16 シーパラダイス

ダイワ

©ダイワ「16 シーパラダイス」
番手
-
ギア比
4.9
ドラグ/耐力
8kg
自重
405g
B/R
4/1
糸巻量/回転
83cm
ハンドル長
-
PE糸巻量
3-130 / 4-100 / 5-80
価格
¥ 16,800

搭載の機能・素材

よく比較されるライバルモデル

海上釣堀用という超ニッチなスピニングリール「ダイワ・シーパラダイス」は、常に大物を相手にするタフネスさが売り。

近年、手軽に、安全に大物釣りが楽しめるとして流行している海上釣堀。その気になれば手ぶらで、タックルもすべてレンタルで高級魚釣りが楽しめ、場所によっては、釣った魚を処理までしてくれます。そんな海上釣堀は、釣れる魚はマダイ、ブリ、ヒラマサ、カンパチ、シマアジ、ヒラメ、根魚など、多岐にわたります。レンタル釣り具も悪くないですが、できれば自分のタックルで釣りたいですよね。そんな、海上釣堀専用リールなどというものがダイワにあるんです。その名は「シーパラダイス」。一体どんなリールなのでしょうか?

海上釣堀の特徴とは?

海上釣堀は、利用料金が高く、一人1万円では利かないところがほとんどですが、船に乗ってもそのくらいしますし、海上釣堀は、ショアからではめったに釣れないような大型高級魚ばかりです。2匹も釣れば十分元が取れるような豪華な釣りです。それだけ、釣れる魚はすべからく大物で、常に強烈なファイトを強いられるフィールドになります。リールは一にも二にも剛性を重視しなければなりません。また、海上釣堀での釣りは殆どがウキ釣りで、ほぼキャストする機会はありません。こうした釣り方は、海上釣堀もしくは沖のカキ筏からボトムのクロダイやカレイを狙うかかり釣りなどがあります。基本はバーチカルな釣りということです。そのため、ラインの放出抵抗云々よりも、ラインのヨレを防止する機構の方が重要です。こうした釣りの特徴を考慮し、最適なスピニングリールに仕立てたのがシーパラダイスであるといえます。

シーパラダイスの基本スペック

シーパラダイスのベースモデルは、汎用スピニングリールの15ヴァデル 3500です。これをベースに改造を加え、海上釣堀でのパフォーマンスに特化しています。ギア比は4.9、ハンドル1回転当たりの巻き長さは83cmというパワーギア設定です。ドラグはUTD(アルティメットトーナメントドラグ)という、フェルト製のドラグワッシャーに特殊潤滑剤を含浸し、ドラグの締め具合にかかわらず、食いつきのないジワリとした効きはじめで魚に違和感を与えることなく、アングラー優位の状態で仕掛けをコントロールできます。ラインキャパは、PE3号が130m、4号が100m、5号が80mと、大型魚との対決に適した太いPEラインに適していますが、海上釣堀であればPE3号で良いでしょう。

強靭なボディとリジッドなアルミスプールでマダイや青物を確実に仕留める

海上釣堀には普通にヒラマサやブリ、巨大マダイなどがいます。そしてそれらは比較的簡単に釣れます。小さな雑魚などの外道はいません。掛かるのはいつも大型魚です。常にタックルにはMAXの負荷がかかります。そのため、シーパラダイスのボディ材質はアルミ合金(ダイワはスーパーメタルと呼んでいます)です。重量の点ではわずかに不利かもしれませんが、ここはメタルによる安心感を優先しましょう。アルミ合金のリジッドボディは、魚からの圧倒的なパワーがギア部にかかった際も、ボディが歪んでパワーロスするようなことはありません。メタルボディが確実に魚のパワーを受け止めるため、大型EVAラウンドノブを握り、力強くリーリングできるため、確実に魚を浮き上がらせることができます。

ライントラブルは絶対に避けたい!

海上釣堀は、朝6時30分頃受付して船に乗り、釣座を抽選し、釣りを開始、14時頃には迎えの船に乗り帰港します。途中2回程度生簀に放流があります。時間との勝負です。ライントラブルの対応で時間を消費するのは絶対に避けたいです。シーパラダイスは、ライントラブル軽減のため、ABSⅡ(アンチバックラッシュスプール)と呼ばれる、スプールが逆テーパーになっていて、スプール前方にラインが溜まりにくい構造になっていたり、クロスラップと呼ばれる、ラインをスプールに対してクロス状に巻いて行き、ラインの食い込みを防ぐ機構があったり、糸ヨレを軽減するために、ラインローラーが、糸ヨレしようとする力と反対方向に転がしながらラインを巻けるようにテーパーがついていたり(ツイストバスターⅡ)、ライントラブルを軽減する機構が複数仕掛けられています。

海上釣堀以外の使い勝手はどうか?

シーパラダイスは、非常に剛性の高いリールですが、重量が405gと、持ち重りは否めないため、例えば5mを越える柔らかい磯竿を使うフカセ釣りには疲れるかもしれません。しかし、ショートレングスで硬めのロッドであれば、中距離キャストを伴うような大物狙いの釣りでも使えるでしょう。具体的には、ロッド長は3.6m程度まで(海上釣堀はだいたいルールで竿の長さは3.3~3.6mでと決められています)で、50m程度のキャストを伴う釣り、ぶっこみによる根魚釣りや投げカワハギ、淡水でのナマズ、ウナギ狙いの投げ釣りなどでも、シーパラダイスのパワーを十分に発揮してもらえるでしょう。また、マグシールドによる高い防錆性もありますので、オフショアでのバーチカルな釣りには全般的に使えるでしょう。

シーパラダイスに向ている人

シーパラダイスに向いている人は、ズバリ、ロングキャストしない大物志向のアングラーです。価格も実勢価格で15,000円前後と比較的求めやすく、接近戦であれば大型青物にも負けないパワーを備えたタフなリールです。マダイやヒラマサ、シマアジなど、大型の高級魚がたくさんいる海上釣堀でのベストチョイスではありますが、それだけではもったいないです。中型のナマズ、ウナギ、雷魚などの淡水の怪魚も狙えますし、オフショアでのタコ釣りなどにも威力を発揮するはずです。地味ではありますが、欲張りなアングラーのわがままにかなり応えてくれる相棒だと思います。

この記事を書いた人

初心者歴40余年!
ショアおやじ

 メジナ、クロダイ、アイナメ、カサゴ、メバル、カワハギ、シロギス、イシモチ、カレイ、ハゼ…ベラ、フグ、ヒイラギw、ウキフカセ釣り、投げ釣り、穴釣り、江ノ島周辺(湘南大堤防、表磯、裏磯、片瀬漁港)、福浦岸壁、大磯サーフ、逗子・葉山界隈、城ヶ島(神奈川県)