【バス釣り】スイッシャーのおすすめ20選!スイッシャー(プロップベイト)の選び方を解説
作成:2024.12.08更新:2024.12.08
スイッシャーは、バス釣りのトップウォーターゲームでもよく使われる定番ルアーの一つです。プロペラの波動やサウンド、フラッシングによってバスを引き付けてアグレッシブなバイトシーンを見せてくれるのがスイッシャーの魅力と言えるでしょう。
そんなスイッシャーですが、選び方に迷った経験はありませんか?『プロペラは1つ?2つ?どっちがいいの?』『シンキングスイッシャーの使いどころは?』など疑問に思うことも多いでしょう。そこで今回は、バス釣りの定番ルアーである『スイッシャー』について選び方やおすすめ製品を紹介します。
また、スイッシャーの使い方やタックルセッティングについても解説するので気になる方はチェックしてみてください。
【バス釣り】スイッシャーとは?
スイッシャーとは、別名「プロップベイト」とも呼ばれるプロペラが取り付けられたルアーのことです。リトリーブすると、取り付けられたプロペラが回転し、波動やサウンド、フラッシングを生み出してバスにアプローチしてくれます。
プロペラの数や大きさによってアピール力が変化し、浮力によって出しどころが変わってきます。
釣れるスイッシャーの選び方
バスが釣れるスイッシャーの選び方は以下の4つの項目を参考にしてみましょう!
- 選び方①:プロペラの数
- 選び方②:プロペラの大きさ
- 選び方③:浮力
- 選び方④:カラー
それぞれ詳しく見ていきましょう。
選び方①:プロペラの数
スイッシャーは、製品によってプロペラの数が異なります。プロペラの数によってそれぞれどのような違いがあるのでしょうか?
シングルスイッシャーの特徴
シングルスイッシャーでは、リアフックにプロペラが付いている場合が多いです。ダブルスイッシャーよりもアピール力は劣りますが、トゥイッチやドッグウォークなどロッドアクションを加える釣りに向いています。
ダブルスイッシャーの特徴
ダブルスイッシャーは、ヘッドとリアにプロペラが付いています。リトリーブすると2つのペラが同時に回るためアピール力が高く、オープンウォーターをスピーディーにサーチしたいシーンや濁りの激しいフィールドに最適です!
選び方②:プロペラの大きさ
スイッシャーは、製品によってプロペラの大きさが異なります。当然ながらプロペラが大きければ大きいほど水の攪拌力が上がり、アピール力が高くなります。荒波や濁りの激しいフィールドでは、大きめのプロペラでアピール力を高めましょう!
一方で、ハイプレッシャーフィールドなどパワフルすぎるアクションを嫌がるシーンでは、小さめのプロペラで喰わせ能力を高めてあげるのがおすすめです。
選び方③:浮力
スイッシャーは「シンキングモデル」と「フローティングモデル」の二種類が存在します。どちらを選ぶかで出しどころが変わってくるため、それぞれの特徴をおさえておきましょう!
フローティングスイッシャーの特徴
フローティングスイッシャーは、トップウォータープラグとして水面に引き波を立てながら泳いでくれます。バスが水面を意識している状況や活性が高いまずめ時はフローティングスイッシャーでバイトを誘発するのがおすすめです!
シンキングスイッシャーの特徴
シンキングスイッシャーは、水面直下~中層をただ巻きで使うことが多いです。フローティングスイッシャーのような騒がしさはありませんがプロペラの波動やサウンドによってタフなバスにも口を使わせやすくなります。
選び方④:カラー
スイッシャーのカラーは、フィールドのベイトやバスが意識しているエサに合わせてあげるのがセオリーです。例えばカエルを狙ったバスが多いのであればグリーンやチャート系のカラー、小魚が多ければリアルフィッシュ系のカラーなどフィールドに合わせた使い分けをしてみましょう!
バスが釣れるおすすめのスイッシャー20選
「具体的にバスが釣れるおすすめのスイッシャーを教えてほしい!」という方も少なくないでしょう。そんな方のために今回は実績の高いスイッシャー(プロップベイト)を厳選してご紹介します!
スイッシャー選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
【ダイワ】ガストネード
ハイプレッシャーフィールドである「霞ケ浦」を舞台に活動している佐々木勝也プロがプロデュースしたスイッシャーです。ガストネードはシンキングダブルスイッシャーとなっており、水面ギリギリをスローに引くことができます。
ペラが極薄に設計されることで、少しの水流でもペラが回ってくれることが特徴です。霞ケ浦での実績も高く、ハイプレッシャーフィールドにもってこいなスイッシャーと言えるでしょう。
【ダイワ】ギルネード
ギル型のダブルスイッシャーです。ペラは大きく設計されていますが、ガストネード同様に肉薄のため、少しの水流でも大きく回転してバスを引き寄せてくれます。
また、ペラがガードになりフッキングしないという現象を排除するためにテール部分には金属の筒状パーツが配備されるなど、スイッシャーを使う上でのストレスがすべて排除されています。ギルを狙ったバスが多いフィールドで活躍するスイッシャーです!
【ダイワ】スティーズプロップ
シンキングスイッシャーを日本に持ち込んだ長谷川耕司プロが監修した汎用性が高いスイッシャーです。他のスイッシャーと比べてもボリューム感があるボディを採用しており、悪天候時やヘビータックルでも安定した飛距離とアクションを演出できます。
また、強い衝撃が加わっても変形しない高強度ペラを採用しているため、カバーやストラクチャーをタイトに攻めたい時におすすめです!
【へドン】ダイイングフラッター
昔からコアなファンが多いへドンのミリオンセラーアイテムです。丸みを帯びたボディデザインに大きめのペラが付いたダブルスイッシャーとなっています。
ただ巻きはもちろん、ジャークやドッグウォークなど変幻自在に操れることが特徴でカバーやストラクチャーをネチネチ探りたい時にも最適です。見た目はアメリカンなルアーですが、さまざまなフィールドに適応できる実力派のスイッシャーと言えるでしょう。
【エバーグリーン】プロップマジック
スレバスにも口を使わせやすいナチュラルアクションが魅力のスイッシャーです。直進性が非常に高く、強風や流れの中でもきっちりトレースできます。
他のスイッシャーと比べてアピール力は控えめですが、迷うことなくバスが口を使う高い喰わせ能力を発揮できるのがプロップマジック最大の魅力です!
【ティムコ】ステルスペッパー
巻くだけで釣れるベイトライクなスイッシャーです。ナチュラルアクションとリアルボディによって漂わせるだけで釣れてしまう喰わせ能力を持っています。
55cm〜110cmまで幅広いサイズが展開されており、フローティング・シンキングどちらも用意されているためフィールドに合わせてチョイスが可能です!スイッシャーを巻いて使いたいという方には特におすすめできる名作ルアーとなっています。
【ティムコ】プロップペッパー
ローアピールでありながらハイノイズというコンセプトの元に開発されたダブルスイッシャ―です。プロップの穴をスクエアにすることで、回転時にカップワッシャーとヒートンに接触し、プロップペッパー独自のクリック音と波動を発生させます。
雨上がりの強い濁りやナイトゲームでもサウンドでバスにアプローチできることがプロップペッパーの魅力と言えるでしょう。
【ジャッカル】チョップカット
クランクベイトのような丸みを帯びたボディのヘッドに大きなペラが付いたスイッシャーです。チョップカットのペラは左右非対称に設計されており、それぞれ違ったサウンドや動きを見せてくれます。
また、特殊形状のペラによって水面に泡を発生させ、さらには”ポロポロ”という甲高いサウンドも発生するため、バスだけでなくナマズや雷魚などのあらゆる魚種を引き寄せることが可能です!
【ジャッカル】アイプロップ
デッドスローシンキングに設定されたフォール速度によって水面直下をスローにリトリーブできます。また、アイプロップは水平姿勢を崩さない抜群の安定性が魅力です。バスに見切られる原因となる不要なアクションやブレが発生しないため、ハイプレッシャーフィールドで躊躇なく口を使わせることができます。
【ジャッカル】ディズラ
スイムベイトとスイッシャーを組み合わせたプロップスイムベイトです。ペラのサイズはそこまで大きくありませんが、金属素材のフラッシングと回転時のチリチリ音によって従来のスイムベイトでは出せない角度からバスへアプローチできます。
また、スイムベイトではありながら115mmという小ぶりなサイズ感によって野池からビッグレイクまで幅広いフィールドにマッチします。スイムベイトではバイトまで至らないようなタフなバスをキャッチしたい時にはディズラがおすすめです!
【ノリーズ】ビハドウ
ノリーズがリリースしたダブルスイッシャーです。従来のダブルスイッシャーは激しくうるさい製品が多いですが、ビハドウは名前の通り細かいピッチで水を噛む微波動が特徴です。
ベイトタックルで遠投できるほどのサイズでありながらナチュラルにバスへアプローチできるため、ハイプレッシャーフィールドやクリアレイクで使いやすいスイッシャーとなっています。
【メガバス】X-PLOSE
デカバスを捉えやすいと噂のフローティングダブルスイッシャーです。独特なひねり形状のプロペラはギアホール加工が施されており、独特なスクラッチサウンドを発生させます。
また、激しいジャークやトゥイッチを入れてもボディが回転することなく姿勢を保ったまま動いてくれる安定感も魅力と言えるでしょう。ウエイトは1/2ozで遠投がしやすいことも特徴です!
【メガバス】SCREAM-X
スパイラル形状のプロペラが特徴のダブルスイッシャーベイトです。ただ巻きというよりもジャークやドッグウォークなどのロッドアクションを加える釣りに向いています。
また、SREAM-Xはルアーとアングラーの距離が近いときにロッドティップを上げてリトリーブするとプロペラが回転しないようにセッティングされてるため、回収時にエリア全体にプレッシャーを掛ける心配がありません。ハイプレッシャーフィールドでの使用も徹底的に考えられたスイッシャーです!
【レイドジャパン】ダブルヘッダー
フロントと中間のジョイント箇所にプロペラが付いたこれまでにないダブルスイッシャー型ジョイントビッグベイトです。ストレートリトリーブでは、I字系ルアーのようにナチュラルに泳ぎ、ロッドアクションを加えると移動距離を極限まで抑えたドッグウォークが演出できます。
キレのあるドッグウォークとは異なり、ふわふわ漂うような首振りアクションによって下から喰いあげてくるようなアグレッシブなバイトを味わえるでしょう!
【DUO】レアリス スピンベイト
スタンダードなスイッシャーが欲しい方は、レアリススピンベイトがおすすめです。ベイトライクな細身のボディに大きめのプロペラが付いているダブルスイッシャーで野池での数釣りでも活躍します。
60mmと小型なスイッシャーではありますが、4.5gのウエイトがあるためスピニングタックルで遠投しやすいこともポイントです。
【へドン】トーピード
シングルスイッシャーのパイオニアとも言えるのがへドンがリリースした「トーピード」です。丸みを帯びたデザインかつヘビーウエイトに設計されているためロングディスタンス能力に長けており、ピンスポットに投げやすくなっています。
ただ巻きはもちろん、ドッグウォークやジャークなどあらゆるアクションに対応できるのもトーピードの魅力と言えるでしょう。サイズは全部で4タイプ用意されているため、フィールドの規模や濁りに合わせてチョイスしてみてください。
【ハンクル】K-1 MAC
動くルアーに反応しないタフなバスを攻略するために作られたのがK-1MACです。リトリーブするとペラは回転してもボディが動かないように設定されており、ペラの僅かな水流に反応するバスを狙います。
ただ巻きでI字引きするだけでワームにすら反応しないようなハイプレッシャーなバスを反応させられるところがK-1MACの凄みです!
【デプス】コーリングハスラー
125mmと大きめのボディによってデカバスを惹きつけやすいダブルスイッシャーです。スイッシャーの基本事項とも言える「水流波動・フラッシング・サウンド」を最適化して作られており、短いジャークでも激しくバスへアプローチできます。
また、コーリングハスラーには、ワイヤーガードが取り付けられており、ウィードやゴロタ、レイダウンなどをタイトに攻略したい時にもおすすめです!
【イマカツ】デッドスクリュー
4枚のプロペラがヘッドとリアに取り付けられたスイッシャーです。この四枚ペラによって複雑なクラッチサウンドや泡を発生させます。とにかくアピールの高いスイッシャーが欲しいという方はデッドスクリューがおすすめです!
【ガンクラフト】スクリューベイト
ガンクラフトがリリースするシンプルな鮎型スイッシャーです。見た目はそこまでアピール力が高そうに見えませんが、水流やフラッシング、リアルボディなどによってバスから見たアピール力は非常に高くなっています。
潜行レンジによって3つのラインナップがあるため、スイッシャーでどのレンジを攻めたいかによって使い分けてみましょう!
バスが釣れるスイッシャーの使い方
スイッシャーの使い方は大きく分けて以下の3つになります。使い方によって出しどころが変わってくるため、シーンに合わせたスイッシャーの使い方をマスターしましょう!
- 使い方①:ただ巻き
- 使い方②:ジャーキング
- 使い方③:ドッグウォーク
それぞれ詳しく解説します。
使い方①:ただ巻き
ただ巻きはスイッシャーの最もスタンダードな使い方になります。フローティングモデルでは、引き波を立てながらトップをスピーディーにサーチすることが可能です。
シンキングモデルであればプロペラによる高いアピール力を持ちながらI字系ルアーのようにナチュラルにバスへアプローチできます。だだっ広いオープンウォーターから魚を探しながら釣っていきたい時にはただ巻きがおすすめです!
使い方②:ジャーキング
ジャーク&ポーズもスイッシャーの有効的な使い方になります。特にフローティングスイッシャーは、激しいジャークによってバスベイトのように水を攪拌してくれるためバスを遠くから引き寄せることが可能です。
また、ジャーク後にポーズを入れることでリアクション的にバイトを誘えます。短い移動距離でバイトを誘うため、カバー際やインレッドなどバスが溜っていそうなポイントで使ってみましょう!
使い方③:ドッグウォーク
ドッグウォークは、左右に首を振りながら泳がせる使い方です。ただ巻きよりもスローかつアピール力高くバスを誘えるため、ただ巻きではルアーを追い切れない魚に口を使わせたい時にもおすすめになります。
スイッシャーにドッグウォークをさせたい場合はリアにシングルペラが付いたモデルを使いましょう!
スイッシャーのタックルセッティング
スイッシャーにおすすめのタックルセッティングについても解説します。せっかくのアグレッシブなバイトを逃さないためにも最適なタックルをチェックしておきましょう!
ロッド
スイッシャーを使う際には、カギ曲がりのファストテーパーのロッドではなく、バットからティップにかけて全体が曲がるレギュラーテーパーのロッドがおすすめです。
また、グラスロッドやスローテーパーのロッドを使って掛け重視のセッティングにするのも一つの戦略と言えるでしょう。
リール
スイッシャーは巻き抵抗が少なく、ローギアやノーマルギアではルアーの状態が掴みにくいためハイギアのリールを選んでみましょう!また、ジャークやドッグウォークなどのロッドアクションを主体として考えている方は、軽量のリールを選ぶことで、よりキレのあるロッドアクションを演出できます。
ライン
スイッシャーを扱う場合、ライン自体に伸びがあるナイロンラインがおすすめです。バイトやファイト中にラインが伸び縮みしてくれることで、バスにルアーを弾かれにくくバレる心配が軽減されます。
釣れるスイッシャーを厳選|まとめ
今回はバスが良く釣れるスイッシャーの選び方やおすすめ製品について紹介しました。スイッシャーは浮力やペラの大きさ、個数によってもアクションやアピール力、出しどころが変わってきます。
そのため、どんなシーンでスイッシャーを使いたいのかを明確にした上で状況に合ったスイッシャーを選ぶ必要があるでしょう。ぜひ今回紹介した選び方やおすすめ製品をもとに自分にマッチしたスイッシャー(プロップベイト)を選んでみてください!
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