バルトと並ぶエコギアの人気ワームがパワーシャッドです。こちらはフラットフィッシュ狙いの定番ワームですが、当然ロックフィッシュも良く釣れます。少しっ硬めの素材が使用されているので、フグなどが多いポイントでは重宝します。サイズ展開は4in、5in、6inの3種類、その時のベイトサイズによって使い分けましょう。主にカタクチイワシやキビナゴの反応があるポイントではとても有効です。「ナチュラルゴールド」がおすすめカラーです。
バスプロ、村上晴彦氏の監修するルアーメーカー「一誠」のソルトルアー部門である「海太郎」ブランドのピンテール系ワームがカタクチワームです。非常にソフトな素材が使用されていて、少し早巻きした時の泳ぎはまさに小魚そのもの。ただしフグなどの外道の多いポイントではすぐにワームがボロボロになってしまうという弱点があります。しかし早巻き時のテールの振り方は素晴らしいの一言に尽きます。最近はタチウオ用のカラーも発売され、グロー系のカラーも充実しました。「シラスレインボー」、「村上シークレットグロー」辺りがあると良いです。
よくある樹脂製のバイブレーションの中でも中空のものはフォールスピードが遅く手返しがよくありません。またボートからオオモンハタを狙う場合にはソリッドバイブレーションの重さとフォールの速さが大きな武器になります。サイズは75Sか85Sが遠投も効き、テンポ良く魚の反応を探していけるのでおすすめです。「ゴールドグリーン」、「ストライクイワシ」がおすすめです。
言わずと知れた「もはや餌」と呼ばれる爆釣メタルジグです。タングステン素材ゆえのスモールシルエットはベイトが小さい時には最強です。またシルエットが小さいので、潮の速いポイントや40m以深といったボトムが取りづらいシチュエーションでは活躍してくれます。タングステン製のメタルジグは高価なものが多いですが、これでなければ釣れないといったシチュエーションが往々にしてあります。汎用性の高い45gと60gを1つずつ持っているだけでゲーム展開がかなり変わってきます。「グリーンゴールド」「ピンクグロー」は根魚にはめっぽう強いカラーです。
今回ご紹介したオオモンハタ狙いのロックフィッシュゲームは、他のハタ類を狙う場合と比べると圧倒的にボトムタッチの回数が少なくなります。その為アタリの数も少なくやりきることに非常に忍耐力の必要な釣りです。その時の潮の流れや地形、ベイトフィッシュなどを意識し、ただ単純に巻くだけではなくポーズやテンションフォール、ドリフトを交えると良いでしょう。とにかく重要なのはオオモンハタがバイトしてくるレンジを見つけることです。そんな中で自分の投げるルアーを信じて、ひたすら巻き続けた人にのみビッグフィッシュは訪れるでしょう。
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