SHIMANOより2021年発売されたムーンショット。シーバスロッドの新作で3~5kgクラスまでを得意としているロッド。ハイパワーXを搭載しておりコストパフォーマンスが高いロッドです。10fミディアムの100Ⅿがおすすめです。
スピニングリールのダイワ3000~3500番、シマノ、アブガルシアなど4000~5000番。スプールはPEライン2号が100m以上~1.5号が150m以上巻けるタイプ。ギアはハイギアで巻取り長は90cm以上が理想です。
SHIMANOの2021年発売の新アルテグラ。ドラグパワー11kgと巻取り長101cmはアキアジとのファイトで十分なスペックです。
DAIWAの2021年発売の新カルディア。ドラグパワー12kgと巻取り長99cmで自重が230gしかありません。この軽さでこの強さアキアジ釣りに最高です。
PEは1.5~2号。基本的に遠投しないのでおすすめはPE2号です。
VARIVASのマックスパワー。ビッグフィッシュとのファイトにはこのPEラインだと安心です。
フロロかナイロンでいずれも5号程度が良いでしょう。
同じくVARIVASのフロロカーボンショックリーダー。コスパも良く愛用しています。
渓流などで使用するウキとはちょっと違います。基本的に発砲スチロールで出来ており朝夕に見やすい蛍光色が使われている。ドングリ浮き(卵型)や棒ウキ(円筒型)があります。ウキルアーと違いとても小さいアタリを見るために視認性が良くあまり大きくないものをおすすめします。
ケミホタル37対応しているので夜間の釣りにウキの動きが解るので便利です。個人的には棒ウキ(円筒型)よりドングリ浮き(卵型)の方が掛かった時の反応が良い感じがします。
時期になるとタコベイトにダブルフックが付いたアキアジ用のタコベイトが販売されます。タコベイトとアシストフックを組み合わせて自作も可能です。
最近お気に入りのタコベイトをご紹介します。極細ツインカーリー付きで餌の代わりにアピールしてくれます。おすすめはレッドゼブラグローです。
カツオやサンマ、イカの切り身(短冊)をニンニクや塩、エビ粉で漬けたものなど
基本的には近くの釣具屋で餌を購入するのが良いと思います。自分で魚の切り身を漬けて作るという方法もありますが、今ではネットでも買えちゃう時代です。
先程もお話しした通り一般的なウキフカセ釣りとは異なります。何が違うのか?というとキャストするフィールドが違います。そんなフィールドからご説明します。
アキアジ(鮭)は基本的に群れで行動しています。そのためウキフカセで釣れる場所は限られます。
大きく分けて3か所です。いずれもウキルアー釣りとポイントはかぶります。ここで注意なのですがウキルアーが動の釣りだとするとウキフカセは静の釣りです。一緒に並んでも釣れますが両者ともあまり気持ちよくがありません。ウキルアーは結構キャストするので1人ずつ少し距離を取るのですがウキフカセはあまりキャストしません。そして待ちの釣りなので潮流によってはルアーと絡まります。できるだけ同じ釣り方の人の近くかあまり人のいないポイントにしましょう。私の経験上あまり人気のない方がウキフカセ釣りは釣れます。
では各フィールドでどんなポイントを攻めるのか?あなたが訪れたフィールドで以下のようなポイントを探してみてください。結構空いているはずです。もちろん全くアキアジが釣れない(釣れたことが無い)フィールドはNGです。
今までの実績を踏まえて良く探すポイントです。多分人がたくさんいるからそこにするというアングラーが多いと思いますが私はあまり人混みで釣るのが好みではないのであえて人がいない場所で先程の条件がいくつかあてはまる場所を探します。アキアジ(鮭)は回遊していますので鮭の通り道を考えれば人がたくさんいる場所じゃなくてもウキフカセは十分釣れます。
ウキルアーは動、ウキフカセは静。と言いましたがアキアジのウキフカセ釣りでは全て『静』に通じます。キャストして着する瞬間にスプールを軽く押さえてウキとエサがそっと着水するように心がけます。これはサーフ、岩場、漁港全てです。これを心がけるだけでアキアジに1歩近づきます。ウキルアーは4~50gのルアーとエサをキャストしますのでどうしてもバシャッと大きな音が海水面を叩きます。それでも釣れるのですが私の理論ですがウキルアーが多い漁港ではウキフカセの方が釣れます。理由は音です。音が少ない方に集まります(音を避けるといった方が良いかもしれません)ですのでウキフカセは静の釣りなんです。
ウキルアーと違いアタリと合わせ方がちょっと難しいです。ウキルアーはコツコツ・・・グググっっときて鬼合わせします。でもウキフカセはいくつかのパターンがあります。基本的にウキの動きを見逃さないことです。アキアジのアタリはとても繊細です。サーフや岩場の潮流がある場合と漁港などでの流れが無い場合で解説します。
こんなアタリがあってすぐ(数秒)グッとウキが沈んだ瞬間に鬼合わせします。よそ見してウキが沈んだのを見て慌てて合わせてもほとんどかかりません。アタリを見逃すとほとんどかかりません。見た目はのんびりした釣りに見えるのですがなかなかタフな釣りです。その代わり合わせが決まるともの凄いパワーでアキアジとのファイトが始まります。楽しんでください。
アタリを見逃さないで合わせを決めるということがご理解いただけたと思います。そうすると合わせをしっかり入れたいのでできるだけ糸フケをなくしてロッドを立てて合わせるとしたいですよね。でも少し糸フケがあった方がアキアジの警戒心が薄れます。ウキまでのラインが張りすぎるとアキアジが餌をついばむ際にテンションが掛かり違和感があるのだと思います。私は一緒に釣る仲間には少し糸フケを残すように言います。ロッドを少し振ってもウキが動かない程度です。でもそれでは合わせる時に糸フケのぶん合わせが遅れると思いますよね。
浮き荷動きが無いなぁと感じたら必ず餌のチェックをしましょう。最低でも15分に1回はチェックします。いつの間には餌が無い場合はエサ取りがいるか?アタリを見逃しアキアジに取られた可能性があります。餌はもちろんタコベイトやフックのチェックもしましょう。
私は以前アキアジ釣りは夜中到着して夜明け前にキャストして明るくなる朝マズメを中心にしていたのですが、人が多すぎるので私はお昼を食べて14時ごろ到着するようにしています。ちょうど朝から釣っていたアングラーが帰るため一番人がいない時間帯です。そこで自分の気に入った場所を選び準備し始めます。そして遅くとも16時頃には釣り始めます。そうです夕マズメから22時ごろまでのアキアジウキフカセの夜釣りなんです。実はメリットがいっぱいです。
私は何度も夜に入ってくる鮭の群れに遭遇しています。真っ暗なので音しかしないのですがバシャバシャとサケが跳ねている音がするのですぐ分かります。
いかがでしたか?アキアジのウキルアーと違い攻める釣りではありませんがただ待つ釣りとも違い奥が深く釣果が見込めるアキアジのウキフカセ釣り是非挑戦してみてください。
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