遠投性能が非常に高く、バックラッシュも少ないため投げて巻いてを繰り返す巻きの釣りには打って付けのベイトリールです。またMGLスプール3を搭載していることで近距離・中距離のレスポンスも非常に高く、近距離~遠距離までどの距離のキャスティングもしやすく設計されています。ローギアモデルのギア比は5.6となっています。
ノーマルギアでは抵抗の大きなルアーから小さなルアーまで幅広いルアーをリトリーブしやすいという特徴があります。多様なルアーをバーサタイルに巻いていきたいという方はノーマルギアを選びましょう。
ローギアと同様にワームを動かすような釣りではやりにくさを感じることがあります。ワームを動かした後のラインスラッグが回収しにくく、ワームから伝わる情報量が少なくなってしまうという欠点に注意しましょう。
コンパクトなボディでありながら220gとややずっしりとくる自重と剛性の高い滑らかな巻き心地が特徴のベイトリールです。高いパーミング性能と重めの自重設定によりぶれないリトリーブで巻きの釣りをアシストしてくれます。ノーマルギアのギア比は6.2:1に設定されており、抵抗の高いルアーから低いルアーまで幅広くカバーすることができるでしょう。
スーパーメタルハウジングを搭載することで高い剛性感と巻き感度を実現したベイトリールとなっています。高剛性なボディからくる滑らかな巻き心地や指にフィットするスラットタイプのノブも魅力となっており、ルアーを丁寧に巻き込んでいくような巻き物の釣りに最適です。
ギア比はノーマルギアで6.3:1に設定されていて、幅広いルアーを快適に巻いていけるオールラウンダーなギア比だと言えるでしょう。
ハイギアのベイトリールを使うメリットは高いバーサタイル性にあります。巻き物から撃ち物、フィネスまでまんべんなくこなせることからおかっぱりのようなタックルが限られる状況で非常に使い勝手が良くなります。一台で幅広いルアーを扱うシチュエーションが多い方はハイギアを選ぶと良いでしょう。
バーサタイルであることの裏返しになりますが、専門性の低さはハイギアのデメリットになります。巻き物ではローギア、ノーマルギアに使用感が劣ってしまいますし、撃ちの釣りではエクストラハイギアの方がより効率よく回収やフッキングができます。
つまりハイギアを悪く言えば中途半端なギア比になるので、ベイトリールでどんな釣りをしたいのか考えがまとまっている方はハイギアでなく、より専門性が高いギア比を選びましょう。
オカッパリのようなタックルが限られる状況で、多様なルアーをそつなくこなしてくれるバーサタイルなベイトリールです。ギア比も7.1:1と多様なルアーにマッチしやすく、一本で投げ歩いて行くようなランガンスタイルの方におすすめとなっています。
自重は160gと超軽量に仕上げられているためカバー撃ちやフィネスのようなロッドワークが必要な釣りでも快適性が非常に高くなっています。ギア比は全部で3タイプ用意されていますが、その中でもハイギアは7.1:1と絶妙なギア比で巻き・撃ち・フィネスの全てにアジャストしてくれるバーサタイルなベイトリールと言えるでしょう。
エクストラハイギアではラインスラッグの回収の速さが大きな利点となります。そのためラバージグやテキサスリグのようなピンスポットだけを狙って回収する撃ち物ではかなり釣りの効率を高めることができるでしょう。
また、巻き取りが速いことでウィードやアシに潜られる前に素早く回収できるため浮き草やヘビカバー周りでの使用にも非常に有利になると言えます。回収の速さが有利に働くカバー撃ちやフィネスにはエクストラハイギアを選ぶことをおすすめします。
エクストラハイギアでは抵抗の大きなルアーを巻きにくいことがデメリットになってきます。自転車のギアを上げて坂道を登る時にはかなり足に力を入れないと進まないように巻き取り量が多いことでリトリーブの重さがハンドルに乗りやすくなってきます。そのためエクストラハイギアで巻きの釣りも視野に入れて検討している方は注意が必要になるでしょう。
ギア比10:1の最速ギア比が搭載されたベイトリールです。最速ギア比のおかげで素早い回収やスラッグ処理に長けていることはもちろんですが、遠投先でのルアーの動きや状況も把握しやすいという利点も存在します。そのため近距離だけでなく中距離、遠距離のカバーや障害物を狙った撃ちの釣りにもおすすめのベイトリールです!
レボビーストロケットのギア比は9.2:1とこちらもかなり高速ギア比となっています。ビーストロケットは大口径のパワーハンドルと30lbが100mも巻けるラインキャパシティを持ち合わせることで、ヘビーカバーやディープエリアでもビッグバスを容易に引きずり出すことが可能です。
今持っているベイトリールのギア比を変えることができるのか疑問に思う方もいるでしょう。結論から申し上げますと面倒ではありますが、機種によっては可能です。
ベイトリールではピニオンギアとドライブギアの大きさと歯数によってギア比が変わるため、変更したいギア比の2パーツを取り寄せて、付け替えることができればギア比を変えることができます。
少し面倒くさい部分はありますが、ベイトリールを買い替えるよりは安く済ませることができるでしょう。しかしベイトリールの中にはギア比が固定されているモデルも存在するため、一概に全てのリールが変更できるとは言えません。
今回はベイトリールの最適なギア比の選び方についてご紹介してきました。ギア比は釣りの効率や使用感を高めるのに非常に重要な部分となります。自分がベイトリールでどのような釣りをしたいのか?どのようなルアーを主に扱うのか?を考えて適切なギア比選びを心掛けていきましょう。
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