港湾部の運河や沖堤防、サーフ、地磯など狙うシチュエーションは様々で、シーズンによってはハクなどのマイクロベイトからコノシロのような大型のベイトまで、その時にベイトに対して使用するルアーの種類も多岐にわたります。それら全てを1台のリールで賄うことは厳しいですが、18イグジスト LT3000-CHであれば春のバチ抜けからハクパターン、夏のデイゲーム、秋の落ち鮎パターン、冬のスポーニング前後の個体を磯で狙う、と1年中シーバスを狙いやすいスペックなのです。特にベイトに依存してパターンがころころ変わるシーバスには、汎用性の高いリールが1台あると重宝します。

エギング

18イグジスト LT3000-CHはエギングでもその感度の高さから非常に使いやすいモデルです。ATDドラグシステムはエギングのような緩めのドラグ設定の釣りにはとてもマッチします。エギをシャクる時にはラインがそれほど出ずにキビキビとダートさせ、イカが掛かってらしっかりとドラグが出てくれるのでバラシも減ると思います。また2キロアップといった大型がもしヒットしても、マグネシウムモノコックとMCタフデジギアのパワーで十分に戦えるでしょう。ただしエギングに使用する場合には、スプールに下巻きを入れて、メインラインはPE0.6~0.8号を200mほど巻くことをおすすめします。

ロックフィッシュ

ロックフィッシュを狙う場合にも、18イグジスト LT3000-CHはとてもバーサタイルなモデルとして使えます。例えばシモリが点在するサーフや地磯では10~28gまでのテキサスリグやジカリグでボトムをリフト&フォールで狙う事もできますし、堤防などのテトラ帯から30gオーバーのジグヘッドリグを遠投してスイミングで大物を狙う。はたまたボートロックでは水深30m以上といったディープエリアでジグヘッドリグで大型のみを狙ったり、船から岸に向かってバイブレーションなどのハードルアーのキャスティングをしたりなどなど、18イグジスト LT3000-CHにPE1号を巻いていさえすれば、これらの釣り全てに対応できるのです。

本流、湖でのトラウト

トラウトフィッシングにおいて、最も重要なリールのスペックは「巻き感度」です。自分が投げているルアーの水咬みを感じてルアーの速度を調節し、ルアーを引いているポイントの流れを感じ、自分のルアーを追尾している魚の気配を感じ取る。これらができることにより、他アングラーとの釣果に大きな差がつく釣りなのです。ネイティブトラウトは非常に警戒心が強く、1日釣りをしていてもチャンスは数回しか巡ってこないことはざらにあります。そんな数少ないチャンスをものにする為には、前述のような情報収集できる感度と、モンスタートラウトがヒットした場合に打ち勝てるパワーを両立した18イグジスト LT3000-CHはうってつけの1台なのです。

オフショアでのスーパーライトジギング(SLJ)

オフショアでも18イグジスト LT3000-CHが活躍する場はあります。例えば近年、専用のロッドやルアーなどが次々と開発、販売されてきているSLJなどもそうです。20m以浅のシャローエリアでは少し巻き取り長が合わないかもしれませんが、水深20m以深のエリアであれば十分にそのスペックの高さを発揮できるでしょう。時には中型の青物や真鯛がヒットする可能性の十分ある釣りなので、そのパワーを受け止められるタフさのある18イグジスト LT3000-CHはベストチョイスであると言えるでしょう。

18イグジスト LT3000-CHが苦手なルアーフィッシング

ショアジギング(ライトショアジギングも含む)

一般的にショアジギングではメインラインは300m巻くことが基本だと思います。またボトムまで落とし込んだメタルジグを、素早くしゃくり上げて魚のスイッチを入れて釣ったり、ジグの動きでリアクションに魚に口を使わせる釣りです。それにはラインキャパシティー的にも巻き取り長も18イグジスト LT3000-CHでは物足りないでしょう。例えばPE1号を使用してライトショアジギングをやりたい場合には、18イグジスト LT4000-CXHがおすすめです。こちらのリールには、PE1号が約290mほど巻くことができます。

磯でのヒラスズキ

上記に書いたシーバスとヒラスズキは同じスズキでも全く狙い方や食わせ方が変わってきます。シーバスはある程度広範囲を探って、その時のベイトに合わせて魚の状態に釣りを当て込んでいく釣りですが、ヒラスズキは磯場に当たった波が引けていく瞬間にベストのタイミングに最高のコースにルアーをアプローチさせる一瞬の釣りです。またシーバスとヒラスズキではそのパワーも桁違いで、ヒラスズキをPE1号で獲ることは至難の業でしょう。磯でヒラスズキを狙いたい場合には、17モアザン3500が絶対的に良いです。ラインは最低1.5号、そしてノーマルギアのパワーが必要不可欠なのです。

18イグジスト LT3000-CHは1台で何役も熟せるバーサタイルモデル

今回ご紹介させていただいた18イグジスト LT3000-CHはそのスペックから多種多様なルアーフィッシングに合わせこみやすいスペックを持っているモデルです。幅広いジャンルのルアーフィッシングに使いたい、今はシーバスしかやっていないけど今後はもっと他の魚も狙ってみたい、ショアだけでなくボートからのSLJやボートロックにも興味がある、といったわがままなアングラーの願いを1台で叶えてくれるリールであると思います。また離島に遠征時に色々な魚を狙いたいけど、極力荷物を減らしたいといった方には、替えスプールをいくつか用意すればこれ1台でかなり遊べること間違いなしです。ただしバーサタイルモデルは言い方を変えれば器用貧乏ともとれるので、ある程度絞った釣法に拘りたい方にはそれぞれのターゲットにより特化したモデルを購入することをおすすめします。

この記事を書いた人

ダイワマニア
YSNO

 トラウト(エリア、湖)、青物全般、ロックフィッシュ、シーバス、アオリイカ、ショアジギング、オフショアジギング、エリアトラウト、ウェーディング、ボートロック、エギング、東京湾、東伊豆(静岡県)、房総半島(千葉県)、上越地方(新潟県)、芦ノ湖(神奈川県)、本栖湖(山梨県)

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