超簡単!?うなぎ仕掛けは自作がベスト!様々な仕掛けを一挙に紹介します。
作成:2021.07.26更新:2021.08.20
目次
みなさんはうなぎ釣りに様々な仕掛けがあることをご存知でしょうか?タックルを使ったスタンダードな仕掛けはもちろん、ペットボトルを使う仕掛けやうなぎ筒など多様なものがあります。それに加えてそのどれもが意外にも簡単に自作することができるのです。今回はそんな簡単に自作することができるうなぎ仕掛けについて紹介していきます。みなさんも自作したうなぎ仕掛けを使って釣りに出かけてみてはいかがでしょうか?
うなぎ釣りの仕掛けは自作した方が安上がり!?
うなぎ釣りをしている方であれば共感していただけると思いますが、うなぎ釣りをしていると高確率で根掛かりしてしまいます。そのため仕掛けを大量に用意しておく必要があるのです。自作であればローコストで大量に作ることができるため失う損失は少ないと言えるでしょう。正直自作した仕掛けと釣具屋さんに売っている仕掛けセットでは釣果はほどんど変わらないためうなぎ仕掛けなら自作することを強くオススメします。
うなぎ釣りの仕掛けを自作するのに必要なものは4つだけ!?それぞれの最適なサイズもご紹介!
うなぎ仕掛けに必要なアイテムは「ハリス、針、オモリ、サルカン」の4つだけです。この4つさえ買ってしまえば誰でも簡単かつスピーディーにうなぎ仕掛けを自作することができるでしょう。今回は仕掛けの自作方法も説明していきます。
- リールから出ているラインに中通しオモリを付け、サルカンで止める。
- ハリスをリーダーとしてサルカンに付ける。
- ハリスと針を結び付ける。(最近ではハリスと針がすでにセットになっているものも多い)
ハリス(リーダー)
フロロカーボンかナイロンの3号前後が切られにくくおすすめです。またリーダーの長さとして大体20~30cmを目安に取っていただければ全く問題なくでしょう。
針(フック)
うなぎ用の針を使っていいただくのが最もベストですが、丸セイゴ針やカマス針などでも十分に代用することができます。針のサイズとしましては大体12~15号を使っていただければ問題ありません。もし食いが悪いような状況であれば針のサイズを落としてみてください。
オモリ
中通しオモリの10~15号を使うのがベストです。また「なぜ中通しオモリなの?」と思う方もいると思いますが、単純に通すだけで簡単に仕掛けを自作できる点と中通しオモリを使うことで他の形のオモリよりも根掛かりがしにくくという点が中通しオモリを使う要因になっています。
サルカン
オモリを止める役割なので特にどれを使っていただいても構いません。あまり小さすぎるものは強度が落ちるため使わないようにしましょう。
うなぎ仕掛けを自作するのに上で蛍光玉やケミホタルは付けた方が良い?
これは非常に難しい問題です。なぜなら直接うなぎに聞けるわけではないので様々な意見が錯綜しています。個人的には「付けなくても十分に釣れる」ということが率直な意見です。うなぎは匂いと光に敏感だと言われています。そのためあまり不自然に強い光を見ると警戒してしまうということも考えられるでしょう。また蛍光玉やケミホタルのようなプラスチック素材の不自然な匂いがうなぎ釣りの釣果に悪影響を及ぼすことも考えられます。一説ではうなぎ漁師の方は塩化ビニル素材や樹脂素材のうなぎ筒ではなく、今でもなお竹製のうなぎ筒を使うそうです。理由としては先ほども話した通り不自然な匂いで明確に釣果が変わってしまうからというものでした。
うなぎを確実取るためのタックルセッティングもご紹介!
うなぎを掛けたからには絶対に逃したくないと思う方がほとんどですよね。そのため今回はうなぎ釣りに最適なタックルセッティングについても紹介していきます。とは言ってもそこまで専用のタックルが必要というわけではありませんので皆さんの持っているタックルの中から検討していただけるでしょう。
ロッド
ロッドに関してはちょい投げ用、投げ釣り用、シーバス用など幅広く対応することが可能です。またバス用ベイトロッドでも問題なく釣り上げることができるでしょう。私はいつもバス用ベイトタックルでうなぎ釣りをしていますが巨大なうなぎでも全く問題なく釣り上げることができています。
リール
2500番以上のものがより安全だと言えるでしょう。またベイトリールでも問題ありません。スピニングでもベイトでも事前にドラグ調整をしっかりしておくことが大切です。
ライン
使用ラインはフロロカーボンかナイロンの3号前後のものがベストだと言えるでしょう。また遠投が必要な場合はPE1号前後のものがオススメです。
うなぎはタックルを使った仕掛けだけじゃない!?タックルを使わない仕掛けも自作して釣果アップを狙おう!
うなぎ用ペットボトル仕掛け
仕掛け自体は上記で紹介したものと同じものを使用しますがタックルの代わりにペットボトルを使う方式です。タックルの場合はリールにラインが巻かれていますがペットボトル仕掛けではペットボトルの中央部分にラインを巻き付けます。手で投げ込むため遠投することはできませんが、近場や中距離での釣りには非常に役に立ってくれるでしょう。
水を入れて立てておいたペットボトルが倒れたら魚がヒットしたということになりますね。物凄く原始的な方法ですが、自作した仕掛けとペットボトルだけで釣りができるので、大量に設置できることや荷物が少なくて済むことが大きなメリットとなっています。
うなぎ筒(うなぎ独自の仕掛けの1つ)
うなぎ筒は誰もが知っているあの筒状の仕掛けです。作るのが難しそうと思う方もいると思いますが、筒状のもの(竹やパイプ)とペットボトルの2つで誰でも簡単に自作することができます。うなぎ筒は筒の入口から中に入るにつれて狭めて行くように作るのが基本です。その狭まる形状がペットボトルの飲み口に似ていることからペットボトルを使うことで簡単に自作することができます。また入口と反対側にはエサの香りが流れるように数ヶ所穴を開けておくのが良いでしょう。
うなぎ筒で釣果を上げるコツとして入口を川下にして設置することが大切になってきます。そうすることで下流で匂いを嗅ぎつけたうなぎがより違和感なく入口に入ることができるのです。
穴釣り仕掛け
この方法は某テレビ番組でうなぎ釣りをするという企画の際に紹介されていた仕掛けです。「こんなので本当に釣れるのか?」と思いなら番組を見ていましたが、大きなうなぎをいとも簡単に釣り上げていることに驚きを隠せませんでした。仕掛けの作り方としては1mくらいの棒(木や竹など)とハリス、針だけで簡単に自作することができます。まず棒の片側にハリスをしっかり結び付け、反対側の先端にエサの付いた針を掛けるというものです。
この仕掛けはテトラや岩の隙間など投げ釣りやうなぎ筒では狙うことができないポイントで本領を発揮します。釣り方としては先端のエサ部分を穴の隙間に突っ込み、自らうなぎにアプローチするというものです。うなぎが喰えば棒を手放し、糸を引き寄せます。この方法では日中に隠れているうなぎを釣ることができるため昼間にうなぎ釣りを楽しみたいという方には非常にオススメの仕掛けです。
様々は仕掛けを自作してうなぎ釣りを楽しもう!
今回は自作しやすいうなぎ仕掛けのについて紹介してみました。今回の記事を読んで意外にも仕掛けの自作が簡単だと思った方も多いのではないでしょうか?うなぎ釣りではタックルを使う仕掛けがスタンダードですが、それ以外にもうなぎ仕掛けは様々です。いろいろな仕掛けを自作してうなぎを狙ってみてはいかがでしょうか?