タックルを用いたうなぎ仕掛けは針、中通しオモリ、サルカン、ハリスの4つで簡単に自作することができます。針とハリスを結び、ハリスを20~30cm取った先にサルカンを結びつけます。そしてハリスを付けた反対側のラインアイに中通しオモリを通したラインを結び付けたら完成です。針はうなぎ針の12~15号、オモリは10~15号を目安に考えてみてください。
岩場やテトラポットが多く、投げ釣りができないというポイントも上流域では存在します。そんな時に活躍してくれるのが棒状の仕掛けです。作り方は至って簡単で、棒(木や竹)の片側にハリスを固定し、その反対側に餌付きの針を掛けるだけで完成します。
エサが付いている先端をテトラポットや岩の隙間に突っ込んで中にいるうなぎを誘います。うなぎが掛かったら、棒を手放し、ハリスを手繰り寄せるというもので、夜に限らず、昼間に隠れているうなぎを釣り上げたい場合にも最適な方法です。
夜釣りでよく使われるのが蛍光玉やケミホタルですが、付けなくて良いと言えます。というのも上流域で釣りをしていて、ケミホタルや蛍光玉を付けた場合と付けなかった場合とでは釣果にほとんど差が見られなかったからです。
うなぎ釣りは根掛かりが多い釣りでもあるため、ケミホタルを毎回付け直すのは出費が激しいですし、何より環境に悪いですよね。付けない方が良いというか「付けても、付けなくても変わらない」というのが正確な伝え方でしょうか。
私はうなぎが釣れることと根掛かりは紙一重だと感じます。うなぎは水中の障害物に隠れて、夜になると付近にエサを探しに行きます。つまり、「根掛かり=障害物がある」という方程式が成り立つのです。釣れるポイントほど根掛かりが多いのでシンカー、釣り針の予備は忘れずに持っていきましょう。
今回は上流域のうなぎ釣りについて解説してきました。私は様々な場所でうなぎ釣りをしてきましたが、良型のうなぎが釣れる確率が高いのはやはり上流域だと感じます。皆さんも今回の記事を踏まえて上流域まで足を運んでみてはいかがでしょうか?
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