【バス釣り】グラブワームのおすすめ15選|使い方や選び方も解説!
作成:2024.10.29更新:2024.10.29

目次
バス釣りの王道ワームとも言えるのが「グラブワーム」です。シンプルな形状でありながら喰わせ能力が高く、釣れない時の切り札にしているアングラーも少なくありません。
今回は、そんなグラブワームのおすすめを厳選してご紹介します。また、グラブワームの選び方や使い方も合わせて紹介するので「どんなグラブワームを選べばよいかわからない…」という方もぜひ今回の記事をご覧ください。
グラブワームとは?

グラブワームは、ボリュームのあるボディが特徴のイモムシ形状ワームです。ほかのワームと比べてパーツが少なく、シンプルな構造になっています。
そのため主にボトムやカバーなどの障害物エリアで使われることが多く、高いスナッグレス性も魅力と言えるでしょう。また、グラブワームの中には、「テールが付いていないモデル」や「スカートが付いたモデル」も存在します。状況やバスの活性に合わせて最適なモデルをチョイスしてください。
グラブワームを使うメリット/デメリット
グラブワームを使うメリットとデメリットを紹介します。グラブワームの特性をおさえておきましょう。
グラブワームのメリット
グラブワームを使うメリットは大きく分けて以下の3つです。
- ①:飛距離を出しやすい
- ②:カバーへのすり抜け力が高い
- ③:プレッシャーが高いフィールドでも喰わせられる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①:飛距離を出しやすい

グラブワームは、他のワームと比べてパーツが少なく、キャスト時の空気抵抗を抑えられます。そのため、ロングディスタンス能力が高く、遠投にも向いています。
「ビッグレイクでとにかく飛ばしたい!」「対岸のカバーを攻略したい」という時には、飛距離を出しやすいグラブワームがおすすめです。また、グラブワームは、丸みを帯びたボディ形状のため、スキッピングでカバーの奥にタイトに落としたいという時にも効果的と言えるでしょう。
②:カバーへのすり抜け力が高い

パーツが少ないことによるメリットは、キャストアビリティだけではありません。パーツが少ないことで複雑なカバーの中に入れやすいことも大きなメリットです。
「複雑なカバーエリアをストレスなく攻めたい…」という時には、すり抜け力が高いグラブワームが最適と言えるでしょう。
③:プレッシャーが高いフィールドでも喰わせられる

「従来のフィネスでは喰わないようなバスが、グラブワームの放置で口を使った!」というシーンは少なくありません。グラブワームのズル引きは、バスからラインを見られにくく、賢いバスに対しても有効的にアプローチできます。
グラブワームと聞くと、「初心者がただ巻きで使うワーム」と思われがちですが、テクニカルにバスを狙うことにも長けています。
グラブワームのデメリット

グラブワームは、アピール力がそこまで高くないことがデメリットとして挙げられます。そのため、フィールド全体をサーチするというよりも、ある程度バスの居場所に狙いを絞ってアプローチするのがよいでしょう!
2つのグラブテールが付いた「ツインテール」を使うことでバスに対するアピール力をあげられます。
【バス釣り】グラブワームのおすすめ15選

バス釣りで特に実績が高いグラブワームを厳選して紹介します。どんなフィールド・状況でおすすめなのかも解説していくので、使いどころに合わせてチョイスしてみましょう!
【ゲーリーヤマモト】ヤマタヌキ
ゲーリーヤマモトのヤマタヌキは、イモムシ形状のボディ形状に太めの尻尾がついたグラブワームです。全長は2.5inchとコンパクトではありますが、高比重かつ丸みを帯びた形状のため、飛距離が出しやすくなっています。
使い方はノーシンカーリグやテキサスリグ、フリーリグにおすすめで、複雑なカバーの中でもスルッとすり抜けやすい構造となっています。
【ゲーリーヤマモト】イモグラブ
イモグラブは、グラブ系ワームのパイオニア的存在で、これまでたくさんのフィールドで釣果をあげています。イモムシ型のシンプルなボディではありますが、フォール中にゆらゆら揺れながら着底してくれるためフォール中のバイトも狙いやすいです。
シンプルだからこそ下手にアクションをせず、ズル引きやフリーフォールで喰わせられます。おすすめのセッティングはノーシンカーリグです。
【ゲーリーヤマモト】グラブ
グラブは、イモムシにテールがついたグラブワーム界の王道です。場所を問わずバス釣り初心者からベテランアングラーまで、幅広いアングラーに愛用されています。
クルクルと回転しながら誘うグラブテールによってバスを引き付け、食い気のないバスに対してもスイッチを入れることができます。グラブにおすすめのリグは、テキサスリグやジグヘッドリグでのただ巻きやカバー撃ちです。巻いてもよし!撃ってもよし!の汎用性の高さが魅力と言えるでしょう。
【ゲーリーヤマモト】ダブルテールグラブ
イモグラブに2つのテールを付けたグラブワームです。シングルテールよりもアピール力が上がり、より遠くからバスを惹きつけることができます。シングルテールでは、アピール力が足らない濁りの強いフィールドや流れの強いポイントにおすすめです。
また、水面でダブルテールグラブを引くことで、バスベイトのようにポップ音や波動でバスを誘うこともできます。
【ゲーリーヤマモト】フラグラブツインテール
グラブのヘッド部分にフラスカートを付けたグラブワームです。スカートを付けることでボリューム感が増し、アピール力が高まるだけでなくよりスローにワームをリトリーブできます。
また、オフセットセッティングにすることで、ラバージグのようにカバーやストラクチャー周りを攻略できるようになります。
【ジークラック】イモリッパー
塩をふんだんに使ったマテリアルを使用することで、ロングディスタンス能力が高いグラブワームとなっています。お尻を膨らませた形状にすることで、バックスライドさせやすく、カバーの奥底にワームを届けたい時にも有効です。
また、ノーシンカーのフリーフォールではボディをゆらゆら揺らしながら着底してくれます。
【ジークラック】イモリッパースリム
イモリッパーのボディを細身にしたのがイモリッパースリムです。オリジナルのイモリッパーでは、入らなかったカバーにもスルスルと入り、特徴的なフォールとテールアクションでバスのバイトを誘えます。
【デプス】デスアダーグラブ
デプスの超人気ワームであるデスアダーにグラブテールを装着したワームです。ワイドな波動を生み出す肉厚のテールによってハイプレッシャーフィールドやクリアレイクのバスでも躊躇なく口を使ってくれます。
ノーシンカーやジグヘッドリグなどの単体での使用もよいですが、ラバージグと組み合わせたスイミングやカバー撃ちにもうってつけと言えるでしょう。
【デプス】デスアダーグラブツインテール
肉厚のテールを二つ付けたアピール力が高いグラブワームです。強烈な波動と水押しによって、バズベイトやスピナーベイトに匹敵するアピール力を持っています。
厳寒期のリフト&フォールや夏のトップウォーターゲームなどシーズン問わずつかっていけるのがデスアダーグラブツインテールの魅力と言えるでしょう。
【ジャッカル】スリムグラブ
スリムグラブは、テールの太さや長さを徹底検証し、ノーシンカーリグでも十分な飛距離とアクションの安定性を追求しています。また、早巻きや表層巻きでもボディがバランスを崩したり、回転したりといったエラーがなく、安定したアクションを持続してくれることもポイントです。
値段は500円とお手頃なので、これからバス釣りに挑戦したい方も買いやすくなっています。
【ティムコ】ロケットバグ
ロケット形状のグラブワームでキャストアビリティが高く、遠投やスキッピングも自由自在です。基本的にはオフセットセッティングのノーシンカーリグで沈めからのズル引きが効果的になってきます。
また、ズル引き中にトゥイッチを入れることで不規則にダートし、喰わせの間を作ってくれることもポイントです。
【デプス】カバースキャット
対カバー用に作られたイモ型のグラブワームです。小振りなサイズながらもソルト含有量40%という超高比重マテリアルを使用しているため、痒い所に手が届く遠投向きルアーとなっています。
使い方は、キャストしてズル引くだけなので初心者でも使いやすく、なおかつ釣れるというまさにオートマチックなワームです。
サイズ展開は2.5〜4inchまで幅広く、池の規模やアピール力によって最適なサイズをチョイスしましょう!
【ノリーズ】フリップドム
フリップドムはタフコンディション下のバスをバイトに持ち込めるグラブワームです。フォール中は、左右に揺れながらナチュラルにバスを誘います。
また、ワーム単体で14gものウエイトがあるため、おかっぱりでも遠投しやすく、MHクラスのベイトロッドで簡単に操作できることもポイントです。「バスはいるのに反応が悪い…」「食い気がない…」という状況ではフリップドムを使ってみましょう!
【ZBC】ファットアルバートグラブ
ゲーリーヤマモトのグラブと同じ形状をしたグラブワームです。低比重の耐久性が高い素材を使用することでワームが裂けにくく、針持が非常によくなります。
しかし、低比重が故にノーシンカーでは使いづらいため、テキサスリグやジカリグ、ジグトレーラーでの使用がおすすめです。ワーム代を節約したい方やこれからバス釣りを始める方は、コストパフォーマンスが良いファットアルバートグラブを使ってみましょう!
【ケイテック】リトルスパイダー
リトルスパイダーは、ダブルテールのヘッドに透明なスカートが付いたグラブワームです。水流を受けると、グラブテールとスカートがピリピリと動きバスを誘います。
ジグヘッドリグやダウンショットリグと組み合わせることで、スモラバのようなフィネスチックなアクションを演出できるのがリトルスパイダーの魅力です!
グラブワームに最適なリグ・使い方
グラブワームに最適なリグを4つ紹介します。
- ①:ジグヘッドリグ
- ②:ノーシンカーリグ
- ③:テキサスリグ
- ④:フリーリグ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①:ジグヘッドリグ

ジグヘッドリグは、グラブワームの最もスタンダードな使い方です。グラブワームを巻きたいレンジまで沈めて、ただ巻きで誘います。フックがむき出しのため、障害物にスタックしやすいため、カバーエリアよりもオープンエリアで使用するのがおすすめです。
また、根掛かりを回避するために、ワイヤーガード付きのジグヘッドリグを使うのもよいでしょう!
②:ノーシンカーリグ

高比重のグラブワームは、シンカーを付けないノーシンカーリグでも使いやすいワームです。フォール時は、ラインをたるませてフリーにフォールさせてあげることで、ワーム本来のナチュラルなアクションを誘発できます。
ボトムを探りたい時には、ノーシンカーリグでグラブワームをズル引きしてみましょう!
③:テキサスリグ

グラブワームのテキサスリグは、複雑なカバーを攻略したい時におすすめのリグです。パーツが多いクロー系ワームやホッグ系ワームでは入らないようなヘビーカバーにもスルッと入ってくれます。
④:フリーリグ

フリーリグは、シンカーを固定せずにあえてフリーに動けるようにセッティングします。このセッティングによってシンカーが先に着底し、その後にワームがノーシンカー状態で着底するため、ワームのフォールスピードに緩急を付けることができます。
グラブワームでボトムをリアクション的に誘いたい時にはフリーリグがおすすめです!
バス釣りにおすすめのグラブワーム|まとめ

今回は、バス釣りの王道ワームとも言える「グラブワーム」について選び方や使い方、おすすめ製品を解説してきました。グラブワームと聞くとゲーリーヤマモトのグラブを思い浮かべた方も多いのではないでしょうか?
しかし、近年ではゲーリーグラブ以外にも様々な特徴を持ったグラブワームが存在しています。カバーを攻めやすい製品やハイプレッシャーフィールドにおすすめの製品など個性豊かなグラブワームが揃っています。ぜひ自分にマッチしたグラブワームを選んでみてください。
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