高比重PEラインのおすすめ5選!メリット・デメリットや選び方まで解説
作成:2025.02.23更新:2025.02.25

目次
PEラインは、同じ太さでもフロロカーボンやナイロンに比べて圧倒的な引張強度を誇るためたくさんの魚種に使われてきました。
しかし、PEラインは水に浮いてしまう性質があり、強い風や流れの中では使いにくいとも言えます。
そこで誕生したのが高比重PEラインです。今回はそんな高比重PEラインについて使うメリットデメリットや選び方、おすすめ製品まで詳しく解説します。
高比重PEラインとは?

高比重PEラインはその名の通り比重が高いPEラインのことを指します。つまりPEラインなのに水に沈むというわけですね。
高比重PEラインを使うメリット・デメリット
高比重PEラインを使うメリットデメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう。
高比重PEラインのメリット

高比重PEライン最大の魅力は水に沈んでくれる点です。ラインが水に沈むことでボトムでワームやルアーを動かしやすくなります。
また、強風や強い流れの中でもラインが流されにくく、ラインのコントロールがしやすいこともポイントと言えるでしょう。
高比重PEラインのデメリット

水に沈むことで水面直下を狙う様な釣りには不向きとなります。そのため、トップやシャローをメインにPEラインの導入を考えている方は従来のPEラインを選びましょう!
高比重PEラインの選び方

高比重PEラインは以下4つの項目から最適な製品を選びましょう!
- カラーで選ぶ
- 長さで選ぶ
- 編み数で選ぶ
- 比重で選ぶ
それぞれ詳しく解説していきます。
高比重PEラインのカラーで選ぶ
通常のPEライン同様にカラーセレクトも重要です。ピンクや蛍光イエローなどの派手なカラーの場合、ラインが見やすく急な魚のアタリなどを捉えやすくなります。また、ナイトゲームなどではラインが見やすい蛍光色を選ぶのがおすすめです。
一方で、ハイプレッシャーフィールドなどでは、水中とラインが馴染むようなブラウン系のカラーを選ぶのがよいでしょう。
高比重PEラインの長さで選ぶ
どんな釣りをするのかによって長さを選んでみてください。そこまで遠投を考えていないのであれば100m前後で問題ありません。しかし、より遠投を考えている場合は、少し余裕を持って150mほどのラインナップを選ぶのがおすすめです!
高比重PEラインの編み数で選ぶ
PEラインは、4本編みや8本編みなど編み数がラインナップされていることが多いです。それぞれの特徴を以下で解説します。
4本編みPEラインの特徴
4本編みのPEラインはコストパフォーマンスに優れています。また、一本一本が太く作られているため、摩擦に強く耐久性が高いこともポイントです。
8本編みPEラインの特徴
8本編みのPEラインは原糸の本数が増えることで直線強度が高くなります。また、表面がより滑らかになるため飛距離が出しやすくなるということも特徴と言えるでしょう。
高比重PEラインの比重で選ぶ
高比重PEラインと言っても比重によってシンキングスピードが異なります。比重が高くなればなるほど早く沈むため1〜1.2を基準に選んでみてください。
高比重PEラインのおすすめ5選

高比重PEラインのおすすめを5つ厳選しました!どんな製品を選べばよいかわからないという方はぜひ参考にしてみてください。
【シマノ】ピットブルG5
ピットブルは、比重が1.35に設定された高比重PEラインです。PE鞘構造に「高比重フッ素繊維」を組み合わせた5本構造でガイドとの摩擦を軽減してくれているため、飛距離を出しやすいラインと言えるでしょう。
また、安心のシマノ製でありながら、1,000円前後で買えてしまうコストパフォーマンスの高さも魅力です。
【よつあみ】G-soul オードラゴンWX4F1
比重を1.4に設定した高比重PEラインです。特殊マイクロフッ素繊維をコアに超高強度PEをWX工法で高密度に組み上げることにより、結束強度・耐磨耗性・耐切創性を大きく向上させています。
【ティクト】ライム
ライトリグゲームに最適な高比重PEラインです。カラーはライムグリーンになっているため、ナイトゲームでも視認性が高く、ショートバイトなどの細かいアタリを取りたい時にもおすすめと言えるでしょう。
【ダイワ】UVF PEデュラヘビーX8+1+Si2
耐摩耗性・耐久性に優れた高密度「マッスルPE」の高比重モデルです。ダイワ独自の特殊シリコン加工を表面に施すことで耐摩耗性やラインの滑り、耐久性をアップさせています。
【サンライン】オールマイト
中心を高比重繊維にすることで比重を1.48に設定しています。沈みが早く、ディープエリアやラインを早く沈めたい状況におすすめと言えるでしょう。
高比重PEラインのおすすめ|まとめ

今回は高比重PEラインについて選び方やおすすめ製品を紹介しました。高比重PEラインは、従来のPEラインの弱点であるボトムでの操作や強風・激流での釣りをより快適にしてくれることがポイントです。
今回紹介した以下4つの項目をもとに最適な製品を選んでみてください!
- カラーで選ぶ
- 長さで選ぶ
- 編み数で選ぶ
- 比重で選ぶ