昼間のナマズ釣りはラバージグがオススメ!物陰に隠れるナマズをカバー打ちで狙ってみよう!
作成:2021.11.16更新:2021.11.16
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ナマズ釣りと言えば夜にトップウォーターで釣るイメージを持たれる方が多いでしょう。しかし昼間でも釣り方さえ間違えなければ十分釣ることが可能です。昼間はナマズが行動せずじっと隠れていることが多いので、そんな隠れ家をピンスポットで打っていける「ラバージグ」での打ち物の釣りが大変有効だと言えます。今回はそんな昼間のナマズ釣りに有効なラバージグについてアクションやポイント、おすすめ製品など徹底的に解説してきます。もし昼間のナマズ釣りに興味がある!という方はチェックしてみてください。
ナマズの生態
冒頭でもお伝えした通りナマズは夜行性で夜に獲物を捕食し始めます。一方昼間は岩陰や水草の物陰に潜んでいることが多いです。また、肉食、雑食であることもポイントでドジョウやタナゴ、カエル、虫、甲殻類、時には亀を捕食する場合もあるようです。また、霞ケ浦で同サイズほどのニゴイを貪るシーンを見かけることもありました。こうしてみるとあの雑食と言われたブラックバスよりも更に雑食のような気がしますね。
またナマズの活動可能水温は10~30度の範囲で、3月から11月まで心置きなく釣りをすることができます。
なぜ昼間のナマズ釣りにはラバージグが効くの?
基本的に昼間のナマズは物陰に隠れてじっとしていることが多いです。そんな物陰を効率よく攻略できるアイテムと言ったら「ラバージグ」一択ですよね。甲殻類もターゲットにしているナマズは夜でなくとも目の前に来れば捕食してくれることが多いです。
またテキサスリグや直リグではダメなの?と思う方も多いのではないでしょうか?もちろん問題なく釣ることができます。しかしテキサスリグや直リグはラバージグに比べてフッキング率が低いことから昼間のショートバイトでもしっかりフッキングできるラバージグが最もベストだと言えるのです。
昼間のナマズ釣りはここを狙え!ラバージグを効果的に使うポイント選び!
夜と昼まではナマズの狙い方がガラッと変わってきます。そのためラバージグでのデイゲームではどんな場所を狙えばよいかを知っておくことも重要です。今回はざっくりとデイゲームのポイント選びを解説していくので、自分のフィールドとリンクさせて考えてみてください。
見えナマズ
昼間のナマズ釣りは夜では絶対にできないサイトフィッシングが可能になります。皆さんも昼間の浅い川や池を優雅に泳ぐナマズに出くわしたことがあるのではないでいでしょうか?そんな大胆なナマズもいれば、物陰から顔を出している個体もよく見かけます。そんな時にはラバージグを使ってサイトフィッシングをしてみましょう。バスは見向きもしないことが多いですが、昼のナマズは意外にも好反応であることが多いのです。
シェード+障害物
具体的なシェイド+障害物のポイントは草が垂れ下がったカバーの奥や水路のトンネル、テトラエリア、橋下などがあります。とにかくナマズが隠れやすく、落ち着ける場所をイメージしながら場所を選択していくと良いでしょう。
細かな変化
流れ込みや流れのヨレ、反転流のような細かい変化にもナマズが居着いていることが多いです。これらの場所にはナマズが好む虫や小魚などのベイトが豊富に存在します。また、釣り人からは気が付きませんが、水流によってボトムの地形が変化し、ナマズが隠れやすい環境が整っていることもあるのです。ぜひこのような細かい変化にも気を掛けてあげましょう。
ナマズに効くラバージグのアクションとは?
ナマズだから特別なアクションが必要であるか?と言われれば全くそんなことはなく、バス釣りで使うラバージグのように「シェイク」「ボトムバンピング」「ズル引き」などのアクションで問題ありません。
シェイクとはロッドティップを小刻みに動かすことによって、ラバージグが移動距離を抑えたアプローチができます。ボトムバンピングはロッドを軽くしゃくり上げてフォールをテンポよく繰り返し、ボトムを跳ねながら移動するアクションです。ズル引きは読んで字のごとくボトムに着底した後にズルズルとラバージグを引いてくるアクションのことを指し指します。
今回は3種類のアクションをご紹介しましたが、その中でもボトムバンピングが最も多用するアクションだと言えます。というもの経験上ナマズは機敏に動くラバージグに反応しやすいと感じているからです。またテンポよく探ることができるので、その分ナマズのいる場所に投げ込める確率が上がることも大きな利点だと言えるでしょう。
ナマズ釣りにオススメなラバージグとトレーラーワームをご紹介
ラバージグ
正直ラバージグは何を使ってもらっても構いません。自分自身このラバージグがナマズに効く!と言ったラバージグは特になく、そこまで気にされる要素ではないと言えます。ぜひ皆さんが今持っているラバージグ、あるいは釣具屋さんでビビッと来たラバージグを使ってみてください。
トレーラーワーム
ラバージグに付けるトレーラーワームには少し注意点があります。あまり大きすぎる、太すぎるワームではなく、細身のワームを付けるという点です。ナマズはバスほど口が大きくありませんので、ワームによっては口に入りにくく、ミスバイトに繋がってしまう恐れがあるでしょう。
また、エビフレーバーやイカフレーバーなどの臭い付きワームの方がよりナマズから良い反応をもらうことができます。
【O.S.P】ドライブクロー
ザリガニをほぼそのまま再現したようなリアリティーのあるフォルムと独自のエビフレーバーで物陰に潜むナマズに違和感なく口を使わせることができます。サイズ展開も2,3,4,5と豊富なのでナマズの食い込みが悪ければワンサイズ落とすことでよりフッキング性能を高めることができるでしょう。
【ケイテック】クレイジーフラッパー
様々な形のパーツから構成されるこのワームは水噛みが非常によく、1秒に満たないフォールでも瞬時に水を捉えて、ナマズに存在をアピールしてくれます。またマテリアル自体がしっかり作られているため濃いカバーであっても躊躇なくガシガシ使っていただけるでしょう。
【デプス】リルラビット
細いボディにしゃもじ型のテールが付いているだけのシンプルなワームです。繊細なアクションには不向きですが、ボトムバンピングのようなパワフルなアクションでは非常に有効になってきます。しゃもじ型のテールから繰り出される波動はナマズの捕食本能を一気に搔き立ててくれることでしょう。
【ジャッカル】シザーコーム
スリムボディから腕や尻尾のようなパーツが複数飛び出ている異様なワームです。甲殻類だけでなく、弱った小魚もイメージして設計されているためナマズにもガッチリハマるワームとなっています。またスリムに作られているため口がそこまで大きくないナマズでも食べやすく、フッキング率もかなり高いワームだと言えるでしょう。
ラバージグでのナマズ釣りにオススメのタックルセッティング
ロッド
ラバージグでナマズを狙う釣りではカバーからナマズを引きずり出す必要が出てくるため、ある程度硬さのあるMH~Hのロッドパワーが最適だと言えるでしょう。またレングスとしてはピンスポットに狙いやすく、アクションが付けやすい6ft~7ftの範囲で選んでいただくのが最もベストです!!
リール
ピンポイントでカバーをテンポよく狙っていくのであれば、毎回の回収がスピーディーなハイギア(HG)からエクストラハイギア(XG)を使っていただくのが最もベストだと言えます。また、ナマズを強引にカバーから引きずり出せる剛性感と長時間釣りをしても疲れにくい軽量性はリールを選ぶ上で外せない要素になってくるでしょう。
ライン
ラバージグを扱う上で重要になってくるのが根ズレの強さと感度の良さです。この2つの条件を吟味するとフロロカーボンが最も使いやすく、ベストなセッティングだと言えます。またカバーでのパワフルな釣りであれば16LB~20LBの範囲で選んでいただくと、ラインブレイクもなく、ナマズをしっかり寄せてこれるでしょう。
ナマズをスピーディーに探りたいならスピナーベイトもおすすめ!
ナマズはフラッシングにも反応しやすいと言われています。もちろんラバージグで丁寧に岸際を狙っていくことも大切ですが、ラバージグでのピンの釣りが非効率なシチュエーションもあるでしょう。特に長く続く岸沿いは、ラバージグで攻めきれない場合も多いです。そんな時にはスピナーベイトで岸際を手早くリサーチしていくのも良いでしょう。コツとしてはあまり速く引かず、スローリトリーブでボトムに当てながら引いてくることが重要になってきます。
昼間のナマズはピンスポットをラバージグで狙っていこう!
今回は昼間のナマズ釣りにオススメのラバージグについてご紹介してみました。ラバージグでのデイゲームは夜のナマズ釣りとはガラッと変わったゲーム性の高い釣りが楽しめます!皆さんもラバージグを使って昼ナマズをキャッチしてみてはいかがでしょうか?
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