「静かに」ナチュラルアピールをウリにしている静ヘッドですが、個人的にはそれほど静かだとは思いません。動きが派手目なワームを使うとそれなりに動きますし、合わせるワームによってはダートさせることも出来ます。アシストアイはなくブレードなどの装飾がしにくいのが欠点ですが、僕はオオモンハタ狙いの際にブレードを使う事はあまりないので気にしていません。ブレードを必ず使うという方もいらっしゃると思いますが、そういう方には向かないジグヘッドです。フックはたまに曲がることもありますがそこそこ強いので、実釣レベルで言うと想定外の大型魚が来ない限りは大丈夫でしょう。1番重くても36gしかないのでディープエリアはキツいですが、それさえ除けば価格もリーズナブルで使いやすいので、個人的にはかなり好きなジグヘッドです。
ロックフィッシュ狙いの方にはかなり人気のあるジグヘッドです。フックが非常に太く曲がらない、そして28g~56gまではフックが2サイズラインナップされていて、ワームのサイズやターゲットに合わせて選べるのが嬉しいポイント。ウォブリングすることが1つのウリとなっているようですが、ウォブリングしていると感じたことはありません。個人的には今回ご紹介するジグヘッドの中ではかなりワームの動きを殺すジグヘッドだと思っています。しかし重量やフックサイズが絶妙で使いやすいので、結構多用するジグヘッドです。
アシストアイが3つも付いた非常に個性的なジグヘッドです。1個のジグヘッドにブレードを3つ付けてジャラジャラ・・・面白いかもしれません(笑)ロストした時のダメージがデカいですね・・・見た目とは裏腹に非常に使いやすいジグヘッドです。ワームの動きは大きくし過ぎず殺しすぎず、フックは太軸で安心感があります。1番重いので38gなのでディープエリアはキツいですがそれさえ除けばかなり優秀で、レギュラーにしても良いジグヘッドです。
強烈なローリングアクションが特徴のジグヘッドです。ローリングアクションするワームと合わせるとそれはもう強烈としか言いようがありません。ワーム本来の動き以上にワームが動くので、使いどころを間違えると場を荒らしてしまうかもしれませんが、上手く使えれば強力な武器となる。そんなジグヘッドです。アイと重心の位置関係が他のジグヘッドとは全く異なっており、上手く使いこなそうとすると大変かもしれません。フックの向きを上下どちらにも向けられるという特徴を持っていますが、オオモンハタゲームにおいてフックを下向きで使う場面はないと思いますので気にしなくて良いでしょう。使いこなすにはそれなりの知識と技術が必要ですが、使いこなせれば他のアングラーよりも良い釣果を残せるかもしれません。
魚の頭をモチーフにしたヘッド形状が特徴的なジグヘッドです。今回ご紹介するジグヘッドの中では最もワームの動きを殺すように感じていますが、まだあまり使い込めていないので判断するのは少し早いかもしれません、すみません。フックが少しネムっているのもスイミングテンヤの特徴です。20g~50gまでラインナップされていますが、フックサイズの関係上オオモンハタゲームで使えるのは30g以上でしょう。はっきり言って個人的には好きじゃないあまり使いたくないジグヘッドですが、遊漁船の船長さんで「スイミングテンヤが1番釣れる」と言う方もいるので好みや相性の問題でしょう。
浮き上がりにくさが特徴のジグヘッドです。とにかく浮き上がってこないので、ボトムを中心にスイミングさせたいときは非常に使いやすいです。しかし本当に浮き上がりにくいので、浮き上がらせて根を躱さないといけないポイントでは使えません。ショアではかなり使いにくい反面、ボートでは使いやすいのかなと言うのが僕の感想です。フックが細くて頼りないのが気になりますが、まだ曲げられたことはありません。非常に安価ですが、錆びやすいので扱いには注意が必要です。
ここまで読んで頂いた方にはジグヘッドによって、ワームの動きを大きくするものと殺すものがあるのは分かって頂けたと思います。ワームの動きを殺すと言ってしまうとそれはダメなような気がしますが実はそうではありません。逆にワームの動きを大きくするのが良いかと言われるとそれもそうではありません。大切なのは状況に合わせることです。高活性の時はワームの動きを大きくするジグヘッドを使ってしっかりアピールすると良い釣果に繋がる確率が高いですが、低活性の時にあまり派手に動かしてしまうと嫌われることもあります。そんな時はワームの動きを殺すジグヘッドを使って静かにアピールしたほうが良い釣果に繋がる場合も少なくありません。しっかりと状況を見極めてその時に必要なジグヘッドを使いましょう。
最後に一言。散々ジグヘッドによるワームの動きの強弱についてお話しましたが、ジグヘッドを固定して必要に応じてワームを変える方が遥かに簡単です(笑)
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