シマノ

エクスセンス BB

SHIMANO - EXSENCE-BB

2009年にシーバス用のリールとして発売された「エクスセンス」。今では「エクスセンスBB」「エクスセンスCI4+」「エクスセンス」というブランドに派生され、黒を主体とする引き締まったデザインは、シマノのシーバス専用機の象徴です。エクスセンスシリーズで最も安価であるエクスセンスBBは初心者でも手を伸ばしやすい価格となっています。現行モデルである20エクスセンスBBは、安価でありながらXプロテクト・ねじ込みハンドル・HAGANEギア・Gフリーボディなどシマノが誇るテクノロジーが搭載されており、シーバスフィッシングを行う上で十分な性能を備えています。エクスセンスBBはエクスセンスブランドの中で唯一コアソリッドシリーズに属し、しっとりとした滑らかな巻き心地が特徴の、初・中級者におすすめのリールです。

エクスセンス BBの歴代別
スペック

SPEC

  • 20エクスセンス BB
  • 14エクスセンス BB
  • 11エクスセンス BB
品番 番手 ギア
最大ドラグ
・耐力
自重 B/R ハンドル
糸巻量 ナイロン
糸巻量(lb)
PE
糸巻量(号)
価格

基本情報

ボディ
高強度樹脂素材
ローター
高強度樹脂素材
スプールリング
  • アルミ素材
  • アルマイト表面処理
ラインローラー
メッキ表面処理
ハンドル
  • アルミ素材
  • ネジ込式取付
ドラグノブ
樹脂素材
ピニオンギア
超高強度真鍮素材
ドライブギア
HAGANE素材

搭載機能・機構

  • S A-RB
  • X-SHIP
  • Xプロテクト
  • ウォータープルーフドラグ
  • ウォームシャフトオシュレーション

S A-RB

特殊な防錆処理が施されたベアリングです。リールにおいて、回転部に必ず入っているパーツが「ベアリング」です。この部品のおかげで、ハンドルの回転を滑らかにしたり、ラインローラー部ではラインの巻き取りをスムーズにする事ができます。この巻き心地に関わる重要な部品は非常に繊細で、少し水が入り込むだけも錆びやすいです。S A-RBというものは、特殊防錆処理をベアリング自体に施すことで、錆びに対する耐久性が大幅...にアップしているため、リール自体を長持ちさせることに繋がります。

X-SHIP

リールを回転させる駆動ギアの仕組みを見直し、より精度の高いバランスとパワーを兼ね揃えた設計です。大きな違いは、従来のモデルよりもギアを太くする事によってギアの精度を向上させたことです。ギアは太いほど力強く、噛み合わせもしっかりとしたものになります。またその太くなったギアの配置位置を最適な所に見直す設計する事で、太くても爽快なリーリングが保たれています。この頑強なギアの噛み合わせ・ギアの最適配置こそ...が、負荷に強く、気持ちの良い巻き心地を実現する仕組みです。

Xプロテクト

※ 搭載箇所:ラインローラー、ボディ

Xプロテクトとは、シマノの防水機構である、「コアプロテクト」の非接触防水機構の進化版です。コアプロテクトの撥水処理による水の浸入防止に加え、中・小型リールの場合は、水の経路を何度もクランク状に折れ曲がるラビリンス構造により、水がギア内部まで入れない構造にしてあります。大型リールの場合は、この構造に加え、撥水グリスを封入した物理的なシールド加工も施されています。Xプロテクトは撥水機能がなくならない限...りは原則メンテナンスフリーで、オイル等の注油は禁止されています。シマノ純正の特殊撥水グリース「DG-18」のみ使用が許可されています。

ウォータープルーフドラグ

ドラグノブに水の侵入を防ぐパーツが装備されているものです。ドラグノブとスプールの間には微妙に隙間があり、ドラグを緩めていたりすると、そこからの浸水を許してしまう可能性があります。これが、サビの原因や劣化、結果としてリール機能の低下を招いてしまいます。そこで、ドラグノブの裏側にゴム製のシールを設置する事で、ドラグノブからの水の侵入を防ぐ事ができるようになっています。雨天であったり、水しぶきを浴びても...内部まで水が入り込みにくい工夫がなされています。

ウォームシャフトオシュレーション

オシレーションとはスプールを上下運動させることを指します。オシレーションをさせるには、「カム式」と、直接ギアを噛み合わせる「クロスギア式」というものがあります。ウォームシャフトオシュレーションというものは、「クロスギア式」でオシュレーションをさせる機構です。ギアの力をダイレクトに伝えるこの方式は、「カム式」と比較をして、力が分散してくれるようになるため、魚が掛かっても巻きが重くなりにくいというメリ...ットがあります。これは、ギア製造の技術力の高いシマノだからこそ成せる技術です。一方でこの機能は非常に複雑であるため、製造コストが上がってしまうというデメリットがあります。低価格のエントリーモデルには導入することができない機能の一つです。

品番 番手 ギア
最大ドラグ
・耐力
自重 B/R ハンドル
糸巻量 ナイロン
糸巻量(lb)
PE
糸巻量(号)
価格
品番 番手 ギア
最大ドラグ
・耐力
自重 B/R ハンドル
糸巻量 ナイロン
糸巻量(lb)
PE
糸巻量(号)
価格

エクスセンス BBのライバル
比較対象モデル

RIVAL

アルテグラ

シマノのロゴ

コアソリッドシリーズのエントリーモデルとなるリールです。エントリーモデルでありながら、HAGANEギア・Xシップ・AR-Cスプール・コアプロテクト・Gフリーボディなどシマノを代表するテクノロジーが盛り込まれた、非常にコストパフォーマンスに優れたリールです。防水機構がコアプロテクトであることと、ワンピースベール・ラピッドファイアドラグが非搭載であることがエクスセンスBBとの最大の違いです。大幅に性能に差はありませんが、細かい部分でエクスセンスBBが上回ります。

フリームス

ダイワのロゴ

LTコンセプトの元に作られたフリームスは非常に軽量のリールとなっています。エアローターが搭載されたことにより、レスポンスも高まり、エクスセンスBBと同価格帯でありながら軽さ・レスポンスの良さはエクスセンスBBを圧倒します。しかしボディ剛性が非常に低く、少しの負荷でもボディがたわむので、PEラインを使用する釣りには向きません。シーバスフィッシングでの出番はないでしょう。

カルディア

ダイワのロゴ

ボディにはZAION、ローターはDS5製のエアローターが搭載されている、軽さとレスポンスが重視されたリールです。巻きのしっとり感やヌメヌメとした滑らかさはエクスセンスBBには及びませんが、軽さ・レスポンスの良さではエクスセンスBBを圧倒します。巻く・止めるを繰り返すような、レスポンスの良さが求められる釣りであるならばカルディアの方が向いているでしょう。