【バス釣り】ライトキャロライナリグの作り方・おすすめワームは?ライトキャロを徹底解説
作成:2024.12.22更新:2024.12.22
![キャロで釣れたバス](/storage/uploads/kixyaro-bass-sp.jpeg)
目次
ライトキャロライナリグは、ワームアクションが見切られてしまうようなハイプレッシャーフィールドや厳寒期で活躍するリグの1つです。シンカーが付いているのにも関わらず、長く取られたリーダーのおかげでワーム本来のナチュラルなアクションを演出できるのがライトキャロの魅力と言えるでしょう。
そんなライトキャロライナリグですが、正しい使い方や作り方をご存知でしょうか?なかにはライトキャロライナリグについてよく知らないという方も少なくないでしょう。
そんな方のために今回は、ライトキャロライナリグの作り方や使い方、おすすめワームなどについて一挙にご紹介します。
ライトキャロライナリグとは?
![キャロライナリグ](/storage/uploads/kixyaro-sp.png)
キャロライナリグとは、ワームとシンカー、スイベルの3つで構成されたシンプルなリグです。中通しオモリを通してスイベルで繋ぎ、20〜35cmほどのリーダーを付けた先にワームをセットします。
このようにオモリとワームを離すとオモリによってワームの動きが制限されにくく、ワーム本来のナチュラルなアクションを演出できます
ヘビーキャロライナリグとの違い
![バレットシンカー](/storage/uploads/barettosinka--sp.jpeg)
ライトキャロライナリグとヘビーキャロライナリグの違いは単純に使うシンカーのウエイトです。ライトキャロライナリグは1/4~1/2ozクラスのオモリを使用するのに対して、ヘビキャロライナリグは1oz以上のオモリを使用します。
ライトキャロライナリグの作り方!
ライトキャロライナリグは、以下の4ステップで簡単に作ることができます。
①:中通しオモリ(1/4~1/2oz)をラインに通す
②:ラインとスイベルを結ぶ
③:スイベルの反対にリーダーを結ぶ
④:リーダーの先にオフセットセッティングのワームを結ぶ
ライトキャロライナリグの正しい使い方
![ライトキャロライナリグで釣れたバス](/storage/uploads/raitokixyaro-bass2-sp.jpeg)
ライトキャロライナリグの使い方は大きく分けて以下の3つです。フィールドの状況やバスの活性によって使い分けてみましょう!
- 使い方①:ボトムズル引き
- 使い方②:ポンピング
- 使い方③:放置
それぞれ詳しく解説していきます。
使い方①:ボトムズル引き
ライトキャロライナリグの最もスタンダードな使い方です。キャストしてボトムまで一度着底させてロッドを動かしながらゆっくりワームを引いてきます。
通常のリグでズル引きをするとラインがワーム付近で動くため、バスから見切られる心配がありますがライトキャロライナリグの場合、ラインが動くのはシンカー部分になるため、ラインを見切られにくいメリットがあります。この特性を活かし、ラインで見切られてしまうようなハイプレッシャーフィールドで使ってみてください!
使い方②:ポンピング
リーダーを短く取ってワームを跳ね上げるように使う方法です。シンカーが着底するまでは素早く動き、着底後にはナチュラルにフォールしてくれるため、バスのリアクション的を狙うことができます。
エビや小魚に見立てたワームを使うと、変則的な動きで逃げ惑う様子を演出してくれます!
使い方③:放置
ライトキャロライナリグは、流れ込みやカバー際などバスが居着いていそうなポイントで放置するのも効果的です。パーツが複数付いているワームを使うと、少しの水流でも繊細に動いてくれるため、常に喰わせの間を作ることができます。
また、ライトキャロライナリグを放置で使いたい場合は、匂い付きのワームを選ぶのが効果的です。
ライトキャロライナリグに最適なワームの選び方
ライトキャロライナリグにはどんなワームが適しているのか気になる方も多いでしょう。ライトキャロライナリグはワームがフリーになった際のナチュラルアクションが重要になります。
以下の3つの項目をもとに最適なワームを選んでみましょう!
- 選び方①:ワームの種類
- 選び方②:ワームの浮力
- 選び方③:ワームのカラー
それぞれ詳しく解説していきます。
選び方①:ワームの種類
![トレーラーワーム](/storage/uploads/wrom-sp.jpg)
ライトキャロライナリグと特に相性がよいワームの種類は以下の5つです。
- 甲殻類系ワーム(クロー系ワームやホッグ系ワーム、シュリンプ系ワーム)
- リアルフィッシュ系ワーム
- シャッドテールワーム
- スティックベイト
フィールドのベイトに合わせてチョイスしてみてください!
選び方②:ワームの浮力
![カエル系ワーム](/storage/uploads/frog-wrom-sp.jpg)
キャロライナリグはフローティングワームではなく、水に沈むワームが使いやすいです。また、高比重ワームのように早く沈むワームの場合、ワーム自体が持つナチュラルアクションが出しにくいため、スローにフォールしてくれるワームを選びましょう!
選び方③:ワームのカラー
![ホバストに最適なワームを無造作に並べたもの](/storage/uploads/hobasuto-wa-mu-sp.jpg)
ワームのカラーは、他のリグ同様にフィールドのベイトや濁りに合わせてチョイスしてみてください。
ライトキャロライナリグにおすすめのワーム15選
ライトキャロにおすすめのワームを種類ごとに紹介します!どんなワームを選べばよいかわからないという方はぜひ参考にしてみてください。
ライトキャロにおすすめのシャッドテールワーム
ライトキャロライナリグに最適なシャッドテールワームを3つ厳選しました。
【ケイテック】スイングインパクト
スイングインパクトは、ナチュラルアクションが特徴のシャッドテールワームです。全身にリブが付いており、周りの水を巻き込んで強い波動を生み出します。
また、イカフレーバーを配合したフォーミュラによって放置していてもバスが口を使ってくれます。サイズ展開は2〜4.5inchまで幅広く、ライトキャロには3.5inchがおすすめです!
【一誠】キャラメルシャッド
強力なウォブリングを発生するテールとハイピッチに揺れるボディが特徴の新感覚のシャッドテールワームです。ボディにはブロック状のリブが無数に配され、複雑な乱水流を発生させることで、スレたバスにも見切られにくくなっています。
ライトキャロライナリグでは、2.6inchと3.5inchをフィールドの状態によって使い分けてみましょう!
【O.S.P】HPシャッドテール
HPシャッドテールは、OSPがリリースしたコンパクトなシャッドテールワームです。小さなサイズのシャッドテールワームに不足しがちなパワフルな振動と水押しをスローからファーストまで、リトリーブスピードを問わず生み出せます。
小バスからデカバスまでフィールドのバスを根こそぎ釣りたいという方はHPシャッドテールのライトキャロがおすすめです!
ライトキャロにおすすめのクロー系ワーム(シュリンプ系ワーム)
ライトキャロライナリグに最適なクロー系ワームやホッグ系ワームを3つ厳選しました。
【ボトムアップ】ブルスホッグ
ライトキャロライナリグにピッタリな3inchというサイズ感が魅力のコンパクトホッグ系ワームです。2つの大きなパドルパーツが水流を受けて左右にブルブルと震えるライブアクションを発生させます。
また、パドルパーツだけでなくレッグやヒゲなどのさまざまなパーツが取り付けられているため、複雑な波動でバスを誘えるのが魅力です!
【OSP】ドライブシュリンプ
フィールド問わず生息する”エビ”をイミテートして作られたワームです。ゆっくりズル引きをすれば弱々しい生命感がある動きを演出できます。一方で、ロッドアクションを加えるとエビが瞬時に逃げ惑うようなキレのある動きを演出します。
細身のボディとなっているため、キャスト時の空気抵抗が少なくライトキャロライナリグで飛距離が出しやすいこともポイントです!
【エバーグリーン】C-4シュリンプ
「シルエットだけでバスが喰う。」がキャッチフレーズの生命感あふれるシュリンプ系ワームです。まるで細長いカエルの足のようなパーツが2本伸びており、ライトキャロライナリグの放置でもゆらゆらと揺らめいてくれます。
C-4シュリンプは動かさずに置いておくだけで釣れるため、流れ込みやカバー際などのバスが溜まっていそうなポイントで放置させてみてください。
ライトキャロにおすすめのスティックベイト
ライトキャロライナリグに最適なスティックベイトを3つ厳選しました。
【レイドジャパン】ファットウィップ3inc
シンプルな太めのストレート形状が魅力のスティックベイトです。3inchボディでありながら5gの自重を持っており、ライトキャロライナリグと組み合わせることでさらに高い飛距離を生み出せます。
また、フォール中に左右に揺れながら落ちる生命感あるローリングフォールは、ライトキャロのポンピングアクションと相性が良く、バスにリアクション的に口を使わせることが可能です!
【ジャッカル】リズムワグ
ライトキャロライナリグだけでなく、テキサスリグやバッグスライドセッティングなどさまざまな使い方に対応できるスティックベイトです。Y字型に分かれたスプリット形状のテールはフォール時に細かい波動を生み出してバスを誘います。
ボディの下半分だけに高比重マテリアルが使用されており、ライトキャロのズル引きやポンピングなどでも安定した姿勢を保ち続けてくれることがポイントです!
【デプス】デスアダー
スティックベイトと言ったら「デスアダー」と言われるほどに人気が高いロングセラーアイテムです。ボリューミーな見た目でありながら、テールによって繊細に誘うこともできるため”寄せ”と”喰わせ”を両立できるのが釣れる秘訣となっています。
サイズ展開は3〜8inchと豊富で、ライトキャロライナリグには、3・4inchのデスアダーを使ってみましょう!
ライトキャロにおすすめのリアルフィッシュ系ワーム
ライトキャロライナリグに最適なリアルフィッシュ系ワームを2つ厳選しました。
【レイドジャパン】リトルスイーパー
弱った小魚を演出するコンパクトなリアルフィッシュ系ワームです。ゆっくりとズル引くとボトムに当たる少しの振動でボディやテールがプルプルと揺れて弱々しくバスを誘います。
バイト直前で見切られてしまうようなタフなバスは、喰わせ能力に全振りしたリトルスイーパーが効果的です!
【一誠】ギルギル
子ギルが2匹繋がったシルエットのワームです。2匹の子ギルがヒラヒラと揺らめき、バスの捕食本能を刺激します。厳寒期のような稚ギルが発生する時期にはライトキャロとギルギルの組み合わせがおすすめです!
ライトキャロにおすすめのカーリーテールワーム
ライトキャロライナリグに最適なカーリーテールワームを2つ厳選しました。
【ジャッカル】リズムグラブ
ズル引きのような少しの水流でもひらひらとカーリーテールを動かしてアピールしてくれます。そのため、ライトキャロを使っていてもっとアピール力が欲しいというタイミングで重宝するワームと言えるでしょう。
【ジャッカル】フリックカーリー
ジャッカルの超人気ワームである「フリックシェイク」の派生モデルとして生まれたフリックカーリーは、沈めて引くだけでデカバスがどんどん寄ってくる高い集魚力が魅力です。
なまめかしい動きによって、ハイプレッシャーフィールドでもオートマチックにバイトを誘えます!
ライトキャロライナリグにおすすめのタックル
ライトキャロライナリグにおすすめのタックルを『ロッド・リール・ライン』の3つに分けて解説していきます。どんなタックルを使うべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
ロッド
![スピニングタックル](/storage/uploads/supiningu-sp.jpeg)
基本的にバーサタイルな6〜7ftのロッドで問題ありません。ただし、ビッグレイクなどで遠投したいという方は、7ft以上のロッドを使うのがおすすめです!
リール
![ツインパワー](/storage/uploads/tuinnpawa--sp.jpeg)
ライトキャロライナリグの場合、リールはどんなモデルでも問題ありません。ただし、遠投重視でライトキャロライナリグを使いたい方は、ハイギアの方が巻きアワセがしやすく、バレの心配が少ないと言えるでしょう。
ライン
![ライン](/storage/uploads/rainn-sp.jpeg)
基本的にはシンカーのウエイトに合わせてフロロカーボン5〜16lbを使い分けてみましょう。ただし、より飛距離を出したい状況では、PEラインにフロロカーボンのリーダーを使うのもおすすめです!
ライトキャロライナリグはオートマチックにバスを誘う!
![スモールマウスバス](/storage/uploads/sumo-ru-sp.jpeg)
今回は、ライトキャロライナリグについて使い方や作り方、おすすめワームを紹介してきました。ライトキャロライナリグはスレバスやクリアレイクでもバスに口を使わせやすい魅力的なリグです。
ぜひ今回の記事をもとにオートマチックにバスを誘ってみてください!
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