【バス釣り】ワームの付け方を徹底解説|ワームを針に付ける方法をマスターしよう!
作成:2024.10.30更新:2024.10.30
目次
バス釣りにおいてワームの付け方は、必ず覚えておくべきポイントです。適切な付け方ができなければワームの動きが不自然になり、釣果を妨げてしまいます。今回は、バス釣りの基礎とも言える「ワームの付け方」について徹底的に紹介します。
「これからバス釣りをはじめたい!」という方は、今回の記事をもとにワームの正しい付け方を覚えておきましょう。
バス釣りで使うフックの種類
まずは、バス釣りで使うフックについて解説していきます。フックの種類によって特徴や使いどころが変わってきますので、必ず覚えておきましょう!
- ①:ジグヘッドフック
- ②:オフセットフック
- ③:マス針
- ④:ホバストフック
それぞれ詳しくみていきましょう!
①:ジグヘッドフック
ジグヘッドフックは、フックのヘッド部分にオモリが付いたタイプのフックを指します。すでにオモリが一体化しているため、ワームと組み合わせてすぐに使うことが可能です。
ジグヘッドフックに対応するリグ
- ジグヘッドリグ
- ジグヘッドワッキーリグ
- ミドスト
②:オフセットフック
オフセットフックは、ラインアイ付近に2箇所の曲がりがあるフックです。ワームを2箇所で固定することで、フックポイントを隠すことができます。
障害物が多いエリアでワームを使いたい時におすすめのフックです。
オフセットフックに対応するリグ
- テキサスリグ
- フリーリグ
- ジカリグ
- キャロライナリグ
③:マス針
マスバリは、誰もがイメージするシンプルな釣り針です。針をむき出しで使うことが多く、オフセットフックよりもフッキング率が高くなります。
また、フック自体の違和感を消して、ワームの自然な動きを出しやすいことも特徴です。
マスバリに対応するリグ
- ネコリグ
- ダウンショットリグ
- ノーシンカーワッキーリグ
④:ホバストフック
ホバストは、ホバーストローリングの略称でリアルベイトを中層に漂わせて使います。そんなホバスト用のフックは、アイ付近が90度曲がっており、特殊な形状をしているのです。
【バス釣り】ワームの付け方を徹底解説
必ずおさえておくべきワームの付け方を4つ紹介します。バス釣りではフックの種類やリグによってもワームの付け方が大きく変わるため、現場で付け方に困らないように事前に確認しておきましょう!
ワームの付け方①:オフセットフック
オフセットフックの刺し方は、大きく分けて以下の6ステップです。
①:ワームの中心にフックを刺す
②:ラインアイからクランク部分までの長さのあたりで抜き出します
③:フックを回転させて、フックを刺したワームの先端までラインアイを移動させます
④:ワームの針先が出る位置を確認します
⑤:確認した位置に沿ってフックを通します
⑥:針先をワームに隠します
ワームの付け方②:マス針
マス針を使ったリグは以下の2つです。それぞれ付け方を詳しく解説します。
ちょん掛けの場合
ワームが真っ直ぐ正面を向くように刺します。ワームが斜めになったり、変に歪んでしまったりする場合は再度付け直しましょう。
ワッキー掛けの場合
ワッキーリグは、ストレートワームの中心にマス針をチョン掛けするリグです。そのため上記で説明したちょん掛けと基本的には同じになります。
ワームの付け方③:ジグヘッドフック
ジグヘッドフックは、大きく分けて「ジグヘッドリグ」「ジグヘッドワッキーリグ」の2種類で使われることが多いです。
それぞれ付け方を詳しく見ていきましょう。
ジグヘッドリグの場合
ジグヘッドリグの付け方は、以下の3ステップです。
①:フックを抜き出す場所をマーキングします
②:ワームの中心を通して、マーキングしたところでフックを抜き出します
③:ワームが真っ直ぐになるように調整します
ジグヘッドワッキーリグの場合
ジグヘッドワッキーリグは、ジグヘッドフックをストレートワームにチョン掛けするリグです。そのため、ワッキー掛け同様の付け方になります。
ミドストの場合
ミドストは、小魚を模したリアル系ワームにジグヘッドフックを刺して誘う近年流行りのリグとなります。
そんなミドストのセッティング方法は、以下の3ステップです。
①:フックが出る位置をマーキングします
②:ワームの上部にフックを刺します
③:ワームの上部スレスレを通します
④:真っ直ぐ刺せているかを確認して完成です
ワームの付け方④:ホバストフック
ホバストは小魚を模したリアル系ワームを漂わせながら誘います。そんなホバストのセッティング方法は、以下の4ステップです。
①:フックが出る位置をマーキングする
②:ワームの上部をかすめるようにフックを通します
③:ネイルシンカーをヘッドに挿入します
④:真っ直ぐさせているかを確認して完成です
バス釣りにおすすめのフックを種類別に紹介
バス釣りにおすすめのフックを種類別にご紹介します。最適なフックを使うことでワームが付けやすく、フッキングも決まりやすくなるためルアーやタックルと同じくらいこだわりましょう!
おすすめのオフセットフック
【オーナーばり】マルチオフセット
マルチオフセットフックは、オフセットフックには珍しい縦アイを採用したモデルになります。ゲイプが広く設定されているため、フッキングを妨げにくく、フッキングしにくいような太いワームとの相性も抜群です。
また、独自のコーティングをしているため、フッキング力が落ちにくく、さびにくいこともポイントになっています。
【オーナーばり】おかっぱりフック
おかっぱりでのフッキングのしやすさに重きをおいて作られたオフセットフックです。カーボンスチール素材を使うことで、バイトの反動をばねのように受け止めて、その反発力でフッキングしやすくなっています。
また、サイズバリエーションも豊富で、2.5〜6inchのあらゆるワームに対応してくれます。
【リューギ】インフィニ
フッキング時のパワーロスが極力少ない形状を導き出し、ディープエリアや遠投先でもしっかりフッキングできるように作られたオフセットフックです。
針先が鈍りにくい素材が使われているため、長時間使ってもフッキング性能が落ちることがありません。
おすすめのジグヘッドフック
【ダイワ】バザーズジグヘッド SSガード付き
ワッキーリグからミドストまで幅広いリグに対応できるスタンダードなジグヘッドリグです。硬めのワイヤーガードが付いているため障害物エリアでも使いやすくなっています。
また、フック表面が滑りやすい加工がされており、これによってビッグバスの硬い顎も簡単に貫通させることが可能です。
【リューギ】ヴェスパ
シンカーはタングステンを使用しているため、アクションのレスポンスやボトムの感知能力が高くなっています。また、ワームのズレを予防するワームキーパーが2つ付いていることで、力強くキャストしてもワームがズレにくくなっています。
【オーナーばり】レンジローラー
ミドスト用として作られたジグヘッドリグです。高重心のシンカーに縦アイが装着されているため、ミドストアクションが苦手という方でも簡単にワームをロールさせられます。
ミドスト用のジグヘッドフックが欲しい方はレンジローラーがおすすめです。
おすすめのマス針
【リューギ】フォグショット
フィネスタックルのようなフッキングのパワーが乗りづらいタックルでも、しっかりフッキングを決められるマス針です。ビッグバスのような顎が硬い個体に対しても効果的なフックになっています。
【リューギ】タリズマン
パワータックルでのネコリグを前提として作られたフックです。従来のマス針よりも太めに設計されているため、強引なファイトやカバー際でのやり取りにも長けています。
【Hayabusa】FINESSE GUARD DOUBLE HARD GUARD
ウィードやカバーをストレスなく攻められるガード付きのマス針です。V字型にワイヤーガードを取り付けることで、あらゆる角度の障害物をかわしてくれます。ストラクチャーエリアでマス針を使いたいという方はこちらのフックがおすすめです!
おすすめのホバストフック
【リューギ】ホバーショット
ホバストのロールアクションを誰でも簡単に生み出せるフックです。そのため、ホバストアクションに苦手意識がある方はホバーショットを選びましょう!
【がまかつ】ソアリンロール
ワームキーパー用の伸縮チューブが付属するホバストフックです。フックキーパーを付けることでホバストの難点とも言えるワームの身切れやズレが大幅に減り、きれいなホバストアクションを持続してくれます。
【デコイ】ストロングワイヤー
ホバストを使ったパワーファイトにもってこいなホバストフックです。従来のホバストフックよりも太めに設計されているため、カバー際でのファイトやベイトタックルでの使用にも長けています。
バス釣り用ワームの付け方|まとめ
今回はバス釣り用ワームの付け方について紹介しました。バス釣りでは、さまざまなフィールドや状況に対応できるようにたくさんのワームやフックが存在します。
そのため、覚えるのが大変かと思いますが、ぜひ今回紹介した4つの付け方はマスターしておきましょう!
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