2007年にシマノからライトゲーム用のリールとして発売されたソアレシリーズ。今では、「BB」「Ci4+」というブランドに派生され、オレンジとブラックを基調とするデザインは、シマノを代表するライトゲームリールの象徴です。ソアレBBは2008年、ライトゲーム専用ブランド「ソアレ」の廉価版機種として発売されました。2013年に発売された13ソアレBBにはねじ込みハンドルが採用、さらにマグナムライトローターも軽量化されたものが搭載され大幅に性能UPしました。安価かつ高性能であった13ソアレはライトゲーマーから絶大な人気を誇りました。現行モデルである18ソアレBBはコアソリッドシリーズとして登場、マグナムライトローターが廃止されたことによりレスポンスが落ち、とてもライトゲーム向けとは言えないリールとなってしまいました。ソアレシリーズの中では最も安価であるモデルであるため仕方ないかもしれませんが、マグナムライトローターが廃止された以上、あえてソアレBBを選ぶ理由はないでしょう。
ソアレ BBの歴代別
スペック
SPEC
ソアレ BBのライバル
比較対象モデル
RIVAL
アルテグラ
21アルテグラは1万円クラスのリールでありながら、マイクロモジュールギアⅡ・サイレントドライブ・ロングストロークスプールなど、シマノ最新のテクノロジーが搭載されたコスパお化けと化しました。価格で言えばソアレBBの方が高額ですが性能面ではアルテグラが全てにおいて上です。したがってソアレBBを選ぶ理由は何もありません。ソアレBBのモデルチェンジに期待しましょう。
月下美人 X
ダイワのライトゲームブランドである月下美人シリーズの廉価版モデルです。月下美人のマークが大きく刻印されたデザインは、月下美人ブランドが登場した当時のリールを思い出させます。エアローター・エアベールが搭載されており、レスポンスの良さが重視された作りになっています。自重の軽さとレスポンスの良さともにソアレBBを上回るので、シマノに拘らないのであれば月下美人Xの方をおすすめします。
フリームス
LTコンセプトの元に作られたフリームスは非常に軽量のリールとなっています。エアローターが搭載されたことにより、レスポンスも高まり、ソアレBBと同価格帯でありながら軽さ・レスポンスの良さはソアレBBを圧倒します。前作18フリームスでは大きなマイナスポイントであったボディ剛性の低さは改善され、PEラインの使用も問題ありません。ライトゲームで使用するならソアレBBより優秀であると言えるでしょう。
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