18 エメラルダス エア LT3000S-CXH-DH

ダイワ

18 エメラルダス エア LT3000S-CXH-DH
定価
¥ 37,400
 価格
¥ 38,000
番手
3000
ギア比
6.2
ドラグ/耐力
10kg
自重
195g
B/R
9/1
巻上長/回転
93cm
ハンドル長
90mm
PE糸巻量
0.8-200

狙えるターゲット魚種

搭載の機能・素材

よく比較されるライバルモデル

18エメラルダスAIR LT3000S-CX-DHは人を選ぶ?ハンドルごとのメリットも解説!

ダイワの18エメラルダスAIR LT3000S-CXH-DHを紹介します。エギング専用モデルとなっている1台ですが、専用モデルたる所以はどこにあるのでしょうか。今回はシングルハンドルとダブルハンドルの違いについても解説していきます。

18エメラルダスAIR LT3000S-CXH-DHの特徴

まずは18エメラルダスの特徴から確認していきましょう。ダイワのエギング専用シリーズの頂点としての性能は、一体どのくらいのものなのでしょうか。今回重要な部分に絞って3つを解説していきます。

重さは195g

まずエギングで使用するリールに求められるのが軽さです。18エメラルダスAIR LT3000S-CXH-DHの重さは、195gとなっています。ダブルハンドルモデル仕様で200gを切っているため、エギングでも快適に使用できるでしょう。

ATD搭載

エメラルダスAIRのドラグ

18エメラルダスAIR LT3000S-CXH-DHのドラグには、ATD(オートマチックドラグシステム)が搭載されています。エギングにおいて、ドラグは釣果に繋がる重要な要素の1つです。ヒットしてからのイカの身切れやバラシを防ぐのはもちろんですが、シャクリ中のアクションに変化を加えたり、そこからポイントの状況を把握したりと様々な役割を担っています。ATDは従来のドラグよりも扱いやすく、緩めに設定してもしっかり機能してくれるため安心です。

マグシールドはラインローラー部にも

エメラルダスAIRのラインローラー

現在は一部のエントリークラスにも搭載されるようになったマグシールドですが、18エメラルダスAIR LT3000S-CXH-DHはラインローラー部にも搭載されています。エギングではシャクリからファイト中までラインローラーを酷使することになるため、防水性はあまり妥協できません。同じ価格帯のリールでも、ピニオン部のみ搭載されているケースは少なくありませんし、これは嬉しいポイントではないでしょうか。

シングルハンドルとダブルハンドルの違い

ここまで、18エメラルダスAIR LT3000S-CXH-DHの特徴について解説してきましたが、この項目ではシングルハンドルとダブルハンドルの違いについて、エギングの観点から説明していきます。18エメラルダスAIRには2種類のラインナップがあり、今回のダブルハンドルモデルとシングルハンドルモデル、どちらを選ぶか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。是非この項目を読んで、リール選びの参考にしてみてください。

シングルハンドルのメリット・デメリット

シングルハンドルのメリットといえば、まずはその軽さです。近年ではリールが軽量化されたことで、重量差も小さくなってきましたが、18エメラルダスAIR LT3000S-CXHと比較すると15gの差があります。長時間ストイックにエギングをする場合、これだけの差でも気になってきますし、感度の面でも軽いものが有利です。デメリットとしては、ダブルハンドルに比べて回転性能が低下するという点が挙げられます。ダブルハンドルは左右対称の形状でバランスが良く、シャクリを楽に行うことが可能です。また、シングルハンドルは勝手に回ってしまうことがあり、エギの姿勢を崩す可能性があります。

ダブルハンドルのメリット・デメリット

ダブルハンドルのメリットは前述の回転性能の良さです。エギングに慣れていない初心者の方は、こちらを選ぶと良いでしょう。特に低価格帯のリールや年式の古いリールでは、ダブルハンドルの良さが現れやすくなります。これらのリールは回転性能が低く、シングルハンドルになるとフラつきが大きく出てしまうためです。ミドル・ハイエンドクラスの最新機種になると回転性能が高いため、ダブルハンドルを選ぶ必要性は少し薄れてきます。また、ダブルハンドルは手で弾いても持続して回転してくれるため、糸フケの回収が雑になりがちです。より感度を重視し、丁寧な釣りを意識したい場合は、シングルハンドルが適しています。

18エメラルダスAIR LT3000S-CXH-DHの良い点

糸フケが回収しやすく強風時も安心

18エメラルダスAIR LT3000S-CXH-DHはエクストラハイギアを採用しているため、素早役糸フケを回収することが可能です。強風時のエギングは非常に難易度が高く、ラインが風に煽られてしまうとすぐにエギが姿勢を崩してしまいます。ノーマルギアの場合は急いでハンドルを回す必要があるためストレスに感じますが、エクストラハイギアなら少し早めるだけで済むので快適です。

巻き出しが軽い

リールは基本的にギア比が上がるほど巻き出しの重さが気になりますが、18エメラルダスAIR LT3000S-CXH-DHの巻き出しは比較的軽く、エギングではほとんど気になりません。エギングではシャクリを繰り返すため、立ち上がりの良さは非常に重要です。巻き出しが重く立ち上がりの遅いリールではシャクる度にストレスを感じますが、その心配は必要ないでしょう。

18エメラルダスAIR LT3000S-CXH-DHの悪い点

エクストラハイギアは使い所を選ぶ

先程はエクストラハイギアのメリットを紹介しましたが、デメリットも存在します。ギア比の高いリールでエギングをするとすぐにエギが手前に寄ってきてしまうため、同じポイントをじっくり狙いたい場合はおすすめできません。手返し良くランガンする場合は問題ありませんが、どんな状況にも対応できるリールではないことに注意が必要です。

コスパは少し低め

18エメラルダスAIR LT3000S-CXH-DHは、実売価格30,000円前後で販売されていますが、近い性能を持つ19バリスティック20ルビアスの価格は、30,000円を下回っています。このリールのスペックが自分の釣り方にマッチしている場合は良いですが、他のリールでも問題ないという場合はもう少し広く探すことをおすすめします。より汎用モデルであれば、よりコストパフォーマンスの高いリールを入手することが可能です。

おすすめできる釣りのスタイル

アオリイカ

18エメラルダスAIR LT3000S-CXH-DHは、秋イカシーズンや強風時のエギングに最適な1台です。エクストラハイギアのため必然的にテンポが早くなりますし、素早く糸フケを回収することでエギの姿勢を崩しにくくなります。特に中・上級者の方におすすめです。少し癖があり、初心者の方には扱いが難しいかもしれません。

他のリールが適したスタイル

春先や冬場のスローなエギングに使用する場合は、ノーマルギアが採用されている他のリールを選びましょう。エクストラハイギアでスローな釣りを可能にするには、かなりの工夫が必要になります。

エギング向けだが、少し釣り方を選ぶリール

今回はダイワのエギング専用シリーズの最上位機種、18エメラルダスAIR LT3000S-CXH-DHについてインプレッションしました。エギングに必要なスペックは十分満たしていますが、エクストラハイギアのため少し釣り方を選ぶリールです。秋イカやランガンメインの釣り、強風時に活躍するでしょう。

この記事を書いた人

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島国アングラー
まつや

 アオリイカ、クロダイ、シーバス、アジ、ハタ、エギング、落とし込み、天草地方(熊本県)


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