【2023年最新】東京、神奈川近郊のおすすめトラウト管理釣り場7選!
作成:2022.01.04更新:2023.01.04
目次
管理釣り場の選び方
東京、神奈川近郊には数多くのトラウトの管理釣り場があり、初めはどこを選べばよいのかわからない方も多いかと思います。中にはHPもないような釣り場もあるので、情報収集は事前にしっかりと行って楽しく釣りができるようにしましょう。ここでは上手な管理釣り場の選び方をご紹介します。
場所
まず最初に大事なのは場所です。車をお持ちの方であればかなり行ける釣り場の範囲は広いと思いますが、電車やバスで行くという方はある程度交通の便を気にしなければいけません。ある程度都心にも釣り場はありますが選択肢はそれほど多くはありません。自宅から釣り場までの交通経路を調べ、無理のない範囲で釣り場を選びましょう。また近くにコンビニや飲食店などがあるかを確認し、なければ昼食などを事前に買うなどの準備をしましょう。
放流量
釣り場を選ぶ際に重要視すべき情報の1つが放流量です。放流とは「養魚場から運んできたまだルアーを見ていないフレッシュな魚」を釣り場に放すことを言います。放流されてすぐの魚は初心者の方でも比較的イージーに釣ることができる大チャンスでもあります。週末であればだいたいの釣り場は放流を行っているかと思いますが、平日にも放流している釣り場もあります。また1日1回トラックで大量に放流する場合や、魚をストックしている池から1日2~3回放流する場合など、釣り場によって様々なパターンがあります。放流の回数や量が多い釣り場では当然ポンドにいる魚の量も多くなるので、初心者の方でも釣りやすい状況にあると言えます。
ロケーション
アウトドアで楽しく過ごす1日には気持ちのいいロケーションは欠かせない要因の1つでしょう。せっかくの休みの日なので綺麗な景色を見ながら気持ちよく釣りがしたいものですよね。また釣り場によっては釣った魚を塩焼きなどにしてくれるところもあるので、釣りの後の楽しみとなるかもしれません。魚を使った料理やご当地食材を使ったメニューを出してくれる食堂を併設している釣り場もあり、釣りだけではなく食の楽しみも味わえます。綺麗な景色に釣れた魚、美味しい食事とインスタ映えすること間違いなしです!
設備
女性やお子さんと一緒にエリアフィッシングを楽しみたい場合には、トイレや休憩スペースなどの設備がしっかりしているところを選びましょう。中にはウォシュレット付きのトイレのある釣り場などもあるので、カップルで釣りに行く方はよく下調べをしてから釣り場を選ぶようにしましょう。せっかく楽しく釣りをしていても、「トイレが汚いからもう行きたくない!」なんて言われることは避けたいものです。また食事のできる食堂などを併設している釣り場もあるので、家族連れの方もチェックした方が良いでしょう。
SNSで情報を公開している釣り場
HPをやっていない釣り場も意外と多くあるのですが、最近ではFacebookやTwitterといったSNSで情報を公開している釣り場も増えてきています。SNSでの情報はリアルタイムなことが多いので、検索してフォローしておくと放流情報や釣り場の混み具合、水温など細かな情報も知れるので良いでしょう。釣りは情報が命です。行きたい釣り場の情報はSNSやブログなどで事前にチェックしておくことをおすすめします。
関東近郊のおすすめ管理釣り場7選
ここでは初心者の方におすすめの管理釣り場を、おすすめのルアーなども併せてご紹介したいと思います。またご自宅の近くの管理釣り場を探したい場合には、管理釣り場.comというサイトをご利用いただければよいかと思います。場所や料金などが詳しく紹介されていますので大変便利かと思います。
フィッシングフィールド中津川
神奈川県の愛甲郡愛川町にあるポンドタイプの管理釣り場です。水質はクリアで水深は2~2.5mです。雨などで濁りが入った時は爆釣のチャンスです。放流は毎日3回あるので魚のストック量は多く、どこの釣り座でも満遍なくよく釣れます。スプーンやクランクベイトでもよく釣れますが、1年と通してボトムとミノーの釣りが強いエリアです。レンタルタックルもあり、釣り場でも少しルアーの販売もしています。おすすめのルアーはダイワ ダブルクラッチ60F1です。
ベリーパーク Fish on 王禅寺
神奈川県川崎市にあるポンドタイプの釣り場です。ポンドは複数あり、数釣り池、大物池のように釣れる魚を選ぶ事ができます。水質はステイン~マッディーで水深は3~4m以上あります。週末には放流が行われていて放流量は多いです。初心者エリアなどもあるので、初めての方でも魚を釣りやすくなっています。中古釣り具チェーンのタックルベリーが母体となっているので、釣り具コーナーはかなり充実しています。新品は勿論中古のロッドやリールも販売しています。おすすめのルアーはロデオクラフト モカDR-SSです。
ベリーパーク Fish on 鹿留
山梨県都留市にあり、Fish on王禅寺と同じく、タックルベリーが母体の管理釣り場です。数釣りポンド、大物ポンド、渓流エリアがあります(大物ポンドのパインレイクは別途料金が必要です)。水質はステイン~マッディー、水深は3mほどです。立ち木などのストラクチャーもあり、アウトレット側が良く釣れます。比較的大きなポンドなので、少し重めのルアーを持って行きましょう。おすすめはスミス エッセンシャルです。
すそのフィッシングパーク
静岡県裾野市にある管理釣り場です。小~中規模のポンドが3つあり、水質はクリア~ステインです。魚のアベレージサイズが大きいので、スリリングなファイトが楽しめる釣り場です。魚種も豊富なので、色々な狙い方で攻略しましょう。水深は2.5~3mほどですが、比較的表層系のルアーで釣れるパターンが多い釣り場です。魚のサイズが大きいのでラインは普段より太めにした方が良いでしょう。ナイロンやフロロラインであれば2.5~3lb、PEラインなら0.3号以上あれば安心して釣りができます。関東からは少し遠めの釣り場ですが、釣れる魚のクオリティは高く遠征する価値のある釣り場だと思います。おすすめルアーはティモン デカミッツドライです。
Fish Up 秋川湖
東京都あきる野市にあるFish Up秋川湖は東京サマーランドのそばにある釣り場です。交通の便も良く非常に広い釣り場です。水質はマッディー、水深は1.5~3mと変化に富んだ地形となっています。こちらは完全キャッチ&リリース専用の釣り場となっている為、釣った魚を持ち帰ることはできません。しかし放流されている魚は大型が多く、釣り味を楽しめる釣り場となっています。おすすめのルアーはラッキークラフト ディープクラピーです。
小菅トラウトガーデン
山梨県北都留郡小菅村にある管理釣り場です。山間にある釣り場なので夏はとても涼しくて魚もよく釣れます。夏場はブヨが多いので虫対策は万全にして行きましょう。こちらの釣り場の水質はクリア、水深は2~2.5mくらいです。小規模な釣り場なのでキャストする時には隣の人とお祭りしないように気を付けましょう。魚のストック量も多く、食べても美味しい甲斐サーモンも放流されています。また建屋には食堂があり、生姜焼き定食はこちらの名物となっています。こちらのおすすめルアーはダイワ ステップダートです。
東山湖フィッシングエリア
静岡県御殿場市にある釣り場です。関東県内の管理釣り場では古くからオープンしている草分け的存在です。天気の良い日は富士山を見ながら釣りができます。水質は時期にもよりますがステイン~マッディー、水深は2.5~4mです。非常に規模の大きな釣り場で、大会やイベントなどもよく開催されています。ポンド全周と桟橋で釣りができ、初心者の方には桟橋がおすすめです。規模の大きなポンドなので魚の放流量も非常に多いです。土日祝日にはキッチンカーでカレーやからあげ丼などが販売されています。おすすめのルアーはティモン ティアロです。
管理釣り場に持って行くもの
さあ釣り場に行こう!と思っても、なにを持って行けば良いのかわからないといった方も多いかと思います。ここでは管理釣り場に最低限持って行くべきものをご紹介します。この他にも管理釣り場ならではの便利グッズなどもあります。
釣り具、ルアーなど
釣り具はレンタルタックルのある釣り場などにとりあえず行ってみて、それから自分のタックルを揃えても良いかもしれません。自分のタックルを買ってから行きたい場合には、ロッドは6ft前後のUL~Lクラス、リールは1000~2000番クラス、ラインはナイロンラインの2~2.5lbくらいが扱いやすいと思います。ルアーは1.0~2.5gくらいのスプーンとクランクベイトがあれば1日楽しめると思います。ルアーの針はバーブレス(カエシのない)を使いましょう。
ネット(網)
釣れた魚を掬うネットもあった方が良いでしょう。魚から針を外す時はネットに入れたまま、できるだけ魚に触らないようにしましょう。釣れた魚を持って帰る場合にはある程度は良いと思いますが、リリースする場合には「魚に絶対に触らない」「釣れた魚を陸にずり上げない」などに気を付けましょう。魚に触らずに針を外せるフックリリーサーという商品もあるので、活用するとよいと思います。
スカリ、魚籠
釣った魚を持って帰って食べたい方は、スカリや魚籠などを持って行きましょう。釣れた魚を活かしておいて、帰る前にまとめて捌くと良いでしょう。釣り場によってはスカリが禁止のところもあるので、事前に確認をした方が良いでしょう。スカリや魚籠が禁止の釣り場の場合には、クーラーボックスを持って行くと良いです。釣れたら早めに内臓などの処理をして、クーラーボックスで冷やしておきましょう。魚を捌けるスペースがある釣り場もあります。
釣り場に事前に確認しておこう
いざ釣り場に行ってみたらせっかく買ったルアーが使えなかった、そんなことがあっては悲しいですよね。管理釣り場にはそれぞれルールがあり、使っても良いルアーと使ってはいけないルアーなどの決まりがあります。そんなことのないように事前に確認すべきことをご紹介します。
釣れているルアー
管理釣り場では時期によってトップウォーターがよかったり、スプーンがよかったりと魚の釣れているレンジによって釣れているルアーが変わってきます。また釣り場には「ご当地ルアー」「ご当地カラー」といったそこの釣り場で良く釣れるルアーなどがあります。どんなルアーがその時釣れているかは、事前に釣り場に電話すれば教えてくれるところもあります。釣りをしていて思うように釣れない時は、常駐しているスタッフに聞いてみましょう。
禁止ルアー、レギュレーションについて
管理釣り場では釣り場によって「長さ○○㎜以下のルアーは使用禁止」「○○素材のルアーは使用禁止」「〇g以上のルアーは使用禁止」といったルール(レギュレーション)が存在します。またほとんどの管理釣り場ではバーブレスフック(カエシのない針)の使用、釣った魚を陸に上げない、といったルールがあります。HPや釣り場の看板などに記載されていると思うので、釣りをする前に確認しましょう。記載がない場合には釣り場のスタッフに確認するようにしましょう。ルールを守って楽しく釣りをしましょう。
いろいろな釣り場に行こう!
今回は筆者が実際に行ったエリアの中でもおすすめの管理釣り場をご紹介させていただきました。まずは1つの釣り場に通って、そこの釣り場での釣り方を攻略していきましょう。慣れてきたらいろいろな釣り場に行って、また違った釣り方を覚えて経験を積むことも上達への1歩です。釣り方や釣れるルアーなどは水質や水深、釣り場の地形や底質などで全く別物になってきます。色々な釣り場に通って自分の引き出しを増やし、狙って魚を釣れる喜びを味わってください。
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