21 セルテート SW 8000-P

ダイワ

21セルテートSW 8000Pのアップ画像
定価
¥ 73,800
 価格
¥ 62,151
番手
8000
ギア比
4.8
ドラグ/耐力
25kg
自重
615g
B/R
8/1
巻上長/回転
92cm
ハンドル長
75mm
PE糸巻量
3-400 / 4-300

狙えるターゲット魚種

できる釣法

搭載の機能・素材

よく比較されるライバルモデル

シャローエリアやドテラ流しなどパワー重視のジギングは21セルテートSW 8000-Pで決定

20ソルティガの弟分的存在、21セルテートSWシリーズの実力は?

スーパーメタル製モノコックボディーにG1ジュラルミン製MCタフデジギア

21セルテートSW 8000Pのアップ画像

21セルテートSWには20ソルティガと同等のアルミモノコックボディーにG1ジュラルミンのマシンカットタフデジギアが採用されています。その巻き上げトルクは15ソルティガ以上であり、モノコックボディーにより剛性感も大幅にアップしています。実際に15ソルティガと同じ水深で同じ重さのジグを使用しましたが、アングラーにかかる負担が非常に少なくなっていると感じました。魚がヒットした後も、5キロ程度の青物であれば余裕を持ってアングラー主体のファイトができます。

ZAIONエアローターによる軽い巻き心地

21セルテートSW最大の利点、それはZAIONエアローターによる巻き出しの軽さです。20ソルティガには強度重視のアルミローターを採用することで差別化がされていますが、近海ジギング、キャスティングゲームではZAIONエアローターでも強度的には全く問題はないと思います。むしろローターが軽いおかげで、大型スピニングリールとは思えないほどの巻きのスムーズさと軽さを実現しています。初動の軽さはアングラーにかかる負担を減らしてくれる上にパワーギアモデルは巻き上げが楽なので、女性アングラーでも体への負担が少なく済みますのでおすすめしたいです。

MAX25kg(18000-Hは30kg)のATD

21セルテートSWのATDのドラグMAXは8000~14000番が25kg、18000番が30kgとかなり余裕を持った設定となっています。また大口径ドラグノブが搭載されているおかげで、ファイト中にもドラグの調整がしやすくなっています。勿論このクラスのリールでドラグをフルロックすることはまずないでしょうが、ドラグ値の調整幅が広いのでヒットしたターゲットの魚種やサイズによって臨機応変に変えられることでキャッチできる確率も上がるでしょう。またドラグサウンドも15ソルティガ16キャタリナのようなチリチリと小さな音ではなく、ツインパワーSWステラSWのように大きなサウンドになっている為、ドラグが出た瞬間もわかりやすくなり、なにより大きなドラグサウンドは釣り人の気持ちを高揚させてくれます。

21セルテートSW 8000-Pの特徴

PE3号×400m巻けるスプール

21セルテートSW 8000pのスプールアップ画像

21セルテートSW 8000-PのスプールはPE3号が400m巻けるサイズとなっていて、PE3号前後をメインに使用する近海ジギング、キャスティング向けの仕様となっています。オフショアは勿論ですが、大物の実績のある沖磯や離島でのショアジギングにもぴったりです。パワーギアモデルなので、どちらかというとキャスティングよりはジギングで持ち味を活かせるリールだと思います

パワーギアの強い巻き上げトルク

21セルテートSW 8000-Pは潮の速い海域やドテラ流しでのジギングのようなリールに負荷がかかる状況でも、ZAIONエアローターとパワーギアの相乗効果で巻き上げパワーが非常に強いモデルです。浅い海域でヒラマサのような引きの強いターゲットを狙う場合にも、パワーギアの巻き上げトルクがあればキャッチ率もアップするでしょう。100m以浅の海域であれば、ハイギアモデルよりも圧倒的に有利にファイトを進められるはずです。

巻取り長92センチはオフショアは勿論、ショアジギングでも使いやすい

21セルテートSW 8000-Pのハンドル1周辺りの巻き取り長は92センチと、オフショアだけでなくショアからの釣りにも使いやすくなっています。特に根の荒い場所での釣りのようなパワーを求められるシチュエーションでは、十分にその特性を活かせるはずです。巻取り長100センチオーバーのハイギアモデルでは難しいスローな誘いも、パワーギアモデルでは難なく熟せるでしょう。ハイギアモデルとは違った特性を持つパワーギアモデルである21セルテートSW 8000-Pは、あらゆるシーンでその存在感を示してくれます。

21セルテートSW 8000-Pの得意なシチュエーション

根の荒いシャローエリアでのオフショアジギング7

ミヨシからの風景

関東では千葉県の外房に代表される水深15~30m程度の岩礁帯の広がるエリアで、ヒラマサやブリ、カンパチを狙う場面が多々あります。そのような海域でジギングをする際には、ハイギアモデルのような100センチを超える巻き取り長はあまり必要なく、どちらかといえば大型のヒラマサやカンパチを根から引き剥がすパワーを重視したタックルセレクトが重要になります21セルテートSW 8000-Pはボディーの撓みがほとんどないスーパーメタルモノコックボディーに巻き上げパワーの強いG1ジュラルミンのマシンカットタフデジギアが搭載されているので、大型魚のパワーに屈さない余裕を持ったファイトが可能です

潮流の速いエリアでのドテラ流しジギング

風と潮の流れに船を乗せて流しながら釣る「ドテラ流し」でのジギングは、潮流の重みがラインに水圧としてかかります。潮が速くなるとその重みは増し、2ノットを超えるほど速くなるとハイギアのリールでは重くて巻けないほどになります。そんな状況でもパワーギアの21セルテートSW 8000-Pであれば、さほど巻き上げに負荷もかからずに快適に釣りができます。ただし100mを超える海域ではジグの回収に時間がかかってしまうので、100m以深での釣りでは21セルテートSW 8000-Hをおすすめします

沖磯、離島でのショアジギング、ショアスロージギング

西伊豆の沖磯

ショアジギングといえばハイギアのイメージが強いかと思いますが、21セルテートSW 8000-Pは巻取り長92センチとショアジギングにも対応できるスペックとなっています。特にスロー系のジグを使ったショアスロージギングにはぴったりのリールです。ショアからでも大型の青物や根魚を狙うことのできる沖磯や離島での釣りにもマッチしやすいリールです。

21セルテートSW 8000-Pでまだ見ぬ大物をキャッチしよう

オフショアゲームやロックショアジギングなど、通常のおかっぱりではなかなか釣ることの難しい青物などを釣ってみたい!これから始めてみたいという方には21セルテートSW 8000-Pは初めに購入して欲しいリールです。20ソルティガ譲りのハイスペックが5万円前後で購入でき、耐久性もあるので、長年あなたの相棒として活躍してくれるでしょう

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ダイワマニア
YSNO

 トラウト(エリア、湖)、青物全般、ロックフィッシュ、シーバス、アオリイカ、ショアジギング、オフショアジギング、エリアトラウト、ウェーディング、ボートロック、エギング、東京湾、東伊豆(静岡県)、房総半島(千葉県)、上越地方(新潟県)、芦ノ湖(神奈川県)、本栖湖(山梨県)


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