ライギョに効果的なルアーはこれ!定番フロッグからそれ以外のルアーまでまるっと紹介
作成:2024.01.28更新:2024.01.28
目次
ライギョは朝鮮半島から日本に持ち込まれた外来種で、ブラックバスやナマズと同様にルアーフィッシングのターゲットとして多くのアングラーから人気を集めています。アグレッシブなバイトや強烈なファイトによって多くの怪魚ハンターを魅了しているライギョですが、一体どんなルアーがおすすめなのか気になる方も多いでしょう。
ライギョと言えばフロッグを思いつく方も多いと思いますが、実はフロッグ以外にもライギョにおすすめのルアーは数多く存在しています。今回はそんなライギョ釣りにおすすめのルアーについて徹底的に解説していきます。
ライギョの特徴
大型の個体だと80cmを超えるライギョは、1900年前半に朝鮮半島から持ち込まれたスズキ目タイワンドジョウ科に属する魚で、別名「カムルチー」とも呼ばれています。ナマズのような細長い筒状の体型が特徴で、口の中には無数の鋭い歯が並んでいます。
食性は非常に獰猛で、魚や甲殻類はもちろんカエルやネズミ、小さな鳥まで捕食する肉食魚です。
ライギョ釣りに最適なシーズンと時間帯は?
ライギョのハイシーズンは産卵が始まる5月から10月くらいまでになります。冬は冬眠してしまうためシーズンオフです。時間帯に関しては、魚の活性が高まる朝マズメと夕マズメが釣りやすくなりますが、日中であっても水面に出てくれる個体は多いです。
ライギョにおすすめのルアーを厳選してご紹介
ライギョ釣りにおすすめのルアーをご紹介していきます。ライギョ釣りの定番であるフロッグからフロッグ以外のルアーまで種類ごとに厳選しました!これからライギョ釣りを始めたいという方はぜひチェックしてみてください。
おすすめルアー①:フロッグ
ライギョ釣りに欠かせないルアーであるフロッグは、針がボディに隠れているのがポイントです。タイプはポッパータイプとペンシルタイプの2種類となっており、ポッパータイプはアピール力がほしい時やゆっくり攻めたい時におすすめです。一方ペンシルタイプはすり抜け力が高いので、複雑な障害物周りで使ってみましょう。
【ウィップラッシュファクトリー】X.O.SR
ライギョ専用に作られたフロッグで、操作性の良さが特徴です。すり抜け性能と滑りの良さにこだわって作られており、ウィードや浮き草周りでの使用にもおすすめになります。フックの先端部分には独特の膨らみを持たせており、スナッグレスを高めながらフッキングも決まりやすくなっています。
【ウィップラッシュファクトリー】COMA.NZ
ネズミをイミテートして作られたライギョ用のフロッグで、フッキングが決まりやすい一口サイズに作られています。円に近い形状によって空気抵抗を受けづらく、飛距離が出しやすいことも大きなポイントと言えるでしょう。スピーディーでハイピッチなアクションが得意なので、マズメ時の活性が高い時間にもおすすめです。
【スミス】グロッサ
まるまると太ったカエルのようなデザインが特徴のルアーで、小型ながら飛距離も出しやすくなっています。また、ボディ形状を見直し、バイト時にフックがストレスなく露出するように再設計されているため、フッキングの決まりにくさに悩んでいる方にもおすすめと言えるでしょう。
【スミス】K.O.Zポッパー
ヘッドには大きなカップを搭載したライギョ専用のポッパーフロッグになります。非常に大きく設計されたカップによって強烈なポップ音と移動距離の少ない首振りアクションを演出しています。フィールドの濁りや風によって通常のフロッグではアピール力が足りないと感じたときには、こちらのルアーを使ってみましょう!
【メガバス】BATRA-X
フィールドや活性によって4タイプにフォーメーションチェンジができる芸達者なフロッグです。取り外しが可能なノイジーカップやテールなどによって、アピール力やアクションをフィールドで調整することが可能になっています。様々な状況に対応できる唯一無二のフロッグです。
おすすめルアー②:羽根モノ
オープンウォーターや小場所は羽根モノルアーでスローに狙うのもおすすめです。ライギョには大き過ぎる羽根モノではなく、12cm前後の小型で扱いやすいものを選びましょう。使い方は基本的にただ巻きになります。
【ジャッカル】ポンパドールJr.
ブラックバス・ナマズ・ライギョなど多くの魚種から反応がよく、アピール力と食わせ能力の両方が高いルアーです。スローリトリーブでもしっかりクロールしてくれるため、一級ポイントをネチネチ攻めたい時にもおすすめとなります。
【ジャッカル】ニチニチフロイジー
ハード素材とフロッグ素材がハイブリッドになっているクローラーベイトになります。どんな巻きスピードでも力強いクロールをしてくれることが大きなポイントとなっており、バス用として作られたルアーにはなりますが、ナマズやライギョからの反応も非常に良いです。また、フロッグ素材独特のリアルな着水音が演出できるため、プレッシャーの高いフィールドや見えライギョにも効果的なルアーと言えるでしょう。
【スミス】ヘドンタイニークレイジークローラー
オールドルアー感のある見た目ですが、バスやナマズ、ライギョなど様々な魚種で釣果情報が上がっている名作クローラーベイトです。しっかりと固定された金属のウイングが付いているため、大きなライギョとのファイトでもウイングは破損しにくくなっています。
おすすめルアー③:ポッパー
ポッパーは小場所をポップ&ポーズでスローに誘うこともできますし、ドッグウォークでフィールド全体を効率良くサーチすることもできます。ライギョの活性状態や狙うポイントによって即座に使い分けできることが魅力です。
【メガバス】ポップX
発売から20年以上経った今でもなお使い続けられている名作ルアーです。バス釣り用にはなりますが、ライギョやナマズにも非常におすすめで、ポップXにしか出せない甘いポップ音とスプラッシュが魅力となっています。ポッパーのセレクトに迷ったらとりあえずポップXと言えるほどに釣れるルアーです!
【ダイワ】スティーズポッパー
ジャークやドッグウォークなど幅広いアクションに対応できるように調整を重ね、全てのアクションを高次元にこなせる芸達者なポッパーとなっています。サイズが3タイプ用意されており、フィールドのプレッシャーや濁りによっても使い分けることが可能です。
【ジャッカル】ビンクシー
ブレードやベラなど様々なギミックが取り付けられたポッパーで、多彩な角度からライギョを刺激します。取り付けられたパーツによって移動距離を極限まで抑えたピンスポットでのアクションが出せるので、低活性の状況やハイプレッシャーフィールドでも活躍してくれるルアーとなっています。
おすすめルアー④:スピナーベイト
バス釣りで良く使われているスピナーベイトですが、ライギョにも有効です。ライギョの強烈なファイトにも耐えられる頑丈なワイヤーを持つスピナーベイトを選ぶようにしましょう。
【デプス】Bカスタム
バイトの誘発性能・耐久性・操作性・キャスタビリティのトータルバランスを極めたスピナーベイトとなっており、多くのアングラーから愛用されている名作ルアーです。スピナーベイトで迷ったら、まずはBカスタムから試してみるのがおすすめと言えるでしょう!
【O.S.P】ハイピッチャー
コスパ・釣果・耐久性の3つが揃った長年親しまれるオーソドックスなスピナーベイトです。全体的にコンパクトなサイズ感になっているため、大型ライギョを狙いつつ、数釣りも楽しめます。
【ダイワ】スティーズスピナーベイト
オーソドックスなデザインのスピナーベイトで、コスパにも優れています。濃いカバーをものともしない回避性能や遠くから魚を寄せてくる高いアピール力が魅力で、ライギョが潜むカバー周りでも使いやすいスピナーベイトだと言えるでしょう。
ライギョのルアー釣りで持っておくべきアイテム
ライギョのルアーフィッシングをする際に持っておくと便利なアイテムについてもご紹介します。アングラー・ライギョのどちらもが怪我を負うリスクを防ぐために持っておくのがおすすめです!
マウスオープナー
アゴの力が強いライギョの口を開けてルアーを取るために開発されたアイテムです。マウスオープナーの先端を閉じたライギョの口に差し込みバネの力で口を開きます。1000円以下のお手頃オープナーもありますので気になる方はぜひ調べてみてください!
フィッシングプライヤー
ライギョは鋭い歯を持っており、陸に打ち上げられると暴れまわります。そんな状況で素手でフックを外すのは非常に危険です。必ず長めのプライヤーを使ってフックを外すようにしましょう。
フィッシュグリップ
ライギョは鋭い歯や強靱なアゴによってバス持ちができません。そのため、フィッシュグリップを常備して釣りに望むのがおすすめです!
ライギョにおすすめなルアー|まとめ
今回はライギョ釣りでおすすめのルアーについて、定番のフロッグからフロッグ以外のルアーまで幅広くご紹介してきました。ライギョ釣りではフロッグが定番ですが、ポイントによって様々なルアーを使い分けることが可能です。
年々プレッシャーが高まるフィールドに対抗するため、ルアーの引き出しを増やして釣果アップを狙ってみてはいかがでしょうか?
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