青物釣りに重要なアイテムはスナップ!より強く頑丈なものとは?
作成:2021.10.25更新:2022.01.06
目次
青物釣りは重要なアイテムがたくさんある
青物アングラーのみなさま大物釣れてますか?青物釣りで重要なポイントになる結束部分の強度が一番だと思います。もちろんロッド、リール、ライン、リーダー、ルアー、フックと大物でも耐えられるアイテムを万全に整えることでしょう。そして腕がパンパンになりながらシャクってシャクってドーンっと地球でも釣れたか?と思う間もなく激ファイトが開始される青物釣り!そんなファイト中にフッっと軽くなる。こんな悲しい経験ありませんか?私はたくさんあります。このようにバレる原因で一番多かったのがスナップだったんです。そしてあるスナップに出逢ってからはバラしが激減しました。そんな経験も踏まえて今回は青物用のおすすめスナップをご紹介します。
見逃しやすいスナップ選び
青物釣りを準備していて意外と見逃しがちなのがスナップやリングです。まぁスナップやリングが伸ばされるってめったに無いよ!とお思いの方もいらっしゃると思います。その通りそのぐらいめったにないチャンスなんです。その数少ないチャンスをものにするアングラーはスナップも抜け目なくチェックし選び抜いているんです。だからブリ釣りに行ったのにマグロとか釣っちゃう人がいるんです(笑)
オフショアで青物を釣るためのタックルとは?
今回はオフショアでの青物釣りなので釣り船でポイントに行きます。そして船長の指示の元ジグを落としジャークしていくのですが一般的なタックルをご紹介しておきます。釣り船にはレンタルもありますので初心者の方はレンタルで始めることをおすすめします。
ジギングロッド
ジギングロッドの6~7f未程度でジグ200gぐらいまで対応のもの。
おすすめロッド
DAIWAブラストがコスパ的にもおすすめです。特にJ61MHS・Vは200gぐらいまでのジグでワンピッチジャークもきれいに操作できます。
SHIMANOグラップラータイプJのS60-4おすすめします。ジグ210gまで可能。軽さと強さがあり3ピースというコンパクトさも魅力です。コスパもいいですね。
スピニングリール
スピニングリールのダイワ4500~5000番(SW新品番の場合は8000~10000)、シマノ8000~10000番。スプールはPEライン3号が400m以上巻けるタイプ。ギアはジャーク好みで分かれますがノーマルかハイギアで巻取り長は90cm以上が理想です。
おすすめリール
DAIWAブラストLTがおすすめです。LTなので6000で自重が370gです。ジギングは体力勝負なのでこの軽さは釣果に繋がりますよ。もちろんソルティガやセルテートSWだと安心ですね。
SHIMANOのストラディックSWはコスパ的には最高だと思います。もちろんステラやツインパワーは完璧ですので言うことはありません。
PEライン
PEは3~4号。私は8本編みの3号を使用しています。12本編みも安くなってきているので検討しても良いと思います。船長からタナの指示があるので10mおきにマーキングカラーがあるものが良いでしょう。色の順番を覚えておきましょう。
おすすめPEライン
ちょっと高めですけど最近はこればかり使っています。海で使用するPEはVARIVASを選んでいます。8本編みでも細く感じます。ジギングはPEが傷みやすいのでラインチェックはこまめにしましょう。
8本編みで価格も手ごろなので使っていました。淡水も海水もDUELのPEはいいですね。
DAIWAのソルティガデュラセンサー。一緒に行ったジギングアングラーの評価が良かったので一度使用してみたいと思っています。
リーダー
フロロライン70~80lb程度。ラインとリーダーの結束は最低でもFGノットが理想。パワーを吸収してくれるのでナイロンを選択する方もいますがジャーク時とファイト時の伸びが気になる方にはオススメはしません。
おすすめリーダー
太刀魚釣りなどでもお世話になっています。ブリでは20号です。海でのフロロカーボンのショックリーダーはVARIVASがおすすめです。
スナップ・リング
壊れにくく頑丈なもの*のちほどで詳しくご説明します。
ジグルアー
150~250gのジグルアー。最近はいろんなジグが発売されています。次回詳しくご紹介しますね。
アシストフック
シングルフックとダブルフックがあります。またジグのスナップ側(ライン側)にアシストフックを付ける場合もあります。好みもありますが釣り船によっては他の人とのお祭りを避けるため青物の場合はシングルフック1本のみという場合もあります。ちなみに私はシングルフック1本です。ブリのタナまで落とす際にもフック1本なのでホッケなどの外道が掛かりにくくもなります。
アシストフックがシングルの場合
シングルフックの場合は掛かりが浅くない限りフックが外れてバレるということは少ないのでライン・結束部分・スナップを信用してファイトを楽しみましょう。
おすすめアシストフック
フックもたくさん使用して変えました。弱いとすぐ伸びます。でも下記の2つは伸びません。おすすめです。5/0ぐらいがおすすめです。
アシストフックがダブルの場合
2本以上付けると確かにかかる確率は上がります。ただしブリなどの青物は暴れるので図のように1本目のフックが掛かったあと2本目のフックが掛かる確率が非常に高いのです。そうなると1本目のフックにテンションが掛からずバレやすくなるのでやめました。根魚などの五目釣りなどではダブルフックは効果的ですね。
青物用のスナップとは
青物の仕掛けにおいてPEラインの強度とリーダーの強度。そしてお互いの結束強度は確かに重要です。でもこれらは経験して慣れていくと十分強度は高いものになっていきます。でも肝心なルアーとの接続部分に当たるスナップとリングも強度を上げておかなければ他の強度が上がった分この部分にとてつもない力が加わります。信用できるスナップなどを選ばないといけません。では青物用のスナップをご紹介していきます。
青物用スナップ
定番スナップの形状から新しい形状までご紹介します。実際に使ってみたスナップもありますので是非ご参考にしていただければと思います。
下記アイテムは青物アングラーには定番のスナップかもしれませんね。硬くて丈夫ジグのアイ形状によってはちょっと入れづらいです。私も使っていました。ワラサ~ブリクラスは問題ありません。どんな釣りでもこの形状は強いんだなぁと感じました。でもマグロはだめでした。間違ってマグロが掛かる可能性のある水域は気を付けて下さい。
こちらも鉄腕と同じ形状です。フックメーカーのオーナーなので信頼のおけるメーカーですね。
これは強いスナップです。ジグのアイへの取り付け方にちょっとコツがいりますが慣れると簡単です。構造が単純で強くトラブルが少ないです。ジグ交換をし過ぎると甘くなってきますが勝手に外れることはありませんでした。おすすめです。接続の仕方はSTUDIO OCEAN MARKのHPで確認できます
Katsuichiのデコイ使っているアングラーは多いです。3番で十分いけます。この形状が力をうまくリーダーに伝えられるのだと思います。伸びて外れたなどは聞いたことがありません。実績も多いので是非おすすめです。
最近は下記アイテムを使っています。日本人では思いつかない形状かもしれません。スナップやリングにジグのアイを通すために必ずどこかを緩めますがその緩める作業がスナップを弱くするのですがこのスナップは緩める部分が無いんです。ジグのアイに通してクルクル回すだけ。#2を使っていますが今のところブリクラスは問題ありません。
次回チャレンジしようと思っているのが下記です。仕組みはオーシャンスナップに似ているのですがスナップ内の遊びが少ない分ジグをシャクった瞬間の動きが伝わり易いのではと考えて使用してみたいと思っています。
青物用リング
私の良く乗る釣り船の船長はリング派です。ルアーチェンジもあまりしない方はリングが良いと思います。
やっぱりスナップよりリングという方も多いですね。確かにリングが伸びたとは聞いたことがありません。
スプリットリングと結束用の溶接リングが既にセットされているコンビリング。初心者の方や時短したい方はこちらがおすすめです。
青物とのファイトでスナップは重要なんです
青物釣りのスナップについてはいかがでしたか?青物はあの巨体で大暴れするため普通のスナップではすぐ壊れてしまいます。特にスナップが重要なアイテムということはお解りになっていただいたと思います。ブリ釣りに行ってマグロに遭遇なんてこともあります。是非万全の準備でショアへ繰り出しましょう!
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