メッキ釣りマニアが教える!対メッキ最強ルアーをご紹介!
作成:2022.07.21更新:2022.07.21
夏~秋の大人気ターゲット、メッキ。アグレッシブにルアーに襲い掛かる姿と強烈な引きはアングラーを魅了します。
僕もメッキに魅了されたアングラーの1人。メッキポイントまでは家から徒歩3分、シーズン中は毎日のように通い様々な事を試しました。僕ほどメッキ釣りに拘っているアングラーは日本中を探してもそう多くないでしょう。今回はそんなメッキ釣りマニアの僕が対メッキ最強ルアーをご紹介します!
メッキ釣り最強ルアー
ポッパー編
フローティングポッパーとシンキングポッパーを1つずつご紹介します。
ペンシルポッパー(タックルハウス)
44mmというサイズ感が絶妙。高活性だと7㎝のポッパーでメッキが釣れることもありますが、そんなケースはあまり多くありません。色々試しましたが5㎝でもやや大きいんですよね。ペンシルポッパーはフローティングのポッパーなので完全に水面狙いです。左右に規則正しく首を振るので喰わせのタイミングが作りやすいのが○。強くアクションすると飛び出してしまうので、控えめに丁寧にロッドワークを行うのが使いこなすコツです。軽いルアーですがバランスがシビアではないのでフックサイズを大きくしてもきちんと動いてくれるのも良いところですね!飛距離が出ないのが唯一の弱点ですが、それを補って余りあるぐらい釣れるので常にタックルボックスに2個は入れておきたいルアーです。
クリスタルポッパー30S(バスデイ)
メッキ釣りにはコレ!とまで言われる名作ルアーです。透明ソリッドボディによるフラッシングが魚にしっかりアピールします。しっかり飛距離が出るのが大きな強み、ペンシルポッパーでは届かないポイントにも届きます。シンキングポッパーなので高速で激しいジャーキングをしても飛び出し難く、速い動きに好反応なメッキを狙うときに重宝します。泳ぐレンジがペンシルポッパーよりもやや下であり、メッキのバイトで派手に水面爆発することは少ないので視覚による楽しみはペンシルポッパーよりも少なく、そのことから僕はあまり使わなくなりました。カップ部分が割れやすいような気がしますが、割れていても釣れるのであまり気にはしていません。個人的には1個持っていれば良いかなぁと思います。
ペンシルベイト編
ペンシルベイトはシンキングペンシル(シンペン)が主流ですが、いいフローティングペンシルもありますのでそちらも紹介したいと思います。
プラティ(タックルハウス)
メバル用プラグなので、メッキ釣りのような速いアクションは苦手で飛距離は出ません。そのことからメッキに使う事はなかったルアーなのですが、師匠から「メッキ釣れるよ」と教えてもらって使い始めたルアーです。非常に軽いフローティングペンシルなので風が吹いたら使えませんが、水面を綺麗にドッグウォークし、ポッパーやシンペンに反応しないメッキを喰わせることが可能です。今では師匠よりも上手く使いこなしています(笑)ポッパーの派手なアクションは嫌うけど、シンペンのレンジでは喰わない。そんなときに大活躍するルアーです。フローティングなのでバイトの瞬間が丸見えで、水面爆発も起こるので使っていて超楽しいです。今では絶対に手放すことが出来ない、タックルボックスに2個は入れておきたいルアーです。
ピットスティック47(タックルハウス)
これまで色々なシンキングペンシルを使ってきましたが、メッキ釣りで圧倒的に使いやすかったのがピットスティックです。飛距離が圧倒的で遠く離れたポイントも狙い打てます。ライトゲーム用のシンキングペンシルはメッキ釣りで使うような高速アクションが苦手なものも多く、そういったシンキングペンシルはラインとフックが絡むトラブルが多いのですが、ピットスティックは高速アクションもしっかりとこなします。ピットスティックはタックルハウスから発売されている通常版だけでなく、ゴーフィッシュから発売されているライトウエイトモデル(0.4g軽い)とアジングカスタム(0.5g重い)も存在し、それぞれを使い分けることにより細かく探ることが出来ます。
通常版より0.4g軽いライトウエイトモデルは、わずかに遊泳レンジが浅く表層を意識しているメッキに効果的ですが、正直な話をするとメッキの為にわざわざ買い揃える必要はないかなと思います。
通常版より0.5g重いアジングカスタムはとにかく飛距離がえげつないです。ただでさえ飛ぶピットスティックが更に飛びます。また、重いので通常版よりも遊泳レンジが深く、表層に出切らないメッキに効果的です。体感としては通常版よりも3㎝~5㎝深いレンジを泳ぐようなイメージですが、表層メインのメッキ釣りにおいて数㎝の遊泳レンジの差は非常に大きいと感じており、状況にもよりますがそれをコントロール出来るか出来ないかで釣果は大きく変わってきます。
通常版を2本、アジングカスタムを1本タックルボックスに入れておきたいですね。
ミノー編
表層やや下を意識しているメッキを釣るときに有効なのがミノーです。ミノーはモデルによってアクションが様々で、何を使うかによって釣果は大きく変わります。
スピアヘッドリュウキ38S(DUO)
ライトゲーム用ではなく、ネイティブトラウト用のミノーです。ネイティブトラウト用のミノーはこのルアーに限らずメッキとの相性が良いモノが多いです。このルアー最大の特徴は38㎜というサイズ。ボリュームの小ささが低活性のメッキにも口を使わせます。細かく速いロッドワークでフラッシングさせるのが主な使い方ですが、投げて巻くだけでもしっかりと釣れるので、とにかく1匹釣ってみたい初心者の方には特におすすめです。
ミノーはバイトの瞬間が見えず、「チェイスからバイトまでを見る」というメッキ釣りの楽しみ方が出来ないのであまり好きではないのですが、どうしても釣りたいときはこのルアーに頼ってしまうことが多いです。淡水用のミノーですが2年間フック交換なしで使えているので、ソルト対応フックだと思われます。これも嬉しいポイントですね。タックルボックスに1個は入れておきたいルアーです。
ルアー選択のポイントはレンジとアピール力
完全に個人の主観ですが、メッキは浅いレンジで釣るのが一番楽しめると思っています。今回ご紹介したルアーの主戦場は0㎝~30㎝ほどまでです。釣る為のポイントはレンジ調整とアピール力。0㎝~30㎝の中を5㎝刻みで調整し、メッキの反応が良いレンジを探る。嘘みたいな話ですがレンジが5㎝変わるだけで10か0で分かれる時もあります。
そしてアピール力。同じレンジを泳ぐルアーでもアピール力が高い方が好まれるのか?低い方が好まれるのか?はその日によって違います。簡単に釣れるイメージのメッキですがルアー選択で大きく釣果が変わってくる釣りなので、そのあたりを意識すると釣果は自然と伸びてくるでしょう。
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