ベイトリールで起こるバックラッシュの直し方のコツは?初心者の壁となるバックラッシュを克服!

作成:2022.10.13更新:2022.10.13

ベイトリールは手返しの良さや巻き取りパワー、自由自在なキャスティングなど釣りにおいて豊富なメリットを含んでいます。特にルアーフィッシングにおいては必要不可欠な存在だと言っても良いでしょう。

そんな便利なベイトリールですが、「バックラッシュ」が最大の敵ですよね。ベイトリールを使っている方なら一度は経験したことがあると思いますが、直すまでに時間がかかってしまうことも多く、最悪の場合釣りができなくなってしまいます。

しかし、バックラッシュの正しい直し方を知っていれば、そこまで時間をかけることなくバックラッシュを直すことが可能です。今回はそんなバックラッシュの正しい直し方についてご紹介していきます。

ベイトリールで起こりやすいバックラッシュとは?

バックラッシュとはキャスト中にベイトリールのスプール上でラインが絡まってしまうことを指します。直し方を知る前にまずはベイトリールでなぜバックラッシュが起こるのか?バックラッシュによってどんな弊害があるのかを見ていきましょう。

バックラッシュの原因

バックラッシュの原因はキャスト中の"ルアーが放出される速度"と"スプールが回転する速度"の差が大きく異なることで生まれます。ルアーが放出されるスピードよりも速くスプールが回転してしまうと当然行き場のないラインたちが詰まってしまいますよね。

これはよくトイレットペーパーやラップなどで例えられますが、トイレットペーパーを勢いよく引っ張ってから止めるとロール部分で絡まりや詰りが起きてしまいます。ベイトリールのスプールも同様で、行き場を失ったラインがスプールで詰りや絡まりを起こしてしまうのです。

バックラッシュによる弊害

バックラッシュはラインを傷付ける大きな要因になってきます。特にキャスト中にラインが絡まってしまうとそれが急激な負荷となり"キャスト切れ"に繋がることもあるでしょう。また、バックラッシュは釣りの時間を大幅に奪ってしまいます。どれだけベイトリールは手返しが良いと言っても、バックラッシュで時間を取られてしまっていたら何の意味もありませんよね。

そのためベイトリールでは「バックラッシュを起こさない対策」「バックラッシュの正しい直し方」の2つを知っておくことが重要です。

バックラッシュが起こらない対策もしっかりしよう

ベイトリールでは正しいバックラッシュの直し方と同じくらいバックラッシュを未然に防ぐ対策が重要です。派手なバックラッシュを防ぐためにどの方法も有効になるのでぜひチェックしておきましょう。

キャスト前の周囲確認

派手なバックラッシュの原因の1つとして挙げられるのが周囲の確認不足です。特におかっぱりでは周りに枝や柱がある場合も多く、振りかぶった際知らず知らずのうちに引っかかってしまうこともあるでしょう。そんな状態でキャストするとかなり派手なバックラッシュが起こってしまい、タイムロスを食らってしまいます。必ず自分のキャスト範囲に障害物がないか確認してからキャストしましょう!

キャスト中のサミング

キャスト中のサミングもバックラッシュを未然に防ぐ重要なカギです。回転するスプールに対し、親指の腹を使ってラインをふわっと触るイメージでサミングします。ラインが浮いてくれば親指に当たるラインの量も多くなるため、より強くブレーキがかかり、大きなバックラッシュを防ぐことに繋がります。

キャスト中のサミングは親指の加減が少し難しくなってきますが、ラインに触れるか触れないかギリギリの位置を意識すると良いでしょう。あまり強く触れすぎると飛距離を殺してしまうことに繋がるため注意が必要です!

最適なブレーキ調整

バックラッシュを未然に防ぐ一番のカギはブレーキ調整にあります。ベイトリール初心者の方の中には高頻度でバックラッシュしてしまうという方もいるのではないでしょうか?そんな方は最適なブレーキ調整ができていない場合が多いです。まずはブレーキMAXから始めて、徐々にブレーキを落としながら調整していくのが良いでしょう。

また、ルアーによっても最適なブレーキは変わってくるためルアーチェンジごとに再度調整する必要が出てきます。これを忘れてしまうとルアーチェンジした直後にバックラッシュしてしまうこともあるため注意が必要です!

バックラッシュしにくいベイトリールの使用

バックラッシュしにくいベイトリールを選ぶこともバックラッシュを防ぐ一つの方法です。最近ではバックラッシュのしにくさを売りとしたDCブレーキやSVスプール搭載のベイトリールが数多く存在しています。値段も2万円程度と手が出しやすいモデルが揃っているのでバックラッシュをしにくいベイトリールを検討するのも良いでしょう。

ベイトリールのバックラッシュの直し方

これまでバックラッシュの対策について解説してきました。しかしどんなに対策をしても不注意でバックラッシュは起こってしまうものです。そのため必ずバックラッシュの正しい直し方も知っておきましょう。

1.軽くサミングをしてラインを出していく

クラッチを切ってスプールがフリーな状態からラインを出してバックラッシュを直していきます。その際に軽くサミングをしながらラインを直していきましょう。軽度なバックラッシュであればこの作業だけで直る場合も多いです。

2.ラインのからましでこれ以上でない部分が表れる

ラインを出していく中でライン同士が絡み合い、これ以上出せない部分が現れます。ここでやっていはいけないことは力を入れてラインを引っ張ってしまうことです。絡まっているラインの結び付きが強くなってしまい、直しづらくなってしまいます。

3.スプールを強く押さえてハンドルを1~2回転させる

ラインが出せなくなった時には無理にラインをいじらず、スプールを強く押さえてハンドルを1~2回転させてみましょう。この時にメカニカルブレーキを強めに閉めていないとスプールが上手く回転してくれない場合がありますので注意が必要です。

4.再度軽くサミングしながらラインを出す

ハンドルを1~2回転させたら、もう一度サミングをしてラインを出していきましょう。すると先ほど止まっていた位置からラインが出せるようになります。もしまた同じようにラインの突っかかり部分が生まれたら、これまでの動作を繰り返し行ってバックラッシュを直していきます。

バックラッシュを直した後の注意点

早く釣りを再開したい一心からバックラッシュを直した後にブレーキを再調整せずに投げてしまった経験はありませんか?バックラッシュを直すことに意識が行ってしまうと忘れがちになり、また同じようなバックラッシュに苛まれることもありますよね。そんなことを防ぐためにもブレーキの再調整はバックラッシュを直す前に済ませておくのが良いでしょう。

ベイトリール最大の敵であるバックラッシュも直し方を会得すれば怖くない!

今回はベイトリールで起こるバックラッシュについてそのメカニズムや対策、直し方まで解説していきました。私自身ベイトリールでの釣りを長年やっていますが、注意不足が原因でバックラッシュしてしまうことも少なくありません。バックラッシュはどんなに釣りをやり込んでいても起こってしまうことがあるのでベイトリールで釣りをするのであれば正しい直し方を覚えておく必要があるでしょう。

この記事を書いた人

バス釣り一筋丸10年
木村玄

 バス、たまにうなぎ、巻物、サイトフィッシング、フィネス、霞ヶ浦・北浦 野池・川・ダム(茨城県)

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