上流のうなぎ釣り!良型が釣れる上流域のうなぎ釣りについて利点やコツ、エサ選びまで徹底解説!

作成:2021.10.21更新:2021.10.21

清流で釣れたうなぎをクーラーボックスに入れている。クーラーボックスには水も入っているためうなぎも生きている。

河口から中流、上流と多くの場所で楽しまれているうなぎ釣りですが、今回は上流域でのうなぎ釣りについて深く掘り下げて紹介していきます。上流域で釣れるうなぎは良型のものが多く、泥臭くもないので大変美味です。ぜひ美味しいうなぎを釣りに上流域まで足を運んでみてはいかがでしょうか?

うなぎの生態とは?上流から河口まで生息している?

荒川で釣れたうなぎが草むらへ逃げている様子。生命力が強く、陸でも活きいきとしている。

うなぎの生態についてはまだまだ分からない事が多いですが、卵から孵化した稚魚は川を逆上し、中流、上流へと登っていきます。その際うなぎの腹は黄色に変色し、川の岩場に居着くというわけです。その後川で5~10年ほど過ごしたうなぎは体全体が黒の光沢を持つようになり、海へと帰ることになります。

うなぎの中には川に上らず海や汽水域で育つ個体もいますが、逆に上流域まで登ってくる個体も多く見られます。上流域まで登ってきた分、うなぎのポテンシャルも高く、上流では長く・太いうなぎが釣れやすい傾向があると言えるでしょう。

上流域でうなぎ釣りをするメリット

上流域の川の様子

良型のうなぎが釣りやすい

上記でもお伝えしましたが、うなぎは海から川を登って行きます。そのため上流域までたどり着いたうなぎたちは必然的に太くて、長い個体が多いのです。もし河口や中流でうなぎ釣りをしていてサイズがネックとなっているのであれば、その川の上流域に行ってみるのも1つの手だと言えます。

また上流に潜むうなぎは泥臭さがないので非常に美味であることが多いです。私の場合上流域で釣れたうなぎは泥抜きをせずにそのまま食べていますが、全く臭みなどは感じません。

うなぎ釣り特有のエサ取りがいない

河口や中流でうなぎ釣りをしているとよくかかるのがブルーギルやマルタ、ハヤなどのエサ取りと言われる魚たちです。特にドバミミズを使っているとすぐに食べられ、場合によっては針を飲み込まれることもあります。しかし上流域ではそんなエサ取りたちが少ないというメリットがあるのです。もし、下流・中流域での外道に悩まされている方がいれば、気分を変えて上流域でうなぎ釣りをしてみましょう!

近距離で釣りができる

河口や中流でのうなぎ釣りは遠投が伴う場合も多いですよね。皆さんも遠投の際、エサが飛んで行ってしまったことがあるのではないでしょうか?遠投ではキャストにも気を使いますし、それなりのタックルを用意しなければいけません。しかし上流域は川幅がそこまで広くないため遠投せずに近距離で釣りができることも大きな魅力だと言えるでしょう。

上流域でうなぎを釣り上げるために意識することは?

今回はポイント・エサ・仕掛けに区切って紹介していきます。上流域でうなぎを釣りたいという方はぜひチェックしてみましょう。

ポイント選び

待ちの釣りであるうなぎ釣りはポイント選びが最も重要と言っても過言ではありません。うなぎがいる場所を明確に判別することでより釣果アップを目指していきましょう。

うなぎが隠れそうな岩場や草がある

うなぎは昼間、草むらや岩場のい隙間などに身を潜めています。すなわち、そんなうなぎが隠れられそうな障害物があるかどうかはポイントを選ぶ上で非常に大切になってくるのです。

テトラポットや大きな岩場、浮草などうなぎが隠れやすそうなポイントを積極的に見つけていきましょう。

生命感がある

ナマズやコイが認知できたり、ベイトが豊富に泳ぎ回っていたりと生命感が良いポイントを選ぶことも重要です。私も上流域でよくうなぎ釣りをしますが、うなぎが釣れる前後でナマズが釣れることが多く、ナマズとうなぎは同じようなポイントを好む傾向にあると言えるでしょう。

水深や流れの強さ

ポイント選びにおいて水深や流れの強さを気にされる方も多いのではないでしょうか?しかしこの2つはあまり気にしないで良い項目です。

うなぎは水深15cmほどの浅い場所から深場まで広く生息しています。しかし日によって釣れやすい水深が変わってくることもあるため、釣り始めは様々な水深に仕掛けを投入して様子を伺いましょう。

流れの強さも気にすることはありません。うなぎは流れが強いポイントであっても問題なく泳ぎ回り、捕食活動を行います。流れが強い場所であれば良型のうなぎが釣れる確率も高いです。

エサ選び

釣りをするポイントに居そうなエサをチョイスすることもうなぎ釣りでは重要です。上流域ではドバミミズや川エビ、小魚がベストマッチする餌だと言えるでしょう。

ドバミミズ

うなぎの餌のドバミミズがバケツに入っている。少量の土も入れた方が長持ちしやすい。

上流域で最もおすすめな餌はドバミミズです。ドバミミズは遠投がしにくい、エサ取りが掛かりやすいなどの懸念点がありましたが、上流域ではあまり遠投する場面もありませんし、エサ取り自体も少ないのでそのような懸念点が発生しません。

また、鼻がよく効くうなぎはドバミミズの独特な匂いに寄ってくるため、うなぎがエサにたどり着きやすいことも釣れる要因になっています。

魚の切り身

サバの切り身のパッケージ写真

ドバミミズに次いでおすすめなのが鮎やワカサギ、サバなどの切り身です。お手軽かつ安価で手に入れることができるためうなぎ釣りのエサとしてもってこいだと言えます。

針持ちが良く、取れにくいことも大きな特徴で流れが強い上流域でのうなぎ釣りでは最適な餌の1つです。

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仕掛け選び

タックルを使った仕掛け

うなぎ仕掛け

タックルを用いたうなぎ仕掛けは針、中通しオモリ、サルカン、ハリスの4つで簡単に自作することができます。針とハリスを結び、ハリスを20~30cm取った先にサルカンを結びつけます。そしてハリスを付けた反対側のラインアイに中通しオモリを通したラインを結び付けたら完成です。針はうなぎ針の12~15号、オモリは10~15号を目安に考えてみてください。

タックルを使わない棒状の仕掛け

うなぎの穴釣り仕掛け

岩場やテトラポットが多く、投げ釣りができないというポイントも上流域では存在します。そんな時に活躍してくれるのが棒状の仕掛けです。作り方は至って簡単で、棒(木や竹)の片側にハリスを固定し、その反対側に餌付きの針を掛けるだけで完成します。

エサが付いている先端をテトラポットや岩の隙間に突っ込んで中にいるうなぎを誘います。うなぎが掛かったら、棒を手放し、ハリスを手繰り寄せるというもので、夜に限らず、昼間に隠れているうなぎを釣り上げたい場合にも最適な方法です。

上流域でのうなぎ釣りにケミホタルや蛍光玉は必要ない!?

ケミホタルのパッケージ写真

夜釣りでよく使われるのが蛍光玉やケミホタルですが、付けなくて良いと言えます。というのも上流域で釣りをしていて、ケミホタルや蛍光玉を付けた場合と付けなかった場合とでは釣果にほとんど差が見られなかったからです。

うなぎ釣りは根掛かりが多い釣りでもあるため、ケミホタルを毎回付け直すのは出費が激しいですし、何より環境に悪いですよね。付けない方が良いというか「付けても、付けなくても変わらない」というのが正確な伝え方でしょうか。

上流・下流に限らず、うなぎと根掛かりは紙一重!予備の釣り針とシンカーは必須

うなぎ針と中通しオモリの予備の写真

私はうなぎが釣れることと根掛かりは紙一重だと感じます。うなぎは水中の障害物に隠れて、夜になると付近にエサを探しに行きます。つまり、「根掛かり=障害物がある」という方程式が成り立つのです。釣れるポイントほど根掛かりが多いのでシンカー、釣り針の予備は忘れずに持っていきましょう。

多様な場所で釣れるうなぎだが、良型を釣り上げたいなら上流域がおすすめ!

うなぎを釣り上げた時の写真

今回は上流域のうなぎ釣りについて解説してきました。私は様々な場所でうなぎ釣りをしてきましたが、良型のうなぎが釣れる確率が高いのはやはり上流域だと感じます。皆さんも今回の記事を踏まえて上流域まで足を運んでみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

木村玄のプロフィール写真

バス釣り一筋丸10年
木村玄

 バス、たまにうなぎ、巻物、サイトフィッシング、フィネス、霞ヶ浦・北浦 野池・川・ダム(茨城県)


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