【バス釣り】ネコリグの作り方・使い方を徹底解説|使いどころや最適なワームなども紹介
作成:2025.01.12更新:2025.01.13

目次
ネコリグは、ナチュラルなアクションが魅力のライトリグで、ハイプレッシャー化する全国各地のフィールドになくてはならない存在と言えるでしょう。
しかし、ネコリグについて詳しく知らない方のなかには、「どのくらいのシンカーを使えばいいんだろう?」「フックは縦刺し?横刺し?」などわからないことも多いですよね。そこで今回はネコリグの正しい作り方や使い方、おすすめワームについて解説していきます。
ネコリグについて詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
ネコリグとは?

ネコリグは、主にストレートワームのヘッドにネイルシンカーを差し込み、マス針をちょん掛けしたリグを指します。小魚や甲殻類がボトムで餌をついばむようなナチュラルアクションが出せるため、クリアレイクやハイプレッシャーフィールドでも活躍してくれます。
ネコリグの作り方・セッティング方法
ネコリグのスタンダードな作り方について以下で解説します。これからネコリグに挑戦したいという方は必ずチェックしておきましょう!
作り方①:(あれば)ネコリグチューブを装着する

作り方②:フックをストレートワームの中央に刺す

作り方③:シンカーをワームのヘッドに差し込む
作り方④:完成
スナッグレスネコリグの作り方・セッティング方法
スナッグレスネコリグとは、根掛かりしにくいように針先を隠してセッティングする方法です。以下ではスナッグレスネコリグの作り方についても紹介します。
①:フックをワーム中央に通す
②:針先を再度ワームに固定する
③:シンカーを装着する
④:完成

バスが釣れるネコリグの使い方

ネコリグの正しいアクション方法は以下の4つです。作り方と合わせて使い方もチェックしておきましょう!
- 使い方①:シェイク
- 使い方②:ズル引き
- 使い方③:ボトムバンプ
- 使い方④:放置
それぞれ詳しく解説していきます。
使い方①:シェイク
ネコリグのシェイクは最も一般的な使い方になります。ボトムまでワームを落としたらロッドを上下に小刻みに動かし、ワームを震わせるようにアクションします。
ラインを張りすぎると不自然な動きになったり、アクションが強すぎたりするため、ラインを張りすぎないことがシェイクのポイントです。
使い方②:ズル引き
ネコリグのズル引きは賢いバスに効果的な使い方です。動かし方は非常に簡単で、ロッドをゆっくりと引きながらワームをズルズル引きます。
もし、ズル引き中に障害物に当たったら、ロッドをあおってワームを跳ね上げてみましょう。ゆっくりと動いていたワームが急に素早く動くとリアクション的にバスが口を使ってくれる可能性が高まります。
使い方③:ボトムバンプ
ボトムを跳ねさせるようにロッドをリフト&フォールするのがボトムバンプです。ボトムバンプは、ボトムを効率的に探りたいシチュエーションに向いています。
ネイルシンカーを重くすればするほど、フォールスピードも速くなるため、リアクションバイトを狙いたい時には、シンカーを重くしたボトムアップでバスを誘いましょう!
使い方④:ミドスト
中層をシェイクしながらスイミングさせるミドストのような使い方もおすすめです。ズル引きやシェイクと比べてより速くフィールドをサーチできます。
ネコリグの最適なワームを厳選

ネコリグで実績の高いおすすめワームを紹介します。
【ジャッカル】ネコフリック
ジャッカルの代表作とも言える『クリックシェイク』をネコリグ仕様にカスタマイズしたストレートワームです。太いヘッドは水流を受けると前後左右へ不規則なバイブレーションを生み出し、その振動が細身のテールを動かして微細な動きを誘発させます。
ボトムでは常に立ち姿勢になるためアピール力が高く、根掛かりしにくいこともメリットです!
【ディスタイル】トルキーストレート
上下非対称のボディ形状によって大きく水を押すトルクフルかつワイドなアクションを演出するストレートワームです。ボトムでの倒れ込みアクションやフォール中の微振動がオートマチックにバスを誘い出します。
シェイクやボトムバンプなどのロッドアクションとも相性が良いですが、放置でもバスを”寄せて喰わせられる”のがメリットです。難攻不落のハイプレッシャーフィールドには特に重宝するストレートワームと言えるでしょう!
【レイドジャパン】アジャストレート
アジャストレートは12inchのロングワームですが、カットラインを設ける事で状況に応じて瞬時に長さを調整し、様々な状況にアジャストする事が可能です。太さは全部で「極細・中・太」の3タイプ用意されており、長さに加えて太さのバリエーションも豊富です。
また、シンキングモデルとフローティングモデルの2つが用意されています。ネコリグではシンキングモデルがおすすめです!
【レイドジャパン】ウィップクローラー
「硬過ぎず柔らか過ぎない」「太すぎず細すぎない」「重過ぎず軽過ぎない」究極のストレートワームを目指して作られたのがウィップクローラーです。
フックポイントが2つ用意されており、場所によって『ダイナミックなウォブリングアクション』と『ハイピッチなタイトロールアクション』を使い分けられます。ネコリグ・ワッキーリグ・ノーシンカーなどさまざまなリグに対応できるストレートワームです!
【一誠】スパテラ
ストレートワームの定番と言えるほどに人気の高いロングセラーアイテムです。テールに付けられた小さなパドルが強く水を押してプロップアクションを発生させます。
ズル引きやシェイクはもちろん、ミドストやスイミングなど色々なアクションに使えるストレートワームと言えるでしょう!
【ボトムアップ】ブレーバー2
ストレートワームにシャッドテールを装着したタフコンディションに対応するワームです。テールアクションをタイト&ハイピッチ化することで、警戒心を強めたバスに対しても違和感なく口を使わせられます。
また、フックの差し込みポイントにはリブを太くしたうえシボ加工を施すことでワームが外れにくく、身切れを防止してくれます。
【OSP】ドライブクローラー
シンプルな形状のストレートワームになりますが、バスが見慣れない自発的なクロールアクションが特徴的なワームです。サイズラインナップは3.5inch〜9inchまで用意されており、フィールドの規模や濁りに合わせて調整しやすいのが嬉しいポイントです。
また、マテリアルに本物のエビとイカの粉末を混入することで、バイト後もワームを離しにくく設計されています。
【ゲーリーヤマモト】カットテール
ストレートワームのパイオニアとも言えるのがカットテールです。高比重のマテリアルによって飛距離が出しやすく、マス針のちょん掛けからオフセットセッティングまで幅広いリグに対応します。
サイズ問わずとりあえず釣りたい時にはカットテールを使ってみましょう!
【ZBC】スワンプクローラー
スワンプクローラーは、コストパフォーマンスに優れたシンプルなストレートワームです。シェイクやフォールでは、全身を震わせるナチュラルアクションを演出できます。また、適度に張りのあるマテリアルによって身切れにくく、ちょん掛け主体のネコリグにぴったりなワームと言えるでしょう!
【ボレアス】アノストレート
やや太めのロングストレートワームです。楕円形のボディ形状になっており、パワフルな水押しでバスを誘います。
アピール力が高いストレートワームが欲しい方はアノストレートがおすすめです!
ネコリグの最適なフックを厳選

ネコリグに最適なフックを厳選して3つ紹介します。
【バリバス】本気ネコフック
バリバスの本気ネコフックは、スナッグレスネコリグ専用に設計されたマス針です。フック上にストッパーが付いており、細いストレートワームでもしっかり固定して身切れを防止します。
フック表面にフッ素系特殊加工を施しており、長期間高いフッキング力が持続するように作られています。
【バリバス】ノガレス グラン モスキート ヘビーガード
ステンレス製のワイヤーガードが装着されたスナッグレス性の高いネコリグフックです。常にフックポイントをガードしてくれますが、バスがバイトした時にはしっかりフッキングできるように調整されています。
カバーやストラクチャーをタイトに攻められるネコリグフックです!
【ハヤブサ】NSSフックパーフェクト
川村光太郎プロが、スナッグレスネコリグ専用に開発したフックです。フック上にストッパーが付いており、しっかりワームを固定してくれることはもちろん、ラインのヨレを排除するスイベルも付いています。
少し値段は張りますが、完璧な状態でスナッグレスネコリグを楽しみたい方におすすめです!
ネコリグの最適なネイルシンカーを厳選

ネコリグに最適なネイルシンカーを厳選して3つ紹介します。
【ジャッカル】タングステンカスタムシンカーネイル
ワームの形状を壊しにくく、ガッチリホールドしてくれるネイルシンカーです。ギザギザした抜けにくい構造になっているため、力強くキャストしても外れる心配がありません。
ウエイトラインナップは0.3〜2.2gまで幅広いため、状況に応じたローテーションも可能です!
【レイン】タングステンネイルシンカーVer.2
「刺しやすさ」と「抜けにくさ」を両立させたレインのネコリグシンカーです。高比重なのでサイズが小さく、ワーム本来のアクションを最大限まで活かしてくれます。
【タカミヤ】バーブネイルシンカー
絶妙なテーパー角度と三段階のバーブ(かえし)により刺しやすく、抜けにくいネイルシンカーになっています。ヘッド部分はフラット形状でボトムへの感度も高いです。
また、値段設定もそこまで高くないためコスパ重視でネイルシンカーを選びたい方にもおすすめと言えるでしょう!
ネコリグに最適なネコリグチューブを厳選

ネコリグに最適なチューブを厳選して3つ紹介します。
【ジーニアスプロジェクト】シリコンチューブ
シリコンタイプのネコリグチューブです。シリコンの厚みや色味にこだわりチューブの違和感を極限まで抑えています。また、従来のシリコンチューブとは異なる製法を用いることで、強度をさらに強化し、遠投やロングワームでも身切れの心配はありません。
【ダイワ】バサーズワームチューブ
ワームのサイズに合わせてカットして使えるネコリグチューブになります。ワームにフィットし、段差が小さいため目立ちにくいことが特徴です。
大きめのワームを使いたい方は調整が簡単なバザーズワームチューブを使ってみましょう!
【デコイ】ワームホルダーチューブタイプ
熱伸縮タイプのネコリグチューブです。収縮率は40%になっており、ドライヤーやライターで熱を加えることでワームをガッチリホールドしてくれます。
熱伸縮チューブは、ワームの大きさを気にせずに使えることがメリットです。
ネコリグにおすすめのタックルセッティングを紹介
ネコリグにはどんなタックルセッティングが有効なのか気になる方も多いでしょう。以下ではロッド・リール・ラインの3つに分けてネコリグに最適なタックルを解説します。
他のライトリグも同様のタックルセッティングで扱いやすくなるため、タックル選びに迷っている方はぜひご覧ください。
ロッド

ネコリグには、ワームを操作しやすいファーストテーパー〜ファーストレギュラーテーパーのロッドを選ぶのがおすすめです。また、長さは6ft〜7ft前後のモデルを選ぶとどんなフィールドでも使いやすいと言えるでしょう。
リール

リールは、シェイクやボトムバンプで発生するラインスラングを素早く巻き取れるようにハイギアのリールを選んでみましょう!
ライン

ラインは、フロロカーボンラインの4〜5LBを基準に選んでみてください。また、ネコリグを遠投して使いたいという方はPEラインの0.6号にフロロカーボンライン6~8LBをリーダーにしてセッティングするのがおすすめです!
ネコリグの作り方・セッティング|まとめ

今回はネコリグの作り方や使い方、おすすめワームについて徹底解説してきました。ネコリグは、スタンダードなチョン掛けセッティングだけでなく、カバーやストラクチャーに強いスナッグレスネコリグセッティングも存在します。
そのため状況に応じてネコリグの作り方を変化させてみてください!
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