「たくさんのラバージグがあってどれを選べばよいかわからない!」という方は、ぜひ今回の記事をご覧ください。
ラバージグは、ジグヘッドとラバー(スカート)で構成されており、トレーラーワームを付けて使用します。無数のラバーやトレーラーワームによって、高い喰わせ能力を発揮できるのがラバージグの最大の魅力と言えるでしょう。
また、シングルフックかつブラシガードを搭載していることで、障害物にスタックしにくく、カバーやウィードエリアでの使用にもおすすめです。
ラバージグは、オールシーズンおすすめのルアーになります。夏や春であれば、物陰に隠れたバスに対してピンスポットにアプローチが可能です。
一方で、秋はシャッドテールワームやカーリーテールワームを付けた巻きの釣りを楽しむことができます。
点でも線でも誘えるため、シーンを問わず、さまざまな使い方ができるのが、ラバージグの強みと言えるでしょう。
ラバージグの選び方について以下4つの視点で解説していきます。ラバージグをどんなフィールドで、どのように使いたいのか?によって選ぶべきラバージグを変えていきましょう!
それぞれ詳しく解説していきます。
ラバージグには大きく分けて以下3つのヘッド形状が存在します。
三角錐型のヘッド形状
フットボール型のヘッド形状
フラット型のヘッド形状
それぞれ長所・短所がありますので、どのような使用用途で使いたいか?をもとに検討しましょう!
以下では、それぞれの特徴を解説します。
三角錐型は最もスタンダードなラバージグのヘッド形状です。先が尖った形状になることで、カバーやストラクチャーに対して、高いすり抜け力を発揮してくれます。
そのため、ゴロタやウッドカバー、ウィードなどの障害物をタイトに攻めたい時には、三角錐型のラバージグを使うのがおすすめです!
ボール形状の鉛が付いたラバージグです。ラバージグが低重心になるため、レンジキープ力の高さが魅力となっています。そのため、ディープエリアやウィードの上すれすれをスイミングさせたい時には、フットボール型のラバージグがおすすめです!
フラット形状は水流を受ける範囲が広いため、浮き上がりやすいラバージグとなっています。この浮き上がりを利用して、シャローエリアを攻略したい時にはフラット形状のラバージグがおすすめです!
従来のラバージグはブラシガードが付いているモデルがほとんどです。しかし、中にはあえてブラシガードをつけていないモデルも存在します。
特にフットボール型やフラット型のラバージグは、スイミングやジグストをメインとして使うことも多く、バイトの邪魔になるブラシガードはもとから付けていないことも少なくありません。
どんなフィールド?どのように攻略したいか?によってブラシガードの有無を選ぶのがおすすめです!
ラバージグは、ヘッドウエイトによってもアクションが変わってきます。特にフォールは、ウエイトを重くすればするほどスピードが速まり、リアクションバイトを狙うことが可能です。
逆に、ウエイトを軽くすることで、ゆっくりふわふわふとフォールさせることができます。バスのやる気やプレッシャー、フィールドの濁りによってウエイトを調整しましょう!
ラバージグのスカート素材としては、「ファインラバー」と「シリコンラバー」の2種類が存在します。ファインラバーは、少しの水流でもスカートがフレアしてくれるため、高い生命感を生み出せるのがポイントです。喰わせ能力が高いラバージグが欲しい時には、ファインラバーを選びましょう!
一方でシリコンラバーはカラーバリエーションが豊富で、ルアーのシルエットも大きく魅せられるため、アピール力を高めたい時におすすめです!
ラバージグは、メーカーによってさまざまな特色を持ったモデルがリリースされています。人気なルアージャンルなだけあって、種類も豊富なため、「一体どのラバージグがおすすめなの?」と悩む方もいるでしょう。
そんな方のために今回は、おすすめのラバージグを厳選しました。
レイドジャパンがリリースした『マスタージグ』は、スタンダードな形状でトータルバランスに優れたラバージグです。カバーのすり抜け力とフッキング力、ボトムでの姿勢を最適化したヘッド形状が1つのポイントとなっています。
また、複雑なカバー内でもバスの顎を貫通させるテフロンコーティングの特注フックもポイントです。撃ち・巻きの両方をバランスよくこなしたい方は、マスタージグがおすすめです。
フットボールジグの究極系を目指して開発されたラバージグです。フットボールジグの持ち味となる『素早いフォール・ボトム感知能力・スイミング姿勢の安定感』にこだわり抜いて作られました。
フットボールジグの得意分野であるスイミングからリアクション狙いのボトムバンプ、フリーフォールなどにもおすすめのラバージグです。
スイミングジグで使用することを念頭において作られたラバージグです。ヘッド形状は鋭い三角錐型となっており、枝や落ち葉、ゴロタなどの障害物をスルッと躱しながらスイミングしてくれます。
カバーやストラクチャー周りでも、ストレスなく巻きの釣りをしたい方はヘッドスライドがおすすめです。トレーラーワームは同メーカーからリリースされた『フルスイング4inch』をセッティングしてみましょう!
O.S.P独自の研究によって、ブラシガードの形状・本数を見直し、スナッグレス制とフッキング率の両方を高めたラバージグに仕上がっています。従来のラバージグのようにブラシガードを円状に植えるのではなく、横長に最低限配置することで、スナッグレス性を保ちながら、バスのバイト時にはブラシガードが倒れやすくなります。
ハードカバーでも難なく、入り込めるのがゼロワンジグのおすすめポイントです!
ゼロワンジグ”オリジナル”のスナッグレス性とフッキング率の高さに加え、ビッグバスへの誘発力をさらに付け足したハイアピールモデルです。ビッグバスを誘発しやすい極太のリビングラバーを装着することで、ルアー全体のボリューム感とルアーが生み出す生命感を高めています。
フックは、ビッグトレーラーを想定した4/0を採用し、デカいトレーラーでビックバスを誘うことが可能です。
O.S.Pが、ハイプレッシャーフィールドを想定して開発したフィネスジグです。スナッグレス性能はもちろん、繊細な誘い性能やバスの顎を貫通させるフッキング性能を兼ね備えています。
タフな状況でも「手堅くバイトを掴んでいきたい!」そんな方は、こちらのラバージグがおすすめです!
独自のヘッド形状とアイポジションによって、水中で常に立ち上がった状態をキープしてくれるラバージグです。ボトムでポジションが固定されることで、ラバージグにロッドアクションが伝わりやすく、回避性能や感度もアップしています。
操作性が非常に良いため、ディープエリアのボトムを攻略したい時にもおすすめのラバージグと言えるでしょう。
ラバージグをスイミングで使いたい方におすすめなのが、ジャッカルのビークロールスイマーです。V字型に付けられた2本のワイヤーガードによって、上だけでなくサイドからの障害物を難なく躱すことができます。
同メーカーのビークロールフラッパーと組み合わせるのがおすすめです。
PDチョッパーは、フラット形状のヘッドを持ったラバージグです。スイミングでもロッドアクションでも使える汎用性の高さが魅力で、ボトムではフックが上向きに立つように設計されています。
フラット形状のため、すり抜け力はそこまで高くありませんが、ボトムや中層でラバージグを使いたい方は、PDチョッパーがおすすめです。
誰でもどこでも使いやすいスタンダードなラバージグです。カバーをすり抜けやすいヘッドと、貫通力が持続するフッ素加工がポイントになります。
実売価格は500円ほどで、従来のラバージグよりもコスパよく釣りができることがおすすめの理由です!
ダイワがリリースしたハイコスパのフットボールジグです。1つ持っているだけで、ボトムから中層まで幅広いレンジにアプローチできます。
通常のフットボールジグよりも低重心に設計したおにぎり型のシンカーを取り付けることで、レンジキープ力とボトム感度をアップさせています。
長年愛され続けているラバージグのパイオニアです。ハイアピールでありながらボリューム感をおさえたコンパクト仕様になっています。
大きめのラバージグでは、すり抜けていかないようなヘビーカバーにはケイテックのモデル1がおすすめです。
樹脂タングステンのフットボールラバージグです。ボトムで倒れ込まず、挟まりにくい卵型のシンカーを採用し、カバーやストラクチャーだけでなく、ゴロタやテトラ内でも簡単にすり抜けてくれます。
ミドル〜ディープエリアの釣りにおすすめのラバージグです。
ガンクラフト独自のコアヘッド形状によって、ボトムでフックが45度に立ち上がります。この姿勢により、高いスナッグレス性とボトム感知能力を発揮してくれるのが、ガンジグコアヘッドのおすすめポイントです。
ハイプレッシャーフィールドでも釣り勝てる”コンパクトなラバージグ”です。超ショートシャンクワイドゲイプ仕様のフックによって、喰いが浅くてもがっつりフッキングさせやすくなります。
繊細なフィネスからパワーゲームまで幅広い用途に対応できる小型ラバージグです。
ハイパーフットボールジグは、ストレートスイミング専用のラバージグとして設計されています。琵琶湖のようなビッグレイクで、5inchクラスのシャッドテールワームを装着し、デカバスを狙うようなビックバスハンティングにももってこいなラバージグです。
フットボール特有のレンジキープ力の高さによって、ウィードやボトムすれすれをスローに引いてくることも可能になります。
ヘッドの先端にアイポジションを持つ低重心仕様によって、複雑なカバー内をすり抜ける回避性能と高いフッキングレスポンスを持ち合わせています。
また、フラットバックジグ独自のヘッド形状によって、ラバージグが浮き上がりやすく、一定レンジをキープさせやすいこともポイントです。
エバーグリーンがリリースしたなんでもござれなラバージグです。シリコンラバーによる水押しの強さとボリューム感によってビックバスを呼び寄せて簡単にバイトまで至らせます。
ナチュラルなカラーが多いため、クリアフィールドやハイプレッシャーフィールドでの使用にもおすすめです。
フック形状からヘッド形状、ガードの位置などまで緻密に計算されたフットボールジグです。根掛かりせずに効率良くディープのデカバスをキャッチすることをコンセプトに設計され、大きめのトレーラーを付けたビックバスハンティングにもおすすめのラバージグと言えるでしょう。
高密度なタングステンをシンカーに使うことで、リアクションバイトを狙える圧倒的なフォールスピードを実現しています。また、ボトムを叩く硬質サウンドによって、通常のラバージグでは、バイトまで至らないような賢いバスをキャッチすることが可能です。
ラバージグはトレーラーワームの存在も重要になります。ラバージグでどんな釣りをしたいかによって、付けるトレーラーワームを選んでみましょう!
ラバージグをスイミングさせたい時には、シャッドテールワームがおすすめです。流れが速くハードプラグではバランスを崩してしまうようなエリアや、トリプルフックでは根掛かりが多発するストラクチャーエリアでは、ラバージグとシャッドテールワームの組み合わせがおすすめです。
扁平ボディのギル系ワームもラバージグのトレーラーワームとして最適です。ボリューム感はありますが、大胆なアクションを出さないため、ラバージグ本来の動きを活かせるトレーラーとなっています。
また、平たいボディ形状によって、ジグストで強い波動を生み出すことができます。
ラバージグで、カバーを攻略したい時に最もおすすめなのがクロー系ワームです。アームやレッグなど多彩なパーツが付いており、ボトムに潜む甲殻類をイミテーションしてくれるため、バスの捕食スイッチを入れやすくなります。
カバーやストラクチャー、ボトムなどをラバージグで攻略したい時には、クロー系ワームがおすすめです。
大きな爪を持つチャンク径ワームはアクション時に波動を生み出しやすいため、アピールが高いという魅力があります。
この特性を利用し、カバー撃ちだけでなく、ジグストやボトムバンプなど大胆なアクションを加える釣りにもおすすめなトレーラーワームです。
カーリーテールワームは、ワームのお尻の部分にひらひらと回る特殊なテールが付いたワームのことを指します。
このテールがスイミングやフォール時に回ることで、追従してくるバスに思わず口を使わせることが可能です。リフト&フォールやスイミングでの使用はもちろん、ヘビーカバーでのカバー撃ちにも有効的なワームとなります。
具体的にラバージグにおすすめのトレーラーワームは以下で詳しく解説しています▼
ラバージグは、さまざまな使い方が可能です。以下では特におすすめできるラバージグの使い方を紹介します。
ラバージグの使い方を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください▼
今回は、カバーゲームの王道『ラバージグ』についておすすめの製品をご紹介しました。ラバージグはカバーゲームのみならず、さまざまなシチュエーションで使うことができます。
近年では、ラバージグと言っても、多種多様なヘッド形状やラバー素材のモデルがリリースされていますので、「どんな釣りをしたいのか?」によってチョイスするのがおすすめです。
ぜひラバージグで多彩な釣りを楽しみましょう!
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