カワハギの船釣りデビュー!必要な仕掛けやタックルなど細かく解説!

作成:2022.03.03更新:2022.03.04

船からのカワハギ釣りで初めて釣れた一匹目

普段はショアジギングやエギング、メバリングといったルアーゲームを楽しんでいるのですが、ある日、釣り好きの友人に「船でのカワハギ釣り」に誘われました。厳密に言うと結構前から誘われてはいたのですが、興味がないので断っていました。しかし、その友人が釣ってきた肝がパンパン(通称:キモパン)のカワハギを口にした瞬間、カワハギを釣りに行きたくなりました。後にも先にも、食べた魚が美味しくて釣りに行きたくなったのはカワハギが初めてです。

こんな私のように、これから船でのカワハギ釣りを始めたいという方も多いはず。この記事では、私が知識ゼロからカワハギ釣りに挑戦するために購入したタックルや仕掛け、必要なアイテムや、実際の経験を経て学んだカワハギ釣りのテクニックを紹介していきます。

船でのカワハギ釣りは「胴付き仕掛け」

オフショアからカワハギを狙う際の仕掛図

まずはタックルを含めた、カワハギ釣りに必要な仕掛けを理解しましょう。船でのカワハギ釣りは基本的に「胴付き仕掛け」となっており、餌にはあさりの剥き身などを使用します。

複雑な仕掛けは必要とせず、比較的簡易的な仕掛けではありますが、逆にいうとそれだけアクションやアワセのテクニックが釣果を左右すると言う事です。

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カワハギの船釣りデビューに先駆けて準備した購入品

それでは早速、船でのカワハギ釣りデビューのために購入した製品を一つ一つ紹介するので、これから始める人は是非参考にしてみて下さい。

先調子のロッドはマストアイテム

船でのカワハギ釣りのためだけに購入した専用ロッド

餌取り名人のカワハギを狙う釣りで重要なのは「アワセ」。微妙なアタリを逃さないためにも、竿先の動きというシグナルは重要な要素です。カワハギ専用の竿は「先調子」と呼ばれ、竿先の先端部が非常に柔らかくなっています。それにより些細なアタリであっても、竿先が簡単にしなるので「アワセ」を感じ取り易くなるという事です。

先調子のロッドは竿先が非常に柔らかい

先調子のロッドは比率が表記されているのですが、カワハギ釣りの場合は「9:1」か「8:2」を選択しましょう。私はAmazonで一番安く売られていた「 プロマリン CB アライザー船カワハギ 180S」を購入しました。ちなみにこちらの比率は「8:2」です。

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リールはベイトリール一択

船でのカワハギ釣りのためだけに購入したベイトリール

船でのカワハギ釣りは基本的に遠投をすることもないですし、頻繁にタナの調整を行いますので、手返しの良いベイトリール一択という事になるでしょう。ベイトリールはなんでも良く、ブラックバス用のベイトリールでも良いみたいです。

たまたまリールとロッドの色が同じで専用タックルみたいな感じになった

ギア比は早く巻き上げができる「ハイギア」タイプがおすすめです。私は安さとデザイン性を追求した結果、SHIMANOの「GENPU XT 151」を購入することにしました。ロッドの色も赤かったので、専用タックルっぽくていい感じになりました。

シマノ リール 20 ゲンプウ XT 151

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ラインはPEライン

船でのカワハギ釣りにはPE0.8か1号を巻く

ラインは0.8号〜1号のPEラインを150〜200m巻いておけばOKです。状況に応じてリーダーを付けることもあるようですが、その分アタリが取りにくくなるので、PEラインに直接仕掛けを付ける方が良いでしょう。

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仕掛けは手返しの良さが重要

市販で販売されているカワハギ釣り専用の仕掛け

仕掛けは「カワハギ用の胴付き仕掛け」を購入しましょう。針のサイズとか、ラインの太さとか、どれを購入すれば良いのかよく分からないと思いますが、市販のカワハギ仕掛け(胴付き)であれば何を選んでも大丈夫です。仕掛けを使い分けるのはカワハギ名人になってからにしましょう。

なお、仕掛けを選ぶ時のポイントが1つだけあります。一般的に市販のカワハギ用の胴付き仕掛けは、

  1. 直結び
  2. フックビーズ

の2種類があります。※下記図参照

カワハギ釣り用の仕掛けは大きく2種類がある

要するにカワハギが釣れた時の、仕掛けから外す方法の違いなのですが、

①の直結びは、カワハギが釣れる毎に針からカワハギを外すタイプで、②のフックビーズは、針から伸びている結び目をフックビーズから外すというタイプです。

①のタイプの仕掛けは安価なのですが、カワハギが釣れる毎に針から外さないといけないので、時間が掛かってしまうのと、針の鋭利さが徐々に失われてしまうというデメリットがあります。

一方、②のタイプは別途専用の針(予めラインが付いている針)も購入しなければなりませんが、カワハギが釣れる度に針ごと付け替える仕組みなので、常に針先は尖っているため掛かりやすく、なにより手返しの良さが抜群です。事前に餌を取り付けたものを数本準備しておけば、餌を付け直す時間すら短縮できます。

少し余分にお金がかかってしまいますが、ここは②のフックビーズタイプの仕掛けを買いましょう。もちろん替えの針の購入もお忘れなく。

▼②のタイプの仕掛け(フックビーズが付いているもの)

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▼フックビーズに付ける専用の替え針

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シンカーの重さは適当に選んではダメ

船でのカワハギ釣りのためだけに購入したシンカー

乗合船の場合、シンカーの重さを間違えると仕掛けが潮に流されてしまい、隣の人とオマツリをしてしまうようです。周りに迷惑が掛かってしまうので、シンカーの重さを適当に選ぶのはNGです。私は友人に教えて貰いましたが、単独で挑まれる方は釣り船さんに事前にどれくらいの重さが良いか確認をしておいた方が良いでしょう。大体20号〜30号くらいになると思われます。ちなみにキラキラと光る加工がなされているものは集魚性があると言われています。

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集魚板はいらない

道糸と胴付き仕掛けの間にキラキラ光る板(集魚板)を挟む場合があります。これは、初心者はいらないです。というのも、カワハギ釣りは繊細なアタリを感じ取ることが釣果をあげるポイントになりますが、集魚板を挟んでしまうと、仕掛けが重くなってしまうだけでなく、ほとんどアタリを感じ取れなくなってしまいます。これはカワハギ釣り名人になったら使うようにしましょう。

餌はアサリの剥き身

餌はアサリの剥き身ですが、殆どの場合、乗船する釣り船さんから当日買うことができると思います。不安な方は事前に準備をしても良いかもしれません。餌の付け方は「Honda釣り倶楽部」のこちらの動画が分かりやすかったです。

その他に持っていったもの

その他、カワハギ釣りに持って行くと良いものを紹介します。

ライフジャケット

船釣りだけでなく、釣りのマストアイテムともいえるライフジャケットです。これは釣りをしている方なら持っていると思いますが、持っていなくても船宿さんからお借りできます。そもそもライフジャケットがないと船に乗せてくれませんからね。

長靴

真冬のキモパンカワハギを狙う場合は、寒さとの戦いでもあります。足元はそれほど濡れませんでしたが、バケツの水がこぼれることもあるので、不安な方は念のため長靴を履いて行った方が良いでしょう。

フィッシンググローブ

こちらも寒さ対策のためのアイテムです。寒い事はわかっているので厚着はしていきますが、案外手元の対策は忘れがちです。

ハサミ

釣れたカワハギの血抜きに使います。ナイフでも良いのですが、ハサミの方が使いやすくて便利です。

偏光サングラス

釣り人なら持っている方も多いと思いますが、偏光サングラスを持っていくと良いです。日差しが眩しいと竿先のアタリを見るのが結構つらいです。

酔い止め

船酔いが不安な人にとってはマストアイテムです。自信のある人でも、念のため常備しておいた方が良いと思います。特に一度も船に乗ったことの無い方は絶対に持っていった方が良いでしょう。おすすめの薬は「アネロン」か「センパア」です。尚、船酔い対策については下記の記事も参考にしてみて下さい。

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船でのカワハギ釣りのアクションとアタリの取り方

天気の良い日に船でカワハギを釣るのは最高

次にアクションとアタリの取り方について解説をしていきます。カワハギ釣りをデビューしたての私がアクションを解説するなど、大変おこがましいのですが、初心者ならではの目線もあるので、是非参考にしてみて下さい。

ラインを常に張るだけで良い

船でカワハギを釣るためのアクションとしてラインは常に張る

まず、シンカーをボトムまで着底させたら糸フケを巻き取り、常にラインが張った状態をキープします。この時、シンカーはボトムから離さずに常に着底している状態です。

これが堤防とかであれば余裕なのですが、船の上は揺れるので、この状態を保つもの一苦労です。船が揺れる度にラインに弛みができてしまいます。その都度、糸フケを丁寧に巻き取ったり、逆に巻き過ぎてしまったら、ラインをフリーにしてシンカーを着底させたりとかなり忙しいです。

「細かく動かして誘うと良い」などと言いますが、私のような初心者の方は、アクションなんかしなくて良いので、取りあえずシンカーとラインをキープさせることに意識を集中しましょう。これさえちゃんとできれば十分釣れます。

違和感を感じたら取り敢えずアワセる

違和感とは、

  • 竿先が「ピクッ」っと動いた気がした
  • 手元が「ブルッ」っと震えた気がした
  • 竿が「ヌ〜」っと重くなっている気がした

など、通常時とは違う何かを感じた時のことです。アワセるのはタダなので、少しでも変な違和感を感じたら、取り敢えずアワセまくってみましょう。

アワセ方は非常に簡単で、竿先を10cm〜15cmくらい軽く上に上げるだけです。思いっきり上げてしまうと、カワハギが掛かっている場合、衝撃で外れてしまう危険があるので、本当に10cm〜15cmくらいで充分です。

竿先を上げた時に、明らかな重さを感じたり、ブルブルした感覚がればアワセ成功です。焦らずゆっくりと丁寧に巻き上げましょう。また、竿をポンピングをしてしまうと外れてしまう危険もあるので、あまり竿は上下させずにリールだけで巻き取るイメージです。

巻き取り中に突然軽くなって「針が外れたか?」と思う時がありますが、カワハギが巻き上げ方向に向かって泳いでいるだけの場合もあるので、一度でもノッたと感じたのなら最後までリールの回転を止めないようにしましょう。掛かっている状態で巻き取りを止めてしまうと、糸に弛みができ、針が外れてしまう危険があります。私はそれをやってしまい、一匹逃してしまったので、みなさんはお気を付けて下さい。

血抜きは一段落ついてから

カワハギの血抜きはエラに切り込みを一本入れるだけ

カワハギが釣れたら、取り敢えず生かしバケツに放り込んでおきましょう。一度釣れたらその場所に他のカワハギがいるチャンスタイムですので、血抜きとか写真撮影とかは後回しです。

フィーバータイムが終了したら、ポイント移動のタイミングを見計って血抜きをしましょう。血抜きはとっても簡単で、エラの部分にハサミで一本切り込みを入れるだけです。切り込みを入れたら、そのまま数分生かしバケツで泳がして、しっかりと血抜きをします。10分くらい経って血が抜けたら、クーラーボックスへ入れておきましょう。

冬は船でのカワハギ釣りでキモパンを堪能しましょう!

釣り人の特権カワハギの肝醤油刺身は絶品

カワハギの魅力は、なんといってもその美味さにあるでしょう。1日熟成させたカワハギの身を薄く削ぎ、肝を乗っけて、甘めの九州醤油を上から垂らす。思い出すだけでもよだれが出てきます。

肝は鮮度が命ですので、高級料理店でも必ず食べられるという保証はありません。また、カワハギの肝なんてお店で注文した日にはお会計がとんでもないことになってしまうでしょう。釣り人はそんな贅沢品を、これでもかというくらい口にほうばることができるのです。

カワハギ釣りに誘ってくれた友人の娘(5歳)の好物は、「カワハギの肝ぶっかけ丼」と言っていました。なんだか名前を聞いただけでも痛風になりそうな料理ですが、彼女も幼くしてカワハギの魅力に取り憑かれてしまった被害者の一人です。

今まで冬といえば「メバリング」を楽しんでいましたが、今年から新しいラインナップが加わりました。来年の冬も楽しみです。

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ブラクリ名人
ヤギング

 メバル、青物、タチウオ、シーバス、アオリイカ、メバリング、エギング、ライトショアジギング、穴釣り、三浦半島・三崎周辺(神奈川県)、富津市(千葉県)、館山市(千葉県)


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