【バス釣り】コスパ最強のベイトリール15選!初心者におすすめの安いベイトリールはこれ!
作成:2025.01.13更新:2025.01.13

目次
バス釣りビギナーの方が次のステップとしてベイトタックルを使ってみたい!と思うのは必然と言えるでしょう。ベイトリールであれば大きなルアーを扱いやすく、カバー際でのファイトも安心して行えます。
また、手返しの面でもベイトリールの方が圧倒的に有利と言えるでしょう。しかし、最初に使うベイトリールはコスパに優れた安いモデルが欲しいという方もいますよね。
そこで今回は初心者に使ってほしいコスパ最強のベイトリールを厳選してご紹介します。2つの値段帯に分けて紹介するので自分のお財布事情と合わせて考えましょう!
ベイトリールを使うメリットは?
まずは、バス釣りでベイトリールを利用するメリットについて解説します。メリットを理解したうえで、本当にベイトリールを購入するべきかを考えてみましょう!
ベイトリールを使うメリットは大きく分けて以下の4つです。
- ①:手返しの良さ
- ②:カバーやストラクチャーへの対応力
- ③:重い・大きなルアーを扱いやすい
- ④:ピンスポットにキャストしやすい
それぞれ詳しく解説していきます。
①:手返しの良さ

ベイトリールは、クラッチを切るだけですぐにキャストモーションに移ることができます。そのため、スピニングリールよりも手返しよくルアーを投げ続けられるのです。
『手返しが良い=少しでもバスの前にルアーを届けられる確率が上がる』と考えると大きなメリットと言えるでしょう。
②:カバーやストラクチャーへの対応力

ベイトリールは、太いラインを大量に巻くことが可能です。そのため、カバーやゴロタなどの障害物エリアでもラインが切られることなく、ファイトできます。
岩場やウィードエリアなどでは、バスに主導権を握らせると簡単にラインブレイクしてしまう場所ではベイトリールのメリットを最大限享受できます。
③:重い・大きなルアーを扱いやすい

ベイトリールはスピニングリールと比べて重い・大きなルアーを扱いやすいこともメリットです。スピニングリールの場合、重いルアーであればあるほど、キャスティング時にラインをおさえる指に負担がかかります。
しかし、ベイトリールであればクラッチを切るだけで簡単にキャストができるため、重量級のルアーを投げやすいのです!
④:ピンスポットにキャストしやすい

ベイトリールは、サミングによってルアーの着地点を微調整することができます。そのため、ピンスポットにキャストしやすいと言えるでしょう。
【初心者必見】バス釣り用ベイトリールの選び方
バス釣り用のベイトリールを選ぶ際には、安さ・コスパも重要ですが、それ以外にも以下の4項目を確認しながら選びましょう!
- 選び方①:ギア比
- 選び方②:糸巻量
- 選び方③:ブレーキ性能
- 選び方④:右巻き・左巻き
それぞれ詳しく解説していきます。
選び方①:ギア比

ギア比とは、ベイトリール一回転における糸巻量を指します。ギア比が高くなればなるほど一度に巻けるラインの量が増えるというわけです。
バス釣りではどんな釣りをするのかによってギア比を変えるのがセオリーですが、ビギナーの方は、すべての釣りに対応しやすいハイギア(HG)のベイトリールを選んでみるのが良いでしょう。
選び方②:糸巻量

糸巻量もギア比同様にどのようなルアーを使うか?によって大きく異なります。そのため、バス釣りで利用するラインの太さに合わせて糸巻量を決めてみましょう。
ベイトリールを初めて使う方は12〜14LBを巻くことが多いため、12〜14LBが100mほど巻けるベイトリールを選ぶのがおすすめです!
選び方③:ブレーキ性能

ブレーキ性能は、バックラッシュに直結する非常に重要な部分です。そのため初心者はできるだけブレーキ性能が高いベイトリールを選ぶのが良いでしょう。
ブレーキ性能が高いベイトリールは、シマノのDCブレーキやダイワのSVスプールなどが挙げられます。
選び方④:右巻き・左巻き

ベイトリールは、右巻き・左巻きが固定されています。一般的には右利きには右巻き・左利きには左巻きをおすすめします。
▼右巻き・左巻きのメリットデメリットを知りたい方は以下の記事もご覧ください。
コスパ最強のベイトリールを値段帯別で紹介
これからベイトタックルに挑戦したいという方に向けてコスパ最強のベイトリールを紹介していきます。今回は価格帯に分けて解説するので、お財布と相談しつつどのモデルを購入するかを決めてみましょう!
5,000~10,000円のコスパ最強ベイトリール

5,000〜10,000円以内でベイトリールを選びたい方は以下の5つがおすすめです!
【シマノ】バスライズ
バスライズは、シマノがリリースしたベイトリールの中で最も安いモデルになります。エントリーモデルに位置付けられていますが、基本性能はしっかり作り込まれており、初心者でも扱いやすいのがポイントです。
また、サイドプレートにワンクリックで調整できる外部ブレーキが搭載されているため、いつでも簡単にブレーキの調整ができます。実売価格は5,000円ほどと最強クラスのコスパを誇っています!
【シマノ】バスワンXT
バスライズよりもワンランク上の使い心地を求めるのであれば、3,000円ほど高いバスワンXTがおすすめです。ブレーキはシマノ独自の遠心ブレーキを搭載し、細かい調整によって気持ちの良いキャストフィーリングが味わえます。
ギア比はハイギア(7.2:1)、糸巻量は、14lb-110mとバーサタイルに使えるスペックとなっています!使い心地も求めた上でコスパ最強リールを選びたい方はバスワンXTがおすすめです。
【ダイワ】バスX
ダイワがリリースするコスパ最強のエントリーモデルです。年々リニューアルを続けており、高級感のあるデザインと安心の基本性能が魅力となっています。
糸巻量は14lb-110m、スプール径は32mmに設定されており、軽量ルアーの対応力も抜群です!また、ブレーキは、マグネットブレーキを搭載し、ワンクリックで細かい調整が可能になっています。
【ダイワ】PR100
5,000円ほどで買えるコスパ最強のエントリーモデルです。低価格でありながら、リール重量は190gと非常に軽量で長時間釣りをしても疲れにくくなっています。
また、立ち上がりの良い32mmのアルミスプールが搭載されているため、重量級~軽量級のルアーをバーサタイルに扱うことが可能です!ライン付きのモデルもリリースされているため、購入してすぐに釣りに行けるのもメリットと言えるでしょう。
【アブガルシア】ブラックマックス4
ブラックマックス4は、7,000円ほどで購入できるアブガルシア のコスパ最強リールです。ボディ形状が非常にコンパクトで、小さなお子さんや女性でもしっかり握り込みやすくなっています。
また、ブレーキはマグネット式で外部に取り付けられているため、ワンクリックで調整しやすくなっています。大きすぎないコンパクトなベイトリールが欲しい方は、ブラックマックス4を選んでみてください。
10,000~20,000円のコスパ最強ベイトリール

10,000〜20,000円以内でベイトリールを選びたい方は以下の5つがおすすめです!
【シマノ】SLX
エントリーモデルには出せない気持ちの良いキャストフィーリングが魅力のハイコスパベイトリールです。シマノの上位機種にも搭載されている特殊なスプールを導入することで、軽量ルアーへのレスポンスも非常に良くなっています。
また、外部・内部の両方にブレーキが搭載されているため、各シチュエーションにアジャストしたブレーキに調整しやすいことも特徴です!
エントリーモデルよりもワンランク上の使い心地を求める方はSLXを選んでみましょう!
【シマノ】SLX DC
SLX DCは、2万円ほどで買える唯一のDCブレーキリールになります。DCブレーキとは、ブレーキの強弱をオートマチックにこなしてくれる最新鋭のブレーキシステムです。
向かい風やスキッピングなどでは、自動的に強くブレーキがかかるため、トラブルレス性が非常に高くなります。また、ブレーキダイヤルはたったの4つしかないため、細かいブレーキ設定が面倒くさいという方にもおすすめです!
【ダイワ】タトゥーラTW
タトゥーラTWは16,000円ほどで買えるハイコスパベイトリールです。パーミングしやすいコンパクトなボディによって撃ち・巻きともに使いやすいと言えるでしょう。中量級〜重量級のルアーをメインに使っていきたい方はタトゥーラTWがおすすめです!
【アブガルシア】ロキサーニ
バス釣り初心者はもちろん、ベテランアングラーからも人気の高い高性能なエントリーモデルです。カーボンを利用したフレームによって強度と耐久性が高く、ビッグバスに対しても主導権を握らせることなくファイトできます。
ロキサーニの実売価格は16,000円ほどです!
【Q&A】ベイトリールに関するよくある質問!

ベイトリールを初めて使う方が感じる質問をまとめてみました。気になる質問があれば、ベイトリールを利用する前に確認してみましょう!
- Q1:安いベイトリールはバックラッシュしやすいですか?
- Q2:ベイトリールの正しい持ち方を教えてください。
- Q3:ベイトリールには何LBのラインを巻けば良いですか?
- Q4:ベイトリールの巻き量の目安を教えてください。
- Q5:ベイトリールの投げ方のコツを教えてください。
それぞれ詳しく解説していきます。
Q1:安いベイトリールはバックラッシュしやすいですか?

今回紹介したようなコスパのいい安いベイトリールは、バックラッシュしやすいのでは?と不安に感じる方もいるでしょう。しかし、代表的な釣具メーカーのベイトリールを買えば、エントリーモデルであっても”使い物にならない”なんてことはないので安心してください。
安心できる日本メーカーのベイトリールは「安い=性能が低い」と考えなくても問題ありません!
Q2:ベイトリールの正しい持ち方を教えてください。
ベイトリールは、「ワンフィンガーグリップ」「ツーフィンガーグリップ」の2つが正しい持ち方となります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、直感的に皆さんが持ちやすいと思った持ち方を選んでいただくと良いでしょう。
▼ワンフィンガーグリップ
ワンフィンガーグリップは、手首の可動域が広くなるため余分の力を入れることなく、ロッドアクションができます。ただし、手首に負担がかかりやすいことはデメリットと言えるでしょう。
▼ツーフィンガーグリップ
ツーフィンガーグリップは、2本の指でベイトリールを支えるため、タックルの重みを感じにくいことがメリットです。
Q3:ベイトリールには何LBのラインを巻けば良いですか?

ベイトリール初心者の方はさまざまなルアーを一本のタックルで使うことになるため、バーサタイルに使える12〜14LBのラインを選ぶのがおすすめです!
また、はじめてベイトリールを使う方は、ライントラブルに強いナイロンラインから使ってみましょう!
Q4:ベイトリールの巻き量の目安を教えてください。

ベイトリールは、スプールエッジギリギリまで巻くのが一般的です。しかし、はじめてベイトリールを使うという方は、スプールエッジのギリギリまで巻くのはおすすめしません。
なぜなら巻き量が多ければ多いほどトラブルも増えるためです。そのためこれからベイトリールをはじめて使う方は、ラインを満タンまで巻かず8割くらいに抑えましょう!
Q5:ベイトリールの投げ方のコツを教えてください。

ベイトリールの投げ方のコツは、ロッドの反発をしっかり利用することです。ベイトリールではルアーの重さをしっかりとロッドに乗せて、その反発力で飛ばすことが重要になるため、必ずロッドを振りかぶった時のしなりと振り下ろした時のしなりを意識しながら投げる練習をしましょう。
コスパ最強のベイトリール|まとめ

今回はコスパ最強のベイトリールを値段別で紹介してみました。ベイトリールは高価なイメージがありますが、なかには5,000〜10,000円ほどで買えるコスパのよいモデルも多数存在します。
少しでも安くベイトリールを購入したいという方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください!
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