アカハタ・オオモンハタ狙いのハードロックフィッシュゲームの仕掛けを解説!
作成:2022.09.30更新:2022.09.30

目次
近年流行しているハードロックゲーム。その中でも人気が高いのがアカハタ・オオモンハタ。アカハタは食味の良さ、オオモンハタは強烈な引きでアングラーを魅了します。主に西日本で人気のターゲットですが、近年は関東でも狙えるようになっています。今回はアカハタ・オオモンハタ狙いのハードロックゲームの仕掛けについて解説します。
まずは2種の仕掛けを覚えよう
ハードロックフィッシュゲームで基本となる仕掛けは以下の2つです。
- ジグヘッドリグ
- テキサスリグ
まずはこの2種を覚えれば良いでしょう。
ジグヘッドリグ

ジグヘッドと言うオモリとハリが一体になった道具とワームを組み合わせた仕掛けをジグヘッドリグと言います。ジグヘッドリグはハードロックフィッシュゲームだけでなく、あらゆるルアーフィッシングで使用される、ワーム使用時において最も基本となる仕掛けです。非常にシンプルで使い勝手が良く、様々な釣りが展開できる仕掛けですが、根が荒いポイントでは根掛かりのリスクが高くなります。
▼オオモンハタ狙いのジグヘッドを詳しく解説した記事はコチラ
テキサスリグ

中通しオモリとオフセットフックという特殊な形のハリをセットする仕掛けです。ハリ先をワームに隠すようにセットするので、根掛かりのリスクが小さくなるのが最大の特徴です。しかしハリ先を隠すことでフッキング率も落ちるという事は覚えておきましょう。
それぞれの仕掛けの使い方
上で紹介した仕掛け2種の基本的な使い方を解説します。
ジグヘッドリグの使い方
ジグヘッドリグの基本的な使い方はスイミングとリフト&フォールです。スイミングは至って簡単、巻くだけです。巻いてある程度巻いたら沈めなおす。至ってシンプルです。スイミングで探る場合は巻く回数がカギになります。オオモンハタ狙いの時は10~20回、アカハタ狙いの時は3~10回程度が基本ですが、魚の活性次第で巻き数を増やしたり減らしたりして調整できるようになるとより釣果が伸ばせるようになります。
リフト&フォールはロッドを立てて仕掛けを持ち上げ、立てたロッドを倒しながら糸を巻き取るという動作になります。持ち上げた分沈めるのが基本ですが、知らず知らずのうちに仕掛けが浮き上がってきてしまうと思うので、時々仕掛けをしっかりと底まで沈めなおした方が良いでしょう。
テキサスリグの使い方
テキサスリグの使い方はボトムバンプやズル引きです。ボトムバンプとは底でピコピコ跳ねさせて魚にアピールするアクションです。小さく跳ねさせることでより障害物の周りを攻めることが出来ます。ズル引きはその名の通り、底をズルズルと引き摺るように動かします。底を這う甲殻類をイメージして動かすと良いでしょう。
それぞれの仕掛けに合わせるワーム
基本的にワームは好きなものを使えば良いと思っていますが、それぞれの仕掛けに向き・不向きがあるので簡単に紹介します。
ジグヘッドリグに向いているワーム

- シャッドテール系
- カーリーテール系
- ストレート系
スイミングで使うようなワームがメインです。
テキサスリグに向いているワーム

- クロー系
- フラット系
- カーリーテール系
底を這う甲殻類を意識したワームがメインです。
その他ハードロックフィッシュゲームで使われる仕掛け
上で基本の2種を解説しましたが、他の仕掛けもあるので簡単に紹介します。
フリーリグ

ブラックバスフィッシングで一世を風靡した?フリーリグ、通称フリリグはロックフィッシュゲームでも非常に有効です。根掛かりのリスクが非常に低くかなり際どいところまで攻められます。僕はテキサスリグよりもフリーリグの方が好きですね。ワームを使うときはほぼジグヘッドリグしか使わない僕が極まれに使う唯一の仕掛けです。使い方はテキサスリグと同じで構いません。
ハードルアー

ハードロックゲームではワームがメインで使われますが、ワームじゃないと釣れないわけではありません。僕はメタルジグはよく使いますし、状況や水深次第ではバイブレーションやヘビーミノーを使うこともあります。ワームでの釣りに慣れてきたら使ってみるのも面白いですよ。