【バス釣り】テキサスリグの正しい作り方|おすすめワームやアクション方法も解説!
作成:2024.09.27更新:2024.09.27
目次
バス釣りのカバー撃ちに欠かせないマストアイテムとして挙げられるのが「テキサスリグ」です。オフセットセッティングで、すり抜けの良い形状になるため、複雑な障害物の中にもルアーを通すことができます。
今回はそんなテキサスリグに必要なアイテムや正しい作り方、おすすめワームなどをご紹介します。これからテキサスリグをはじめたいという人は、ぜひ今回の記事をご覧ください。
テキサスリグとは?
テキサスリグは、円錐形のシンカーとワームで構成されたリグを指します。全体がすり抜けやすい形状になるため、ウィードやウッドカバーなどの複雑な障害物に最適なリグです。
近年では、その汎用性の高さからバス釣りだけでなく、ソルトウォーターなどでも使われています。
テキサスリグに必要なアイテム
テキサスリグに必要なアイテムは以下の4つです。
- シンカーストッパー
- バレット
- オフセットフック
- ワーム
テキサスリグの正しい作り方・手順
テキサスリグの正しい作り方は以下の5ステップです。
①:ストッパーをラインに装置する
②:バレットシンカーをラインに通す
③:フックをラインに結ぶ
④:ワームをセッティングする
⑤:ワームの針を隠す
以下で詳しく解説していきます。
①:ストッパーをラインに装置する
まずは、シンカーのストッパーをラインに装着しましょう。
ストッパーを付けないと、フォールやアクションでシンカーが動いてしまい、思うようなアクションが出せない場合があります。
ただし、あえてストッパーを付けずに、リアクションを狙う方法もあるため、一概に『絶対に付けなければいけない』というわけではありませんが、通常のカバーゲームであれば、付けるのがセオリーです。
②:バレットシンカーをラインに通す
バレットシンカーは、5〜10gの間で調整するのがおすすめです。
迷った人は7gから始めてみてください。
③:フックをラインに結ぶ
いつも通り、フックとラインを結びましょう!
④:ワームをセッティングする
オフセットフックにワームをセッティングしてください。
テキサスリグでは、クロー系ワームやホッグ系ワームなど、甲殻類をイミテートした形状を選ぶのがおすすめです。
もし、ヘビーカバーですり抜けをよくしたい場合には、スティックベイトやシャッドテールワームなども有効になります。
⑤:ワームに針先を隠す
ワームの針がむき出しの状態では、カバーに引っかかる可能性があります。
そのため、ワームをセッティングした後は、かならずワームに針先を隠しましょう。
テキサスリグにおすすめのワームTOP5
「テキサスリグの作り方は理解したけどどんなワームを使えばいいの?」
と疑問に思う人もいるでしょう。
近年では、たくさんのテキサスリグ用ワームがあり、どれを選ぶべきか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、テキサスリグに特におすすめできるワームについて5つ紹介します。
テキサスリグのワーム選びに迷った人はぜひご覧ください。
【レイドジャパン】バトルホッグ
超スタンダードなホッグ系ワームで、何でもそつなくこなしてくれます。形状の異なるさまざまなパーツが付いているため、水流によってそれぞれがパーツが複雑に動いてくれます。
また、バトルホッグ特有の大きなパワーアームによって、濁ったフィールドやカバーの中でもパワフルにアピールしてくれることがポイントです。カバーからボトムまで幅広いポイントをテキサスリグで攻略したい人におすすめのワームと言えるでしょう。
【ボトムアップ】ブルスホッグダディ
2本の大きなパドルが特徴的なホッグ系ワームです。たくさんのパーツが複雑に配置されているものの、シルエットは細身なので、ヘビーカバーにもスルスル入ってきます。
また、ブルスホッグ特有のフレーバーによって、バイトしたバスがワームを離しにくいことがポイントと言えるでしょう。素材も柔らかいため、テキサスリグであってもフッキングさせやすいです!
【デプス】ブルフラット
ブルフラットは、ギル系ワームのパイオニア的存在です。らせん状にフォールする『スパイラルフォール』が喰わせのキモとなっており、カバー際で待ち構えているバスに対してフォールで口を使わせることができます。
ギルが多いフィールドや濁りの激しいフィールドでは、ブルフラットのテキサスリグがおすすめです。
【O.S.P】ドライブクロー
ドライブクローは、ザリガニをそのままイミテートしたようなワームになります。フォールでは、複数のパーツが艶めかしく動き、ロッドアクションではキレのある素早い動きにシフトします。
そのため、どんな時でもバスにスイッチを入れられるワームと言えるでしょう。
【ゲーリーヤマモト】ヤマセンコー
ヤマセンコーは、太めのスティックベイトです。テキサスリグと組み合わせることで、ホッグ系ワームやクロー系ワームでは入らない複雑なカバーにもスルスル入ってくれます。
また、パーツがない分、フォールスピードが早く、リアクション的にバスのバイトを狙いたいときにもおすすめです。
テキサスリグの正しい使い方|4選
テキサスリグの使い方は大きく分けて以下の4つです。
①:ボトムバンプ
②:シェイク
③:ズル引き
④:スイミング
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①:ボトムバンプ
ボトムバンプは、最もスタンダードなテキサスリグの使い方です。カバーやストラクチャーにテキサスリグを投げ込み、ボトムでワームを跳ねさせます。
ワームが跳ねたアクションが、甲殻類が逃げる動きとシンクロし、バスが口を使うというわけです。
②:シェイク
テキサスリグをボトムまで沈めて、細かくシェイクする方法も非常に効果的です。とくに、クリアなフィールドやプレッシャーが高いフィールドでは、ボトムバンプのような雑なアクションを嫌うバスも少なくありません。
そのため、繊細なシェイクアクションで、バスに口を使わせるのもひとつの方法です。
③:ズル引き
テキサスリグをボトムまでフォールさせて、ズルズル引いてくるだけのアクションも有効です。フィールドには、目に見えるカバーやストラクチャーだけでなく、ボトムに潜む見えないカバーも多数存在します。
ズル引きでは、このような水中の見えないカバーを探ることが可能です。
④:スイミング
バスの活性が高い時には、テキサスリグを中層でスイミングさせる方法も有効です。また、カバーやストラクチャーをストレスなく巻きでリサーチしたい時には、テキサスリグにカーリーテールワームやシャッドテールワームを付けてただ巻きするのがよいでしょう!
テキサスリグの作り方|まとめ
今回はテキサスリグの作り方やテキサスリグにおすすめのワームなどを紹介しました。テキサスリグは、カバーを攻めるときになくてはならない存在です。
もし、テキサスリグの作り方を知らないという人がいれば今回の記事をもとに覚えておきましょう。
<テキサスリグの作り方>
①:ストッパーをラインに装置する
②:バレットシンカーをラインに通す
③:フックをラインに結ぶ
④:ワームをセッティングする
⑤:ワームの針を隠す