ダイワ

クレスト

DAIWA - CREST

ダイワのリール

クレストはダイワのスピニングリールの低価格帯に位置するリールで、非常に安価でありコストパフォーマンスが高いことから、入門者を中心に人気があります。クレストは発売されてから4度モデルチェンジし、現行モデルである20クレストに至ります。20クレストは前モデルには搭載されていなかったテクノロジーが搭載されたことにより、大幅に性能UPしました。ATD(オートマチックドラグシステム)が搭載されたことにより、ドラグ性能が向上、LC-ABS(ロングキャストアンチバックラッシュシステム)が搭載され、飛距離の向上が実現されました。ストッパーが排除されたことにより防水性能もUPしています。更に大幅に軽量化されたことにより、長時間の釣りでも疲れにくくなりました。クレストはエサ釣りからルアー釣りに至るまで、様々な用途で使っていただける、これから釣りを始めたい方や初心者におすすめのリールです。

クレストの歴代別
スペック

SPEC

  • 20クレスト
  • 16クレスト
  • 13クレスト
  • 12クレスト
品番 番手 ギア
最大ドラグ
・耐力
自重 B/R ハンドル
糸巻量 ナイロン
糸巻量(lb)
PE
糸巻量(号)
価格

基本情報

ボディ
DS4素材
ローター
DS4素材
スプール
アルミ素材
ハンドル
折りたたみ式取付

搭載機能・機構

  • タフデジギア
  • LC-ABS
  • ATD

タフデジギア

タフデジギアは、2018年にダイワが発表した、リールの新設計基準「LTコンセプト」に採択された技術です。LTコンセプトとは、「Light(軽さ)」と「Tough(強さ)」という、相反する特性を両立するための指標です。タフデジギアの材質である亜鉛ダイカストもしくは超々ジュラルミン製ギアの構造解析の精度をさらに高め、冷間鍛造によりドライブギアの薄肉化、大口径化を果たし、これまでのデジギア、デジギアⅡよ...りも、ギアの剛性と耐久性を高めつつ、軽量化も実現しています。2018年以降に発売された「LTコンセプト」採用リールには基本、タフデジギアもしくはマシンカットタフデジギアが使われています。

LC-ABS

スプール形状を変える事で、ライントラブルを最小限に抑えつつ、且つ飛距離を担保した技術です。通常のABS(アンチバックラッシュシステム)では、ライントラブルは大幅に軽減するものの、テーパー型のスプールと比べ、飛距離が低下してしまうという課題がありました。そこでダイワが新しく開発したこの「LC-ABS」では、スプールの軽量化は勿論のこと、スプールとラインが接触するスプールリング部をライン放出側(前方)...に突き出すことにより、キャスト時にラインとスプールが接触しにくくなる形状を設計しました。これにより、従来モデルと比較して、飛距離が5%UPする事に成功しました。

ATD

ドラグに掛かる力を自動調整をしてくれる技術です。従来のドラグシステムでは、予期せぬ大物などが掛かると、ドラグが緩過ぎてしまい上手く合わせらなかったり、逆に強く締めすぎるとラインが切れてしまうため、常にドラグを調整しながら戦わなければなりませんでした。このATDという機能は、自分で調整したドラグ値を大幅に上回る負荷が発生した際、自動的にドラグをキツく締めてくれるものです(自動車のシートベルトと似てい...ます)。これによりフッキングの際のバラし率を軽減するだけでなく、格闘中の細かいドラグ調整が不要となりました。

品番 番手 ギア
最大ドラグ
・耐力
自重 B/R ハンドル
糸巻量 ナイロン
糸巻量(lb)
PE
糸巻量(号)
価格

基本情報

ボディ
DS4素材
スプール
アルミ素材
ハンドル
  • アルミマシンカット素材
  • 折りたたみ式取付

搭載機能・機構

  • デジギアⅡ
  • ABSⅡ
  • TD

デジギアⅡ

デジギアⅡは、デジギアの発表から20年近い歳月を経て登場した、旧デジギアの進化版です。デジギアⅡでは、構造解析の精度が格段に上がっています。コンピュータの進化による演算回数の増大と、そこから弾き出された計算結果を寸分違わず形にする加工技術(加工機)の進化により、デジギアでは実現できなかった、よりなめらかな巻き心地を可能にした技術です。現代のモノづくりにおいて必須の、CAE(Computer Aid...ed Enginering:コンピュータ支援による製品や工程の事前検討)、FMEA(Failure Mode and Effect Analysis:潜在的故障モードとその影響の分析)による設計及び生産工程構築手法などの進化の賜物といえます。

ABSⅡ

スプール形状を変える事で、ライントラブルを最小限に抑えた技術です。従来のスプールは、先端に近づくにつれて直径を細くする事で、飛距離を伸ばしやすくする工夫がなされていました。しかしこの形状では、ライン放出時に周りの糸も巻き込んでしまう、バックラッシュというライントラブルが度々発生します。これは、リーリング時の巻き取りが緩いという原因もありますが、比較的軽いルアーなどを使う場合は、どうしても巻き取りが...緩くなってしまうという事実もあります。そこで、逆に先端に近づくにつれてスプールの直径を太くする事(「逆テーパー」と呼びます)で、周りの糸が巻き込まれにくくなり、このバックラッシュを大幅に軽減することができるようになりました。また、スプールの直径を全体的に広げる事で「糸クセ」を軽減し、ラインとスプールの接触部(スプールエッジ)の形状も滑らかに加工する事で、飛距離という課題もクリアしています。

TD

「クレスト」と「リバティクラブ」といった下位モデルのみに搭載されているダイワのドラグシステムの一つです。他のモデルに搭載されているドラグシステムと比較をすると、魚が掛かった直後のドラグ効き始めが安定しにくく、ラインブレイクやバラしのリスクがあります。ダイワのドラグシステムはTD→UTD→ATDへとアップグレードされており、現行モデルにおいては一番性能の低いものになります。尚、コストを大幅に抑える事...ができるため、リールの本体価格を安価する事が可能となっています。

品番 番手 ギア
最大ドラグ
・耐力
自重 B/R ハンドル
糸巻量 ナイロン
糸巻量(lb)
PE
糸巻量(号)
価格
品番 番手 ギア
最大ドラグ
・耐力
自重 B/R ハンドル
糸巻量 ナイロン
糸巻量(lb)
PE
糸巻量(号)
価格

クレストのライバル
比較対象モデル

RIVAL

サハラ

シマノのロゴ

安価でありながら、HAGANEギア・Xシップ・Gフリーボディ・AR-Cスプールなどシマノ最先端のテクノロジーが搭載されています。自重の軽さという面ではクレストよりも劣りますが、巻き心地・パワー・ドラグ性能などあらゆる面でクレストを上回ります。予算が許すのであれば、サハラを選んだ方が、より快適に釣りが楽しめるでしょう。

セドナ

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クレストと同価格帯であるセドナはクレスト最大のライバルと言えるでしょう。HAGANEギア・Gフリーボディ・AR-Cスプールなどシマノ最先端のテクノロジーが搭載されたセドナは、発売されたのが2017年と少し古いですが、性能はクレストに全く引けを取りません。自重の軽さという面ではクレストより劣りますが、巻き心地・ドラグ性能・パワーなどはセドナが上回ります。両者に釣果に影響するような大きな差はないので、好きな方を選ぶと良いでしょう。

レガリス

ダイワのロゴ

クレストに比べ軽量で、レスポンスも良いです。アジングやメバリングなどのライトゲームでは、ダイワに所属していないプロが絶賛するほどの性能を持っています。軽量、ハイレスポンスで巻きも軽いとライトゲームに求められる性能が備わっており、ライトゲームに関してはこの価格帯のリールでは最強でしょう。クレストよりも高額にはなりますが、性能に圧倒的な差があるので、予算が許すならレガリスを買うべきでしょう。