初めての外房ヒラマサキャスティングに挑戦!必要タックルや時期、オススメのルアー等をご紹介。

作成:2021.10.29更新:2021.10.29

ヒラマサ 膝乗せ

外房ヒラマサキャスティングの魅力

関東近県のビッグゲームとして多くのアングラーに高い人気を誇る外房のヒラマサキャスティングゲーム。ヒラマサがトップウォータープラグに激しくバイトする瞬間は、この釣りの最も魅力的な瞬間です。また外房エリアは都心から車で2時間と言う身近なフィールドでありながら、49.5キロと言う世界記録のヒラマサも釣れており、夢のあるフィールドでもあります。ここでは私が実際に外房へ釣行し、感じたことやタックル、ルアーなどをこれから挑戦してみたい方向けにご紹介していきます。

ヒラマサキャスティングに必要なタックル

まずは外房でのヒラマサキャスティングを行うにあたり、基本タックルをご紹介していきます。

ロッド編

まず外房エリアは基本的にアンダーハンドキャストでのキャスティングがルールとなっていますので、アンダーハンドキャストが苦手な方、やったことが無い方は7.5ftクラスのロッドが扱い易いでしょう。その上でヒラマサキャスティングゲームに使用するロッドとして必要な性能は扱い易さと力強いロッドパワーです。ヒラマサキャスティングゲームではキハダキャスティングゲーム等の「ナブラ撃ち」とは異なり、ルアーをひたすら投げて誘う「誘い出し」がメインの釣法になります。

この為、長すぎたり、重すぎたりすると無駄な体力を消耗し疲れ易くなりますので、できるだけ自分の体格と体力に見合ったロッドを選択することをオススメします。また状況によっては小型(16㎝以下)プラグを繊細に操作することもある為、バキバキに硬いロッドはあまりオススメ出来ません。しかしながら相反して柔らかすぎるロッドを使用すると強烈なヒラマサのパワーに負けて、根に潜られ易くなります。繊細ながらもヒラマサのパワーに負けないロッドを選びましょう。

リール編

ステラswとツインパワーsw

次にリールですが、これは基本的に14000番クラスのエクストラハイギアタイプのリール一択と考えてもらって問題ありません。国内大手のシマノ、ダイワであればXGもしくはXHと表記されています。また時に10㎏以上のドラグ値を掛け、パワーファイトをすることもある為、可能な限り高剛性のリールをオススメします。具体的なモデル名としては、シマノで言えばツインパワーSW以上、ダイワで言えばセルテートSW以上のモデルがオススメです。勿論、これらのクラス以下のリールでも釣りはできますが、長く釣りを続けるにはご紹介したモデルクラス以上のリールが安心して使用できます。

ルアー編

ヒラマサキャスティングでは基本的にトップウォータープラグを使用し誘い出しを行います。シーズンやベイト、状況によって変わりますが、ルアーサイズは13~25㎝クラスのものまで幅広く使用します。またトップウォータープラグの種類もいくつかありますが、最初のうちは大きく分けて2種類のタイプのものを用意しておけば安心です。ここではその2種類のプラグをご紹介していきます。

泳ぎが大人しいレスポンス系

ラピード

細身のシルエットでロッドのアクションでキビキビと小気味良く動くプラグです。海況が良く、凪の日や魚の警戒心が高い際に有効なシーンが多いです。どんなシーンでも扱える扱い易さで初心者の方にも特にオススメできます。マリアから販売されているラピードやシマノから販売されている別注平政が人気で手に入り易いです。

ブリブリと泳ぐ波動系

ヘッドディップとローデッド

ファットでボリュームのあるボディで激しく泳ぐプラグです。海況が悪い日や魚の活性が非常に高いシーンに効果的で、また重量もある為、容易に飛距離を出すことが出来ます。マリアから販売されているローデッドフローティングタイプやシマノから販売されているヘッドディップが手に入り易くオススメです。

リーダー編

オーシャンレコード

ヒラマサキャスティングゲームでは他のソルトルアーゲーム同様にPEラインを使用しますので、当然リーダーの使用が必須です。他のルアーゲームやジギングではフロロカーボンリーダーを使用することもあるかも知れませんが、ヒラマサキャスティングゲームではナイロンリーダーの一択です。まずヒラマサキャスティングゲームでは80~150lbクラスの太いリーダーを使用する為、フロロカーボンリーダーでは結束が非常に難しく、またクセが付き難い為、太糸の場合、キャストトラブルが起こり易いです。次にナイロンのメリットとして、プラグをアクションさせる際に必須なラインスラッグを出し易い為、キャスティングゲームに非常に最適なリーダーと言えます。オススメはバリバスのオーシャンレコードです。ラインとの結束はFGノットがライントラブルが少なくオススメです。

キャスティングに最適なシーズン

外房ではヒラマサは通年釣れるとされていますが、キャスティングゲームの場合、主に春と秋の2シーズンが最盛期と言われています。ここではそんな2つのシーズンのざっくりとしたイメージをご紹介していきます。

春~産卵前の荒食い~

産卵の為、浅場のエリアに接岸し荒食いを始めるこのシーズンはヒラマサキャスティングゲームが最も熱くなるシーズンと言えます。外房エリアでは20㎏オーバーのサイズはもちろん、30㎏オーバーのサイズも毎年キャッチされています。このシーズンの大きな特徴としては、中層~表層をベイトを求めて回遊している為、50m程水深があるエリアでもトップウォーターで狙う事が出来ます。またイワシなどの小型ベイトをメインで捕食する為、扱うプラグも16㎝前後の小型プラグの出番が多くなってきます。この為、大型サイズを狙う割にはPE5号クラス以下の比較的細糸を使用するシーンも出てくるのも春シーズンの特徴です。

秋~冬前の荒食い~

冬前の秋はヒラマサに限らず多くの魚が荒食いをしだすシーズンで、例に漏れずヒラマサも荒食いを始めます。このシーズンはベイトを追ってボトム付近を回遊している為、ジギングでもメインで狙う事が出来ますが、もちろんトップウォーターでもしっかりとキャッチできます。このシーズンの特徴としては、イワシの他、シイラ等の大型のベイトを捕食することもある為、20㎝以上の大型サイズのプラグを使用することもある点です。プラグ重量がある為、PE6号クラスの太糸でも飛距離が出せ、ヘビーなタックルの出番が多くなってきます。

外房海域の特徴

船酔いに注意

酔い止め薬

都心から車で2時間程で行ける為、身近なフィールドとして人気ですが、関東圏の相模湾や東京湾と比べるとウネリが大きく、船酔いし易い海域でもあります。浅場の岩礁帯を好むヒラマサにはうってつけのフィールドですが、船の揺れに慣れない方には少々きつく感じることもあるかも知れません。睡眠をしっかりと取って乗船の2時間前に酔い止め薬を飲むことで緩和されますので、しっかりと体調を整えて挑みましょう。

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活気のある乗合い船

外房海域の乗合船の場合、大きな特徴として若い船長さんが多く、中乗り(船に乗ってお手伝いをしてくれるスタッフ)さんもいる為、釣った後の魚の神経締めや根掛り時の対応、ラインシステム組みや実釣のレクチャーまで手厚いサポートを受けられ、初心者の方にも安心して釣りが出来ます。レンタルタックルはもちろん、女性専用トイレなども完備している船宿もある為、女性アングラーの方が一人で来られる方もいます。

外房特有のルール~アンダーキャスト~

テレビやYouTubeなどでヒラマサキャスティングゲームを観ると一般的に振りかぶるオーバーキャストを観る方が多いのではないでしょうか。しかし外房の乗合い船の場合、乗船人数が多く事故防止の観点からアンダーキャストがルール化されています。勿論当日の乗船者が少ない場合等は、安全を確保した上でオーバーキャストが出来ることもありますが、基本的にはアンダーキャストの方が出番が多いです。

アンダーキャストでは飛距離が全くでないのでは?と思う方もいるとは思いますが、肘を上げる独特なフォームにより充分な飛距離を出すことが出来ます。しっかりと投げれるまでは慣れが必要ですが、船宿のスタッフに聞けば丁寧に教えてくれます。私も最初は出来ませんでしたが、スタッフの方が丁寧に教えてくれたおかげでしっかりとキャスト出来る様になりました、気になることはどんどんスタッフの方に聞く事でレベルアップが望めますので、ぜひトライしてみて下さい。

その他注意事項

ここでは外房に関わらず、ヒラマサキャスティングゲームに共通した注意事項をご紹介していきます。

ノットやフック、ラインシステムは抜かり無く万全に!

これはヒラマサキャスティングゲームに関わらずどの釣りにも言えることですが、特にビッグゲームではワンチャンスをものにする上で、ラインやフックへのケアが非常に重要になります。私自身、過去に針先が鈍っているフックをそのまま使用し、大型のヒラマサがヒットしたにも関わらずバラした経験があります。実際のところ、これが原因かはわかりませんが、2週間後悔し続けた経験があり、それから非常に気を遣う様になりました。またキャスティングをし続けると目には見えませんがPEラインにダメージが溜まります。釣行毎にノットの組み直しはもちろん、心配なら船上でノットを組み直すことも必要ですので、ぜひ意識してみて下さい。

ヒラマサがチェイスしてきてもルアーは止めない

キャスティングを続けていても実際にはテレビの様にバンバン釣れる訳ではないのですが、何もない水面に突如としてヒラマサがルアーにアタックしてきます。この際、初めての方は食わせる為にルアーを止めてしまうシーンを多々見かけるのですが、ルアーを止めた瞬間ヒラマサはルアーを見切りUターンすることが殆どです。ヒラマサがルアーにバイトしてきてもしっかりとフッキングが決まるまではルアーを動かし続け、見切られない様に意識してみて下さい。

ヒットした瞬間にアワセを入れない

魚がヒットした瞬間、フッキングする為にロッドを大きく煽り、フッキングするシーンを見かた方も多いのではないでしょうか。現にヒット時にこの様なアワセを入れる方も多いと思います。しかしヒラマサキャスティングゲームではこの様なアワセはあまり推奨されていません。理由としてはヒラマサは、ルアーを咥えてからフックを外そうと首を振りますが、この際にロッドを煽ったアワセをするとラインテンションが抜けやすくなる為です。基本的にはテンションが抜けない様に魚の重みを感じたらリールでゴリ巻きしながら巻きアワセを行いましょう。

むやみやたらにロッドを立てない

魚とのファイト時にロッドを曲げてファイトするのは釣りをする上で、ある種醍醐味の様なものがあります。しかしヒラマサゲームの場合、ヒットしてからロッドをすぐに立てるのではなく、ヒラマサが根に潜るまでの前の突っ込みの前に出来るだけラインを巻き取り少しでもファイトを優位に進める為に脇抱えでのファイトが一般的です。またロッドエンドを下腹部に当てロッドを立ててファイトをすると魚が泳ぐ方向に柔軟に対応し難くなります。もちろんロッドを立てるファイトがダメと言う事ではありませんので、状況に応じて使い分けて下さい。

頑張って釣れた時が一番嬉しい

正直にお伝えすると外房のヒラマサは簡単に釣れる魚ではなく、始めてから何回も通ってやっと一匹を釣り上げるという方が大半ではないでしょうか。私も最初の一匹のヒラマサをキャスティングで釣り上げるまでに7回通いました。しかし釣れた時の喜びは何にも代えがたいもので、2㎏クラスのサイズでも非常に嬉しかったのを覚えています。追い求める分、一匹の価値が非常に高い魚ですので、ぜひめげずに最初の一匹を釣り上げて下さい。

この記事を書いた人

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価値ある1本を求めて!
モト助

 マグロ類、青物、シーバス、ヒラメ、トラウト類、オフショアジギング、オフショアキャスティング、ショアジギング、サーフフィッシング、ワイルドトラウト、相模湾、房総半島(外房、南房)東京湾奧、中禅寺湖、1級小型船舶免許


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