パワーサーフ QDの
スペック
SPEC
- 15パワーサーフ QD
品番 | 番手 | ギア 比 | 最大ドラグ ・耐力 | 自重 | B/R | ハンドル 長 | 糸巻量 | ナイロン 糸巻量(lb) | PE 糸巻量(号) | 価格 |
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パワーサーフ 3500QD | 3500 | 4.1 | 15kg | 595g | 4/1 | mm | 83cm | - | 2.5-250 / 3-200 / 2.5-250 | ¥ 84,240 |
パワーサーフ 4000QD | 4000 | 4.1 | 15kg | 595g | 4/1 | mm | 83cm | - | 3-250 / 4-180 / 2.5-250 | ¥ 29,470 |
パワーサーフ 5000QD | 5000 | 4.1 | 15kg | 595g | 4/1 | mm | 83cm | - | 4-350 / 5-240 / 3-250 | ¥ 27,091 |
パワーサーフ 6000QD | 6000 | 4.1 | 15kg | 595g | 4/1 | mm | 86cm | - | 5-350 / 6-250 | ¥ 30,509 |
基本情報
- ボディ
- アルミ素材
- ローター
- DS5素材
- ハンドル
-
- アルミマシンカット素材
- 折りたたみ式取付
- 左右両用対応
搭載機能・機構
- マグシールド
- クイックドラグ
- デジギアⅡ
- エアローター
- エアベール
- 糸落ち防止機構
マグシールド
搭載箇所:ボディ
磁力のある液体を使った防水技術です。従来の防水技術では、リールの隙間にゴムパッキンを挟む事で水の進入を防いでいました。ところが、この仕様ではリールの回転時に摩擦が強く発生してしまうため、ハンドルの回転が重くなってしまう事が課題とされていました。そこでダイワが目をつけたのが、磁石にくっ付いて、水は弾く「磁性流体」という素材です。まず、水が進入してしまう箇所の周りに磁石を配置し、その隙間にこの「磁性流...体」を流し込みます。すると、この液体は周辺の磁石にくっ付き、絶妙なバランスで隙間を塞いでくれるようになります。ゴムパッキンのように固定されるものでは無く、液体の膜が張られているだけなので、摩擦の抵抗を極限まで少なくすることに成功しました。磁力のある液体の壁「Magnet(磁石)Sealed(壁)」を略して「マグシールド」と呼びます。
クイックドラグ
瞬時にドラグの調整が行える機能です。泳がせ釣りやぶっ込み釣りなどで、置き竿にして魚の当たりを待つような釣法では、予めドラグを緩めておく必要があります。魚が掛かった際にはラインが一気に走り出すのでそこで合わせますが、この際モタモタしていると根に潜られたり、しっかりとフッキングが出来ずに逃げられてしまいます。その際「クイックドラグ」であれば、ドラグノブを1回転させるだけで、ドラグの最大値から最小値まで...調整が行う事ができるので、即座に合わせる事ができ、魚のバラし率を減らす事ができます。
デジギアⅡ
デジギアⅡは、デジギアの発表から20年近い歳月を経て登場した、旧デジギアの進化版です。デジギアⅡでは、構造解析の精度が格段に上がっています。コンピュータの進化による演算回数の増大と、そこから弾き出された計算結果を寸分違わず形にする加工技術(加工機)の進化により、デジギアでは実現できなかった、よりなめらかな巻き心地を可能にした技術です。現代のモノづくりにおいて必須の、CAE(Computer Aid...ed Enginering:コンピュータ支援による製品や工程の事前検討)、FMEA(Failure Mode and Effect Analysis:潜在的故障モードとその影響の分析)による設計及び生産工程構築手法などの進化の賜物といえます。
エアローター
ローターの形状を変える事で、操作性の高いリーリングが可能となりました。ローターはリールの巻き心地とアクションに関わる非常に重要なパーツであり、ここの技術革新は、リール性能を飛躍的に伸ばす事に繋がります。従来は防水の観点からローターの形状は変えられないとされてきました。しかしダイワの防水技術「マグシールド」が開発された事によって、ローターの形を変える事ができるようになりました。ローターの外観を、滑ら...かな曲線を描くアーチ型に設計する事で、回転時の負荷が分散・軽量化され、「軽やかな巻き心地」「巻き始めの速さ」を実現する事ができるようになりました。殆どの釣りにおいてはリールの俊敏さが求められるため、この技術革新は大きな前進と言えます。
エアベール
ベールからラインローラーまでの段差を無くす事で、ライントラブルを軽減させる技術です。従来では、ベール側で受け取った糸をラインローラーまで渡す際に、つなぎ目の凹凸が邪魔をして、度々ライントラブルを招いていましたが、つなぎ目の無い滑らかな形状に設計する事で、この課題をクリアしました。更に、設計的な理由からベールを太く・中を空洞にする必要があったのですが、これが副産物となり、従来のものよりも歪みにくい強...度の高いベールを実現しました。
糸落ち防止機構
シャフトにラインが巻き取られてしまうトラブルを防ぐための技術です。そもそも「糸落ちトラブル」とは、ラインが緩んでいる状態で向かい風などが吹き、スプールの下から内側にラインが入り込み、気付かずに巻き取る事で、スプール内部で糸が絡まってしまう事です。これによりリールは全く回転しなくなってしまうので、復帰するまでに時間がかかる、絶対に避けたいトラブルの一つです。糸落ち防止機構が備わっているリールには、ス...プールの下部に返しのついたリング状のパーツが設置されており、仮に糸落ちが発生しても、内側までラインが入り込みにくい設計が施されています。これによりリールにありがちな糸落ちというライントラブルを大幅に軽減する事が可能となっています。