18 イグジスト LT3000S-C

ダイワ

運河の手すりに置かれた18イグジスト
定価
¥ 70,000
 価格
¥ 73,973
番手
3000
ギア比
5.2
ドラグ/耐力
10kg
自重
185g
B/R
12/1
巻上長/回転
77cm
ハンドル長
50mm
ナイロン糸巻量
4-230 / 6-150 / 8-100
PE糸巻量
0.6-290 / 0.8-200 / 1-190

できる釣法

搭載の機能・素材

よく比較されるライバルモデル

18イグジスト LT3000S-CがタイラバやSLJなどのオフショアゲームにぴったりな理由

18イグジストの特徴

ダイワ汎用スピニングリールのハイエンドモデルである18イグジストは、2018年に6年ぶりのフルモデルチェンジをしました。新基準「LTコンセプト」に則ったその性能は全てがブラッシュアップされ、フラッグシップモデルに相応しいスペックを手に入れました。

エアメタル(マグネシウム合金)モノコックボディー

18イグジストのマグネシウムモノコックボディー

LTコンセプトの核となるのが一体成型であるモノコックボディーです。ワンピースボディーは剛性に優れ、パーツ点数が少なくなる為大幅な軽量化が可能になりました。それに加えて18イグジストでは初代以来となるマグネシウム合金が採用され、ZAIONボディーであった旧モデルより軽さと強さで更なる進化を遂げました。18イグジスト LT3000S-Cとスペックの近いモデルである15イグジスト 2508PEよりも自重で10g軽量化され、ギア比が4.7から5.2に上がったものの巻き上げトルクはアップしました。

マシンカットタフデジギア

モノコックボディーの恩恵の1つがリール室内空間の拡大です。ワンピースボディーになったことで余分なボディーの補強が必要なくなり、旧モデルよりも1クラス大きな口径のドライブギアが搭載可能になりました。更にデジギアⅡから進化したタフデジギアは、歯面の面積が広くすることで巻き上げパワーが大幅に上がりました。また通常のタフデジギアは冷間鍛造により製造されますが、マシンカットタフデジギアは冷間鍛造されたものを切削機械で加工処理されています。それにより通常のタフデジギアよりも巻き感度や巻き上げトルクは格段にアップしており、さすがフラッグシップモデルといえる仕上がりになっています。

ZAIONエアローター

もはやダイワスピニングリールの代名詞とも言えるZAIONエアローターは、自重の軽量化だけでなく巻き出しが非常に軽い仕上がりになっています。ローターの軽さはハンドルの巻き感度に直結し、巻き感度が良くなりルアーが受けている水流や潮の重さなどもアングラー側に伝えてくれます。つまり水中の状況や情報量が非常に多く、ルアーを意のままに操り魚に口を使わせられるようになります。

18イグジスト LT3000S-Cのスペック

パワーと感度重視のノーマルギアモデル

18イグジスト LT3000S-Cは5.2のノーマルギアモデルです。ノーマルギアモデルの利点と言えば、まずは巻き上げパワーの強さでしょう。ハイギアモデルと比べてドライブギアの歯面の面積が広く、ハンドルを巻く力の伝達に優れています。これにより引きの強い根魚などとのファイトでも主導権を握ることができます。次に巻き感度の高さです。ノーマルギアモデルは潮の速さや流れの方向など、水中の状況が非常にわかりやすいです。そして何と言ってもスローな誘いがやりやすいが最大の利点でしょう。展開の速いジギングやキャスティングゲームよりは、スローめに誘う巻きの釣りやジギングなどには非常に向いています

PE0.8号200mのシャロースプール

18イグジスト3000Sのスプール

18イグジスト LT3000S-Cには、ショアからのシーバスやロックフィッシュ、オフショアではタイラバやSLJなどでよく使われる太さであるPE0.8号が200m巻けるシャロースプールが標準装備されています。少しライトな釣りからオフショアまで、繊細な釣りに対応できるラインキャパシティーは嬉しいですね。

LT2500サイズのコンパクトボディー

18イグジスト LT3000S-CはローターサイズがLT3000番、ボディーサイズはLT2500番サイズのコンパクトボディーという構成です。一昔前のダイワスピニングリールの一部にあった「Rカスタム」ではボディーサイズ3000番にローター2500番(どちらもダイワ旧規格サイズ)でしたが、LTコンセプト機ではコンパクトボディーに変更になりました。この表記はシマノスピニングリールと共通の意味と捉えていただければよいと思います。LTコンセプト機からはリールの番手もシマノと共通になったのでアングラー側から見ると非常にわかりやすくなりましたね。

18イグジスト LT3000S-CがタイラバやSLJにぴったりな理由

館山沖でのTGベイトグリーンゴールド

では最後に18イグジスト LT3000S-CがなぜタイラバやSLJなどのオフショアゲームにぴったりなのか、その理由を挙げてみましょう。

超軽量な自重はタイラバ、SLJ用ロッドとの相性が抜群

タイラバとSLJでは6ft台のレングスのロッドが使用されることが多く、200gオーバーのリールではバランスを取るのが難しいです。またタイラバはタダ巻きが基本なので、巻き感度が非常に重要な釣りです。またロッドとのバランスが良くなると共に手元が軽くなると自ずと感度は上がるので、軽量なリールは必要不可欠と言えるでしょう。

スローな展開がメインになりやすいタイラバ、SLJにはノーマルギアが有利

タイラバはデッドスローリトリーブがメイン、SLJではスローなワンピッチジャークがメインとどちらもスローな展開がメインとなります。ハイギアのリールでも対応はできますが、ノーマルギアの方がストレスなく釣りができるでしょう。またどちらの釣りも青物などの不意の大物がヒットすることがあります。そんな時にもノーマルギアのパワーであれば十分に対応できると思います。

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ダイワマニア
YSNO

 トラウト(エリア、湖)、青物全般、ロックフィッシュ、シーバス、アオリイカ、ショアジギング、オフショアジギング、エリアトラウト、ウェーディング、ボートロック、エギング、東京湾、東伊豆(静岡県)、房総半島(千葉県)、上越地方(新潟県)、芦ノ湖(神奈川県)、本栖湖(山梨県)


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