東京から日帰りで海釣りに行く場合のベストな移動手段はコレ!

作成:2019.03.03更新:2021.08.20

東京から日帰りで大物を狙える海釣りがしたい!

アジやカサゴといった海釣り初心者でも釣りやすいターゲットの釣りに慣れてくると、「もっとエキサイティングな釣りがしたい」と思い始めます。もっと大物を釣りたい。東京でもよく釣れる20cm前後の魚では興奮しなくなり、できればもうワンサイズアップした手応えのある魚が釣りたいと考えるようになります。船釣りしたり泊りがけで遠出したりすればいくらでも大物を釣るチャンスはありますが、毎回そこまでお金もかけられないです。

今回は、東京郊外に出てエキサイティングな釣りをすることを目的とし、なるべく遠く、でも東京から日帰りで釣りをするための移動手段にフォーカスしてご紹介いたします。30cm以上の大物が釣れたり、いろいろな魚が生息する場所で釣りをしたりできるようになると、もうどっぷり釣りの魅力に浸かってしまいますので、ご覚悟くださいね!

東京から素早く低予算で海釣りへ向かう移動手段1. 電車+バス

電車+バスはコンパクトな荷物にできる人向け

釣りをする人にとって公共交通機関を移動手段として使うのは選択肢としてなかなか思い浮かばないかもしれません。しかし、課題となる荷物の大きささえクリアできれば、実はこの選択が一番予算的にも時間的にも節約できるのです。これは公共交通機関の発達した東京圏ならではの特権で、特に一人で釣りに行かれる方にはオススメです。

行きたいポイントの最寄り駅まで電車で行き、そこから細かいポイントまではバスで行きます。バスは関東圏なら数十分に1本、よほどの田舎でも1時間に1本は走っているので、割と便利です。バスが出ている時間をあらかじめ調べておき、それに間に合うように電車を乗り継げば待ち時間も短縮できます。

東京からの日帰り釣りに電車+バスで行くメリット:楽でいて時間も費用も節約できる

一番渋滞するエリアの首都圏内は電車で抜けてしまうのが手っ取り早いです。車だと数十キロを1〜2時間程度かかるようなところも、電車だと数十分で抜けられてしまいます。

行き先が例えば千葉だった場合、東京からだと東京湾アクアラインを通って行くことになると思いますが、行きは良くても帰りは絶対渋滞します。この渋滞を抜けるために1〜2時間かかるため、家に到着した時の疲労感がすごいです。ただでさえ釣りで疲れているのに加え、あの渋滞は耐えられるものではありません。スノボやスキーに行く方はイメージしやすいかもしれませんが、アクティビティをしたあとの車の運転ほどの苦行もありません。また、朝早いときもメリットがあり、眠くても到着するまで寝られます。着くまで1〜2時間寝られるのは最高です。

東京からの日帰り釣りに電車+バスで行くデメリット:大きな荷物は持っていけない

クーラーボックスやたくさんの釣り竿を持って行きたい人にとっては、電車で移動となると大変です。車ではなく電車をメインに選択して荷物をコンパクトにしたとき、いつも持って行くか葛藤するのがクーラーボックスとタモ。竿は割とコンパクトになるものもあるので邪魔になりませんが、クーラーボックスとタモを電車やバスに持ち込むのは結構邪魔になりますし、万が一混雑した時はさらにこの荷物の大きさが邪魔に感じます。

持って行くものか行き来の移動のしやすさか。どうしても荷物はコンパクトにできない!という方でも、時間とコストを最小限にできる方法がありますので、こちらをご覧ください。

節約して日帰り釣りの回数を増やした方がいい

僕個人の考え方としては、釣りするためだけにレンタカーして高速道路乗ってガソリン代払って、一回1万〜2万円かけてまで行きたいとは思いません。持ち物をできるかぎりコンパクトにし、一回にかける予算と時間をできるかぎり節約し、その分釣りに行く回数を増やしたいです。

あと、電車は乗ってしまえばあとは全く何も気にせず乗ってたら着くので、車よりはるかに楽です。「電車の方が面倒」というのは逆で、車の方が運転に神経を使うので疲れます。一度電車に乗って釣りに行ってもらえれば、その楽さを体感いただけるかと思います。

東京から素早く低予算で海釣りへ向かう移動手段2. カーシェア

カーシェアは使う時間帯と使用時間次第では最高の選択

どうしてもクーラーボックスを持っていきたい!とか、釣り竿をたくさん持っていきたい!という方は少なくないかと思います。持ち物だけではなく、単純に電車の乗り換えが嫌いという方もいらっしゃるでしょう。そんなどうしても車で行きたい方にはカーシェアがオススメです。レンタカーではなくカーシェアを選択することに意味があります。「利用開始時間」と「短時間利用」という条件で安く車を借りられるわけですが、これはレンタカーでは実現できません。

東京からの日帰り釣りにカーシェアを使うメリット1. 早朝から利用でき割引もある

「釣りは早朝が釣れやすいから早朝に出る」というのもそうですが、それ以上に早朝利用することで料金が圧倒的に安くなります。僕が実際に利用しているサービスの具体例は後述しますが、朝マズメに間に合うように選択した3時〜9時の6時間カーシェアであれば数千円で利用できます。

通常、レンタカーの場合は受付があり、24時間営業のレンタカーショップは都心の大きな街のレンタカーのみに限られているため、朝3時から車を借りることができません。となると、前日の営業時間終了までに車を取りに行き、自宅近くのコインパーキングに停め、結果12時間か24時間レンタカーするという、無駄な労力とお金がかかります。

こういった、何重にもおいしいカーシェアなら、楽にかつ安く借りることができます。

東京からの日帰り釣りにカーシェアを使うメリット2. 走行距離に関係なく使え実質ガソリン代不要

通常、カーシェアは「利用時間×走行距離」で利用料金が決まります。例えば24時間利用が10,000円で、走行距離1kmごとに20円とした場合、100km走ると合計12,000円が利用料金となります。

しかし、車で走った距離に関係なく料金が一律固定になる条件が、短時間利用です。カーシェアサービスを提供する各社の料金プランによって差異がありますが、僕が知っているカーシェアサービスは全て6時間以内の利用なら走行距離に関係なく料金を固定しています。

東京からの日帰り釣りにオススメのカーシェアサービス

僕はタイムズカープラスカレコの2つを用途に合わせて利用していますが、特にハードリピートして使っているのはカレコです。ご自身の利用しやすい方をご利用いただけたらと思いますので、それぞれを使い方ごとに紹介しましょう。

料金的には一番オススメ!カレコ(careco)

カレコは三井のリパークに設置されているカーシェアサービスです。何が一番オススメかって、何より安い!そして、ミドルカーに乗っても安い!

契約プランにもよりますが、カレコは夜間パック(19時〜翌9時)なら2,700円。この時間帯で利用時間6時間以内なら走行距離に応じて料金が課金されません。僕はいつもトヨタのC-HRを早朝3時〜9時まで借りて合計6時間にしますが、これでも2,700円で借りられます。ガソリン代も払わなくていいので、この値段が最終料金です。

割と遠くに行こうと思ったら電車賃も往復1,500〜2,000円かかるので、それと比較してもカレコを使うメリットが大きいです。早朝なら高速道路を走らなくても道は空いているので、片道1.5時間かけて行っても割と遠くまで行けます。移動に往復3時間+釣り3時間という計算となりますが、十分楽しめます。 また、早朝利用ではなく通常の昼間でも6時間利用なら4,080円。レンタカーでは絶対に実現できないような料金です。

一点、デメリットとしては、まだそこまでステーション(借りられる車が置いてあるパーキングスペース)が多くないということです。つまり、少し地方へ行くと借りられるステーションがない。都心にお住まいの方向けの使い方となります。

多少地方に行っても使えるタイムズカー

カレコのステーションがなくて使えない場合に使っているのがタイムズカー。ステーション数がとても多く、結構地方へ行ってもあるので重宝しています。利用料金はカレコより少し高くなりますが、それでも利用価値が高いです。

東京からの日帰り海釣りにカーシェアを使うデメリット:一人だと安くはないし疲れる

携行品で妥協できないならベストの選択となるカーシェアですが、2人以上で行くのでなければ電車とバスほど安くはあがりません。また当然ながら自分で運転しなければならず、これが結構な負担となります。行きはまだいいのですが、日帰りで釣りをして体力を使った後の帰路はかなりの疲労感があります。また行動が時間に縛られてしまうのもデメリットとなります。仲間と釣りに行く時や、予算にも体力にも余裕がある時の選択肢と考えておくのが良いでしょう。

移動手段を駆使して東京住みでも日帰りで大物を釣ろう

以上、東京からなるべく遠くへ日帰り低予算で海釣りに行く移動手段のご紹介でした。住んでいる地域や生活スタイルに合わせたご自身に一番合う方法で、大物を釣りあげるエキサイティングな釣りをするためのヒントとなれば嬉しいです!

この記事を書いた人

ショアジギング・マスター
K

 青物、イナダ、タチウオ、シーバス、メバル、アオリイカ、ショアジギング、ライトショアジギング、メバリング、エギング、三浦半島・三崎周辺(神奈川県)、富津市(千葉県)、館山市(千葉県)

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