近年では、各メーカーからさまざまな種類のシャッドプラグがリリースされているため適当に選んでしまうのは非常にもったいないです。最適な選び方で釣れるシャッドプラグをチョイスしましょう!ということで今回は釣れるシャッドの選び方とおすすめ製品を紹介していきます。
シャッドプラグは小魚を模した細長い形状のルアーです。ヘッドにはミノーよりも長いリップが付いており、リップによって深いところまで潜ってくれます。
また、リップが長いことで、障害物にコンタクトしてもリップを当てて躱すことができるため、ボトムや障害物周りでも使いやすいルアーとなっています。
シャッドは、どの製品も見た目に大きな違いがなくどれを選べばよいか迷ってしまうこともあるでしょう。そこで釣れるシャッドプラグの選び方についても解説します。
シャッドは以下の4つの項目をもとに最適な製品を選びましょう!
以下でそれぞれ詳しく解説します。
シャッドは、透け感のあるカラーやフラッシング系などさまざまなカラーが用意されています。自分のフィールドに合わせてチョイスするのがベターです。
また、厳寒期のようにクリアアップするフィールドでは小魚の稚魚を模して透け感のあるカラーをチョイスするのもおすすめになります。
シャッドプラグには、「フローティング・サスペンド・シンキング」の3タイプの浮力調整がされています。それぞれ適切な使いどころが変わってきますので、3タイプの特徴をおさえていきましょう。
フローティングシャッドは、シャローからミドルレンジを安定して泳がせたい時に有効になります。また、障害物にコンタクトしても浮力によって回避してくれるため根掛かりが多いエリアをシャッドで攻めたい時にもフローティングシャッドがおすすめです。
サスペンドは、浮きも沈みもせずにその場に留まってくれるシャッドプラグのことを指します。ストップ&ゴーやジャークなどでルアーに緩急を付けやすく、リアクションバイトを狙った釣りにも有効です。
シンキングシャッドは、ディープエリアやボトムを安定的に泳がせたいシーンで有効になります。
シャッドには、「SR(シャローランナー)・MR(ミドルランナー)・DR(ディープランナー)」など潜行レンジがそれぞれ決められています。自分がどのレンジを攻めたいのかを考えて選んでみましょう!
シャッドのサイズも各製品によって異なります。フィールドのベイトサイズやアピール力に合わせてチョイスするのがよいでしょう!
「釣れるシャッドプラグを知りたい!」「どんなシャッドプラグを選べばよいかわからない」という方のためにバス釣りにおすすめのシャッドプラグを厳選して紹介します。
おかっぱりを基準にルアーコンセプトを考えるレイドジャパンがリリースしたシャッドプラグです。50mmクラスのシャッドプラグの弱点とも言えるロングディスタンス能力を補うためにリップ・ボディの形状や重心移動システムを見直しています。
また、バスに違和感なく口を使わせる微波動のハイピッチアクションによってハイプレッシャーフィールドでもバスを引っ張ってきてくれる優れものです!
レベルシャッドスプリッターは、オリジナルモデルのロングディスタンス能力やハイピッチアクションを継承しつつ、ベイトタックルでも扱えるようにサイズアップしています。
SRとMRの二種類がラインナップされており、それぞれリップの素材が異なるなど細部までこだわりが詰まったシャッドプラグと言えるでしょう。
ライトなベイトタックルで快適にシャッドを扱いたい方はレベルシャッドスプリッターがおすすめです!
ソウルシャッドは、ファストリトリーブ〜デッドスローリトリーブまでしっかり安定して泳いでくれるシャッドプラグです。マグネット方式の重心移動システムを採用し、泳ぎ出しから回収まで常にレスポンスよくアクションしてくれます。
また、潜行深度やサイズによってたくさんのラインナップが用意されており、自分のフィールドや状況に合わせたローテーションも可能です!
クランクベイトのように丸みを帯びたデザインが特徴のシャッドプラグになります。ソウルシャッドの特徴とも言える高速リトリーブでの安定性に加えて、ソウルフラッドはスローにアクションした際のメリハリもポイントです。
また、フラットサイドボディによってフラッシングや波動で力強くバスにアプローチできることも他のシャッドにない魅力と言えるでしょう。
アピール力も重視してシャッドプラグを選びたい方はソウルフラッドがおすすめです!
クランクベイトとシャッドの性能を掛け合わせたシャッドプラグです。リップをスクエアとラウンドのハイブリッドにすることでカバーやストラクチャーに対しても根掛かりを恐れず攻めることができます。
「シャッドプラグで複雑なカバーを攻めたい」「テトラやゴロタなどの障害物にコンタクトさせながら誘いたい」というシーンではDビルシャッドがおすすめです!
秦拓馬プロがプロデュースし、リリースから現在までたくさんの場所で釣果を上げる実力派のシャッドプラグです。ハイピッチなロールアクションによって”寄せ”と”喰わせ”を両立したルアーとなっています。
また、可動域が広い3連結の重心移動システムを採用し、高いロングディスタンス能力と安定したスイミングを持続してくれることがポイントです。ウエイトは10g以上あるため、ベイトタックルで扱いやすいことも大きなメリットと言えるでしょう。
5g台の小型シャッドプラグでありながら重心移動システムを搭載し、スピニングタックルやベイトフィネスタックルでも十分な飛距離を出せるようになっています。
また、キレのあるアクションによって厳寒期やハイプレッシャーフィールドでもバスに口を使わせやすく、他のルアーでは喰わないバスに対して再アプローチしたいシーンにも最適と言えるでしょう。潜行深度はSR,MR,DRと分かれており、それぞれ最適なサイズ感に調整されていることもポイントです!
エバーグリーンがタフコンディションを想定して作ったシャッドプラグです。「困った時に結果を出す、ただ巻きシャッド」をコンセプトに釣れるただ巻きアクションを実現しています。リップ形状やボディを見直し、しっかりと水を噛むタイトピッチアクションによって誰でも巻くだけで釣れるシャッドに仕上がっています。
シャロー〜ミドルレンジをただ巻きで探っていきたい時にはバンクシャッドがおすすめです!
スーパースレッジは長年多くのアングラーから愛されるロングセラーアイテムです。空気抵抗を極限まで抑えたボディ形状によって飛距離が出しやすくなっています。
また、スーパースレッジは、イレギュラーなダートアクションも特徴でバスに見切らせる前に口を使わせたい時にもおすすめです!
ハイカットは、クリアなハイプレッシャーフィールドに対応したノンラトル仕様のシャッドプラグです。スレバスも反応するほどにベイトライクに作られたアクションがトゥイッチやダート、スローリトリーブなどあらゆる局面で発揮できるルアーとなっています。
厳寒期のクリアアップしたフィールドでバスを狙う時にはハイカットがおすすめです!
丸みを帯びたクランクベイトのようなボディが特徴のシャッドプラグです。このシャッドプラグの特徴は、小型シャッドでありながら3〜4mほどのディープレンジまでルアーを届けられることにあります。
従来の小型シャッドでは潜れないディープエリアに5cmほどのシャッドを通すことで、これまでディープクランクなどでは見切られてしまったバスに対してよりナチュラルにアプローチできるのです。
スティーズシャッドはハイプレッシャーフィールドでの使用を想定し、過剰な動きを抑えたハイピッチタイトロールがメインアクションになっています。ローリングとウォブリングの混ざった控えめなナチュラルアクションは、スレバスのサイトフィッシングにも有効です。
また、潜行深度ごとにSR・MR・DR・EXDRモデルと4つのモデルが作られており、バスのレンジに合わせた調整が可能になっています。
ダイワの超人気シリーズである「TD」シリーズのシャッドプラグです。ベイトでキャストできる大きめのサイズ感でありながらさまざまなフィールドで釣果を上げてくれる実力派のルアーとなっています。
シャッドプラグを遠投して使いたいという方は、ロングディスタンス能力が高いTDシャッドを使ってみてください!
餌と呼ばれるほどに釣れるシャッドプラグで長年コアなファンから親しまれています。トゥイッチやポーズ、トゥイッチなどどんな局面でもバスを誘ってくれるため厳寒期以外のオールシーズンで活躍してくれるシャッドプラグと言えるでしょう。
とにかくオールシーズン使えて、数も釣れる万能シャッドプラグが欲しい!という方はド安定のベビーシャッドを使ってみてください!
他のシャッドプラグにはない独特のリップ形状を持つ究極のシャッドプラグです。根元が曲がったオリジナルリップによってハイピッチのスクリューロールアクションを演出し、ゴロタやテトラエリアでボトムをノックしながらバイトチャンスを広げてくれます。
また、カラーリングも非常にリアルに作られており、バスが思わず口を使ってしまうルアーとなっています。
イヴォークシャッドはクランクベイト形状でありながら、ハイピッチなタイトアクションが魅力のルアーです。長めのラウンドリップが取り付けられており、ストラクチャーにコンタクトしてもバランスを崩さずに泳ぐ直進性の高さが魅力と言えるでしょう。
フィネスを極める青木大介プロがタフコンディション下でもバスをキャッチできるように開発されたシャッドプラグです。重心移動のマグネットをボディの一番手前に持ってくることで瞬時に沈み、最適なレンジをアプローチできます。
また、リップデザインは癖のない独自のラウンドリップを採用することで、リップラップや障害物に当たっても跳ね上がらずクランキンシャッドのように使うことも可能です。
アメリカンな見た目とは裏腹に低活性なシーンやハイプレッシャーフィールドでナチュラルに使えるシャッドプラグとなります。素材にはバルサを使用し、浮き上がりが早いため障害物に絡めながら巻いてくるようなカバー際での攻防にもおすすめです。
点でも線でも使える季節を問わない万能なシャッドプラグです。バスに追われて逃げ惑う際にベイトフィッシュが出す"ピッチの細かい"波動によって直前で見切るようなタフなバスに対してもアプローチできます。
また、ただ巻きやロッドアクションなどさまざまなシーンで使いやすいこともロザンテシャッドの魅力と言えるでしょう。
イマカツがリリースしたジャストサイズのサスペンドシャッドです。リップの下には特殊なキールホールが搭載されており、この空間が水を噛むことでロッドアクションの際にひねりの効いたダイナミックなダートを生み出せます。
バスの視界から瞬時に消えるようなキレのあるダートがジレンマの釣れる秘訣と言えるでしょう。
シャッドプラグと聞くとディープエリアをただ巻きするのが一般的な使い方です。しかし、シャッドプラグはただ巻き以外にもさまざまな場面で活躍します。
今回は、シャッドプラグの釣れる使い方についても4つ解説します。
気になる方はぜひ事前にチェックしておきましょう!
シャッドプラグの最もスタンダードな使い方はただ巻きです。シャッドプラグはタイトなハイピッチアクションが魅力となっており、他のプラグでは見切られてしまうような状況でもバスを効率良く引っ張ってきてくれます。
ただ巻きでは、数投ごとにレンジやリトリーブスピードを変化させて、その日その時のバスが口を使いやすい手がかりを探りましょう!
ボトムがゴロタやテトラなどのハードボトムの場合、ボトムノックで使うことも可能です。ボトムノックと聞くとクランクベイトをイメージする方も多いと思いますが、クランクベイトではアクションが強すぎるシーンや複雑なゴロタでクランクベイトが隙間に挟まってしまうような状況はシャッドプラグを使ってみるのがおすすめです。
ジャークやトゥイッチでアクションを付けてあげるのもシャッドプラグの有効的な使い方になります。例えばワームでは喰わせきれないバスに対してスイッチを入れたい状況やバイト直前で見切られてしまうような状況では、バスの捕食スイッチを一気に入れることができるジャークやトゥイッチがおすすめです!
巻いて止めてを繰り返すのが『ストップ&ゴー』の正しい使い方になります。泳がせたルアーを急にピタッと止めることでバスに思わず口を使わせることが可能です。ストップ&ゴーでは、その場で留まることができるサスペンドタイプのシャッドプラグをチョイスしてみましょう!
今回は、厳寒期のバス釣りの定番とされる『シャッドプラグ』について、おすすめの製品や選び方を紹介しました。シャッドプラグは浮力や潜行深度などによっても狙いやすいポイントが異なります。
そのため適当に選ぶのではなく、自分のフィールドに合わせたチョイスをすることが重要です。ぜひ今回紹介した釣れるシャッドプラグをもとに最適な製品をえらんでみてください!
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