【バス釣り】ノーシンカーリグはなぜ釣れる!?ノーシンカーが最強の理由や使い方などを徹底解説
作成:2025.01.13更新:2025.01.13

目次
バス釣りでよく使われるノーシンカーリグは、ワーム本来のナチュラルなアクションを演出できるリグです。違和感なく生命感のある動きを出せるためスレバスにも最適と言えるでしょう。
今回はそんなノーシンカーリグについてメリットデメリットや使い方、おすすめワームなどを解説していきます。「ノーシンカーリグにはどんなワームが最適なのだろう?」「ノーシンカーリグのアクション方法を知りたい!」という方はぜひご覧ください。
ノーシンカーリグとは?

ノーシンカーリグとは、その名の通りシンカーを付けず、フックとワームで構成されたリグのことを指します。ワーム本来の生命感を出せるため、クリアレイクやハイプレッシャーフィールドでも効果的なリグと言えるでしょう。
ノーシンカーリグのメリット・デメリット
ノーシンカーリグのメリットデメリットについて解説していきます。
ノーシンカーリグのメリット
ノーシンカーリグのメリットは以下の2点です。
- 根掛かりが少ない
- 喰わせ能力が高い
それぞれ詳しく解説します。
メリット①:根掛かりが少ない

オフセットセッティングのノーシンカーリグに限った話ですが、シンカーなどの余計なパーツがない分、カバーやストラクチャーでも根掛かりしにくいことがメリットです。
メリット②:喰わせ能力が高い

ワームにシンカーを付けてしまうと、シンカーに引っ張られるような不自然な動きになりがちです。しかし、ノーシンカーリグは、シンカーを付けていないため、ワーム本来のナチュラルなアクションを最大限まで引き出せることがメリットと言えるでしょう。
ノーシンカーリグのデメリット
ノーシンカーリグのデメリットは以下の2点です。
- 釣りの効率が悪い
- 飛距離を出しにくい
それぞれ詳しく解説します。
デメリット①:釣りの効率が悪い

ノーシンカーリグは、フォールがスローかつゆっくりアクションすることが多いため釣りのテンポが悪くなりがちです。広範囲を攻めたい・ディープエリアを攻めたいという時にはシンカーを付けたリグを選びましょう!
デメリット②:飛距離を出しにくい

シンカーが付いていない分、飛距離が出しにくいのがノーシンカーリグのデメリットです。しかし、なかにはソルトを多く含んだ高比重ワームも存在するので、よりノーシンカーで飛距離を出したければ、ワーム選びに気を付けましょう!
ノーシンカーリグに最適なワームの選び方

バス釣りで使うノーシンカーリグにはどんなワームを選べば良いか気になる方も多いでしょう。そんな方は、以下の3つの項目をもとにワームを選んでみてください。
- 選び方①:ワームの種類
- 選び方②:ワームのサイズ
- 選び方③:フォールのアクション
それぞれ詳しく解説します。
選び方①:ワームの種類

ノーシンカーリグは、基本的にどんなワームとも相性が良いです。ただし、飛距離を出しにくいノーシンカーリグには、ソルトが多めに含まれるワームを選んであげるのが良いでしょう。
選び方②:ワームのサイズ

ノーシンカーリグは、アピール力が弱いためアピール力を補うためにワームの大きさを調整してあげるのが重要です。濁りの激しいフィールドでは、少し大きめのワームを選んであげましょう。
選び方③:フォールのアクション

フォール中に自発的な動きをするワームであるか?も確認しておきましょう!ノーシンカーリグの最大の喰わせポイントは、ナチュラルなフォールになるため、このフォールで生命感のある動きを出せるかがワーム選びのポイントです。
ノーシンカーリグにおすすめのワームを厳選!
ノーシンカーリグにおすすめのワームを種類ごとに厳選しました。どんなワームを選べばよいかわからないという方はぜひチェックしてみてください。
ノーシンカーリグにおすすめのシャッドテールワーム

ノーシンカーリグに特に効果的なシャッドテールワームは以下の2つです。
【レイドジャパン】フルスイング
ノーシンカーリグと特に相性が良いシャッドテールワームがフルスイングです。リトリーブするとテールだけでなく全身をクネクネと動かすようなパワフルなアクションでバスを引き付けてくれます。
また、自重は4inchで19gに設定されており、通常のベイトタックルで遠投しやすいこともポイントです。ノーシンカーリグの欠点である飛距離の出しにくさとアピール力不足の2つを解消できるのがフルスイングの魅力と言えるでしょう。
【O.S.P】ドライブシャッド
シャッドテールワームの中で、発売当初から特に人気が高いモデルです。パワフルな動きではなく、ナチュラルなハイピッチアクションが特徴で、ハイプレッシャーフィールドでも使いやすいシャッドテールワームとなっています。
また、ノーシンカーリグのフリーフォールでは、斜め下に潜っていく自発的なアクションが出せるため、バスを追わせてバイトさせることが可能です!強すぎず弱すぎないナチュラルアクションを出したい時にはドライブシャッドがおすすめになります。
ノーシンカーリグにおすすめのバックスライドワーム

ノーシンカーリグに特に効果的なバックスライド系ワームは以下の2つです。
【ゲーリーヤマモト】ファットイカ
バックスライド系ワームの定番として浸透しているのがファットイカです。バルキーなボディにイカの足のようなパーツが複数生えています。
アピールと喰わせ能力のバランスが良く、濁りの強いフィールドやハイプレッシャーフィールドでも活躍します。また、ワーム単体で12gもあるため、ベイトタックルで遠投することが可能です!
【レイドジャパン】バギークロー
バックスライド系専用に作られたワームで、「飛距離」「フォールスピード」「アクション」「操作感」「針持ち」のすべてにこだわって作られています。
バルキーなボディに付けられた4本のパーツが艶めかしく生命感のある動きを演出し、水中での操作性も高めてくれます。バックスライドの性能が非常に高いワームと言えるでしょう。
ノーシンカーリグにおすすめのストレートワーム

ノーシンカーリグに特に効果的なストレートワームは以下の2つです。
【O.S.P】MMZ
MMZはストレートワームにあえて不規則的な曲がりを作ることで、あらゆる方向から水の抵抗を受けながらナチュラルにフォールしてくれます。
動き・匂い・見た目のどれをとっても本物のミミズそっくりに作られているためノーシンカーリグでのフリーフォール&放置でバスを寄せて喰わせることが可能です!ハイプレッシャーフィールドで特に活躍するストレートワームと言えるでしょう。
【ジャッカル】フリックシェイク
ストレートワームの定番とも言えるのがフリックシェイクです。ストレートワームにあえてカーブを付けることで複雑で艶めかしくロールの効いたアクションが演出できます。
サイズ展開は2.8〜9.8inchと非常に幅広く、フィールドの濁りやバスの活性に合わせてサイズをローテーションすることが可能です!
ノーシンカーリグにおすすめの高比重系ワーム

ノーシンカーリグに特に効果的な高比重系ワームは以下の2つです。
【一誠】沈み蟲
沈み蟲は、「投げて沈めて引いてくる」だけで簡単にデカバスを呼び寄せる高比重の虫系ワームです。ネイルシンカーを入れることで、バックスライドセッティングにすることも可能で汎用性の高さが魅力となっています。
他のルアー・ワームを投げても全然釣れないという時には、沈み蟲のノーシンカーリグをズル引きしてみてください。バスの食いが渋い時に活躍する最強ウェポンです!
【ゲーリーヤマモト】ヤマセンコー
ヤマセンコーは、長年人気の高い高比重のスティックベイトです。なんの変哲もないただの棒状のワームですが、とにかくバスが口を使ってくれます。
また、空気抵抗が少ないボディ構造になるため、スピニングタックル・ベイトタックルの両方で遠投しやすく、痒い所に手が届くワームと言えるでしょう。とりあえず一匹釣りたい時にはヤマセンコーがおすすめです!
ノーシンカーリグにおすすめの虫系ワーム

ノーシンカーリグに特に効果的な虫系ワームは以下の2つです。
【レイドジャパン】2way
2つの虫がくっついたようなデザインが特徴の沈む虫系ワームです。ノーシンカーワッキーで使うのが一般的で、水面からボトムまであらゆるレンジでバスへアプローチしてくれます。
アクション方法は、シェイクがおすすめとなっており、ボディが「くの字」に折れ曲がりながらロールするパワフルなアクションと無数に生えた細いレッグの怪奇なアクションがバスの捕食本能を強く刺激します。
【O.S.P】HBバグ
バスのいそうなポイントに投げて沈めるだけで釣れるオートマチックな虫系ワームです。背中側をノンソルト腹側をソルトインに設定し、安定したアクションとフッキング性能を確立しています。喰わせに特化した虫系ワームが欲しいという方はHBバグを使ってみてください!
ノーシンカーリグにおすすめのスティックベイト

ノーシンカーリグに特に効果的なスティックベイトは以下の2つです。
【デプス】デスアダー
スティックベイトのパイオニアとも言えるデスアダーは、ノーシンカーリグでバスを繊細に誘うことが可能です。ノーシンカーリグでは、ズル引きやシェイクなどでボトムを誘うことも効果的ですが、それ以外にもトップから中層をトゥイッチしながらリトリーブするのもおすすめです。
スローにバスを狙うだけでなく、速さを活かしたリアクションバイトを狙えるのがデスアダーの魅力と言えるでしょう。
【レイドジャパン】ファンタスティック
ワームでありながらジョイント構造を搭載したスティックベイトです。ノーマルリトリーブでは、ジョイントベイトのように大きくS字を描きながらスローに泳ぎ、トゥイッチやジャークを加えると、キレのある”逃がし”アクションが演出できます。
表層・中層を意識した魚をジャークやトゥイッチで狙ったり、ボトムを意識している魚をズル引きやボトムジャークで狙ったり、縦ストやウィ―ドに付く魚をユラユラシミ―フォールで狙ったりとさまざまな使い方ができるスティックベイトです!
ノーシンカーリグの使い方

ノーシンカーリグの最適な使い方は以下の4つです。付けるワームによっても変わるので、フィールドで使い分けてみましょう!
- 使い方①:ただ巻き
- 使い方②:シェイク
- 使い方③:フリーフォール
- 使い方④:ズル引き
それぞれ詳しく解説します。
使い方①:ただ巻き
シャッドテールやスティックベイトをノーシンカーリグで使いたい時には、ただ巻きで使うのがおすすめです。ただし、ノーシンカーリグのただ巻きはアングラーのリトリーブテクニックがワームにそのまま反映されやすいです。
一定速度でラインテンションを張りすぎず・緩めすぎない安定した動きを出せるようにリトリーブしましょう!
使い方②:シェイク
ストレートワームや虫系ワームのノーシンカーリグには、シェイクがおすすめです。釣りの効率は大幅に落ちますが、スレバスや厳寒期のバスに対しても口を使わせることができます。
ノーシンカーのシェイクは、ある程度バスのいるスポットを絞ったうえで投入してみましょう!
使い方③:フリーフォール
カバーやストラクチャー、ウィードなどのバスが溜っていそうなポイントでフリーフォール&放置するのもノーシンカーリグならではの使い方です。
自発的なアクションが出しやすく、フォーミュラが配合されたワームを選んで使ってみましょう!
使い方④:ズル引き
高比重系ワームやバックスライド系ワームのノーシンカーリグでおすすめな使い方がボトムのズル引きです。ズル引き中に障害物へコンタクトしたら、ロッドを跳ね上げてバスのリアクションを狙うこともできます。
ボトムに隠れた障害物などを探れるのがズル引きのメリットです!
ノーシンカーリグのおすすめ|まとめ

今回はノーシンカーリグのメリットデメリットやおすすめワーム、正しい使い方について解説しました。ノーシンカーリグはワーム本来のナチュラルなアクションが最も出しやすいリグと言えるでしょう。
ぜひ今回紹介したおすすめワームでノーシンカーリグの釣りを楽しんでみてください!
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