18 ステラ C2000S

シマノ

番手
2000
ギア比
5.1
ドラグ/耐力
3kg
自重
170g
B/R
12/1
糸巻量/回転
69cm
ハンドル長
40mm
ナイロン糸巻量
3-125 / 4-100 / 5-75
PE糸巻量
0.6-150 / 0.8-110 / 1-80
価格
¥ 70,224

狙えるターゲット魚種

搭載の機能・素材

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18ステラC2000Sは玄人向け⁉世界最高峰リールの性能に迫る!

18ステラについて

シマノのスピニングリールの頂点に立つリールです。シマノ最新の技術を盛り込まれたこのリールは「世界最高峰」という肩書に恥じない性能を持っています。

18ステラの特徴

ボディ、ローター、スプール、ドラグノブに至るまで金属製となっています。リールの軽量化が進み、あらゆるリールでカーボン素材など軽量素材の採用が進む中、汎用スピニングリールではステラのみがオール金属素材となっています。それでは、パーツごとに見ていきましょう。

マグネシウムボディ

ギアを保持するボディの剛性は巻き心地に強く影響します。樹脂ボディのリールにありがちなザラツキやシャラシャラした感覚は一切なく、カチッとした高級感のある巻き心地を生み出します。また、アルミより軽量であるため、高い剛性を保ちつつ軽量化にも貢献しています。シマノの現行の汎用スピニングリールでフルマグネシウムボディが採用されているのはステラのみです。

マグネシウムローター(1000番~C2500番まで。2500番からはアルミローター)

非常に剛性が高く、たわみにくいため巻き上げ時やフッキング時のパワーロスが最小限に抑えられます。その結果、フッキングパワーが伝わりやすいうえに高負荷でも楽にリーリングすることが可能です。また、マグネシウムローターの適度な重さがしっとりとしたシルキーな巻き心地を生み出します。アルミローターより軽量であるため、ライトゲームでも使える巻き出しの軽さも持ち合わせています。現在、シマノのリールでマグネシウムローターが搭載されているのはステラとツインパワーの1000番~C2500番のみです。

E.I.(超防錆処理)

スプール糸巻き部およびボディにシマノ独自の特殊表面処理をすることで、従来の2倍以上の耐食性が実現されています。腐食しやすいマグネシウムですが、E.I.のおかげで海でも安心して使うことができます。E.I.が搭載されている汎用スピニングリールはステラのみです。

バリアギア

ドライブギアに耐久性能を向上させる特殊表面処理を行ったバリアギアが使用されています。ハンドルとハンドルスクリューキャップを外すとドライブギアの端が見えます。錆のようなものが見えますが、これはギアの耐久性能を向上させるための特殊表面処理跡であり、不良ではありません。バリアギアは巻き心地にも良い影響を与えます。バリアギアとそうでないギアでは巻きの滑らかさが違います。

マイクロモジュールギアⅡ

シマノの製造技術の高さが可能とする非常に精密で細やかなギア。ノイズや音鳴りの軽減はもちろん、滑らかなフィーリングも生み出します。

サイレントドライブ

ボディの基本設計から駆動関連部品まで一つ一つが見直され、改良されています。部品間の僅かな隙間まで排除されたことにより、リーリング時のガタツキやノイズが排除されています。

ロングストロークスプール

ステラではもうお馴染みのロングストロークスプール。縦に長いスプールが飛距離UPに貢献します。

Xプロテクト

従来の撥水性能に加え、ラビリンス構造(シマノ独自の防水技術)を複合することで、非接触でありながら高い防水性能を実現しています。非接触であることで、リールの回転に抵抗を与えず軽い巻き心地が実現できます。

低摩擦ローラークラッチ

ローラークラッチの摩擦は巻きの軽さに直結します。低摩擦でコンパクトなローラークラッチで抵抗を抑え、従来モデル以上の軽い回転が実現されました。

18ステラC2000Sを選んだ理由

ステラC2000Sを選んだ最大の理由は、細部まで金属で仕上げられたリールがどんなものなのか興味があったからです。使用用途はアジングです。アジングでリールに求められる性能は巻き出しの軽さと止めやすさ、つまりレスポンスの良さだと思います。この点に関してはステラはクイックレスポンスシリーズのリールに劣ります。しかしそれを分かっていても、細部まで金属で仕上げられたこのリールへの興味が抑えられませんでした。金属ボディと金属ローターが反響感度にどれだけ影響するのか?巻き感度は高まるのか?どんな巻き心地なのか?それは釣果に影響するのか?それとも趣向的なものなのか?それらを自分で確かめるため購入に踏み切りました。

ステラC2000Sを触ってみて

分かってはいましたが、巻き心地はこれ以上ないレベルで最高です。メタルボディ特有のカッチリした巻き心地、それに加え、適度な重さがあるメタルローターの慣性がもたらすしっとり感。更にマイクロモジュールギアⅡとサイレントドライブがもたらす滑らかさが加わることによって生み出される極上の巻き心地はステラでしか味わえません。ベールを返したときの金属的な感覚が高級感を感じさせます。

ステラC2000Sを使ってみて

実釣で使用して感じたことを、各項目に分けて紹介します。

極上の巻き心地

空巻き時の巻き心地は最高ですが、それは実釣時でも変わりません。負荷が掛かることで巻きノイズが出るリールも少なくありませんが、ステラではそんなことはありません。実釣時でも極上の巻き心地が保たれています。金属による剛性の高さが、高負荷時でも巻き心地を保ちます。巻きの釣りはしない僕がステラ使用時だけは巻きの釣りをしてしまうほどです。

レスポンス

ローターに重さがあるので、レスポンスはお世辞にも良いとは言えません。巻き出しが重く、止めるときもピタッと止まりません。慣性が大きいので、1度巻き始めれば楽に巻き続けられますが、巻く・止めるの動作を繰り返す釣りには向きません

ロングストロークスプールの恩恵による飛距離の向上

ロングストロークスプール非搭載のリールと比較すると、軽量ジグヘッド使用時でさえ飛距離が伸びているのが体感できます。軽量ジグヘッドだからこそ分かるのかもしれません。沖の明暗に届かせるために、強くロッドを振る必要がなくなりました。ロッドを強く振らないためブレが少なくなることも、飛距離向上に関係していると思われます。何より長時間釣りをするのが楽になりました。飛距離の伸びはPEラインなどのマルチフィラメントラインよりもエステルやフロロなどのモノフィラメントラインの方が体感しやすいです。

メタルパーツによる高感度の実現

巻き感度は、ステラが特別優れているとは思いません。もちろん悪くはありませんが特別良いというわけでもありません。しかし反響感度は良いです。リールフットを通してリールシートに伝わる衝撃が大きいです。これは樹脂ボディのリールと比べれば明らかに違う事が分かります。半プラボディのリールと比べても僅かにステラの方が上です。リールとラインの接点であるラインローラーを支えるローターの剛性が高い事と、ローターを支えるボディの剛性が高い事が高い反響感度を生み出しているのです。

ステラC2000Sをアジングで使う事について

ステラはアジング向きのリールではありません。レスポンスが良くないので、巻く・止めるの動作がしにくいからです。これで釣果が落ちることはありませんが、ストレスを感じます。反響感度が良いというメリットがありますが、レスポンスが悪いというデメリットがメリットを上回ります。アジを釣るための性能だけを追求するのであれば、ステラは選ばない方が賢明です。

歓びが、満ちてくる

ステラ特有の圧倒的な高級感と所有感。これは他のリールでは絶対に味わえません。ステラを持つだけでワクワクする、使いたくなる、そんな感覚があります。アジングには向かないと分かっているのに、ストレスを感じると分かっているのに、そんなことはどうでも良くなってしまう。アジングには向かないことも、使えばストレスを感じることも分かっていてもステラを出してしまう。そんな不思議な魔力がステラにはあります。ステラを使うときは釣りがいつもより楽しく感じます。

18ステラC2000Sはトラウト釣りに向いている!

ステラC2000Sはトラウト釣りに向いています。剛性が高いので、抵抗が大きいミノーやクランクなどのルアーを使い続けてもノイズが出にくいです。巻き続ける釣りなのでレスポンスの悪さが気にならず、巻き心地の良さが最大限感じられます。ネイティブトラウト、エリアトラウトで使いましたが、ステラの強みが活きていると感じました。

ステラは最高!

否定的な意見も述べましたが、総合的に見るとステラは最高のリールです。釣りは漁ではありません。釣果が全てではありません。楽しければそれで良いのです。使うだけで釣りの楽しさが倍増するリール、それがステラなのです。理屈じゃないんです。興味がある方は手に取ってみてはいかがでしょうか?その先にはステラを持った者にしか見えない世界が待っています

この記事を書いた人

マルチアングラー
キノピー

 アジ、アオリイカ、メッキ、カマス、アカハタ、オオモンハタ、ヒラスズキ、メバル、アジング、エギング、ライトワインド、ハードロック、南紀(和歌山県)

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