川スモールが釣れるワーム24選|川バスを釣るためのコツも徹底的に解説!
作成:2024.11.24更新:2024.11.24
目次
スモールマウスバスは全国各地の川に潜むバスであり、警戒心が高く難易度が高いと言われています。そのため釣りの中でワームを多用するシーンも少なくありません。しかし、スモールマウスバスはどんなワームが効果的なのか疑問に思う人もいるでしょう。
そこで今回は、川スモールが釣れるワームを厳選して紹介します。また、川スモールが釣れるポイントや釣り上げるコツについても解説するので気になる方はぜひチェックしてみてください。
スモールマウスバスの特徴
スモールマウスバスの特徴は大きく分けて以下の4つです。
- 特徴①:流れを好む
- 特徴②:冷水を好む
- 特徴③:引きが強い
- 特徴④:警戒心が高い
ラージマウスバスとの違いも含めて特徴を解説します。
特徴①:流れを好む
スモールマウスバスはラージマウスバスと比べて回遊性が高く、カバーやストラクチャーに依存しにくいことが特徴です。そのため、ラージマウスバスのようにカバーやストラクチャーを重点的に狙うよりもフィールド全体をスピーディー探りましょう!
特徴②:冷水を好む
ブラックバスは温かい水を好む傾向にありますが、スモールマウスバスは川の上流域のような綺麗で冷たい水域にも生息しています。
特徴③:引きが強い
スモールマウスバスは流れを好み回遊性が高いためラージマウスバスよりも引きが強い傾向にあります。川であれば水の流れとスモールマウスバスの引きが合わさり、瞬間的な力でラインブレイスされてしまう可能性も高いためドラグは事前に調整しておきましょう!
特徴④:警戒心が高い
スモールマウスバスは警戒心が高い個体が多いです。そのため釣り始めは岸際に立たないことやルアーの着水音など警戒心が高まる行動はできる限り控えましょう!
川スモールが釣れるおすすめワーム24選
今回は特に実績が高い川スモールが釣れるワームを種類ごとに厳選しました。「川スモールはどんなワームが効果的なのかわからない!」という方は以下のワームを参考にしてみましょう!
川スモールが釣れるシャッドテールワーム
魚型のシャッドテールワームはスモールマウスバスに対して効果的なワームです。以下では川スモールにおすすめのシャッドテールワームを4つ紹介します。
【レイドジャパン】フルスイング
岸釣りに特化した製品を取り扱うレイドジャパンがリリースしたパワフルなシャッドテールワームです。川の流れの中でもバランスを崩さずにブリブリ泳いでくれるためスモールマウスバスが喰いつきやすくなります。
サイズ展開は、5inch,4inch,3.5inchの3種類となっており、数を釣りたいのであれば3.5inchをPEスピニングで遠投して使ってみましょう!
【一誠】キャラメルシャッド
キャラメルシャッドは、パワフルなテールアクションとボディのハイピッチアクションが組み合わさった新感覚のシャッドテールワームです。細身ボディのため口の小さなスモールマウスバスでもバイトしやすく、素材が柔らかいことでフッキングも決まりやすくなっています。
サイズ展開は5~2.5inchまで幅広いため、アピール力に合わせたチョイスをしてみましょう!
【ケイテック】スイングインパクト
スイングインパクトは全身のリブによって強い波動を生み出せるシャッドテールワームです。また、独自のイカフレーバーを配合しているため、匂いに敏感なスモールマウスバスが喰いつきやすくなります。
カラーはナチュラル系が多く、クリアレイクで溶け込みやすいと言えるでしょう。
【ゲーリーヤマモト】ハートテール
ハートテールは長年多くのアングラーから愛されるロングセラーアイテムです。ウォブリングとロールを6:4のバランスで設計することで喰わせ能力とアピール力を両立させています。
また、ソルトを多く含んでいるため飛距離を出しやすく、スモールマウスバスが喰いつくとしっかり潰れてくれるためフッキングが決まりやすいというメリットも持っています。
川スモールが釣れるストレートワーム
口の小さなスモールマウスバスには細身のストレートワームも効果的です。川の流れに乗せながらドリフトでアプローチするのもよいでしょう。
以下では川スモールにおすすめのストレートワームを4つ紹介します。
【一誠】スパテラ
スパテラはパドルテールの付いたストレートワームです。上下非対称のパドルテールがトゥイッチやジャーキングでしっかり水を押し、プロップアクションで魚にアピールします。ネコリグやキャロライナリグなどさまざまなリグに適応できるストレートワームです。
スパテラは3〜10inchまで幅広いサイズがラインナップされているため、スモールマウスバスのサイズに合わせてチョイスしてみましょう!
【ボトムアップ】ブレーバー2
ストレートワームにシャッドテールを合わせた特殊なワームです。テールアクションをタイト&ハイピッチ化することで、警戒心を強めた川スモールに対しても効果的にアプローチできます。
また、全身に細かいリブが付いていることで細身でありながら水押しを強化し、ドリフトなどでもよりスローに動かすことが可能です。
【レイドジャパン】ウィップクローラー
あらゆるリグに対応できるオールマイティなストレートワームです。フックをセットする部分のみを三角形断面にすることで外観の無機質な印象を排除しつつアクションレスポンスを向上させています。
シェイクやフォールでも自発的な動きを出せるため、警戒心が高く、クリアフィールドでは見切られてしまう状況でもスモールマウスバスに口を使わせやすいワームと言えるでしょう。
【O.S.P】MMZ
ストレートワームにあえて不規則な曲がりを加えて作られたワームです。MMZは従来のストレートワームのようにシェイクやトゥイッチで誘うというよりもスローにフォールさせるだけで口を使わせられます。
不規則に曲がった形状によってさまざまな方向から水流を受け、生命感のある動きを演出できるのがMMZの釣れるポイントです。賢いスモールマウスバスをフォールで喰わせるにはMMZを使いましょう!
川スモールが釣れる高比重系ワーム
川スモールでは高比重ワームが効くことも多いです。警戒心が高いスモールマウスバスにはズル引きや放置の方が口を使わせやすくなります。
また、川スモールが集まりやすいテトラやゴロタエリアでも根掛かりすることなく探れるため釣りに行く際には必ず持っておくべきワームです!
【一誠】AKパンチ
AKパンチはセミエビをモチーフに作られたワームです。パーツがなく、お尻部分が重くなるため遠投しやすく対岸や沖のスポットを狙いたい時にも重宝してくれます。
また、AKパンチは水流を受けると大きなテールをぶるぶると震わせてアピールしてくれるため、根が駆らないバイブレーションと言われています。高比重系ワームの弱点とも言えるアピール力を払拭してくれるのがAKパンチの強みです。
【一誠】沈み蟲
シンプルな虫型のワームです。フォールやズル引きでは、6本の足がプルプルと動きバスへアプローチしてくれます。
飛距離も出しやすく、投げて沈めるだけで釣れてしまうためテクニカルなアクションが苦手という方にもおすすめです!サイズ展開は1.8〜3.2inchまで幅広く、スモールマウスバスのプレッシャーやフィールドの濁りに合わせて最適なサイズをチョイスしてみてください。
【ゲーリーヤマモト】イモグラブ
超シンプルな芋虫型のワームです。「こんなシンプルなワームがスモールマウスバスに通用するの?」と疑問に思う方も多いと思いますが、食べやすいサイズ感と他のワームにはないナチュラルなアクションで喰わせ能力が高いワームとなっています。
川の水流でボトムを転がってくれるため、強すぎないアピールでバスを誘ってくれるのがイモグラブの強みと言えるでしょう。
【ジークラック】イモリッパー
イモグラブ同様にシンプルな形状ですがテールに極小のピンテールがついており、ワームを放置している時にも少しの水流でピリピリ動いてくれます。フォール中やズル引き中だけでなく、放置の際も常に生命感を出せるのがイモリッパーの強みと言えるでしょう。
川スモールが釣れるリアルフィッシュ系ワーム
小魚を捕食する機会が多い川のスモールマウスバスにはリアルフィッシュ系ワームが欠かせません。リアルな見た目やフラッシングでバス誘えるリアルフィッシュ系ワームのおすすめは以下の4つです!
【レイドジャパン】フィッシュローラー
フィッシュローラーは、近年の流行りとも言えるミドスト・ホバスト用に設計されたリアルフィッシュ系ワームです。通常はフローティングとなっており、ネイルシンカーやジグヘッドを付けて調整することで中層を漂させるようなスローアクションを演出できます。
フィッシュローラーは、四角断面のボディ形状によってロールさせやすく、フラッシングでスモールマウスバスをスローに誘いたい時におすすめです!
【レイドジャパン】リトルスイーパー
一見すると上記で紹介したフィッシュローラーと似た形状になりますが、リトルスイーパーは、ダウンショットリグでの使用に特化して作られたリアルフィッシュ系ワームです。
川のボトム付近を回遊する賢いスモールマウスバスに無理やり口を使わせたい時には喰わせ能力が高いリトルスイーパーが効果的になってきます。
【O.S.P】マイラーミノー
マイラーミノーは中空ボディのリアルフィッシュ系ワームです。キレのある明滅によってバスを引き寄せて躊躇なく口を使わせることができます。
また、ボディにマス針を刺した「瀕死リグ」は水面を意識するスモールマウスバスに効果的です。
ダウンショットリグからミドストホバスト、オフセットセッティングまでさまざまなリグに対応できるのがマイラーミノーの強みと言えるでしょう!
【フィッシュアロー】フラッシュJ
フラッシングに重きをおいて作られたリアルフィッシュ系ワームです。ボディには、フラッシング板がはめ込まれており強いフラッシングを生み出せます。
フラッシュJは、全国各地のアングラーから人気が高くサイズやカラー、テールデザインによってさまざまなシリーズが展開されています。
川スモールが釣れるスティックベイト
川の中層や水面でスモールマウスバスにスイッチを入れたい時にはスティックベイトのジャークやトゥイッチがおすすめです。以下ではスモールマウスバスに効くスティックベイトを4つ紹介します。
【一誠】ライアミノー
キレのあるダートによって高い喰わせ能力を誇るスティックベイトが「ライアーミノー」になります。ゆっくりリトリーブすればホバストやI字系のようにナチュラルに誘うことが可能です。
一方で、ジャークやトゥイッチを入れることで、キレのあるダートを演出し、一気にバスの捕食スイッチを入れることができます。川のベイトをスモールマウスバスが追っている状況やまずめ時などは、ジャークやトゥイッチで水面を狙い、バスの活性が落ち着いた日中はナチュラルに誘うなど簡単に使い分けができる便利なワームです。
【一誠】ギルギル
ギルを2つ繋げたようなデザインが特徴のリアルフィッシュ系ワームです。稚ギルがひらひら漂うようなアクションが特徴で、口の小さな小型のスモールマウスバスでも丸のみできるサイズ感が魅力となっています。
ホバストやキャロライナリグ、ノーシンカーリグなどさまざまなリグで使うことが可能です!
【O.S.P】ドライブスティック
O.S.Pの人気ワームシリーズです。トゥイッチやジャークでは全身をくねらせながらイレギュラーにダートしてくれます。このイレギュラーなダートによって急にバスの視界に入ったり出たりすることで捕食スイッチを入れることができます。
また、ただのフォールだけでもゆらゆらロールしながら自発的に泳いでくれるため、どんなシーンでもバスを誘うことが可能です!
【レイドジャパン】フィネスティック
ジョイント構造を持つリアルフィッシュ系ワームです。ノンソルト素材を採用し、”とにかく喰わせる”ことに特化させたワームとなっています。
細身でパワフルなアクションではないため、アピール力は強くありませんが、ハイピッチのテールアクションによって高い喰わせ能力を誇ります。
川スモールが釣れるシュリンプ系ワーム
魚型のイメージが強い川スモールの釣りですが、ゴロタやテトラなどのハードボトムエリアでは、シュリンプ系ワームも効果的です。以下では川スモールにおすすめのシュリンプ系ワームを4つ紹介します。
【一誠】ダニー
さまざまな形・長さのパーツが付いた甲殻類型のワームです。フォーリング時やズル引き時に水流を受けた8対の脚が艶かしく揺らめきバスを誘います。
オフセットセッティングやスモラバなどでダニーを沈めてズル引きするだけでスモールマウスバスが簡単に口を使ってしまいます。
【一誠】ビビビバグ
ビビビバグは、細身のシュリンプ系ワームです。マテリアルや柔らかく細身のためスモールマウスバスの数釣りにも最適で、小バスでも口を使わせやすくなっています。
アピール力はそこまで強くありませんが、微振動で生命感のある動きは警戒心が高いスモールマウスバスにも口を使わせやすいです。
【ボトムアップ】ハリーシュリンプ
川エビをイミテートして作られたようなリアルなシュリンプ系ワームです。どんなセッティングでもズル引きが特に効果的になります。
フィールドの濁りや障害物の有無に合わせてゼロダンやジグトレーラー、ノーシンカーリグなど使い分けてみましょう!
【レイドジャパン】ザリガニストジュニア
ザリガニのシルエットをそのままそっくりワームに落とし込んだリアルなリュリンプ系ワームです。ヘッド付近のボディにはエアルームが設けられており、水中で常に上を向いた状態になるようにセッティングされています。
また、ジャークやトゥイッチではパーツを震わせながら逃げ惑うアクションを演出できるため、止めても動かしても釣れるワームと言えるでしょう!
川スモールが釣れるスポットは?
川は野池と違い目に見える障害物がないことも多いですよね。そうなると一体どこにバスがいるんだろうと疑問に思う方もいるでしょう。
そんな方は以下の3つを意識して川スモールを狙ってみてください。
- 川の中で水深変化がある場所
- 障害物周り
- 流れのヨレ
以下でそれぞれ詳しく解説していきます。
川の中で水深変化がある場所
川は、人工物や流れのアタリ具合などで急な深場が出来上がっているスポットも多く存在します。このような水深があるポイントはスモールマウスバスが潜んでいる可能性が高いです。
例えば「テトラポットが入っている」「橋脚の下」「流れによって削られたスポット」など水深変化があるスポットを見極めましょう!
障害物周り
スモールマウスバスは、回遊性が強く障害物に定住する個体が少ないです。しかし、ゴロタエリアやインレッド、橋脚、テトラポッドなどはベイトの住処になっていることも多く、それを狙ったバスが差してきやすいと言えるでしょう
スモールマウスバス狙いでも障害物周りは丁寧に攻めることが大切です。
流れのヨレ
流れのヨレはベイトが溜まりやすいため、スモールマウスバスが潜んでいる可能性が高いです。水面に出た障害物のようにわかりやすい変化ではありませんが、川の流れを観察して流れのヨレを見つけてみましょう!
川スモールマウスバスを釣るコツ
川でスモールマウスバスを釣りたいのになかなか釣れない方は、以下の3点をチェックしてみてください。
- コツ①:意外にも派手なカラーが効くことも!
- コツ②:匂い付きのワームが効く!
- コツ③:ボイルは見逃さない!
それぞれ詳しく解説していきます。
コツ①:意外にも派手なカラーが効くことも!
「スモールマウスバスは警戒心が高い」「スモールマウスバスは冷水でクリアレイクにも住みつく」など川スモールの特性を考えるとナチュラルなカラーを選びがちですが、実はチャートやピングなどの派手なカラーが釣れるということも少なくありません。
ナチュラルなカラーばかりを使うのではなく、派手なカラーもローテーションの中に組み込んでみましょう!
コツ②:匂い付きのワームが効く!
スモールマウスバスは匂いに敏感です。また、川のような常に流れがあるフィールドでは匂いを流すことで遠くからバスを寄せることもできます。
そのため、フレーバーが入っているワームを使うのがおすすめです。
コツ③:ボイルは見逃さない!
川でスモールマウスバスを狙っているとまずめ時ではないのにボイルが起こることも少なくありません。このようなシーンに出くわしたら迷わず狙ってみましょう!
スイッチが入っているスモールマウスバスは、騙しやすく警戒心が高くとも口を使ってくれる可能性があります。
川スモールマウスバスにおすすめのワーム|まとめ
今回は川でスモールマウスバスを釣る際に効果的なワームを紹介しました。川スモールは引きが強くスピニングタックルではドラグを使った強烈なファイトが楽しめます。ぜひ今回紹介した川スモールにおすすめのワームを使って強烈なファイトを楽しんでみてください!
記事中の紹介グッズ一覧