19 キャスティズム 25 15PE

ダイワ

© ダイワ「19 キャスティズム 25 15PE」
番手
-
ギア比
4.7
ドラグ/耐力
12kg
自重
405g
B/R
6/1
糸巻量/回転
94cm
ハンドル長
-
PE糸巻量
1.5-200 / 2-150
価格
¥ 25,998

搭載の機能・素材

ダイワ・キャスティズム25 15PEは、磯でのキャスティングが面白い! ロックフィッシュからカゴ投げまで、磯釣りの新境地を拓け!

プロアングラーの村越正海氏が提唱し、次々と新機軸を打ち出して来た釣りのジャンルに「キャスティズム」があります。旧来のセオリーにとらわれることなく、自由な発想で投げ釣りを楽しむ。例えば地磯から胴突き仕掛けをフルキャストしてカワハギを狙ったり、青物の回遊を狙ってカゴ仕掛けをキャストしたり、はたまた、沖の離れ岩を狙ってキャストし、ロックフィッシュを探り釣りしてみたり、ぶっ込み仕掛けを投げて置き竿にしたり...。可能性は無限大だけど、タックルは1セットで賄いたい。そんなワガママに応えてくれるのが、ダイワ・キャスティズムシリーズです。ダイワ・キャスティズムには15PEとQDの2モデルがありますが、今回は汎用リールと使い勝手がほぼ同じの15PEを紹介しましす。

自由な発想であらゆるキャストフィッシングをこなすために

バーサタイル性(万能性)を謳い、どんな釣りにも使えるタックルを開発しようとすると、結果として、確かにいろんな釣りに使えるけれど、帯に短し襷に長しと言った、なんとも中途半端な、特徴のない製品が出来上がってしまうことがあります。そうならないように、各社の開発チームは知恵を絞り、特徴を出し、ライバル品との差別化を図ります。そんな中、キャスティズムは、超遠投のサーフシロギス釣りから、ロックフィッシュ狙いの胴突き投げ、青物狙いのカゴ投げや投げタイラバ、石物ぶっ込み釣りまで、あらゆるキャスティングシーンに対応できるよう設計されています。ここまでマルチにキャストフィッシングをサポートするには、「ヘビーなキャスト&強引なファイトに耐えきるパワー(ロックフィッシュ、青物、石物など)」、「一日中キャストを続けられる軽さ(投げ釣り全般)」、「繊細なアタリを確実にキャッチする感度(シロギス、カワハギなど)」の「三方よし」が求められます。ダイワ・キャスティズムは、そんな相反する3要素を見事に高いレベルでカタチにしたリールと言えます。

キャスティズム25 15PEの基本スペック

では、具体的にキャスティズム 25 15PEのスペックを見て行きます。ギア比は4.7、ハンドル1回転当たりの最大巻き上げ量は94cmです。スピードとパワーのバランスが丁度良い塩梅となっています。ドラグはダイワ最新のATD(オートマチックドラグシステム)が採用されており、最大釣力12kgとなっています。ATDの特徴として、ドラグの効き始めが早めで、思わぬ大物のヒットや、走り出しの際、一気にタックルを持っていかれることがなく、瞬間的に掛かる大きな力をじわっと逃しながら、アングラーが素早く戦闘態勢に入れます。ラインキャパは、ナイロン2号で250m、PE1.5号で200m、PE2号で150mあります。ターゲットにもよりますが、ナイロン2号には、3→12号のテーパーラインをつけ、PE1.5号にはフロロカーボンリーダー24lbを、PE2号にはフロロカーボンリーダー32lbを適量結べば、ワイヤーが必要な石物釣り以外のほとんどのキャストフィッシングに対応できるでしょう。そして自重はこのクラスとしては最軽量級の405gです。普段600g近いサーフキャストリールを使っているアングラーには驚きの軽さです。

外は軽快、中身は強靭。キャスタビリティと巻き上げトルクを両立!

キャスティズム 25 15PEは、ボディには軽量で強靭なZAIONが、ローターにはDS5製エアローターが使われており、強度を確保しつつ、全体の軽量化に寄与し、キャスト性を向上させています。ZAIONとは、ダイワが2007年に開発に成功した高密度カーボン長繊維強化樹脂のことで、アルミ合金やマグネシウム合金をも凌駕する強度を得た唯一無二の素材です。カーボン短繊維をベース樹脂に15%程度添加したDS5よりもはるかに剛性の高い素材です。ZAIONは、混合が難しいとされるカーボン長繊維をベース樹脂に40%以上も添加しています。強度は格段に上がるものの、金型内の流動性が悪く、複雑な形状は成形ができないとされてきましたが、金型加工技術、成形技術の進化が可能にした業と言えるでしょう。釣り具用素材として、ZAIONのカーボン繊維添加量を超えるCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)は存在しません。この強靭軽量の樹脂ボディが、キャスティズム 25 15PEに搭載された、マシンカットタフデジギアによる強靭なパワートレインを支えて、力強い巻き上げトルクをたたき出しています。

キャスティズム 25 QDモデルとの違い

キャスティズム 25には、15PEとQDがあります。QDはクイックドラグのことで、ドラグを締める、緩めるが、ドラグノブを1回転するだけでできる機構です。シマノではハイスピードドラグと言います。この機構は、置き竿でアタリを待つぶっ込み釣りで威力を発揮します。仕掛けをぶっ込んだ後、ドラグを緩めた状態でアタリを待ち、突然のバイトで魚が走ってもタックルを持って行かれないようにしておきます。そして、ラインが一気に出て行くのを確認したらすかさずクイックドラグを半回転ほど締め、素早くファイトを開始します。キャスティズム 25は、このドラグ機構だけが異なる2モデル展開です。使い分けは、ぶっこみ釣りをするか否かです。特にチャランボを岩に打ち込み、置き竿で石物を狙うような場合はQDをおすすめします。その他の投げ釣りをメインでする場合は、ATD搭載の15PEを使うことをおすすめします。

ライバルモデルは不在?

キャスティズム 25は、非常にニッチなところを狙ったモデル・・・というよりは、新しい釣りのジャンルを提唱するためのニュースタンダードのとしての立ち位置となっています。キャスティズムには専用ロッドもラインアップされており、3ピース並継のCAST'ISM、振出ロッドのCAST'IZM Tと合わせた、タックルシステムとして提唱しています。現在のところ、キャスティズムのライバル機種は見当たりません。強いて言うのであれば、同じダイワのパワーサーフ SS QDになろうかと思います。しかし、キャスティズムのロッドと合わせるのであれば、同色で統一されたキャスティズム 25の方が、見た目も美しいでしょう

唯一の難点

キャスティズム 25 15PEは、軽さ、強さ、遠投性に優れ、非常にバランスの良い戦闘能力の高いリールなのですが、唯一残念な点があります。メーカー希望小売価格30,600円の価格帯のリールなのに、ラインローラーにベアリングが入っておらず、樹脂カラーが入れられており、カラー取り付け部の金属パーツも錆びやすいところです。ここは、できることならカラーを外して防錆性の高いベアリングと交換し、あとは釣行のたびに必ず洗浄して注油するしかありません。もちろん、毎回メンテナンスをきちんと行えば、すぐに錆びるなどということはありませんが、ラインローラーだけが残念です。

キャスティズム 25 15PEで、体験したことのないキャスティングゲームを堪能しよう!

キャスティズム 25 15PEは、大げさでなく、あらゆる場所で、あらゆる投げ釣りをこれ一つで対応できるバーサタイル性が魅力です。近距離を胴突き仕掛けをキャストしてカワハギやロックフィッシュを狙っているときに、沖に大きなボイルを見つけた時などは、胴突き仕掛けから投げサビキや弓角に替えるだけですぐに違う投げ釣りを開始できます。そして、ボイルがどこかに行ってしまったら、またすぐに元の釣りに戻ることもできます。タックルのバーサタイル性は、アングラーが状況に応じて変幻自在に立ち回ることができるという最大のメリットをもたらしてくれます。ボウズはイヤなので、仕掛けを次々変えてあれこれ試すようなタイプのアングラーには特におすすめです!

この記事を書いた人

初心者歴40余年!
ショアおやじ

 メジナ、クロダイ、アイナメ、カサゴ、メバル、カワハギ、シロギス、イシモチ、カレイ、ハゼ…ベラ、フグ、ヒイラギw、ウキフカセ釣り、投げ釣り、穴釣り、江ノ島周辺(湘南大堤防、表磯、裏磯、片瀬漁港)、福浦岸壁、大磯サーフ、逗子・葉山界隈、城ヶ島(神奈川県)