15 パワーエアロ プロサーフ 標準仕様

シマノ

amazon.co.jp「15 パワーエアロ プロサーフ 標準仕様」
番手
-
ギア比
3.5
ドラグ/耐力
19kg
自重
600g
B/R
5/1
糸巻量/回転
80cm
ハンドル長
90mm
ナイロン糸巻量
8-300 / 12-200 / 16-150
PE糸巻量
1.5-250 / 2-200 / 3-130
価格
¥ 26,103

できる釣法

搭載の機能・素材

シマノ・パワーエアロ・プロサーフは、遠投性と強靭な肉体を合わせ持つ。ツインドラグシステムで大物を狙え!

シマノ・パワーエアロ・プロサーフは、シマノのサーフキャストリールの中では、飛距離の追求はもちろんですが、よりパワーフィッシングに重きを置いたリールと言えるでしょう。全身をブラック一色でキメた、スター・ウォーズのダース・ベイダーのような見てくれは、強靭なパワーを予感させます。沖に向かってロングキャストしたあと、置き竿で大物のバイトをじっと待ち構え、いざ勝負の時は素早くドラグが立ち上がりファイト開始。そんな釣りにぴったりなパワーエアロ・プロサーフは、標準仕様、太糸仕様極太仕様の3タイプラインアップしていますが、今回は標準仕様を紹介します。

シマノ・パワーエアロ・プロサーフとは?

シマノのサーフキャストリールの中で、パワーエアロシリーズは、その名の通り、パワーに重きを置いた設計で、ターゲットは投げ釣りで狙う大物です。一般的には座布団と呼ばれる60cmを越えるヒラメや、ビール瓶と呼ばれる、50cm級のアイナメやマダイ、ハタ類、北日本では遡上直前の鮭や真冬の投げホッケ、西日本ではキビレやオオニベなど、ショアから釣れる大型魚を狙うようなリールです。これらのターゲットを釣るには、飛距離が出せて広く探れることと、遠距離からパワーファイトをしながらランディングまで引っ張ってくるパワーの両立が求められます。パワーエアロ・プロサーフは、大物をロングキャストで狙うリールとして最適な一台となっています。パワーエアロ・プロサーフは、使用するラインの太さに応じて、ある程度汎用性のある標準仕様、遠投性も確保しつつ、よりパワフルな釣りがしたい場合に使う太糸仕様、さらにパワーファイトをしたい場合に使用する極太糸仕様があります。これらは付属するスプールの違いになります。

パワーエアロ・プロサーフ 標準仕様の基本スペック

パワーエアロ・プロサーフ 標準仕様の基本スペックを見てみましょう。ギア比は3.5のローギア(パワーギア)、最大ドラグ釣力は19kgと、パワー重視のセッティングであることは一目瞭然です。汎用スピニングリールの中でも最もパワーが強い、ステラSW 30000(200kg超の超大型マグロ専用リール)のギア比は4.4となっており、ギア比だけでいえば、それよりもパワフルなセッティングとなっています。ハンドル1回転当たりの最大巻き上げ量は80cmで、スピードリトリーブは得意ではありません。パワーエアロ・プロサーフは、全グレードに替えスプールが付属しています。標準仕様では、本体付属の3号スプールの他に5号替えスプールが、太糸仕様では5号スプールと8号替えスプールが、極太糸仕様では8号スプールに10号替えスプールが付いています。この、替えスプール付属の考え方、すべてのリールに考慮してもらいたいものです。

パワーエアロ・プロサーフ 標準仕様の技術特性・・・剛性を支えるもの

パワーエアロ・プロサーフに投入されているシマノテクノロジーは、剛性・パワーを担保するもの、飛距離を担保するもの、シュアな巻き心地を担保するものがバランスよく採用されています。剛性・パワーの部分では、リールのパワーを生み出すために最も重要な「HAGANEギア」と、それを支える「HAGANEボディ」が採用されています。「HAGANEギア」は、冷間鍛造という、超々ジュラルミンの塊を、プレスの圧力だけで成形し、成形後には切削も行わずに精密なギアに仕立てる大変高度な技術です。切削を行わないことによって、分子の配列が強制的に切断されることがないため、強靭な成形物が出来上がります。そして、そうして製造された強靭な駆動部を支える高剛性ボディ「HAGANEボディ」が、たわみやねじれを生じさせることなく、駆動部をガッチリと支持し、どんな状況でも安定した回転を実現します。

パワーエアロ・プロサーフ 標準仕様の技術特性・・・スムースな巻き心地を支えるもの他

スムースな巻き心地を実現するためのテクノロジーとしては、「X-SHIP」、「G-フリーボディ」があります。「X-SHIP」は、eXtra-Smooth High Powerの略で、ハンドルから入力されたパワーを、最も効率よく伝達し、よりパワフルでスムースな巻き上げを実現するために、ギアの歯面形状の見直し、各ギアの配置および噛み合わせ、支持構造の最適化を行い、コンパクトかつ緻密に組み込まれたギアシステムのことです。「G-フリーボディ」とは、オシレーションシステム(スプールを前後運動させるためのギア機構)を構成する摺動部品の配置を本体上部(リールフットに近い方)に配置し、リール全体の重心を手元に近づけることにより、「持ち重り」を軽減するシステムで、長時間ロッド手持ちで釣りを行う際は非常に効いてくる機構です。さらに、「パラレルボディ」設計により、スプールの中心軸と、ロッドの方向を平行にすることで、ライン放出の際の抵抗を最小限にして、飛距離向上に寄与する機構も採用されています。

パワーエアロ・プロサーフがパワーフィッシングに最適である理由・・・ツインドラグシステム

パワーエアロ・プロサーフおよび、上位機種のパワーエアロ・スピンパワーにのみ搭載されている「ツインドラグシステム」は、置き竿で大物を待つスタイルには欠かせないドラグシステムです。不意の大物がエサをくわえて走り出した際、タックルごと引きずり込まれないよう、アタリ待ち時のドラグ設定をしておく必要があります。そして、フッキング後はドラグをダイワの「クイックドラグシステム」よりもさらに一歩踏み込んだドラグシステムです。同軸上にA、Bと2つのドラグノブがついています。ドラグノブAは通常のドラグノブ、ドラグノブAの回転軸の中心部に、小さなドラグノブB(プリセットノブ)がついています。まずはドラグノブAを緩め、プリセットノブBでアタリ待ち時のドラグを調整します。キャスト時はドラグノブAを締めて投げます。キャスト後にドラグノブAを緩めれば、アタリ待ち状態のドラグ設定になります。ファイト時は、ドラグノブAをわずかに締め、ドラグをファイトモードにします。これで、気兼ねすることなく置き竿ができます。このリールの最大の特徴と言えるでしょう。

上位機種、パワーエアロ・スピンパワーとの違い

パワーエアロ・プロサーフの上位機種として、パワーエアロ・スピンパワーがあります。メーカー希望小売価格で9,800円の差があります。この差はどこから来るのかといえば、ベアリング数(スピンパワーは6/1、プロサーフは4/1)、ハンドル取り付け構造(スピンパワーはねじ込み式、プロサーフはキャップ固定式)、ワンピースベールおよびAR-Cスプール(All Round-Cast Spool)の採用有無と自重(スピンパワーは565g、プロサーフは600g)です。ドライブトレイン材質、ボディ材質、ローター材質などは同じです。軽さと飛距離をより重視したい人はスピンパワーが良いでしょう。パワーフィッシング重視ならば、どちらを選んでも良いでしょう。

パワーエアロ・プロサーフ 標準仕様のメインステージは地磯、沖堤だ!通常のサーフキャストリールとは一線を画す特殊なモデル。

サーフでのシロギス競技釣りのような、少なくとも100m以遠まで仕掛けを運ぶ必要がある飛距離至上の釣り、あるいはちょい投げ五目のような小物狙いメインの釣りでは、このリールの良さがあまり活かされないかも知れません。また、パワーがあるロングキャストリールとは言え、ショアジギングには全く向きません。パワーエアロ・プロサーフの特徴が活かされて、ツインドラグシステムの恩恵に浴することができるのは地磯もしくは沖堤からのロングキャストによる大物狙いだと思います。70~80m程度の距離にぶっこみ仕掛け、もしくは胴突き仕掛けを投入し、置き竿でじっくりと大物の一発を静かに待ち、ドラグからラインが引き出されて行くのを確認したのち、大アワセ!そこから数分から数十分のロングファイトがスタート!! というスタイルが似合います。

この記事を書いた人

初心者歴40余年!
ショアおやじ

 メジナ、クロダイ、アイナメ、カサゴ、メバル、カワハギ、シロギス、イシモチ、カレイ、ハゼ…ベラ、フグ、ヒイラギw、フカセ釣り、投げ釣り、穴釣り、江ノ島周辺(湘南大堤防、表磯、裏磯、片瀬漁港)、福浦岸壁、大磯サーフ、逗子・葉山界隈、城ヶ島(神奈川県)

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