エリアトラウトをクランクベイトで攻略!サイズや波動の違いを使い分けて釣果アップを目指そう!

作成:2022.03.07更新:2022.03.07

クランクベイトの魅力とは

クランクベイトはエリアトラウトでよく使われるプラグの代表格と言えるでしょう。浮力がある為初心者の方でも使いやすく、多少狙うレンジがズレても釣れることが多いのも人気の理由です。しかしバリエーションの多彩さ故に、突き詰めていくと非常に奥の深い釣りでもあります。サイズの違いやフローティングとシンキングの違い、狙う軌道の違いなどで大きく釣果が変わり、同じクランクベイトでも使う人によってアタリの出方なども変わってきます。

魚を寄せるパワーがあるルアーなので上手くローテーションすれば1人爆釣などもありえるのも魅力の1つです。スプーンは少し難しいと感じている方は、一度しっかりとクランクベイトの釣りを覚えてみても良いかもしれません。一定速度のリトリーブの練習にもなるので、他の釣りにも役に立つことが多いでしょう。

クランクベイトの種類

クランクベイトには様々な種類があり、魚の状況によって使い分けることが必要となります。ルアーごとの特性を理解することでシチュエーションごとにルアーを合わせ込んでいくことができ、手数を増やして攻略の幅が広がります。

サイズの違い

クランクベイトにはサイズの違うフルサイズのクランクベイトとマイクロクランクがあります。一般的には30㎜未満のものをマイクロクランク、それ以上のものがフルサイズクランクと分類されます。サイズの違いはそのまま魚へのプレッシャーに直結します。初めはフルサイズから入っていき、ある程度釣れてアタリがなくなってきたらサイズダウンをするとアタリが復活することがよくあります。

クランクのローテーションする時には、シルエットやボリュームなどを変えて魚に飽きさせないことが大事です。魚がスレてきたと感じたら、アクションや波動を変えるよりもまずシルエットを落としてみると反応が返ってきやすいです。

潜る深さ(レンジ)の違い

クランクベイトにはSR(シャローランナー)タイプ、MR(ミディアムランナー)タイプ、DR(ディープランナー)タイプなどがあり、それぞれ最大潜行の深さが違います。リップの長さが違い、短いほど浅く長いほど深く潜るようになっています。魚の状況によって上手く使い分けることで釣果を伸ばすことができます。それぞれにベストの巻きスピードが違うので注意が必要です。

中でも一番汎用性が高いのがDRタイプです。リップが長い分スローに引くことができる為、スプーンで釣れなくなってきたタイミングで投入するのに向いています。釣り場の深さによってはボトム近くまで探ることができるので、まず最初に買うのはDRタイプが良いでしょう。

フローティングタイプとシンキングタイプ

特にマイクロクランクに多く設定されているのがシンキングタイプのラインナップです。S(シンキング)、SS(スローシンキング)、SSS(スーパースローシンキング)など様々なバリエーションがあり、それぞれ沈下速度が異なります。状況によってどのタイプが良いかは変わりますが、フローティングとの使い分けをしやすいのはSSタイプでしょう。

フローティングタイプでは浮力を活かしたデッドスローリトリーブ、シンキングタイプではスプーンのようなカウントダウンや巻き下げなどの使い方ができます。それぞれに反応する魚が違うので上手く使い分けましょう。

クランクベイトの使い方

任意のレンジに潜らせる

スプーンと同様クランクベイトにもアタリのレンジというものがあります。スプーンではカウントダウンしてアタリのレンジを探りますが、クランクベイトでは少し早めにグリグリとハンドルを巻いて任意のレンジまで潜らせ、その後デッドスローに巻いてアタリが出ないかを探ります。この方法で見つけたレンジを「〇グリ」と言い、例えばハンドル3回転目の深さで釣ることを「3グリで釣れた」などと言います。

ルアーによって最大潜行の深さというのが決まっているので、何グリすればその深さまで潜るのか、1グリでどれくらい潜るのかをある程度把握しておけば、違うクランクベイトに交換しても近いレンジを狙うことができます。ローテーションする際に必要な情報ので、ざっくりでも良いので把握しておきましょう。

クランクベイトがギリギリ泳ぐスピードで巻く

クランクベイトを潜らせたら、ルアーの動きが破綻しないギリギリの巻きスピードで巻きます。この時にゆっくり巻きすぎるとルアーが浮いてきてしまうので、レンジキープしつつもしっかりと泳ぐスピードをしっかりと把握するようにしましょう。まずはルアーが見えるところである程度巻きスピードを掴んでおくことが大事です。

巻きスピードの目安としては3~4秒でハンドル1回転くらいですが、リールの巻き取り長の違いや使うクランクベイトによってもスピードは変わってくるので、あくまでも目安として考えましょう。ロッドティップから入水点までのラインスラッグの動きを見れば、ルアーが動いているかを把握しやすいです。そのラインスラッグの動き方を覚えて釣れるスピードをしっかりと理解しましょう。

魚がかかったら巻き合せ

クランクベイトの釣りでは巻き合せが基本です。アタリがあっても早合わせせず、魚の重みがしっかりと乗ってからハンドルを1回転巻いてしっかりとフッキングしましょう。クランクベイトでのアタリはタイラバのように何度か追ってきてアタックし、その後しっかりとルアーを咥えて反転することが多いです。その為早合わせしても掛からないことが多いので、本アタリまで待つ必要があります。無暗にロッドを煽って合わせるとすっぽ抜けが多発するので注意しましょう。

またクランクベイトはどうしてもバラシの多くなってしまう傾向にあります。それはヒットした後に魚を寄せてくる時に、リップの抵抗によりルアーが暴れてしまい、フッキングした場所の穴が広がって口切れしてしまうのです。その対策としてはタックルセッティングの見直しする必要があるでしょう。ラインとロッドのバランスを上手く取れるようにすることが重要です。

クランクベイト用タックルのラインは好みが分かれる

クランクベイト用タックルにおいて、個々の好みが大きく分かれるのかラインの種類です。ラインの特性によって狙えるレンジやアタリの出方、バラシの多さが変わり、適したロッドのアクションも変わってきます。色々なラインを試してみて、自分の釣り方に合うラインを見つけましょう。

ナイロンライン用タックル

ナイロンラインの魅力はその伸度ゆえのバラシの少なさです。ラインが伸びることで魚が暴れてもショックを吸収し、キャッチ率が非常に高くなります。デメリットとしては他のラインと比べると感度が落ちる為、細かい小さなアタリが分かりづらいことでしょうか。しかしクランクベイトの場合基本的にアタリが強く出ることが多いので、ナイロンタックルだと本アタリだけをしっかりと掛けることができます。

ナイロンラインに合わせるロッドは、ある程度パワーのあるML~Mクラスのものが良いと思います。張りのあるロッドを使用することで、ラインの伸びを活かしてある程度オートマチックにフッキングしてくれます。感度の面も多少カバーできるでしょう。

フロロカーボン用タックル

フロロカーボンのメリットは比重が高くライン自体が沈むことで、ルアーのレンジキープ力に優れています。また伸びが少ないので感度も良いです。デメリットとしてはライン自体に張りがある為、スプールに馴染みにくくトラブルが多くなってしまうことで、特にラインが太くなるとその傾向は強くなります。

フロロカーボンラインに合わせるロッドは、ラインのショックを吸収してくれるUL~Lクラスの曲がるロッドが良いでしょう。ベリーからしっかりと曲がることによって、ショックを吸収してバラシを減らすことができます。

PEライン用タックル

最も伸びが少ないのがPEラインです。ラインの比重が軽い為水に浮き使いやすく感度も非常に良く小さなアタリも明確に伝えてくれます。クランクベイトでよく使う0.2~0.3号クラスであればしなやかさもあるので扱いやすいです。PEラインの弱点は、その伸びの少なさゆえにバラシが若干多くなってしまうところです。特にクランクベイトではヒット後に慎重にやりとりする必要があります。あまり強引にファイトするとキャッチ率が低くなってしまうので注意しましょう。

PEライン用のロッドはショックを吸収しやすいパラボリックなロッドが良いでしょう。アクションはL~MLクラスのレギュラーテーパーがおすすめです。ラインの伸びの少なさを緩和できるようなタックルセッティングがおすすめです。

エステルライン用タックル

ナイロンラインとフロロカーボンラインの良い所を併せ持ったのがエステルラインです。比重は軽くてナイロンラインに近く、伸びが少ないので感度に優れています。0.3号はマイクロクランクとの相性は抜群で、フルサイズのクランクの場合は0.4号がおすすめです。エステルラインのデメリットは耐久性の低さです。素材の特性上劣化が早く、1日使ったら次の釣行では数m切って使わなければいけません。

エステルライン用のロッドはL~MLクラスがおすすめです。ソリッドティップのロッドはアタリがあった時の食い込みが良いので、エステルラインとの相性が良いと思います。

クランクベイトで釣り続けるコツ

魚を寄せる力が非常に強いクランクベイトですが、力が強いが故にずっと同じルアーを投げていると魚がスレてしまうのも早いです。そうなると魚の目先を上手く変える必要があります。ここでは目先を変えることで同じレンジを魚を上手く釣り続ける事ができるコツをご紹介します。

上手くカラーローテーションをする

クランクベイトの釣りにはスプーンの釣りと同様に釣り場やその日によって釣れるカラーというものがあります。グロー(夜光)が入ったカラーが良かったり、クリアカラー系が良かったり、地味目系が良かったりと様々ですが、その当たりカラーは1つではありません。当たりカラーをいくつか見つけておくことで、そのカラーだけでローテーションすればアタリは出続けることが多いです。

最低でも2~3色当たりカラーを見つけておくと釣りの展開が楽になります。この時に同じメーカーのサイズ違いのクランクを揃えておくと、サイズだけを変えて釣れるカラーのローテーションがキープできるので、釣りを組み立てやすくなります。この状況ではこのカラーが良いといったチャートを頭の中に作っておくと良いでしょう。

サイズを上手く使い分ける

同じクランクベイトでも「○○jr」「マイクロ○○」といったサイズダウンバージョンを展開しているメーカーは多く、オリジナルサイズを基にしたアクションや潜行深度なので違和感なく使い分けやすくなっています。フルサイズクランクとマイクロクランクを上手くローテーションすると、サイズは変わりますがアクションや波動は近いので同じレンジを狙っても釣れ続きやすくなります。またこの時に全くメーカーの違うクランクベイトでも、自分の中で「これは釣れる」と自信のあるクランクベイトでローテーションするのもありだと思います。とにかく魚の目先を変えてやることを第一に考え、逆にサイズを上げることで反応が良くなるといったこともあります。

フローティングで巻き上げ、シンキングで巻き下げを意識する

スプーンの釣りでもそうですが、一定のレンジをキープすることはとても重要です。クランクベイトの釣りでもレンジキープは非常に大切なことですが、敢えてフローティングで巻き上げたりシンキングで巻き下げをすると釣果が伸びることがあります。レンジキープで一定の層を探っていくよりも、斜めに探れるので魚影の濃いエリアでは効果的に魚を探すことができます。

また管理釣り場の魚は、育った環境により縦の動きに非常に反応が良い傾向にあります。その為ストレートリトリーブに縦の変化を加えることで、よりアタリが増えて釣りやすくなります。巻くスピードがかなりシビアになるので簡単ではありませんが、コツを掴めると面白いように釣れるので練習してみてください。

この記事を書いた人

ダイワマニア
YSNO

 トラウト(エリア、湖)、青物全般、ロックフィッシュ、シーバス、アオリイカ、ショアジギング、オフショアジギング、エリアトラウト、ウェーディング、ボートロック、エギング、東京湾、東伊豆(静岡県)、房総半島(千葉県)、上越地方(新潟県)、芦ノ湖(神奈川県)、本栖湖(山梨県)

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