ロックフィッシュに使える!ジャッカルのロッド・リボルテージシリーズを実釣インプレ

作成:2020.01.05更新:2021.08.20

ジャッカルのロッドで楽しむロックフィッシュの実釣インプレ!

全国のフィールドで多数のファンを抱える人気釣具メーカー・ジャッカル。古くはバス釣り用のアイテムを販売するメーカーとして人気を集めていましたが、近年はソルトゲームのシーンでも愛用するアングラーが増えています。

ジャッカルからはソルトゲーム用のラインナップとしても多数のロッドがリリースされていますが、2019年12月の時点ではロックフィッシュの専用ロッドはありません。しかし、ロックフィッシュのメッカである北海道ではジャッカルから販売されているバスロッドをロックフィッシュに流用して釣りを楽しむアングラーがいます。

ここではそんなジャッカルのロッドラインナップの中から、ロックフィッシュにおすすめのロッドを北海道で活躍するジャッカルフリークのアングラーと一緒に実釣インプレ解説していきます。ジャッカルのロッドでロックフィッシュを楽しみたい方はぜひ参考にしてください。

インプレ取材に協力してくれたアングラー

今回のジャッカル製ロッドのインプレ取材に協力してくれたアングラーを紹介します。

長万部カップ優勝のロックフィッシャー・甲斐さん

札幌市を拠点にロックフィッシュを楽しむジャッカルフリーク。使っているロッドはもちろん、ワームやラインまでジャッカルのアイテムを愛用しており、北海道最大のロックフィッシュトーナメント、長万部カップでも優勝するなどの結果を残しています。昨年販売されたリボルテージシリーズを愛用しており、今回のインプレ取材でも様々な釣果をあげてくれました。

ロックフィッシュに流用できるジャッカルのおすすめのロッドは?

ジャッカルからはBPMやリボルテージはもちろん、ソルトゲーム用のBRSなど様々なロッドがリリースされています。甲斐さんはジャッカルの様々なロッドをロックフィッシュゲームで取り入れていますが、その中でもリボルテージやBPMなどのバスロッドがロックフィッシュとの相性が良いとおっしゃっていました。

バスロッドはテクニカルな釣りが楽しめる

北海道や東北でのロックフィッシュシーンではバスロッドなどを使って、テクニカルな釣りを楽しむアングラーが増えています。アイナメはもちろん、クロソイなど魚種に対しての応用力も高いため、はじめてルアーフィッシングに挑戦する方でも充分扱うことができます。バスロッドを使ったロックフィッシュの釣果については、甲斐さんと行った過去の取材記事も参考にしてください。

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ロックフィッシュに効果的なバスロッドを実釣解説!流用するワケとは?

ロックフィッシュにおすすめのジャッカル製ロッド

甲斐さんが厳選した、ジャッカルのロックフィッシュにおすすめのバスロッドを紹介します。ジャッカルのロッドをロックフィッシュに流用したいと考えている方は、それぞれのロッドのスペックや用途を見極めながら自分に合ったアイテムを選んでみましょう。

リボルテージ RV-S69MH-MON

ジャッカル・リボルテージ RV-S69MH-MONは昨年リリースされたジャッカル初のトーナメントスペックのバスロッド。甲斐さんの釣りではベースとなる一本として活躍している定番のロッドです。今回のインプレ取材では雨が降る12月の室蘭港で大型のアイナメもキャッチしておりパワーだけではなく、繊細な釣りにも対応できることを目の前で証明してくれました。

リボルテージ RV-S69MH-MONは漁港での定番のロックフィッシュにおすすめ

ジャッカル・リボルテージ RV-S69MH-MONは、漁港でのロックフィッシュで定番となる14g〜21gのテキサスリグでボトムをコンタクトさせる釣りにおすすめです。写真はまさしくボトムコンタクトでのアプローチでキャッチした40cmを超える大型のアイナメ。根掛かりのしやすいゴロ石にリグを当てながらボトムをズル引きし、リボルテージならではの繊細なアプローチとロッドのパワーを活かしてアイナメをキャッチしました。

こちらの写真はファイト中の様子です。40cmを超える大型のアイナメに対しても負けない圧倒的なパワーは本格的なロックフィッシュロッドにも引けをとりません。

リボルテージ RV-S69MH-MON

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リボルテージ RV-S69MH-MONのインプレ時のタックル情報

リボルテージ RV-S69MH-MONで実釣インプレしていただいた時のタックルの組み合わせをご紹介します。

リボルテージ RV-C69L+

ジャッカル・リボルテージ RV-C69L+はリボルテージシリーズの中ではベイトフィネス用のロッドとして販売されているベイトロッド。小規模漁港などを中心に3.5g〜10gまでのライトリグを使った釣りにおすすめのロッドです。近距離を狙ったキャスティングでのアプローチはもちろん、壁際や足元についている大型のロックフィッシュを狙う時にはベイトロッドの特性が大きく発揮されます。

リボルテージ RV-C69L+は壁際の釣りにぴったりのスペック

写真はジャッカル・リボルテージ RV-C69L+で壁際を丁寧に探る甲斐さん。今回は惜しくもファイト中にバラしてしまいましたが、目測で40cmを超えるアイナメをかけました。北海道のフィールドでは、壁際で50cmに迫る大型のアイナメもキャッチされており、繊細なリグを扱えるベイトタックルは必要不可欠なアイテムの一つです。甲斐さんはベイトリールにフィネススプールを合わせたベイトフィネスカスタムをリボルテージ RV-C69L+に合わせていました。

リボルテージ RV-C69L+

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リボルテージ RV-C69L+のインプレ時のタックル情報

リボルテージ RV-C69L+で実釣インプレしていただいた時のタックルの組み合わせをご紹介します。

リボルテージ RV-C73H

ロックフィッシュにおすすめのジャッカル・リボルテージシリーズの中では、もっともパワーのあるリボルテージ RV-C73H。甲斐さんはオカッパリからボートまでの幅広いシチュエーションを一本のロッドで楽しみたい状況で愛用しているロッドです。扱えるリグのウエイトも14g〜28gまでと幅広く、レギュラーファーストテーパーを活かしてハードベイトゲームにも使うことができます。

リボルテージ RV-C73Hと大型のワームでアイナメを釣り上げる

写真は室蘭の沖堤防でキャッチした大型のアイナメ。リボルテージ RV-C73Hの、7inchを超える大型のストレートワームを快適にアクションさせられる操作性と、ケーソンの穴から40cm後半のアイナメを浮かせてこられるパワーは、Hクラスのベイトロッドならではです。ケーソンの穴撃ちではあえて大型のワームを使うことで良型を狙った釣りをできるメリットがあります。

ハードベイトを使ったロックフィッシュ

近年人気を集めているハードベイトを使ったロックフィッシュゲーム。ジャッカル・リボルテージ RV-C73Hは、巻物と呼ばれるスピナーベイト、チャターベイト、バイブレーションなども快適に扱うことができるため、一本のロッドで様々な釣りを楽しみたい方にもおすすめのロッドです。

リボルテージ RV-C73H

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リボルテージ RV-C73Hのインプレ時のタックル情報

リボルテージ RV-C73Hで実釣インプレしていただいた時のタックルの組み合わせをご紹介します。

リボルテージ RV-C66M-LST

甲斐さんがもっとも気に入っているジャッカル・リボルテージ RV-C66M-LST。リボルテージシリーズで唯一のソリッドティップのベイトロッドです。7g〜17.5gまでの幅広いウエイトに対応できることはもちろん、ボトムの釣りから壁際の釣りまで様々なシチュエーションをカバーできます。

リボルテージ RV-C66M-LSTとベイトタックルで絞り出したランカーサイズの一本

写真は足元のゴロ石に丁寧にアプローチしてキャッチした50cmを超えるランカーサイズのアイナメ。リボルテージ RV-C66M-LSTのソリッドティップの繊細なアプローチはボトムの地形に合わせて、丁寧にトレースしたいシチュエーションにもぴったりです。インプレ取材当日は3名で釣りをしましたが、魚の活性が低く簡単に魚が口を使いませんでした。本来はスピニングタックルでアプローチしたい状況でも、しっかりと魚を絞り出せる尖った性能がリボルテージシリーズの魅力です。

リボルテージ RV-C66M-LSTは扱えるルアーも多彩

ボトムや壁際でのワームの釣りはもちろん、ライトウエイトのチャターベイトやスイムジグ、クロソイを狙った小型のプラグ類なども快適に扱える点が、リボルテージ RV-C66M-LSTの魅力。レングスが短く取り回しもしやすいため、ジャッカルのロッド好きにはもちろん、ベイトロッドでロックフィッシュを手軽に楽し/んでみたい方にもおすすめのロッドです。

リボルテージ RV-C66M-LST

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リボルテージ RV-C66M-LSTのインプレ時のタックル情報①

リボルテージ RV-C66M-LSTで実釣インプレしていただいた時のタックルの組み合わせをご紹介します。

リボルテージ RV-C66M-LSTのインプレ時のタックル情報②

2つめの組み合わせもご紹介しましょう。

BPM BS-69ML

今回紹介するジャッカルのロッドの中ではもっとも価格帯が安価なBPM BS-69ML。リボルテージをいきなり購入するのは少し予算オーバーに感じる方はBPMシリーズでロックフィッシュを楽しむのもおすすめです。扱えるリグのウエイトは5〜10gとやや軽めであるため、甲斐さんはショートディスタンスの釣り専用ロッドとして愛用しています。

BPM BS-69MLは食わせの釣りにおすすめ

甲斐さんはリボルテージ RV-S69MH-MONとの使い分けとして渋い状況での食わせに特化したアプローチにBPM BS-69MLを使っています。価格も安価であるため、ロックフィッシュロッドではカバーできない軽めのリグを快適に扱えるロッドを探している方にもぴったりです。写真は40cmを超えるアイナメ。ライトリグ用のバスロッドというとそのパワーを心配する方もいるかもしれませんが、ランカーサイズのロックフィッシュにもしっかりと対応できます。

BPM BS-69ML

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BPM BS-69MLのインプレ時のタックル情報

ジャッカルロッドでロックフィッシュするならリボルテージ RV-S69MH-MONがおすすめ

今回紹介してもらったジャッカル製ロッドのラインナップの中で初心者がロックフィッシュロッドとして流用しやすいロッドについてお聞きしたところ、悩んだ末にリボルテージ RV-S69MH-MONをチョイスしていただきました。

リボルテージ RV-S69MH-MONはレングスが短いため操作性が良い

リボルテージ RV-S69MH-MONはロッドの長さが6ft台とロックフィッシュロッドに比べると短めな特徴があります。短いロッドは初めて扱う方でもキャストがしやすいことはもちろん、リグをアプローチする時の操作性も高く、小規模漁港などでも快適に釣りを楽しむことができます。

リボルテージ RV-S69MH-MONはハリがあって根掛かりを外しやすい

ロックフィッシュでは切っても切れない根掛かり。特に慣れていない方はそのリスクを考えてしまいがちです。リボルテージ RV-S69MH-MONはスピニングロッドながらMHクラスのパワーが設定されているため非常にハリがあります。そのため根掛かりがしにくくはじめて挑戦する方にも根掛かりを外しやすいメリットがあります。

リボルテージ RV-S69MH-MONはルアーのウエイトキャパシティが広い

リボルテージ RV-S69MH-MONは扱えるルアーのキャパシティが多いため、水深や潮の流れなどに合わせて様々なウエイトのリグが扱えます。いきなり複数のロッドを用意することはジャッカルのロッドをはじめて購入する方にはやや難しいため、一つのロッドで幅広いリグが対応できることは、対応できる魚種やフィールドを広げることにもつながります。

ジャッカル・リボルテージはデザイン性が高い

リボルテージ RV-S69MH-MONだけではなく、ジャッカル・リボルテージシリーズすべてに共通する魅力としてデザインのかっこよさも甲斐さんはあげていました。取材した私もリボルテージの実物をはじめて拝見させていただきましたが、ジャッカルのこだわりが詰まったディテールとデザインはまさに本格派。北海道や東北ではロックフィッシュに使っているアングラーも少ないため、人とは違うかっこいいロッドを探している方にもおすすめです。

リボルテージ RV-S69MH-MON

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ジャッカルのバスロッドでロックフィッシュを楽しもう!

ジャッカルのバスロッドはロックフィッシュに流用できるアイテムが豊富に揃っています。今回はリボルテージシリーズを中心に北海道で実績のあるモデルを選んでインプレしていただきましたが、それぞれのフィールドやターゲットに合わせたアイテムを豊富なラインナップから選べるのもジャッカルの魅力です。ジャッカルのロッドでロックフィッシュを楽しみたいと考えている方は、今回の記事を参考にぜひ実釣に導入してみましょう。

記事中の紹介グッズ一覧

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リボルテージ RV-S69MH-MON

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リボルテージ RV-C69L+

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リボルテージ RV-C73H

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BPM BS-69ML

この記事を書いた人

北海道フィッシングライター
MORITA

 アイナメ, クロソイ、ロックフィッシュ、北海道

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