【バス釣り】クランクベイトのおすすめ20選!選び方や最適なロッド・リールについても徹底解説
作成:2024.11.24更新:2024.11.24
クランクベイトは、バス釣りの中でも特に人気の高いルアージャンルの1つです。丸みを帯びたボディによってロングディスタンス能力が高く、遠投もしやすくなります。
また、パワフルなウォブリングアクションによって障害物周りの回避性能が高く、遠くからバスを引き寄せられることもクランクベイトの魅力と言えるでしょう。そんなクランクベイトは、各メーカーからさまざまな特徴を持ったモデルがリリースされています。そのため「一体どのクランクベイトがおすすめなの?」「どのように選べばよいの?」などクランクベイト選びに悩む方も多いでしょう!
今回はそんな方のために実績の高いおすすめクランクベイトを厳選してご紹介します。
クランクベイトとは?
クランクベイトは、丸みを帯びたデザインが特徴のリップ付きルアーです。空気抵抗を受けにくいボディ形状になるためキャストアビリティが高く、逆風でも快適に巻きものが楽しめます。
また、クランクベイトはリップによって障害物を躱しやすく、回避性能に長けているため根掛かりが多いエリアを巻きものでスピーディーに攻めたい時にもおすすめです!
クランクベイトの選び方
クランクベイトは、各メーカーからさまざまな製品がリリースされており、一体何を基準に選べばよいかわからないという方も少なくないでしょう。
そこで今回はクランクベイトの最適な選び方について5つの視点で紹介します。
- 選び方①:カラー
- 選び方②:リップ形状
- 選び方③:浮力
- 選び方④:潜行深度
- 選び方⑤:形状
それぞれ詳しく解説していきます。
選び方①:カラー
まずは、クランクベイトのカラー選びです。カラーに関してはフィールドの濁りによって変化させるのがよいでしょう。濁りの激しいフィールドでは、ライムチャートやブラック、ピンクなどの目立ちやすいカラーを選択するのがおすすめです。
一方で、クリアレイクでは透け感のあるカラーやリアルベイト系カラーをチョイスすると見切られにくくなります。
選び方②:リップ形状
クランクベイトのリップは、「スクエアリップ・ラウンドリップ・コフィンリップ」の3つが用意されています。それぞれ特徴をおさえておきましょう。
スクエアリップ
四角形型のリップをスクエアリップと呼びます。スクエアリップはリップに水の抵抗を受けやすくワイドなウォブリングアクションが魅力です。
また、リップによって障害物を躱しやすく、回避性能が高くなります。
ラウンドリップ
丸みを帯びた形状のリップをラウンドリップと呼びます。水の抵抗を受けにくいため、タイトなハイピッチアクションになりやすいことが特徴です。
また、ボトムにコンタクトしても障害物を弾かず、這うようにトレースできることが魅力と言えるでしょう。
コフィンリップ
コフィンリップは台形型のリップで、特徴としてはスクエアリップとラウンドリップの中間的な存在になります。
選び方③:浮力
クランクベイトは、基本的に浮力が高いフローティングモデルが一般的と言えるでしょう。浮力によって障害物にコンタクトしても浮いて躱すことができるため回避性能が高くなります。
一方で、シンキングタイプのクランクベイトも存在します。シンキングクランクベイトは足場が高い場所でも泳がせやすく、引きたいレンジを調整できることが魅力と言えるでしょう。
選び方④:潜行深度
クランクベイトによってどのくらい潜るかが変わってきます。クランクベイトでどのレンジを攻めたいのかも考えて選ぶのが良いでしょう。
選び方⑤:形状
クランクベイトのボディは、ラウンドタイプとフラットサイドタイプの2種類が存在します。それぞれの特徴を知っておきましょう!
ラウンドタイプ
ボディが丸みを帯びており、浮力が高くなります。また、回避性能が高いことも特徴です!
フラットサイドタイプ
サイドがフラットになることで水押しやフラッシングが強くなり、アピール力が高まります。ボトムにコンタクトしてヒラを打たせるような使い方にはフラッドサイドクランクベイトがおすすめです。
クランクベイトのおすすめ20選!
クランクベイトの具体的なおすすめ製品を厳選してご紹介します。「実績の高いおすすめのクランクベイトを知りたい!」「クランクベイト選びに失敗したくない!」という方はぜひチェックしてみましょう。
【レイドジャパン】レベルクランク
おかっぱり専用の製品を作り出すレイドジャパンがリリースしたクランクベイトです。野池や河川でも使いやすいサイズ感でありながら、飛距離も出しやすくロングディスタンス能力に長けています。
また、数少ないシンキングクランクベイトとなるため沈めて使うことでオールレンジ攻めやすいクランクベイトと言えるでしょう。スタンダードに使いやすいクランクベイトが欲しい方はレベルクランクを強くおすすめします!
【レイドジャパン】レベルクランクミッド
急潜行する一般的なミッドレンジクランクとは異なり、ボトムを優しくなめるようコンタクトし、障害物をタイトにかわしながら魚を誘います。リップは非常に大きいですが、角度の浅い潜行になるため巻き抵抗が軽く、スピーディーにテンポよくリサーチできることも特徴と言えるでしょう。
また、ハイフロートに設定されているため、ボトムに突き刺さっても浮力で根掛かりを回避してくれます。1.5〜2mのレンジ攻略におすすめのクランクベイトです!
【レイドジャパン】レベルクランクピング
スピニングタックルで扱いやすい小粒のクランクベイトです。クランクベイトでありながらハイピッチにスイミングするため、通常のクランクベイトでは見切られてしまうようなタフな状況下でも効果的になります。
シャッドプラグの繊細さとクランクベイトのパワーを併せ持ち「シャッドプラグでは弱いが通常のクランクベイトでは強すぎる」シーンで特に活躍する小粒クランクベイトです!
【エバーグリーン】コンバットクランク120
コンバットクランクは、エバーグリーンの大人気シリーズで、これまで10個以上のラインナップが用意されています。そんなコンバットクランクの特徴はパワフルな波動です。ビッグバスを威嚇するかのように強烈なワイドウォブンロールアクションをすることで小ぶりでありながら強くバスにアプローチしてくれます。
また、コンバットクランクは、ファストリトリーブでも動きが破綻することなく泳ぎ続けてくれるため、バスに見切られる前に口を使わせるリアクション的な使い方にも長けています。
【エバーグリーン】ワイルドハンチ
アメリカのバストーナメントでも活躍する清水盛三プロが「太いラインでも、高速リトリーブでも、とにかくしっかり泳ぐこと。」をコンセプトに作り上げたクランクベイトです。
パワフルなウォブリングアクションというよりもナチュラルにゆらゆら泳ぐアクションが特徴で、他のクランクベイトにはない特有の動きがバスを引っ張り出す秘訣となっています。また、巻き抵抗もそこまで強くないためテンポよく投げ続けられるクランクベイトと言えるでしょう。
【エバーグリーン】クラッチヒッター
トップウォーターには出きらないけど水面を意識しているようなバスに対して水面直下を引いてアプローチできるクランクベイトとなっています。アクションはハイピッチなワイドウォブンロールアクションに設定されているため、広範囲を効率よくスピーディーにサーチしたい状況にもおすすめです!
水面直下を引けるようなシャロークランクベイトが欲しい方はクラッチヒッターを試してみましょう!
【O.S.P】バジンクランク
引き波を立てながら水面を引ける『トップウォータークランク』です。激しい波動を出しながら泳ぐことでバスを寄せて喰わせられる高いアピール力を持っています。また、50mmクラスの小粒クランクベイトではありますが、ロングディスタンス能力にも優れているため、小規模野池〜ビッグレイクまで幅広いフィールドにおすすめです!
【ダイワ】ピーナッツ2
ピーナッツは、初心者からベテランアングラーまで幅広いアングラーから支持を集めるコストパフォーマンス最強のクランクベイトです。「よく飛び・よく泳ぎ・よく釣れる」の三拍子揃ったクランクベイトでラインナップも豊富に容易されています。
これからバス釣りを始めたいというバス釣り初心者にも使いやすいルアーです!
【ダイワ】TDハイパークランク
スローリトリーブでもしっかりとワイドなウォブリングアクションを生み出せるパワフルなクランクベイトです。チタン素材のリップを採用し、鈍いフラッシングと波動によってバスを惹きつけます。
パワフルなクランクベイトではありますが、クリアレイクやハイプレッシャーフィールドでも効果的なことがハイパークランクの魅力です。
【ボトムアップ】リズィー
クランクベイトとシャッドプラグを掛け合わせた柔らかいアクションが特徴のルアーです。クランクベイトではアクションが強すぎるようなハイプレッシャーフィールドでも柔らかいウォブリングとロールによるフラッシングで思わず口を使わせてしまう喰わせ能力を発揮します。
喰わせ能力が高いクランクベイトが欲しいという方はリズィーがおすすめです!
【デプス】キックバッカー
従来のクランクベイトは、障害物にコンタクトさせることで、バランスを崩した平打ちを演出していましたが、キックバッカーはただ巻きでもヒラを打つ奇怪なアクションを演出してくれます。そのため、ただ巻いているだけなのにオートマチックにリアクションバイトを誘発できることがポイントです。
また、優れたボトム感知能力と高い障害物回避能力を持つ特殊形状のリップによって障害物周りでもスタックすることなく、快適にリトリーブすることができます。
【デプス】イヴォーク
イヴォークは対ヘビーカバー用として作られたクランクベイトです。カバーにコンタクトしてもバランスを崩すことなく、直進してくれるためテンポよくカバーをトレースできます。
アクションはハイピッチに設定されており、強すぎず弱すぎない絶妙なアクションに調整されています。カバー際で効率よく巻きものを展開したいという時にはイヴォークがおすすめです!
【デプス】カスカベル
対デカバス用のクランクベイトとして開発されたカスカベルは、強引なファイトにも対応できるビッグサイズフックを搭載しながらスローリトリーブでもしっかりワイドウォブルロールを生み出してくれます。
また、高浮力に調整されていることで障害物を浮かして躱しながらトレースしやすいこともポイントです。琵琶湖のようなビッグレイクで活躍してくれるクランクベイトと言えるでしょう。
【メガバス】グリフォン
クランクベイト好きのアングラーであれば誰でも知っているほどに実績の高いロングセラーアイテムです。小粒でありながらパワフルに動き、障害物に接触すると特徴的な「ピンボールアクション」を演出してくれます。
巻いても当ててもバイトの間を与えられるのがグリフォンの魅力です!
【ジャッカル】アスカ
さまざまなヒットルアーを手がけた加藤プロがリリースしたスクエアリップタイプのクランクベイトです。障害物にコンタクトしてもヒラを打つことなく直進してくれるため真っ直ぐトレースさせやすくなっています。
また、スローリトリーブから早巻きまであらゆるリトリーブスピードに対応してくれるのもアスカの魅力と言えるでしょう!
【ジャッカル】チャブル
クランクベイトとミノーを掛け合わせてそれぞれの良い部分を抽出したルアーになります。スクエアリップを搭載することで、入り組んだカバーやストラクチャーでも高い回避性能を発揮し、従来のミノーでは攻められなかったようなカバーゲームを楽しめます。
クランクベイトのようにただ巻きで障害物を探ることもできる上に、ミノーのようにジャークやトゥイッチでも誘える一石二鳥のクランクベイトです!
【ジャッカル】マッシュボブ
使い勝手の良いサイズ感でショアラインのストラクチャーをテンポよく探っていけるクランクベイトです。小型ではありますが重心移動システムを採用し、キャスト時に飛行が安定するため遠投しやすくなっています。
また、リトリーブ時には低重心化することで安定したスイミングとキレのあるアクションを持続してくれることが特徴です!
【一誠】G.C.クランク
超ハイピッチなワイドアクションが特徴の小型クランクベイトです。潜行深度は1.5mに設定されていますが、ロッドポジションを変化させることで水面直下〜1.5mラインまで幅広く攻められます。
【シマノ】バンタム マクベス シャロー
ぷっくり太った小魚のような形状をしたシャロークランクベイトです。30cm未満のシャローエリアやシャローカバーを攻略するために作られたクランクベイトになっており、扇状の特殊リップによって従来のクランクベイトでは攻められないシャローエリアを安定して攻められます。
【ボーマー】モデルA
アメリカンなデザインが特徴のクランクベイトですが、その見た目とは裏腹に日本でも高い釣果を上げ続けています。モデルA独特のハート形のリップはゴロタやリップラップなどのハードボトムにコンタクトさせながら使うのがおすすめです。
モデルAには02〜08Aと狙う水深に合わせたラインナップが用意されているため、フィールドに合わせてチョイスしてみましょう!
クランクベイトに最適なおすすめのロッド・リール
クランクベイトにはどんなロッドやリールを使うべきなのか悩む方もいるのではないでしょうか?今回はクランクベイトにおすすめのロッドとリールについても紹介していきます
クランクベイトにおすすめのロッド
クランクベイトを扱うのであれば、ロッド全体が曲がり込むようなレギュラーテーパーのロッドがおすすめです。あまり先調子のロッドを使ってしまうとバスのバイトを弾きやすくバレの原因になります。
また、本格的にクランキングを楽しみたいのであればより巻きもののルアーに適したグラスロッドや低弾性カーボンのロッドを選んでみるのがおすすめです!
クランクベイトにおすすめのリール
クランクベイトには、ローギヤやノーマルギアのベイトリールをおすすめします。クランクベイトは巻き抵抗が強いため、あまりギア比が高すぎると疲労が溜まりやすかったり、一定速度で巻けなかったりなどのデメリットが発生します。
【バス釣り】クランクベイトのおすすめ|まとめ
今回はバス釣りの王道プラグであるクランクベイトについて選び方やおすすめ製品を紹介しました。クランクベイトは、バス釣りの中でも非常に人気の高いジャンルで各メーカーからさまざまな特徴を持ったモデルがリリースされているため、どれを選べばよいか悩む方も多いですよね。
そんな方は今回紹介したクランクベイトの選び方を参考に最適なモデルを選んでみてください!
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