ブルーギルがいとも簡単に釣れる餌とは?ブルーギルに最適な釣り方や餌釣り仕掛けもご紹介!
作成:2021.08.02更新:2021.08.23
目次
「とにかく魚を釣ってみたい!」という方がいれば第一にブルーギルをオススメします。ブルーギルは誰でも簡単に釣れる上、小さくでも引きが強く、多くの方が楽しめる魚種と言っても良いでしょう。また、ブルーギルは数多くの餌や仕掛けを使って釣りができるのも大きな魅力の1つです。ということで今回はそんなブルーギル釣りにオススメの餌や仕掛け、釣り方まで一挙に紹介していきます。魚釣りを始めたい方はまず、近くの池でブルーギル釣りから始めてみてはいかがでしょうか?
ブルーギルとは
餌や仕掛けを紹介する前にまずはブルーギルについて少し紹介していきます。
ブルーギルの生態
ブルーギルは川、池、湖、用水路など日本の各地に点在しています。そのためあまり遠出しなくても皆さんの家の近くで釣ることができるでしょう。基本的に夏場は活発が高く、より魚影が濃くなりますが、夏以外の季節でも問題なく釣ることできます。その中でも産卵期の初夏から秋にかけては釣りやすいのでオススメだと言えますね。
ブルーギルの食性
ブルーギルは昆虫、ミミズ類、小魚、藻類、貝類など何でも食べてしまうほど雑食です。しかしバスやコイよりも口が小さいためあまり大きな餌は不向きと言えるでしょう。
ブルーギルに最適な餌を厳選してご紹介!!
上記でお伝えした通り、ブルーギルは何でも食べてしまう雑食です。そのため多くの餌をお使いいただくことができるのですが、その中でも今回はオススメの餌を厳選して紹介していきます。ブルーギルの餌選びに迷った方はぜひ参考にしてみてください。
ミミズ(生き餌)
ブルーギル釣りの最もスタンダードな餌がミミズです。その強烈な匂いが水中に充満してブルーギルを呼び寄せてくれます。またミミズはブルーギル以外にもブラックバスやオイカワ、コイなど多種多様な魚を釣ることができる万能餌として知られています。ぜひ釣り場に着いたら地面を軽く探ってみましょう。
グルテン(練り餌)
グルテンはいわゆる「練り餌」と言われるものです。水を適量入れるだけで誰でも簡単に作ることができます。最初は餌付けが上手く行かず、すぐに取れてしまうこともあるでしょう。そんな時は水分量を気持ち少なめにして、良く練って付けるようにすると外れにくく、餌を長持ちさせることができます。グルテンで釣りに行く際は餌を入れる容器を忘れずに持っていきましょう!
米粒
「米粒で釣れるの!?」と驚く人も多いのではないでしょうか?これを初めに聞いた時は自分も半信半疑でした。しかしなぜか釣れるのです!これはブルーギルの好奇心で口を使っているのか、デンプンが餌として認知されているのかよくわかりませんが問題なくブルーギルを釣ることができます。「ミミズや練り餌は手が汚れるから嫌だ!」と嘆いている方にはピッタリの餌と言えるでしょう。
パン
「米粒で釣れるならパンでも釣れるのでは?」と思った方、その通りです!パンをちぎって小さく固めて針に付けてあげれば完成です。消費期限切れのパンが家にあれば有効活用してみてはいかがでしょうか?
ブルーギルの餌釣り仕掛けと使い方をセットでご紹介!!
餌が決まれば次は仕掛けですね。ブルーギルは多様な仕掛けが存在しますが、今回はその中でも初心者の方が使いやすい仕掛けをご紹介していきます。
ウキ釣り
ウキ釣り仕掛けはブルーギルの餌釣りの中で最も定番的存在です。投げてウキが沈むのを待つだけと非常にシンプルなので初心者やお子さんも簡単に釣ることができるでしょう。ウキ釣り仕掛けはウキ、ウキ止め、ガン玉(オモリ)、フックがあれば自作することができます。
基本的に待つ釣りなのでブルーギルが集まりそうな場所に投げるということがポイントになってきます。ただ何も考えずに投げるのではなく、日陰や流れ込み、橋脚の下などブルーギルのいそうなポイントを探してみましょう。
サイトフィッシング
サイトフィッシングは目視できるブルーギルの前に敢えて餌を落として誘う釣りです。仕掛けは釣り糸の先端に針を付けるだけというシンプルなものですが、ブルーギルの餌を食べる瞬間が見て取れるため非常にエキサイティングな釣法と言えるでしょう。
コツとしてはブルーギルに人の存在を気が付かせないことが重要になります。人の存在を認知してしまうとどうしてもブルーギルが餌を喰いにくくなってしまうのです。
スプリットショットリグ
深い場所にいるブルーギルにはスプリットショットリグもおすすめです。仕掛けも針とガン玉(オモリ)だけで簡単に作れてしまうため、もしブルーギルの魚影が見えないときはスプリットショットリグに切り替えるのも良いでしょう。基本的なアクションとしてはボトム(水中の底)をゆっくり引いてくるかその場で放置するかの2択となります。
スプリットショットリグはウキ仕掛けやサイトフィッシングのようにブルーギルのバイト(餌を食べる瞬間)を見て取れないため釣り糸を通してアタリを取る必要があります。つまり糸がたるんだ状態だとブルーギルのアタリを取りづらくなってしまうのです。常に糸を張ってアタリを把握しやすくしておきましょう。
ブルーギルを餌で釣るコツとは?
ブルーギルはブラックバスやコイと違って口が物凄く小さいことが特徴です。そのため餌の大きさの調整が非常に重要になってきます。餌が大きすぎると餌を食べ切れず、針の部分まで到達しない間に逃げられてしまうことも多いです。もしアタリがあるのに乗らない時は餌のサイズを少しダウンさせることがブルーギルを釣るコツと言えるでしょう。
ブルーギルが釣れたらそれを餌にもっと大きな魚が釣れることも!?
ブルーギルを釣って楽しむことも良いですが、釣ったブルーギルを利用して泳がせ釣りをしてみることも非常にオススメです。ブルーギルがいる場所にはブラックバスやナマズ、ライギョが共存している可能性が高く、ブルーギルはそんな魚たちの格好の餌となります。ブルーギル釣りに飽きた方やもう1本タックルを用意できる方は試してみてはいかがでしょうか?ヒットすればビッグサイズであることは間違えありません!
誰でも簡単に釣れることがブルーギルの餌釣りの魅力!様々な餌でブルーギル釣りを楽しもう!
今回はブルーギルの餌釣りについて紹介してみました。近場で誰でも簡単に釣ることができるのはブルーギル釣りの大きな魅力と言えるでしょう。餌は現地調達できる生き餌や練り餌、皆さんの家にある食べ物まで様々です。ぜひ多様な餌や仕掛けを使ってブルーギル釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか?