19 MR750

ダイワ

19 MR750 Instagram @shunsaku_m1911a1さんの投稿
定価
¥ 5,500
 価格
¥ 4,493
番手
800
ギア比
5.1
ドラグ/耐力
3kg
自重
165g
B/R
4/1
巻上長/回転
58cm
ハンドル長
45mm

狙えるターゲット魚種

よく比較されるライバルモデル

【インプレ】初心者はまずこのリールから!穴釣りに最適なダイワ MR750

「釣りを初めてみたいけど、あまりお金をかけたくない。」「最近穴釣りってよく聞くけど、どんなリールが最適なの?」そんな方におすすめなのが、ダイワのMR750です。この記事ではMR750の特徴についてや使用感はもちろんのこと、このリールを使った釣りの楽しみ方やおすすめのロッドについても紹介していきます。

MR750の特徴

入門機としてもおすすめされるMR750ですが、ダイワから販売されている他の機種に比べてかなり異質なリールです。まずはこの項目で、MR750の特徴について詳しく解説していきます。

実売価格5,000円以下とは思えない軽さ

MR750は、実売価格4,000円前後で販売されているリーズナブルなリールです。この価格帯リールは1000番でも200gを超えるものが多い中、MR750は165gと非常に軽量です。この軽さなら、ちょい投げのようなライトな釣りに使用するロッドと組み合わせても、タックルバランスが悪くなることは無いでしょう。

最大ドラグ力は3kg

非常に小さなMR750ですが、その最大ドラグ力はなんと3kgもあります。穴釣り中は不意な大物がかかることもありますし、根に潜られやすいので、このドラグ力は大きなメリットでは無いでしょうか?

握りやすく巻きやすいハンドル

MR750のハンドルには、45mmの折りたたみ式マシンカットハンドルが採用されています。同じサイズ感のリールは40mmのハンドルが採用されていることが一般的ですが、MR750は5mmほど長くなっているため、より軽い巻き心地を得られるかと思います。

MR750の楽しみ方

リールの特徴が分かったところで、次はMR750の楽しみ方について見ていきましょう。「とても小さなリールだけど、具体的にどんな釣りに向いているの?」そんな方は是非この項目を参考にしてみてください。

穴釣りで楽しむ

公式HPにも記載されているように、MR750は穴釣りに最適なリールです。穴釣りに使用するリールは両軸の方が良いという方も多いかもしれませんが、こちらはスピニングリールなので初心者でも非常に扱いやすいというメリットがあります。また、両軸リールの場合は仕掛けを投げる釣りには不向きですが、MR750ならこうした釣りもカバー可能です。

ちょい投げで楽しむ

先程少し触れたように、MR750はスピニングリールであるためちょい投げのような釣りにも使用可能です。ラインはナイロン2号で60m、3号で30m巻くことができるためちょい投げに必要なキャパシティは十分満たしています。

その他のライトゲームにも

メバルの大量釣果

穴釣りやちょい投げはもちろんですが、その他のライトゲームにも対応できるのがMR750の良いところです。スペック表にはナイロン1号の糸巻き量は記載されていませんが、100mほど巻くことができるので、ちょっとしたアジングやメバリングも楽しむことができます

1万円以下!MR750におすすめのロッド

次はMR750と組み合わせるのにおすすめのロッドを紹介します。適したロッドと組み合わせることでMR750の長所を最大限活かすことができ、より快適に釣りを楽しむことが可能になります。もしMR750を購入した後でロッドに迷われている方は、以下のロッドを検討してみると良いでしょう。

穴釣り専科

穴釣り専科はその名の通り、穴釣りに特化したロッドです。ラインナップはM110、M130、M150の3つの長さで展開されており、実売価格は3,000円前後と非常に購入しやすい価格帯になっています。またこのロッドの穂先にはグラスソリッドが採用されているため、魚のアタリを弾くことなくフッキングに持ち込めます。MR750と同時に購入しても10,000円を切りますし、M150(約1.5m)であればちょい投げでも十分快適に使用できるでしょう。

リバティクラブ ルアー

こちらは実売価格5,000円前後のテレスコピック(振出)ロッドです。全長約1.78mとちょい投げやライトゲームに最適な長さで、重さも100gと扱いやすい部類になっています。また仕舞は44cmと非常に小さく、バッグにも収納しやすいのもメリットの1つです。釣り初心者の方にもおすすめですが、仕事帰りにちょっと釣りを楽しみたいという中・上級者の方にも適したロッドではないでしょうか。

MR750の良い点

ドラグ力の高さで根に潜られにくい

MR750の最大3kgのドラグ力は、根に潜られやすい穴釣りで力を発揮してくれます。ドラグ力の低いリールでは強引なやり取りが難しく、少し巻きを緩めた間に根に潜られてしまうことも稀ではありません。MR750はハンドルが力を加えやすい形状をしていることもあり、穴釣りでのやり取りは非常に快適です。

低価格で購入しやすい

MR750のもう一つのメリットは、5,000円を切る実売価格でしょう。釣り初心者の方は、できるだけお金をかけずに道具を揃えたいと考えているのではないでしょうか?MR750なら、ロッドやラインとまとめて購入しても10,000円以下に抑えられます。また、価格の高いリールになると取り扱いに気を使う必要があるため、まずはこのリールで気軽に釣りの楽しさに触れるのがおすすめです。

MR750の悪い点

巻き心地は値段相応

MR750の性能は値段以上のものがありますが、巻き心地はエントリークラス相応です。あくまで気軽に使うリールとして考えた方が良いでしょう。巻き心地にもこだわりたいという方は、より上位の機種を検討することをおすすめします。

細かいドラグ調整は難しい

ドラグ力の高さが魅力のMR750ですが、細かいドラグ調整は難しくなっています。ここも値段相応と言える部分です。穴釣りで使用することを考えると、基本的には根に潜られないようドラグを出さずにやり取りするので、特に問題になることはないでしょう。ですがアジングやメバリングのようなライトゲームを本格的に楽しむには、それなりのドラグ性能が必要になります。

MR750が向いている人

MR750は穴釣りやちょい投げといったライトな釣りを気軽に楽しみたいという方や、これから釣りを初める初心者の方におすすめのリールです。必要なスペックは十分満たしていますし、何よりもコストが抑えられます。今回合わせて紹介したロッドとの組み合わせなら10,000円以下で購入することが可能です。

MR750が向いていない人

逆にアジングやメバリングなどの釣りを本格的に楽しみたいという方や、リールの性能に妥協したくないという方にはおすすめできません。巻き心地が値段相応であったり、ドラグの調整に難があるなど、ライトゲームをメインに据えて釣りをするには性能不足です。MR750でのライトゲームは、あくまでおまけのように考えた方が良いでしょう。

値段相応な部分もあるが、初めての釣りには十分な性能

今回は穴釣りやちょい投げに最適な、ダイワのMR750についてインプレッションしてきました。実売価格4,000円前後ながらも、165gという軽さや最大3kgのドラグ力で快適に釣りを楽しめるのが魅力のリールで、特に釣り初心者の方におすすめできます。しかし巻き心地やドラグ調整の幅には不満が残り、本格的なライトゲームに使用するには向かないので注意しましょう。

この記事を書いた人

まつやのプロフィール写真

島国アングラー
まつや

 アオリイカ、クロダイ、シーバス、アジ、ハタ、エギング、落とし込み、天草地方(熊本県)


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